PROGRAM

放送作品情報

ジャッカルの日

THE DAY OF THE JACKAL 1973年 イギリス フランス / 字幕 : 143分 / 吹き替え : 115分 サスペンス

フレデリック・フォーサイス原作、フランス大統領暗殺をめぐる社会派サスペンスの秀作!
放送日時
2019年11月17日(日) 23:30 - 深夜 02:00
2019年11月21日(木) 10:00 - 12:30
解説

フレデリック・フォーサイスのベストセラー小説が原作の社会派サスペンスの秀作。『地上(ここ)より永遠に』のフレッド・ジンネマン監督が、フランス大統領暗殺を企てる殺し屋と警察との緊迫した攻防を描く。

ストーリー

1962年フランス、アルジェリアの独立を容認したドゴール大統領に怒った過激派団体OASは大統領の暗殺を企てるが失敗してしまう。この事件がきっかけで、警察に厳しく取り締まられて弱体してしまうOASであったが、再度大統領暗殺を企て、イギリス人の殺し屋ジャッカルを雇う。暗殺計画に気が付いたフランス政府は、敏腕警視ルベルに捜査を一任するが、捜査は難航。相手は一筋縄ではいかない、すご腕の相手だった…。

出演

※(声優)は吹き替え版作品が放送される場合の情報です。
字幕版、吹き替え版については、放送日時横のアイコンでご確認ください。

エドワード・フォックス (野沢那智)
ミシェル・ロンズデール (稲垣隆史)
デルフィーヌ・セイリグ (鈴木弘子)
アラン・バデル (家弓家正)
ほか

字幕/吹替
字幕 吹替
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
字幕 : ワイド画面 / 吹替 : スタンダード
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2019/9/24

    暗殺の場面だけに目が行ってたが…

    殺し屋を雇うために銀行強盗をするなんて、中々面白い。

  • 鑑賞日 2019/9/20

    ハードボイルドだねえ

    現代ではアナログなのは、それはそれで面白い 基本的に音楽がないのもリアリティが湧く 最後の答え合わせがシブい

  • 鑑賞日 2019/4/14

    40年以上もこんな面白い映画を見てなかったとは!

    初めて見てびっくりした。猛烈に面白い。面白い映画とはこれですね!こんな風に作っても面白くなるんですね!音楽や無駄なカメラワークで煽らなくても映画は面白くなるんですね。日本の映画制作に携わるみなさん、これをじっくり見て映画を勉強しましょう! △説明不足というか無駄と思われる描写さえも、全体から見ると弱点にはなっていない。 *フランスに入り、ホテルで有閑マダムに目をつけ、同衾してしまう。これはやり過ぎだし、ド・ゴール暗殺直前にそんな事しねえだろ?!と思う。 *パリに入ってなぜか最初にサウナに行く。で、声をかけられた男の家に滞在する。これはワケわからない。ゲイのハッテン場?って言うんだっけ?で、この泊めてくれた男を殺してしまう。ただ殺すとこは描かない。 2時間20分はいかにも長い。はじめの数十分(45分ぐらい)はあまり面白くない。が、だんだん面白くなる。それもどんどん面白くなる。 イタリア、ジェノバだっけ、の市場でスイカを買う。そのスイカに目鼻が描かれてあり紐でくくられ樹の枝に吊るされてる。で、作らせた狙撃銃の標的にする。1回目、2回目はスイカの真ん中に当たらなくて銃の調整をする。調整後、弾を変えて撃ちスイカに命中し破裂する。ここの面白さ! 攻めるジャッカル側と守るフランス側の描写をうまく混ぜているのは編集の妙かな?実はフランスの閣僚達がみんなイギリス英語なんだけど大きな違和感にはならない。 閣僚の1人がハニートラップにはまり情報が流れてしまう。これもグダグダ描かない。その閣僚が馬に乗ってる時に犬を連れた女と遭遇してごちゃごちゃがある。で、その次はその女と同衾している。 大人というか練達、熟練というか、ホントに語り口が上手いよね。 『よっ、フレッド・ジンネマン、名人!』と声をかけたくなる。 日曜の午後、すごく濃密な時間を過ごさせてもらいました。 ありがとう!

