PROGRAM

放送作品情報

ベルリン・天使の詩

WINGS OF DESIRE 1987年 西ドイツ フランス / 129分 ファンタジー ドラマ ラブロマンス

天使が舞い降りた古都ベルリン。ヴィム・ヴェンダース監督がめくるめく壮麗な映像美で綴るファンタジー
放送日時
2019年04月05日(金) 08:15 - 10:30
2019年04月15日(月) 10:45 - 13:00
2019年04月25日(木) 06:00 - 08:15
2019年04月28日(日) 深夜 03:30 - 06:00
解説

天使と人間の女性の愛を描き、日本でも大ヒットしたヴィム・ヴェンダース監督のファンタジー。まだ“壁”が存在していたベルリンを舞台に、天使の視点をモノクロ、人間の視点をカラーで表現した映像美にも魅了される。

ストーリー

ベルリンの街を見下ろす天使ダミエルとカシエルの日課は、人間たちの行動を観察し、その心の声に耳を傾けること。そんなある日、サーカスに立ち寄ったダミエルは、空中ブランコ乗りの美女マリオンに心引かれていく。また、あるときはベルリン滞在中の俳優ピーター・フォークが、子供にしか姿が見えないはずのダミエルに話しかけてきた。人間の生活に憧れを抱いたダミエルは、ついに天界から下界に降りることを決意するのだが…。

製作・監督・脚本

ヴィム・ヴェンダース

出演

ブルーノ・ガンツ
ソルヴェーグ・ドマルタン
オットー・ザンダー
クルト・ボウワ
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日

    詩的な映画

    おっさんが天使と言うのもユニークだし、人間の中にも、元天使がいたと言うのも予想外で面白かった。全体的に、タイトルにあるように「詩」的な映像と愛がテーマとなっているストーリーで、芸術的で真面目な作品に仕上がっている。 ただ、真面目な映画と言うのは、個人的にはちょっと引いてしまう傾向があり、天使が人間となる話だったら、「アンジェラ」の方が好みである。この映画とは正反対に、やや不真面目な映画ではあったが。

  • 鑑賞日 2019/1/1

    ヴィムヴェンダース監督です。良いですねぇ。天使たちが集まる図書館のシーンが好きです。ピーターフォークも良いんだよな。天使がオッサン集団っていうのが新鮮です。

  • 鑑賞日 2018/10/1

    何度観ても素晴らしい

    テンポやセリフの深さやカメラワーク、音楽・・・。とても万人受けはしないだろうが、ヴェンダースはどうにも相性が良すぎて。

  • 鑑賞日 2018/4/1

    神に見捨てられた街

     ヴィム・ヴェンダース監督作初鑑賞でした。ハリウッドでリメイクもされていて、知名度のある作品という印象だったので、万人に受ける内容をイメージしていたのですが、非常に難解な作品だったのですね。  普通に観ると「人間に恋をした天使が、天使を辞めて人間になる話」としか受け取れませんが、YouTubeにあがっている、町山さんの解説を聞くと、いろいろな裏設定があることがわかり、「そら知ってないと分からんわ」という感じでした。ホメロスが重要なキャラクターらしいのですが、ヴェンダースが伝えたかったことを突き詰めていくと「ダミエルの恋の話はどこ行ったの?」というくらい、深いテーマが隠されていたことがわかります。  ベルリンの壁崩壊が1989年。私が生まれたのがその2年後なので、知識としては知っていても、リアルタイムでニュースを見ていなかったせいか、ベルリン=壁という印象が薄く、観賞中も意識していませんでした。ダミエルが地上に落ちて人間になった時に背景に映っていた、ニョロニョロのようなイラストが描かれていたのもベルリンの壁だったのでしょうか。

  • 鑑賞日 2018/4/8

    ピーター・フォークが

    ピーター・フォークが本人役で出演し、何と天使だった過去を持つ! それだけ。 これはカルト的人気作品なんでしょうか?何で、評価が高いのか?理解できませんでした。

  • 鑑賞日 2018/4/7

    私には難しい作品でした

    若い頃に名作と聞いていつか観たいと思っていたこの作品をとうとう観ることができました。が、睡眠不足の夜に観たせいか、寝てしまいました。天使が人々の心の声をひたすら聞いている、という設定はとても面白く、自分も人生を語る方ですが、詩の朗読のようなセリフの繰り返しや使われている音楽は私には眠気を誘うテンポで、理解が難しいと思う部分もありました。ただ、この作品が伝えたいメッセージだと思うのですが、生きるということが、実は天使も羨む素晴らしいものである、という考え方は、素敵だな、と思いました。

