ヴィム・ヴェンダース×ニコラス・レイ。伝説的なコラボレーションから生まれた虚実入り混じる異色作「ニックス・ムービー/水上の稲妻」

配信作品・解説 STAFF: YK
ヴィム・ヴェンダース×ニコラス・レイ。伝説的なコラボレーションから生まれた虚実入り混じる異色作「ニックス・ムービー/水上の稲妻」

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  1. ニックス・ムービー/水上の稲妻(ヴィム・ヴェンダース 西ドイツ 1980年)

ニックス・ムービー/水上の稲妻(ヴィム・ヴェンダース 西ドイツ 1980年)

 ヴィム・ヴェンダースが親友であり敬愛する映画監督、ニコラス・レイのニューヨークの自宅を訪ねる。2人は共同で新作映画を撮る企画を話し合うが、このときすでにガンに蝕まれていたレイの病状はヴェンダースの想像以上に悪化していた。それでも2人はアイデアを出し合って企画を進めていくが、ある日、レイが緊急入院することに。ヴェンダースは、衰弱しきったレイの姿をカメラに収めることの是非を自問自答していく。

 『大砂塵』『理由なき反抗』などの孤高の映画作家、ニコラス・レイとのコラボレーションを実現した一作。現実と虚構が錯綜する映像世界に、死期迫るレイの壮絶な姿が刻み込まれた異色作だ。

■出演
スーザン・レイ、ティモシー・レイほか
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(C) 1980 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH

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