  • 鑑賞日 2019/4/10

    サスペンスは勿論のこと、一級のアクション映画でもある

    子どもの頃、テレビ放送で観た記憶はあるけれど、全尺を鑑賞するのは、これが初めて。 1962年秋、アルジェリアのフランスからの独立を認めたドゴール仏大統領は、軍部などの右翼過激派から反感を買い、地下組織OASからの襲撃を受ける。 しかし、その襲撃は失敗に終わり、主犯格は死刑となった。 OASは、プロの外国人暗殺者を雇うことに決めた。 男(エドワード・フォックス)はコードネームを「ジャッカル」と名乗った・・・ というところからはじまる物語で、フレデリック・フォーサイスのベストセラー小説の映画化。 そこから先は、「ジャッカル」vs.仏英警察の攻防。 攻防・・・とは書くものの、派手派手しいアクションなどは皆無。 「ジャッカル」は暗殺のための手段と時間と場所を選定し、それに必要な道具を揃えていく。 複数の身分証明書、変装のための道具、暗殺に適した武器・・・ もう、淡々と、プロとして仕事をするのみ。 対する警察は・・・ といえば、暗殺者は誰なのか、どう名乗り、どのような姿をしているのか、潜伏先はどこなのか、そして、暗殺の時日と場所は・・・というのものを丹念に洗い出していくだけ。 フランス側で指揮を執るのがルベル警視(ミシェル・ロンズデール)で、一見凡庸っぽいが、とにかく粘り強い雰囲気を醸し出している。 捜査方法も地味で、入国者の洗い出し、滞在先の洗い出し・・・と、地面に這いつくばっての捜査か、書類の突合作業ばかり。 なので、「何も起こらないじゃないか」なんていうひとも出てくるかもしれないが、この映画は、そんな地味な作業を「必要最小限」の映像と音響で魅せていきます。 この「必要最小限」というのは、かなり難しい。 それも「行動で」である。 この「行動」とは、すなわち「アクション」であり、この映画はアクション映画なのである。 それも第一級のアクション映画。 いくつか描かれる殺人のシーンは、そのものズバリのシーンを描かない。 リアクション、もしくは事後の描写だけ。 そんな抑制があるので、中盤描かれる、「ジャッカル」の試射シーンが素晴らしい。 100メートルほど離れた樹の枝に釣った西瓜。 照準器を覗き、撃つ。 弾は少しズレる。 照準器を修正し、撃つ。 中心に近づくが、ほんの僅かにズレている。 再び、修正。 そして・・・カメラを切り返して、西瓜に命中、木っ端みじんに飛び散る・・・ こういう描写をスリルを含んだアクションというのだ。

  • 鑑賞日 2013/11/16

    硬質な緊迫感

    F・フォーサイスの原作には確かにあった、逃げるジャッカルと追うルベルが繰り広げる躍動感漲るドラマ展開はこの映画にはない。その代わりに全編を支配するものは、ふたりのストイックな行動様式から滲む高いプロフェッショナリズムであり、余分なBGMや説明描写を最小限に抑えたドキュメンタリータッチの語り口から漂う硬質な緊迫感である。そんな映画ならではの余情を画面に醸し出し、原作とはまた違った妙味を観る者にもたらす名匠F・ジンネマンの独自のセンスが光る秀逸のミステリーサスペンス。 あと、出生不明の謎の殺し屋を見事に演じきったE・フォックスのクールでダンディな佇まいとともに、茫洋とした面持ちを崩さないM・ロンズデールの滋味深い存在感が心に残る。

  • 鑑賞日 2019/3/10

    フレッドジンネマンの名作

    リメイク版ジャッカルのオリジナルとして有名な作品。 冷静沈着で冷酷な暗殺者ジャッカルとジャッカルを追う捜査官ルベルのお話。 キャストの演技が凄かったし、ジャッカルを演じたエドワードフォックスがカッコいい。 警察に追われながらも、大統領暗殺という仕事を遂行する為に民間人に近づいて話術で魅了し、上手く利用する。女性もイチコロで、仕事だから、暗殺の邪魔と感じたら殺すという冷酷ぶりは凄まじい。 もう一人の主人公ルベルは捜査の腕と刑事の勘で警視まで上り詰めた。ジャッカルの考えている事をわかるようで、ジャッカルが姿をくらましても、諦めない。 だけど、エドワードフォックスの存在感がある。ルベル役のマイケル・ロンズデールも有名らしいけど...

  • 鑑賞日 2013/3/15

    積み上がっていくエンターテイメント

    午前十時の映画祭 中学生の時、クラスメイトがストーリーを結末まで全部話してしまい観る気が失せていたのだが、彼が語らずにはいられない気持ちが理解できた。大まかな展開はイメージ通りだったが、プロットやディティールを丹念に積み上げていく素晴らしさ。そしてF・ジンネマンの冷徹な演出こそが最大のエンターティメントになっている。

  • 鑑賞日 2019/1/26

    アーティストだ

    暗殺者もここまでいけばアーティストだ。

  • 鑑賞日 2019/1/22

    職人気質な映画なのかな

    名作、佳作の多いフレッドジンネマン監督作品のなかで、晩年の作品。晩年の、わが命つきるとも、ジュリア、そしてこのジャッカルの日は、いずれも好きです。録画しておいたのを観ました。エドワードフォックス演じるジャッカルはスナイパーらしくクリスピーでいて、マッチョでないところがいい。色を添えるデルフィーヌセイリグ は期待を裏切らず美しい。最近の女優のようにゴージャス過ぎないところがいい。

  • 鑑賞日 2019/1/13

    腕のいい職人の仕事

    ◎ 5回目の鑑賞。舞台の設定は半世紀以上も前だから、セキュリティはかなり甘い。ずいぶんあっさりと暗殺者を首相に近づけてしまう。逆に現代が舞台だと、ここまでドラマが盛り上がらないだろう。 ◎ 最初に放った弾丸が外れるシーンなど、実にあっさりと描かれる。変に気を持たせたりしない。やっぱりこの映画は職人の仕事だ。