  • 鑑賞日 2017/9/18

    実体を持ちたくなった天使

    実に不思議な映画で、最初は何を描いているのかわからなかった。見終わる頃には男と女の愛の物語だと言うことがわかったが、たどり着くまでには時間がかかった。 前半やや冗長、後半丸く収まると言うことで65点。もう一度見たいかというとそうでも無い。 ピーター・フォークが彼自身の役でてており、しかも彼も前世は天使という設定。だから彼にはてんしのそんざいを感じることが出来る。面白い設定だ。 天使の時は白黒で、人間になるとカラーになるというのもしゃれている。

  • 鑑賞日 2017/1/13

    サーカス

    サーカスってなぜ物悲しいのだろう。

  • 鑑賞日 2017/1/29

    単調すぎて。しかし、死の恐怖を感じた。

    これを哲学的と言うのだろうか。 最後に「小津安二郎に捧ぐ」といったテロップが出たが、それは違うだろうと思う。まあ映像は綺麗だったが。 取り敢えず、意味を考える映画では無い。もっと真剣に観れば、違った意味がみえると思うのだが、そこまで考えさせる映画は、僕の好きな映画じゃあない。 最後のヒロインのアップは綺麗だったな しかし、この映画、以前も観た気になっていたのだけど思い違いか?ニコラス・ケイジが出ていたとばかり思っていたのだが、完全な思い違いか、以前は途中で観るのやめたのかな。賢明だった。 いや、違う。ピーター・フォークが元天使だったこと覚えている気がしたし、この話のオマージュ的なものを「天使は瞳を閉じて」(第三舞台)に感じた記憶もあるし。うーん記憶が曖昧だ。 ただ、最初の退屈な1時間半では、ものすごく 死への恐怖 を感じた。何故か? ラストに出たテロップは 正しくは「安二郎、フランソワ、アンドレイに捧ぐ」だ

  • 鑑賞日 2017/1/13

    動き出す直前のベルリン

    「壁」が崩壊する直前の、ベルリンを切り取った貴重な作品。「天使」という言葉が持つゆるふわなイメージをぶち壊すおっさん2人といい、独特で不思議な味わいは30年たっても健在。公開時以来の再見でした。 東西ドイツが統一されて四半世紀、すでにこの映画で描かれた「ベルリンの空」はすっかり形を変えていました。戦争体験者の老人が「ここにはカフェがあって、人通りがすごかった」とポツダム広場を探して草っ原を歩く場面が本当に衝撃的。むしろ「壁」が広場を縫っていた痕跡を探す方が大変で、人の流れも華やかな21世紀のポツダム広場を歩いてきたばかりだったので。 ベルリンフィルの建物が映らなければどこで映したかもさっぱりわからなかったことでしょう。 壁付近の空撮はイギリス軍が撮影に協力したようですが緩衝地帯のように見える場所やトラバントがたくさん並んで東ベルリンのように見える場所はどう撮影したのか改めて知りたくなりました。 天使は、選択すれば地上に降りることができるという設定も興味深い。そのモチベーションが恋であるという展開はちょっと80年代風なのかな、と思ったり。

  • 鑑賞日 2017/1/9

    詩的で哲学的…だけじゃない。

    ダミエルとマリオンはアダムとイブになぞらえているのだろうか?詩的で哲学的、しかしベルリンの歴史を辿る眼差しはリアルという不思議な映画。 特筆すべきはやはり映像の美しさ。町を俯瞰するカメラが素晴らしい。ダミエルもいいが、カシエスも素敵。次はDVDでゆっくり観直したい。

  • 鑑賞日 2016/12/29

    予備知識

    あらすじを知らないと良く分からない。

  • 鑑賞日 2016/11/8

    ベルリン

    まだ壁があった頃のベルリンの風景がとても興味深かった。 それだけで見る価値が十分。 コロンボに似た俳優さんだと思ったら 本当にコロンボだった。 いろいろ御茶目なところもある映画です。

  • 鑑賞日 2016/11/27

    ラブストーリー?

