カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の傑作。フェデリコ・フェリーニにしか描けない究極の退廃「甘い生活」

配信作品・解説 STAFF: YK
カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の傑作。フェデリコ・フェリーニにしか描けない究極の退廃「甘い生活」

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  1. 甘い生活(フェデリコ・フェリーニ 1959年 イタリア/フランス)

甘い生活(フェデリコ・フェリーニ 1959年 イタリア/フランス)

巨匠フェデリコ・フェリーニにしか描けない究極の退廃──カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の傑作

「甘い生活/LA DOLCE VITA」

作家になるためローマに出てきたマルチェロだが、実際はゴシップ記者という望まぬ職業に甘んじ、毎夜豪華なナイトクラブやパーティーに出かけては有名人のネタをあさっていた。自らも富豪の娘と一夜を共にしたり、撮影のためローマ入りしたハリウッドのグラマー女優と噴水で戯れたりと、乱痴気騒ぎに明け暮れる。そんなある日、マルチェロは愛人を連れて友人スタイナーを訪ねるが、スタイナーは子供を道連れに自殺してしまう。
イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニがローマ上流社会の退廃をセンセーショナルに描き、社会問題を巻き起こした衝撃作。カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝き、他にもアカデミー衣装デザイン賞(白黒)受賞。

■出演
マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ、アヌーク・エーメ、バーバラ・スティールほか

「甘い生活」(C) Rizzoli 1960

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