  • 鑑賞日 2019/1/10

    また観た

    結末はわかっているが、追う者と追われる者の行動を丁寧に描いて、あのラストシーンまでの緊張感の高まりは、なんど観ても素晴らしい。また観たい。

  • 鑑賞日 2018/11/24

    「白い恋人たち」を見たら、「栄光のル・マン」ではなくドゴール大統領つながりでこちらが見たくなった。 見るほどに見事なサスペンス。今にしてみるとアナログ検索で地味な操作の積み重ねが緊張感たっぷりに描かれていて面白い。追う者とそれをかいくぐる者言葉をかわしはしないが丁々発止の駆け引きがたまらない。

  • 鑑賞日 2017/6/8

    最初から最後まで見事な緊迫感。サスペンス映画のお手本。眉間にしわを寄せてただ走り回ったり、お題目を怒鳴りあうだけという、どこかの国の刑事物とは格段の差が・・・。

  • 鑑賞日

    先に読んでいた

    原作は傑作サスペンスだった。下手な脚色のない非常に忠実な映画化で、傑作サスペンスに仕上がっている。初めから結末が分かっていて、サスペンスで引き付けるとは、凄いですねえ。

  • 鑑賞日 2014/3/9

    わかっていても

    結末はわかっていても、ハラハラする。原作の詳しく細かな描写をすっきりと映像で見せることで緊張を高めている。ラストの畳みかける描写は映画ならではだ。

  • 鑑賞日 2015/11/11

    ジャッカルの暗殺計画をスマートにこなしていく感じは気持ちが良いし,フランス警察の追い詰め方も緊張感が出ていて見飽きない.大統領を狙った弾が外れた時は『あっっ』と言ってしまいたくなる

  • 鑑賞日 2015/11/5

    あれはホモの誘い?

    渋い 派手さはないが、プロフェッショナル対プロフェッショナルの熱い攻防 ちょっと鬼ごっこが長すぎた ジャッカルと警視の人間性をもっと描いて欲しかった

  • 鑑賞日 2015/10/25

    映画ってこういうふうに作ると、こんなに面白くなるんだ

    データベースを見るとアメリカ映画ということになってるけど、どっから見てもBBCのテレビ映画みたいな感じ。みんなイギリス英語だし、女優さんもイギリス美人っぽいし、作りもなにもかもイギリス的。 しかし舞台はフランスで、ドゴール首相の暗殺未遂事件がテーマです。 原作者はイギリス人だけど。アメリカでどうやって映画を作るとこうなるんだろう? ストーリーはありがちなのかもしれないけど、一見普通でじつにスマートな殺し屋と、一見おっさんだけどじつに粘り強い刑事が、見応えのある攻防を続けます。映画ってこういうふうに作ると、こんなに面白くなるんだ、というお手本みたい。 しかし、こんなに計算しつくされた犯罪でも、いまなら国境で金属は探知されちゃうし、パスポートはICチップであっという間に情報がヨーロッパじゅうにシェアされてしまうし、なかなかうまくはいかないだろうなぁ。 ラストがまた、イギリス的にブラックでじわじわきますね。 身分を上手に隠せたということは、犯人が誰だか最期までわからないということだ。失敗したらそんな最期を迎えるのがこの商売の行き着くところ。 この賢い殺し屋、いまハリウッドで映画化するとしたらマット・デイモンかな? フランス国内での収録部分も、全部英語で通してるところにちょっと違和感がありました。

  • 鑑賞日 2015/10/16

    ワルキューレと同じ

    ドイツの筈が全編英語、本作もフランスなのに全編英語でした。どうして女にちょっかい出すのだろう。

  • 鑑賞日 2015/10/11

    ジャッカルに感情移入

    暗殺者の用意周到な準備から実行。それを阻止しようと1つ1つの手がかりから追い詰めていく警察。パッと切り替わる見せ方も手伝い緊張感を持続させられる。追跡劇だけでなく、尋問やスパイ判明のシーンも印象深い。

  • 鑑賞日 2013/8/3

    結果はわかっていても

    40年前に観て以来久しぶりだったのでとても面白かった。暗殺しようとする側と阻止しようとする側を並行して描きながら、事件の核心へ迫っていく過程がジンネマン監督らしくリアリスティックでスリリングだ。中心になるのが、冷酷非情で有能な暗殺者ジャッカルと一見凡庸で頼りなさそうな警視という対照的な人物なのも面白い。最後の記念式典のシーンは結果がわかっていてもスリルリングで見応えがある。ジャッカルと知り合いになる女性貴族を演じたデルフィーヌ・セイリグがとても綺麗だったのが印象的だった。

