奇妙な三角関係の行方は―。伝説の映画作家ジャン・ユスターシュの鮮烈な長編第1作『ママと娼婦』

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奇妙な三角関係の行方は―。伝説の映画作家ジャン・ユスターシュの鮮烈な長編第1作『ママと娼婦』

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  1. ママと娼婦(ジャン・ユスターシュ フランス 1973年)

ママと娼婦(ジャン・ユスターシュ フランス 1973年)

お金も仕事もないその日暮らしの青年アレクサンドルは、ブティックを経営する年上女性マリーの部屋で暮らしていた。そんなある日、元恋人に愛を告白し結婚を迫るが、あえなく振られてしまう。その後、カフェで出会った看護師ヴェロニカとデートの約束を取り付け、急速に親しくなっていく。やがてアレクサンドルがヴェロニカをマリーの部屋に連れ込むようになるが、2人の関係を知ったマリーは嫌味を言う程度で大人らしく対処する。

42歳で早世したジャン・ユスターシュ監督の長編第1作。実体験を基にした奇妙な三角関係を、16ミリモノクロ長回しで長時間じっくり綴る。カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリと国際映画批評家連盟賞を受賞。

■出演
ベルナデット・ラフォン、ジャン=ピエール・レオ、フランソワーズ・ルブラン、イザベル・ヴェンガルテンほか

(C) Les Films du Losange

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