    モノクロトーンの天使の俯瞰シーンが長くてついウトウトしてしまいました。天使がサーカスの女性を好きになるプロセスがわからなく・・・ 天使から人間になろうとすることが人間しか味わえない感情や感覚を求めているのか単に女性への愛情なのか 後半の展開が純粋なラブストーリーであればもっと分かりやすかったかもしれない

  • 鑑賞日 2016/11/26

    現代ドイツ版シンデレラ

    改めて観ると、哀しいラブストーリーだったことがよくわかりました。若い頃はなんだかモノローグが続く退屈な映画だなあとしか思えませんでしたが、背景を彩るのは、ドイツの哲学であり、詩であり、歴史でもあるんですね。真面目なドイツ人気質は日本人にも近い気がします。生きるということは艱難辛苦の連続だけど、そこには色があり、匂いがあり、感情がある。だからこそ、人は生きることが出来るんだと思います。

  • 鑑賞日

    単調なテンポ

    人の心の気持ちをダイアローグで詩的になってるのは面白い。そして流れるようなカメラワーク。遊び心も有るが、やや単調なテンポで合わなくなる所がある。つまり眠たくなる。

  • 鑑賞日 2016/11/10

    難解

    ヴィム・ヴェンダースの中でも難解な映画。

  • 鑑賞日 2016/9/10

    「シティ・オブ・エンジェル」の原作だった

    天使を主人公とした幻想的な映画。中盤までモノクロ映画と思いながら見ていたが、天使の世界はモノクロで現実の世界はカラーで描かれている面白い演出。何より後半あたりで主人公である天使が黒のロングコートを着ている姿から、ふとニコラ・スケイジとメグ・ライアンの「シティ・オブ・エンジェル」を思い出し、「シティ〜」は「ベルリン〜」をパクったのでは?と思いきや実はリメイクだと気づき、改めて2度見してしまった。

  • 鑑賞日 2016/8/7

    美しきこの世界

    戦後の傷跡が残るモノクロの世界に、コートを羽織った中年の天使たちがそっと寄りそう。絶望したひとにはほんのすこしの希望を、詩人にはほんのすこしの勇気を。彼らは目に見えぬものとして存在し、ベルリンの壁をも東へ西へと自由に行き来する。美しき空中ブランコ乗りに恋をしたひとりの天使。彼は人間にと願い、それは叶えられ、人間として愛を得る。静かな世界は色彩を帯び、美しく輝きだす。

  • 鑑賞日

    モノクロ画面とピーター・フォーク

    印象的だった。

  • 鑑賞日 2016/5/15

    モノクロームとカラーのアンサンブルの妙。

    レンタル店がDVDに移る頃、カンヌのパルムドールの作品も観なければ、 とチョイスした作品で、不思議な味わいに魅了された。今回BSで再鑑賞。 作品の眼目は天使にある、それも羽を持った中年男。モノクロームの画面から始まり、 ベルリンの人々に寄り添う、癒しの姿に心を動かされない人はいないだろう。 この序盤のトーンだけでも秀作の風格を獲得した。語るセリフはアフォリズムに満ち、 はるか上空から人間界の全体像を捉えようとするかのようだ。 幻想的で野心あふれる試み。 さらにはベルリンの憂鬱が巧みに描かれ、作品の奥行きを拡げている。 戦災の傷跡、アメリカから映画撮影のために来訪したP・フォークが眼にするベルリン。 歴史ある一つの都市を主人公にした映画でもあるわけだ。 そして全体にちりばめられたユーモア、モノクロームとカラーのアンサンブル、 と映画の多様な魅力をあますところなく伝え、愛の物語として力強く締めくくる。 人間の天使ダミエルは、永遠の命を捨てて、人間になりたい、と同僚の天使カシエル に打ち明ける。サーカスのロープ芸の美しいマリオンに恋をしたのだ。 ハリウッドでリメイクされた時は、ベルリンの憂鬱がすっぽり抜け落ちていて、 N・ケイジとM・ライアンのファンタジックなラブ・ロマンスになってしまった。 本作は全体を描き、愛を語る構造的な強さがある。名作。