  • 鑑賞日

    暗殺者ジャッカルとルベル警視の攻防戦

    1962年8月のフランス、アルジェリアの独立を認めたドゴール大統領は軍部など右翼過激派の恨みを買った。彼らの地下組織は連合してOASと名乗った。 OASはドゴール大統領の暗殺を企てる。暗殺を請け負ったのは外国人のプロの殺し屋。 彼のコードネームは「ジャッカル」といった。 この作品は、ドゴールフランス大統領暗殺を請け負った1匹狼の暗殺者ジャッカルと、暗殺を阻止せよと警察から全権を任されたルベル警視との戦いを中心に、ジャッカルの用意周到な暗殺の準備を、パリ警察やイギリス当局の地道な捜査をが一つ一つ暴きながら、ジャッカル本人に近づいていく過程を緊迫感たっぷりに描いています。 このような社会派ドラマには時々置き去りにされてしまいますが、この作品は人物の描き分けがはっきりしていて話がわかりやすいが大きな魅力です。重要ポイントは、さりげなく別の人物がもう一度言い換えたりして、観客が話について行けるような工夫がされているような気がしました(若干フランス当局とイギリス当局の区別が付きにくいところもありましたが。何故なら全員英語だからです(笑)。吹き替えなのでしょうか。フランス側はフランス語でやってほしかったです。) 映画全体の張りつめた雰囲気とプロの殺し屋ジャッカルの冷酷非道な行動に息を詰めながら、イタリアからアルファロメオでフランス入りするジャッカルのロード・ムービー的な動きのある画面と、変装するたび変わるなかなかお洒落なジャッカルの装いが、映画の魅力の一つになっていました。 1963年8月25日。解放記念日の式典でついに暗殺計画が実行に移され、ジャッカルと警察の最後の戦いの火蓋が切って落とされます。パレードで賑わう群衆の中で暗躍するジャッカルと、最大限の攻撃と防御を備えた警察。緊張感に満ちたクライマックスです。 面白かったです。 ぜひご覧ください。

  • 鑑賞日 2014/9/18

    ド・ゴールには銃弾が当たらない。これも凄い。

    フォーサイスがこの「ジャッカルの日」を引っさげて華々しくデビューしたのは、よく覚えている。 続けけざまに何作か夢中になって読んだ。ジャーナリスト出身の作家らしく、取材に基づくリアリティに重みがあり、 従来のスパイ・スリラーとは一線を画していた。まして007シリーズのような娯楽色は封印され、 当時の政治状況を踏まえ、OASの先細りの窮状を描写し、一発逆転の暗殺計画が外国人に依頼される経緯が語られる。 架空の戸籍から偽造パスポートを作り、英国人になりすます。 狙撃に使う銃は特注で、目的から逆算した単機能のみで、組立自由、持ち運びに優れたものだった。 ド・ゴール暗殺に向かう冷徹で強靭な意思がジャッカルを形作る。利用できるものは、骨までしゃぶり、邪魔者は消す。 映画はアクション系の監督ではなく、様々なジャンルで高い水準の作品を送り届ける名匠ジンネマン監督。 この視線の確かさが、追う側の捜査陣のリアリティにつながっている。 捜査のトップは、地味なミシェル・ロンズデールであるが、エドワード・フォックスの対極として、まさにハマり役。 スーパーマン的な刑事たちではなく、あくまでも役人タイプで、責任感強く「ジャッカル」を追い込んでいく。 網の目が絞られるサスペンス。情報漏れの一進一退があり、一筋縄には行かない展開に手に汗を握る。 ほとんどジャッカルの勝利であったが、間一髪のスリルで史実の通りに落ちつく。 結果が分かっていても、この面白さ。

  • 鑑賞日 2014/12/28

    一流のサスペンス

     息詰まるサスペンス、周到な計画、追い詰める警察側、ドキュメンタリーのような映像で盛り上げる、素晴らしかった。  こんな風に撮るとわざとらしく無いんだなという見本みたいな映像だった。  エドワードフォックスも名演。

  • 鑑賞日 2014/11/12

    サスペンス映画の粋

     F・フォーサイスの原作をフレッド・ジンネマンが正攻法に描き込んだサスペンス映画の佳作。孤独なスナイパー(E・フォックス)が着々と暗殺の準備を進めていく様子やそれに対抗する官僚や警察たちの追求などを詳細に描き込み、ことさら派手な演出を避けバックに音楽を鳴らすことも控えてドキュメントタッチの画面を作り出し緊張感を煽る。舞台がフランスを中心にしているにも関わらず言語が英語で統一されているという傷さえ気にしなければハードボイルドなサスペンスを存分に満喫できると思う。 それにしても尋問から「ジャッカル」というコードネームを割り出した捜査官の耳の良さ、これが事件の解決の何よりの端緒になっていたのだと再見してみてわかった。細かい小道具にいたるまで丁寧に作りこまれているのでそれらの役割を探す楽しみも尽きない。

  • 鑑賞日 2014/10/22

    実在したフランスの元大統領ドゴール。歴史では彼は暗殺されて死んだわけではない。では、ドゴールはどうやって難を逃れたのか?そこがこの話の核心だ。その大統領を狙うジャッカルと名乗る男。過去に重要人物を暗殺した凄腕の殺し屋。イギリス人らしいということ以外はすべて謎の暗殺者。そしてそれを追うフランス警察の敏腕警視。昼夜をたがわずイギリス警察と連携して、少しずつジャッカルを追い詰めていく。一方、ジャッカルは、次々にその裏をかいて遂にパリいに潜入する。全編ピンと張り詰めた緊張感がたまらない。パリ開放記念日に参列するドゴール大統領。ジャッカルの特製の銃が大統領の頭を狙う。1発打ち込まれた弾丸はドゴールが首をかしげたことでそれてしまう。歴史どおり暗殺失敗、2発目に手をかけたジャッカルは、ギリギリ駆けつけた警視に射殺される。何故ジャッカルは撃ち損じたか?映画ではジャッカルはどこの国の何者かといった謎を残して終わる。たまたま、原作を先に読んでから劇場で見たので何故ジャッカルが失敗したのかは知っていたが、この映画の終わり方もいい。