  • 鑑賞日 2016/5/24

    詩の世界

    最初のモノクロの世界は眠気誘う~天使が天使の時はイケメンだったのには人間になだたらおっさんだったのが残念❗

  • 鑑賞日 2016/5/13

    小津映画のジョン・ウェイン

    ◎ 睡眠誘導映画としては、10本の指に入ると思う。特に前半の淡々としたベルリン・スケッチでは、うとうとせずに過ごすことが難しい。このままラストまでモノクロのまま通したら、それはそれで歴史に残る映画になったと思う。 ◎ コロンボ役で当たった彼自身の役で出演するピーター・フォークの存在感はさすがと思うが、本当にこの映画に彼が必要だったのだろうか。世界的に稼ぐための人寄せパンダじゃなかったのか。ヴィム・ヴェンダースが映画の最期で賛辞をささげている小津映画で言えば、笠智衆と原節子が静かに暮らす家の隣人がアメリカ人の軍人で、それをジョン・ウェインが演じているようなものだ。

  • 鑑賞日 2016/5/7

    壁と人間と天使

     ヴィム・ヴェンダース監督の代表作だと思うけど公開当時もそうだったけどいまだにこの映画の中に潜り込めない自分がいる。ベルリンという歴史を背負った街並みを圧倒的なほど美しいモノクロームフィルムで撮影し、まるで芸術絵画のような趣さえ感じさせる映像に圧倒されつい見入ってしまうのだけど。  自分が今ひとつ入り込めないのはおそらく難解で詩的なモノローグのせいかもしれない。詩的というよりまさに詩であって、それこそ詩的センスのない自分を寄せ付けない作品に思えてきてしまう。  私たちが普通イメージする天使というのは無垢な幼児とか、美しい女性といった汚れを知らない存在だけど、ここでは皆疲れた中年風の男たちであるのがユニークなところ。自分にとっては唯一そこが感情移入できる箇所である。撮影された場所がベルリンの壁を臨む場所であるというのも象徴的。街を上から俯瞰する天使にとっては東も西もなく地上に舞い降りることができる。数年後に崩壊する壁を予感さえさせるアート系フィルムだ。

  • 鑑賞日 2010/11/26

    天使の選択

    なつかしいなぁ。 この映画でワタシの映画観が一変した。 それまではハリウッドものしか観てなかった。 映画にこんな世界があるんだって、知った。 それ以来、映画の虜になった。 そういう意味で、ワタシにとってかけがえのない映画。 20年以上もたって、改めて観ても、 全然色褪せてない。 やっぱり、いい。 導入の思わせぶりな詩といい、 モノクロとカラーの映像といい、 物語の構成といい、 で、図書館を天使のたまり場にしてたり、、、 刑事コロンボ?役の俳優がキャストされてたり、、、 ヴェンダースならではの、粋なひねりが満載。 ちょっと間違えれば、 ありがちなあざとさになりかねないような演出が すごく自然に繰り広げられている。 天使も人間の世界がいいって思うんだなぁ。 ま、天使にもよるんだろうけど。 でも雲の上から眺めてるだけで何もできないのよりは、 しんどくても地を這っている方がおもしろいよ。 ダミエルの選択にすごく共感した。 親近感を覚えた。 そして、今はなきベルリンの壁が。 統一前のドイツ、その激動を予感させながら、 それとはよそに、天使の眼差しが柔らかく優しい。 大きなものに包まれている、 安心感があるのはその眼差しのせいかな。 やっぱり、好きだ。 この映画に出会って、よかった。 (2010.12.28)

  • 鑑賞日

    ユニークな

    面白みはあります。傑作というほどでもないが、凡作でもない。 物語は極めてシンプル。語り口が悠々としているせいで、すこしわかりにくいが、初めの方ですぐに着地点が見えてしまう。セリフがいちいちもったいぶっているのが、味わいでもあり、嫌みでもある。詩的な映像は見どころだが、どんないい映像でも必ず見飽きます。 文芸作ですからね。好きな方はおられるでしょう。評点つけにくいです。

  • 鑑賞日 2015/7/23

    コロンボ

    人間に恋をした天使が人間になる。ベルリンの荒廃した街並みや天使から見た人間社会などがモノクロで描かれ何処かもの哀しく思える。元天使役を演じたピーター・フォークが絶妙に良かった。

  • 鑑賞日

    意味不明

  • 鑑賞日 2015/2/11

    芸術映画の代表みたいな扱われ方もしたが、本来は大人のファンタジー&恋愛映画。最初に観た時はいつ天使が出るんだと戸惑ったりしたが、何度も観る内に味が出てくる作品。ブルーノ・ガンツやピーター・フォークの優しい眼差しがいい。