  • 鑑賞日

    「パリ解放記念日」

    1973年イギリス×フランス合作。伝説のテロリスト(暗殺者)映画です♪「ブラック・サンデー」より「ジャッカルの日」のほうが好きだな^^<物語>1962年OAS(フランスの右翼組織)は「アルジェリア独立」を支持したフランスのド・ゴール大統領を銃撃(暗殺未遂)しました。これに対しフランス政府はOASを壊滅状態に追い込みます。窮地に陥ったOASは超一流暗殺者「ジャッカル」を雇いド・ゴール抹殺を狙うのですが。。凄腕の暗殺者ジャッカル(エドワード・フォックス)とルベル警視の息詰まる頭脳戦が見どころ♪ヾ(*≧∇≦)〃 かっこいい!

  • 鑑賞日

    完成度高し

    映画の評価など当時は意識していませんでしたが、 とても惹きつけられた作品です。 気がつけば何度も繰り返し観ていました。 サスペンスとしての完成度は非常に高いと思います。

  • 鑑賞日

    ハードボイルド・サスペンス

    この作品の魅力はなんといっても、ドキュメンタリー・タッチな演出と暗殺者ジャッカルと警察の攻防である。結末は分かっているのに、何度も観てしまう作品だ。

  • 鑑賞日 2014/9/23

    暗号名はジャッカル

    ジャッカルは地名だと思っていた。恥ずかしい。

  • 鑑賞日 2014/9/18

    フランス警察もやるもんだ!

    劇場で見た時はジャッカルの行動にだけ目を奪われていたが、フランス警察も中々やるもんだ!だから子暗殺を未然に防ぐ訳だけど…。ジャッカル自身もクールな暗殺者として神々しく感じていたのだが実は脇が甘いんだ。見直すということはいいものです。

  • 鑑賞日

    導入部がうまい、対比のうまさ

    実在の人物や歴史的事実を背景に描かれたサスペンス映画。フィクションでありながら、リアルに感じるのはやはり導入部がうまく描かれているからだろう。加えて対比のうまさ。観客はテロリスト側、警察側、両方の動向を知っているわけだが、ついついどちらの側も応援したくなる。好奇心を鷲掴みされた映画。

  • 鑑賞日 2014/9/17

    前半は退屈だが、ジャッカルがフランス入国してから俄然面白くなってくる。仕事の前に有閑マダムをナンパしたり、せっかく塗装を変えて車をカムフラージュしたのに直後に事故ったりと、スナイパーとしてのジャッカルは一流とは思えないがw

  • 鑑賞日

    傑作

    何度観てもハラハラする傑作だ。何回目かからは、ジャッカルが成功すれば良いのに、とも思ってしまう。現在発売中のパッケージには日本語吹き替え版が収録されていない。ぜひ、収録して貰いたい物だ。

  • 鑑賞日 2014/4/17

    今ならもっと。

    殺し屋と警察との駆け引きというか、 抜きつ抜かれつの攻防戦。 展開としては非常に面白いし、スリリングである。 きっと、今映画化されれば、傑作になる予感すらある。 特注の射撃用の銃とかかっこいいし。 ただ、今作ではクライマックスの盛り上がりに欠けるのは間違いなく。 かなり伸ばしに伸ばして、もう終り? みたいな。 中盤が一番面白かった。

  • 鑑賞日 2014/3/19

    ジャッカルとオズワルド

    ◎ 昨年、スティーヴン・キングの作品の新しい翻訳が出た。「11/22/63」。タイムトラベルを扱ったSFファンタジーだ。タイトルから想像されるように、、1963年11月22日にダラスで起きたケネディ大統領暗殺を題材にしている。高校教師の男が友人の頼みで、半世紀前のテキサス州ダラスに行き、オズワルドの凶行を阻止しようとする。このクライマックス・シーンが「ジャッカルの日」によく似ている。オズワルドがケネディの頭を吹き飛ばそうとする瞬間に、教科書ビルの6階に高校教師の男が飛び込み、オズワルドの放った銃弾が上方にそれてしまう。振り返ったオズワルドがライフルを発射すると、その弾は転んだヒーローの後ろにいたヒロインの命を奪う。オズワルドは警官隊の一斉射撃でハチの巣になる。 ◎ ジャッカルが放った銃弾は、ドゴール大統領がお辞儀をしたため、その頭に当たらずに地面にめり込む。そこにルベル警視が制服警官一人とともに飛び込み、振り返ったジャッカルが制服警官を撃ち、弾を込めている間にルベルがジャッカルを仕留める。全編ドキュメンタリー・タッチのために、歴史上の事実のように感じるこのシーンの設定は、1963年の8月25日の解放記念日。ケネディが殺された同じ年だ。