  • 鑑賞日

    どのショットもすべて美しい

    「ベルリン 天使の詩」は綺麗な映画です。 天使が人間の女性に恋をして、自分も人間になりたいと願う…人魚姫やポニョと同じテーマです。 撮影は名匠アンリ・アルカン。どのショットもすべて美しく、それが映画の大きな魅力になっています。…赤ん坊を背負った男性が歩いている、カメラは赤ん坊に寄る、赤ん坊は空を見上げる…次に“赤ん坊が見上げた空”が映る…この空間の広がり! カメラはサーカス小屋に入っていく、画面の奥からこちらに向かって飛び込んでくるような空中ブランコに乗る女性…その驚きと美しさ! …このように枚挙に暇ないほど素晴らしいショットの連続です。 図書館のシーンも大好きです。これはベルリン市立図書館なのだそうで、元はプロイセンの帝国図書館だったため、非常に素晴らしい作りだということです。また天使がよく休んでいる女神像も印象的で、そこから落ちるときの映像は大変工夫されたものでした。 そしてピーター・フォーク! 彼の存在がユーモアを添えて映画を面白いものにしているような気がします。 天使ダミエルとピーター・フォークの交流には、とても心を打たれました。 天使ダミエルが地上に降りた(人間になった)ときの嬉しそうな様子を描くことで、ヴェンダース監督は、「この地上で生きていこう!生きているのは素晴らしいこと!」というメッセージを込めているのかもしれない、…そんな気がしました。 映画は次の言葉で結ばれます。 「すべてのかつての天使、とくに、(小津)安二郎、フランシス、アンドレイにささぐ」 1987年 西ドイツ/フランス作品

  • 鑑賞日

    天使も憧れる、この世界

    前半はひたすら天使の独白が続きます。 カメラアングルも天使目線で、人間には見えない角度で撮影されてます。ベルリンの壁も見ることが出来ます。 人々の心の中で思ってることも聞くことが出来、人間の生活を詩的に見せてもくれます。 前半は退屈です。なぜ退屈なのか?天使が退屈だからです(笑) 後半は一変、人間の女性に恋をして人間になる決意をします。傍観者は退屈すぎて、人間の限りある命に憧れを抱きます。 ここからは個人的見解ですが、神様が与えてくれた現世はそれだけ素晴らしいということだと思います。 生の喜びを謳歌することをメッセージにした素晴らしい芸術作品ですね☆

  • 鑑賞日 2014/7/31

    コンサート来て良かったな…。それにすごいよ。全然観客見てない…天国みてるみたい!

    映画を詩で構成し、天使の視点はモノクロ、人間の視点をカラーで表現するなど実験的でした。よく妖精を見たって人がちっさいおっさんだったて言ってたのは聞くけど、天使も実はコート着たおっさんだった!メルヘン界はおっさんで彩られているんですね。その一部の元天使は映画人となり、天使の頃と同様に人々に耳を傾け独自の詩を詠うというのも素敵だ。その中に小津安二郎、フランソワ・トリュフォー、アンドレイ・タルコフスキー、そしてピーター・フォーク。彼らは今はまた天使に戻ってしまったけど、その詩はスクリーンを通して時代と国境の壁を越え人々を癒し続けているし、後を継いだ現役元天使もバリバリ活躍中でしょう。

  • 鑑賞日 2013/12/29

    映画界にはかつて天使がいっぱい。

    空中ブランコ、やってみたくなっちゃったじゃないですか!

  • 鑑賞日 2013/12/31

    オリジナル

    ハリウッド版リメイク「シティ・オブ・エンジェル」でガッカリしたので再見。やはりオリジナルはいい!

  • 鑑賞日 2013/11/14

    いかん、ツボだ

    同じことを「去年マリエンバードで」でも書いた気がする。 詩的でモノクロでゆったりとしたペース。美しい言葉と、成熟した大人たちが、世のはかなさを眺めてる、というのが生理的に合うみたいです。 天使おじさんたちの優しさに、肩肘張ってる自分の心が溶けてくような。 普通の市井の人たちの心のなかの言葉の美しさにも。 この映画、上映してすぐに見たはずだけど、そのときは今ほどツボではなかった気がします。好きだなとは思ったけど。25年も前、ベルリンもまだ分かれていた頃のおはなし。 近々ベルリンに行こうと企画してるなかで、見直してみることにしたのでした。 戦勝記念塔にのぼりたい。(無理)

  • 鑑賞日 2013/8/22

    Wenn das kind kind war

    戦争の爪痕が残るベルリン。死んで天使となった2人の男は日々ベルリン市民に寄り添っては心の声に耳を傾ける。”Wenn das kind kind war (その子供がむかし子供だった頃)”で始まるモノローグが死と生、喜びと悲しみにつおて語りかける。サーカス小屋の娘マリオンと天使ダミエルとのロマンスだけが心の救い。”コロンボ警部”で知られているピーター・フォークも実名で出ているが実は向こうから帰って来た男。しかしながらピーター.フォークのスケッチはうまい。それがまた生きている世界を引き立てている。映画の脚本だけ読んでみたい。拡張高い意味深い叙事詩のように聞こえる。

  • 鑑賞日 1994/1/30

    天使の恋というのもロマンティック。

     そのトーンにちょっとまどろんでウトウトしてしまった。

  • 鑑賞日 1990/2/19

    モノクロとカラーの使い分け

    1990年2月19日、鑑賞。 天使の時はモノクロ、人間になるとカラー、という使い分けが印象的。 ビーター・フォークの存在感あり。寒さの中で天使に話かけるシーンは秀逸。 ただ、物語が全体的に哲学っぽくて、どうもヴィム・ベンダースは好きになれない。

  • 鑑賞日 1989/1/8

    ピーター・フォーク

    1989年1月8日に鑑賞。大阪・梅田三番街シネマ3にて。前売1100円。 ヴィム・ヴェンダースの傑作である。正確にはパート・カラーである。ソルヴェイグ・ドマルタンは、監督の彼女です。ピーター・フォークいいね。

  • 鑑賞日 2013/6/30

    てんしのうた

    子供は子供だった頃 腕をブラブラさせ 小川は川になれ川は河になれ 水たまりは海になれと思った 子供は子供だった頃 自分が子供とは知らず すべてに魂があり魂はひとつと思った 子供は子供だった頃 なにも考えず 癖もなにもなく あぐらをかいたりとびはねたり 小さな頭に 大きなつむじ カメラを向けても 知らぬ顔 子供は子供だった頃 いつも不思議だった なぜ僕は僕で君でない? なぜ僕はここにいてそこにいない? 時の始まりは いつ? 宇宙の果ては どこ? この世で生きるのは ただの夢? 見るもの 聞くもの 嗅ぐものは この世の前の世の幻? 悪があるって ほんと? 悪い人がいるってほんと? いったい どんなだった 僕が僕になる前は? 僕が僕でなくなった後 いったい僕は 何になる? 子供は子供だった頃 ほうれん草や豆やライスが苦手だった カリフラワーも 今は平気で食べる どんどん食べる 子供は子供だった頃 一度はよその家で目覚めた 今はいつもだ 昔は沢山の人が美しく見えた 今はそう見えたら僥倖(ぎょうこう) 昔は はっきりと 天国が見えた 今はぼんやりと予感するだけ 昔は虚無におびえる 子供は子供だった頃 遊びに熱中した 今あの熱中は 自分の仕事に 追われる時だけ 子供は子供だった頃 リンゴとパンを 食べてればよかった 今だってそうだ 子供は子供だった頃 ブルーベリーが いっぱい降ってきた 今だってそう 胡桃を食べて 舌を荒らした それも今も同じ 山に登る度に もっと高い山に憧れ 町に行く度に もっと大きな町に憧れた 今だってそうだ 木に登り サクランボを摘んで 得意になったのも 今も同じ やたらと人見知りをした 今も人見知り 初雪が待ち遠しかった 今だってそう 子供は子供だった頃 樹をめがけて 槍投げをした ささった槍は 今も揺れてる 「天使とは、私たち一人ひとりがそれぞれの内にもっているものであり、  みな、自分自身の天使というものを持っているわけです。  それは、子供、我々の内なる子供なのです。」だそうです。