  • 鑑賞日 2014/3/9

    ジャッカルの日

     ドゴール大統領の暗殺を目論む一匹狼の殺し屋ジャッカルと、彼を捕まえようとするフランス警察との息詰まる攻防戦が、力強く描かれている。フレデリック・フォーサイスの原作がしっかりしていることに加え、巨匠フレッド・ジンネマンの無駄のない演出が本作を超一級のサスペンス映画に仕立てている。ジャッカルを演じたエドワード・フォックスと、彼を追うルベル警視を演じたミシェル・ロンスダールの演技も良かった。  ジャッカルは冷酷無比の殺し屋だが、アバンチュールを求め、ニースにバカンスに来ていた上流階級の夫人と一晩共にし、彼女の自宅まで行き、再びベッドを共にするというプレイボーイぶりも発揮する。  一方、彼を追うルベル警視は外見は冴えない中年男だが、緻密な捜査で彼を追って行く。最後まで、ジャッカルの正体はわからず、ドゴール暗殺計画が実行に移される。あくまでもフィクションなのだが、実際に起きた事件を題材にしているような演出が見事だ。  実際のところはわからないが、プロの殺し屋は依頼を受けたターゲットのみを殺すのかと思いきや、ジャッカルは依頼に関係なく、自分の身の危険を察知すると顔色ひとつ変えずに殺すことに驚いた。  60年代のパリの町並みの美しさにも目を見張った。やはり、ヨーロッパはいい。

  • 鑑賞日 2014/3/14

    ジンネマンの腕

    1963年、フランス大統領暗殺を狙う反体制組織OASに雇われた暗殺者のコードネームはジャッカル、50万ドルで暗殺を請け負う。契約金調達のためOASが各地で銀行強盗したことからフランス政府が異常事態を察知、警察の副総監レベル警視が陣頭指揮をとって捜査を開始する。 ジャッカルのパスポート偽造の手口、変装準備、銃器の製造と性能確認の様子など、用意周到さが細かく描かれ、それが後半に見事に生きている。一方のレベル警視の追求もすごい。ジャッカルの名前の確認と身元の確定にかける執拗さ、情報を入手したあとの行動の早さ。この警視を演じたミシェル・ロンスデールは一見、田舎のオジサンのよう。それが逆に効果を上げ、緊迫感を増している。 監督は淡々とした緊張感でぐいぐいきた「真昼の決闘」のフレッド・ジンネマン、本作品でも淡々としながらサスペンスを持続させて最後まで見せる。

  • 鑑賞日 2014/3/9

    ジンネマン監督の職人芸

    フランスの反体制組織からドゴール大統領暗殺を依頼された殺し屋ジャッカルと警察機構との壮絶な頭脳戦を描いた本格サスペンスの決定版。毛髪用の染料や露店に並ぶ勲章を主人公が購入する場面をいわゆる伏線として前半にちりばめ、それぞれが作品のクオリティーを担う小道具であることを十分発揮させる後半の見事なトリック説明。組織の協力者の逮捕と自供、さらに交通事故という不測の事態さえ次々と乗り越えた主人公がラストの暗殺場面で、受勲式恒例の”お辞儀”を計算していなかった痛恨のミス。まさに神は細部に宿る、この言葉を実感させられた。

  • 鑑賞日 2014/1/26

    ドキュメンタリータッチ

    昔、大阪OS劇場のシネラマで鑑賞。 殺し屋ジャッカルがドゴール暗殺を計画し実行に及ぶまでの過程を丁寧に描写している。 武器の調達から試射、偽造書類の入手、各工程をまじめに描きながら徐々に緊張感を高めていくプロセスが秀悦。 ターゲットはドゴール大統領という実在の人物を描いているため映画はドキュメンタリータッチに展開するが、その展開に殺し屋ジャッカルを追いつめるルベル警視のキャラによる実在感が大きい。 その他、編集・音響うまくまとまっていい映画なんだなあ。

  • 鑑賞日 1973/9/19

    何回見ても、引き込まれる2時間23分。ジンネマン健在なり。

     1973年9月19日、新宿プラザ劇場にて。  1974年9月20日、飯田橋佳作座。  2008年4回目でまたまた堪能。  あの軽~い銃、カッコええわ。  あのスイカ、割れるとこ、ええわ。  淀川さんではないが、本物とはコレ! 本物の映画とはコレですね。   今、思うと、新宿プラザの大画面は、不必要にディメンション150にブローアップされた画面ではあったが、名画とはそんな弊害をもろともしなかったのである。 エドワード・フォックス、忘れないぜ。

  • 鑑賞日 2013/12/11

    再鑑賞 ネタバレ

    背景は、先日見た、最初の人間 と同じ。最初の人間の舞台はアルジェリアだが、こちらは支配していたフランスで起こった事件を扱った社会派サスペンス。ハリウッド映画のような派手な演出は無いが、見応えがある映画。頭の良い暗殺者とそれを追う警察。危機一髪のところでうまく逃げ切り、徐々に標的に近づいて行く暗殺者。コンビューターでのデータ管理が一般的でない時代に、手作業で暗殺者を割り出し、追い詰めて行く警察。暗殺者の完璧な計画と危なくなった時の対処法、エイリアンが次々と寄生先を変えるように変身していく様は見事!あと一歩で任務完了のところ、的を外してしまう。最後は警察に銃殺されあっけない最後を迎えた。暗殺者は当初、英国人の特定の人物と判明していたが、実は別人だった。彼は一体何処の誰なのか謎のまま。というオチ。 フランスには世界中から観光客が来るし、何処の国からの観光客かを絞っても大変な数になるね。 暗殺者ジャッカルはスタイリッシュでかっこよかった。

  • 鑑賞日 2013/12/11

    何回みてもいい

    何回みたかわからないですが、毎回、面白いです。 全編、ずっと緊迫感が持続します。ムダなシーンが一切ない、主人公ジャッカルのようなタイトな演出です。 見ているうちにジャッカルに感情移入してしまい、ド・ゴールをちゃんと暗殺できるように、と思ってしまいます。暗殺のシーンは実際のイベントを撮影したフィルムと役者の入ったフィルムを巧みに編集してることに気が付きました。 主役のエドワード・フォックスはこれ一本で映画史に残るのでは。(他にもその後脇役でいろいろ出てますが。) これにくらべて。90年代にブルース・ウィリスがジャッカルになる再映画化はひどかった。ラジコンの機関銃で撃ちまくる、ひどくガサツなジャッカルでした。

  • 鑑賞日 2013/11/17

    現代では成立しないサスペンス

    他者の戸籍を勝手に閲覧して偽造したり、犯人の身元照会にやたら時間がかかったりと、 全てがデータ化されている現代社会では、この映画のトリックは成立しないので、 今から見直してみると古式蒼然たるサスペンス映画であることは否めない。 でも、それがこの映画の魅力でもある。 犯人が夫人を殺してしまうシーンも全てを写さないので想像力がかき立てられるし、 全てがクラシックなサスペンス映画の枠に収まっていて、かつ現代的などぎつさのない、 優しいサスペンス映画だね。

  • 鑑賞日 2013/11/20

    見事な緊迫感

    銃撃戦やカーチェイスがあるわけではない。しかし、 緊迫感に満ちた追跡劇が展開される。 原作の面白さを損なっていない点では、これは原作 の映画化としてはベストワンクラスであろう。

  • 鑑賞日 2013/7/27

    午前十時の映画祭にて 最後、えっ。って声が出た。w

  • 鑑賞日 2013/8/4

    緊張感の持続

    追われる方にも追う方にも細かい事を言うと落ち度はあるし、結果も分かっていたって面白い

  • 鑑賞日 2013/8/8

    本物とはこれを言う

     これほどまでに面白くて、話にのめり込まされたのは初めてかもしれない。ド・ゴールなんて名前初めて聞いたし、フィクションだとしたら最後に暗殺成功するんじゃないかと思いつつ、まあ無理だろうと分かりながらも最後まで引き付けられた。  殺し屋の主人公がフランス大統領の暗殺を依頼されて、How、When、Whereを決め、それをどう実行に移していくかというのを、非常に綺麗な流れの中で無駄なく映していく。その華麗な手順を見ているだけでここまで面白いのかと驚かされる。毛染めなんか入国する時にでもすぐに使うのかと思いきや、ラストの方で危うくなってきたときに、ここぞと言うところでデンマーク人に変装して、警察の追手をひらりひらりと交わしてく。ラストほど主人公の非情さが際立ち、機転が冴えわたり、ギリギリのスリルが何とも爽快である。  そして、主人公ジャッカルが使う銃にも驚く。おそらくあの形でも実際に使えるのだろうけれど、あまりにもシンプルな見た目で意表を突かれる。もちろんサイレンサーが付いていて、スイカを使って試し撃ちをするときも、3発使って照準を合わせ、4発目に破裂弾が命中したときに標的が静かに飛び散る。このカムフラージュに最適な造形と静けさ、それに見合わない破壊力に本物の暗殺の怖さを感じる。  政府側もしっかり描かれていて、特に捜査を一任されたクロード警視の疲れている感じが良かった。正体を突き止めたところで一旦操作からはずされて、その晩はぐっすり眠って妻が起こそうとしても全く反応しないのが面白い。優秀でも非常に苦労しているところに好感が持てる。そして彼が官僚たちを盗聴して、ジャッカル側のスパイの声を流すシーンで、女に取り入られていた官僚の一人が静かに部屋から去っていくところも非常に印象的。  つまりこの作品の良さは魅力的なキャラクターと丁寧な演出にあると思う。ジャッカルが目的のために一つ一つ準備する本物の暗殺の丁寧さと、それを映し出すジンネマンの一級の監督としての丁寧な演出が見事にマッチしている。そこから、綺麗に展開されていく美しい物語の「流れ」が生まれ、それが巧み過ぎて面白いという奇跡的な作品に仕上がっているのだろう。本物の暗殺とは、本物の映画とはこのことを言うのだろう。

  • 鑑賞日 1976/8/28

    2回目の観賞

    1976年8月28日に観賞。高知・土電ホールにて。第2回5本立て、オールナイト・フィルムマラソン。 同時上映はすべてCIC配給「フォロー・ミー」「チャップリンの伯爵夫人」「フロント・ページ」「セルピコ」。

  • 鑑賞日 1973/10/13

    当時は

    1973年10月12日に鑑賞。高知・テアトル土電にて。前売550円。ユニヴァーサル映画=CIC配給。 当時、地方では2本立てで封切られていた。同時上映は同じくパラマウント映画=CIC配給の「爆走!」主演は「バニシング・ポイント」のバリー・ニューマン。 フレッド・ジンネマンの傑作である。