  • 鑑賞日 2013/2/17

    愛っていいね

    映画やマンガに描かれる天使はいろいろあるが、この映画で描かれる天使は常に傍観者の立場であることが第一の特徴。 人間の話し声が聞こえるし、頭の中で思っていることも聞こえてしまう。 でも話しかけることはできない。 その相手に何かをしてあげたくて手を差し伸べても、相手は風が吹いた程度にしか感じてくれない。 天使というよりも幽霊に近いのかも。 天使たちは何十年もこのような人生を過ごすことになる。 まさに色彩を欠いたモノクロームの人生だ。 そんな天使である主人公が、ある日一人の女性に恋をする。 決して裕福ではないサーカス小屋のショーダンサー。 しかも引退してその後の生活も見通しが立たないという状況。 そんな彼女と出会うため、天使は人間になる決心をする。 今まで散々と人間の悲しい部分を見てきて、人間でいることの辛さを知りながらの決意だ。 天使でいた頃に常に行動を共にしていた仲間の天使に、彼はこう言う。 「僕らが知らない新しい翼があるんだ」 人を愛することの美しさをロマンティックに描いたこの映画は、出来過ぎたラストにちょっと違和感を覚えるものの、「愛っていいな」と感じ、ちょっぴり幸せになれる作品だった。 映像は、天使が人間になる前後を境にモノクロからカラーに切り替わるが、なぜか天使の世界(モノクロ)の方が美しかった。 ある意味恋愛賛歌へのアンチテーゼか???

  • 鑑賞日

    ヴィム・ヴェンダースの描く美しいモノクロームの世界。 ベルリンの街並が芸術的に美しいです。

  • 鑑賞日 2009/11/14

    哲学的で難解な天使が人間になる話

    自分のブログより: まずこの物語を一回で理解できる人はいないと思う。 しかし、モノクロ画面がだんだんセピアになりやがて カラー画面になった後、モノクロに戻るアイデアや、 謎めいた曲、自分の近くにもイルカも知れないと 思わせられる天使の人物像に人々は惹かれるのである...。 守護天使たちは長年にわたり人々を見守ってきた。 ベルリンの壁が出来た後、守護天使のダミエルは親友の カシエルに「永遠の生命を放棄し人間になりたい」と 告白する。やがて、ある女性に恋をしたダミエルは ついにベルリンに降り立つ...。 予備知識0で観るのはやめましょう(ヴェンダースの難解な 催眠術にかかり、理解が出来ず終わってしまうから)。 しかしこの作品を理解したときはきっと至高の喜びと 快感、新たな美意識を手に入れるだろう。

  • 鑑賞日 2011/4/1

    静かに見守る

    基本的に天使というと中性的な羽の生えた子を想像するけど、結構な年齢のおじさん!?天使だった。 彼らは人々を見守る。 彼らは子供以外には姿が見えず、触れる事もできないから。 悲しい事があっても愛しい人がいても彼らはただただ見守るだけ。 でも、見守るって実はとっても難しい。 見てたらついつい口出ししたくなり・・・・というのは我が子に対してなんだけど。笑 散文詩を体現したような映画で鑑賞後ゆったりした気持ちになれた。 (ゆったりしすぎて実は一度途中で寝てしまったのだけど。) 続編もあるようなので、機会があれば観てみたい。

  • 鑑賞日 2007/8/13

    素敵なロマンス。

    素敵なロマンス。 愛だの恋だの御託並べず 想いが伝わるって素晴らしい。 冷戦時のドイツの景色も際立ってます。

  • 鑑賞日

    実は何回か観てるのだが、必ず途中で寝てしまい…。 ブルーノ・ガンツ扮する天使ダニエルが人間になってからのシーンが特に好き。 そしてこの台詞も。  子どもは子どもだったころ  いつも不思議だった―  なぜ僕は僕で 君ではない?  なぜ僕はここにいて―  そこにいない?  時の始まりはいつ?  宇宙の果てはどこ?  この世で生きるのはただの夢? あと、この映画の英語題も好き。""Wings of Desire""

  • 鑑賞日 2012/1/3

    隙がまったくない

    ブルーノ•ガンツが若い。 詩の内容、インサートのタイミングも絶妙で素晴らしい。 断片化しないのは、縦横無尽に動くカメラワークのおかげだろう。 人間になる→カラーの時のなんとも言えない切なさ、 泣けるよ、あのカット。 ピーターフォークみたいに、奇をてらったキャスティング堪らない。 この後数年内なるヴェンダースが続く