  • 鑑賞日

    エドワード・フォックスの代表作ですね。ジャッカルに惹かれてしまう部分あり

  • 鑑賞日 1999/10/21

    素晴らしい。

    素晴らしい映画でした。 暗殺者関係の映画で、こんなに見ているほうが息詰まる、そしてドキドキする映画は他にないのでは? しかも、この映画は1970年代に作られています。 もう一度見たい映画です。

  • 鑑賞日

    暗殺映画の名作

    F・ジンネマンらしい緻密で研ぎ澄まされた感じのシャープな演出でスピーディに展開する画面から目が離せない面白さ。いかにも凄腕と思わせるE・フォックスに比べ警視役のM・ロンダールは一見のんびりとしてどう見ても切れ者には思えないような感じで、ちゃっかり全大臣の家に盗聴器をつけさせスパイを炙り出すなど芸が細かい。最後まで緩みなく追跡劇が進んだ後、ラストの狙撃場面は秀逸。

  • 鑑賞日 1988/2/6

    原作も映画も傑作

    1988年2月6日、鑑賞。 フレデリック・フォーサイスの原作は大好きな本で、何回も読んでいた。その後、この映画を観たが、原作のストーリーやイメージを壊さぬように映画化したフレッド・ジンネマン監督の手腕は凄い。 キャスティングから、まずは成功している。ジャッカルというコードネームの殺し屋を演じたエドワード・フォックスなど原作イメージどおりである。 原作も映画も傑作という作品。

  • 鑑賞日 2009/7/14

    優秀な男たちのせめぎ合いの連続!

    フランス共和国初代大統領シャルル・ド・ゴールの暗殺を狙う男”ジャッカル”と 何としても阻止しようとするフランスを中心とした警察組織のせめぎ合い。 見どころたっぷりのサスペンスで140分あっという間でした。 頭が切れ、バックの組織を巧みに利用し、ド・ゴール暗殺に近づいていくジャッカル。 序盤、その計画は淡々と静かに、そして確実に進んでいきます。 カメラはずっとジャッカルを追っており、彼の綿密さや周到さが、後になればなるほどわかる面白さ。 そして、暗殺計画をしってからの警察側の執拗な調査も興味深い。 こちらもジャッカルに負けず劣らず無駄なく、着実な捜査で、追い詰めます。 こういった物語には結構警察側に隙があり、テロはそこを突くことが多いですが、 ここに出てくる警察はみんな優秀。判断も早く、行動的なのが頼もしい。 でも少しだけジャッカル(と後ろの組織)が先を行ってしまうのがまた痛快なんです。 この優秀な男たち同士のせめぎ合いが実に楽しく見ごたえがありました。 このジャッカルの計画がどこまで成功に近づくのかも見ごたえあります。 まさにミステリーの真髄と言えます。 もとはベストセラー小説だそうで、ストーリーは文句なしの面白さ。 映画を見てもらうとわかるのですが、ジャッカルは”謎の男”ですので、 小説を読まれた方は、さぞかし楽しめたのではないでしょうか(笑) ひとつだけ難点を言わせてもらえば、登場人物(特に警察に協力する側)が結構たくさんいて、しかも顔や雰囲気が似ているので、誰が誰か上手く掴めなかったのが残念でした。 活字離れして久しいですが、久しぶりにじっくり読みたくなる小説を見つけました。 挑戦はいつになるかわかりませんが(笑)

  • 鑑賞日 2012/9/1

    ドゴール暗殺

    1960年代、ドゴール大統領暗殺を計画した秘密軍事組織。 殺し屋を次々と送り込むがことごとく失敗。 そこで最後の切り札としてジャッカルに依頼をする。 暗殺計画に気がついたフランス警察が少しずつジャッカルを追いつめていく そして・・・。 ジャッカルと警察の攻防が見ものです。

  • 鑑賞日 2010/9/27

    クールでナイスなゴルゴ13

    自分のBLOGより> クライム・サスペンス(特にスナイパー映画)の傑作として よく挙げられる作品。 警察目線と犯人目線、両方楽しめるのがミソである。 「ジャッカル、危ない」、「あとちょっとだ警察」と まるで両方応援してしまう度素人野球観戦者 のように観てしまうほど面白いのだ!! 話は単純、大統領暗殺を頼まれた凄腕暗殺者ジャッカルが ヨーロッパを縦横無尽に駆け回るというものである。 そして、スナイパーと言えばドデカい銃を 隠れた場所から使うイメージがあるが この作品は違う。 パイプをつなげただけに見える簡易銃なのだ。 しかもジャッカルが持つと異様に格好良く見えるのだ。 ただ者じゃない演出とキレのあるキャラクター、 気に入りました。

  • 鑑賞日

    極上のサスペンス

    フォーサイスの原作も 面白かったが 映画も抜群に面白い。 一匹狼の殺し屋「ジャッカル」と それを追う警察。 捕まりそうで捕まらない。 厳戒態勢の敷かれたパリ市内で ジャッカルはどう 目標に近づくのか・・・。 エドワード・フォックスの最高作だと思います。

  • 鑑賞日 2012/4/20

    原作と合わせて120%

    原作は最高の一冊でした。映画を観る事で、より深まります。 まずは一読あれ。