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放送作品情報

ウォーリアー

WARRIOR 2011年アメリカ / 141分 / ドラマ

対照的な兄弟がリングで運命の再会!ジョエル・エドガートン、トム・ハーディのW主演で描く格闘技ドラマ
解説

『ザ・コンサルタント』のギャヴィン・オコナー監督が描く格闘技ドラマ。ジョエル・エドガートンとトム・ハーディが総合格闘技のリングに立つ兄弟に扮し、本物の格闘家を相手に負傷も辞さない格闘技シーンを熱演。

ストーリー

学生時代にアマレスの強豪選手だった元海兵隊員トーマスは、優勝賞金500万ドルもの総合格闘技トーナメント「スパルタ」への出場を決意。一家離散の原因を作った父と14年ぶりに再会し、トレーナーを依頼する。一方、トーマスの兄であり元格闘家の物理教師ブレンダンは、娘の医療費を稼ぐため再び試合に出るが、学校にバレて停職処分に。本格復帰を決意したブレンダンは親友フランクに協力を求め、厳しいトレーニングを積む。

出演

ジョエル・エドガートン
トム・ハーディ
ジェニファー・モリソン
フランク・グリロ
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/4/30

    ・総合格闘技の試合シーンの臨場感、現実感まるで本当の格闘技の映像のような造り ・主人公兄役のトムハーディの父への憎悪と孤独感が上手に描かれており無口ながらさすが ・主人公も家庭が抱える現実(住宅ローンと子供の病気 綺麗な妻と幸せな家族)を自然に  描き、またコーチとのバディ感も感じられ感情移入 コーチ役がナイスガイでかっこいい ・映像が綺麗で、意図的に全体的に絞りを利かした絵作り 全員に孤独感が演出できている ・アル中父親が情けなくいい演技 妻を含めた以上5人はすべて魅力的 ・5奥円の大会に主人公兄弟が出場する経緯が丁寧に描かれているものの、ご都合すぎる面も ・無名な映画ながらも、丁寧なつくりで大変好感が持てる良作 ハーディの説明が少なかったかも

  • 鑑賞日 2018/3/6

    もう少し短く出来たんじゃないかと

    2時間20分は少し長く感じる。 劇場で見てたらまた違う感想だったかもしれないが。 基本的には面白い。 最後まで、どっちが勝つかっていうのも気になるし、 ただトーナメントに入ってから、同じ様な試合が何試合も続くのが、少し… 仕方ないのかもしれないが、もう少し各試合に個性があればなぁと。 敵キャラとかは立っていていいんだけど。 後、親父がなぁ。 まぁそれも味っちゃあ味だけど。 終わり方は最高。

  • 鑑賞日 2018/2/25

    トミーに勝ってほしかった

    トミーとブレンダンの再会で、ブレンダンはトミーを許すというけど。 何を許すというのか?ブレンダンは自分のみじめだった気持ちだけに囚われて、トミーや母親の状況を考えていない。 いいぞ!トミー。ブレンダンは、その程度だ。仲直りなんてするな!! Tシャツの首から横に大きなこぶのような筋肉が盛り上がっている。絶対トミーの方が強い。 トミーは父親のパディを拒絶している。 が、再びお酒をあおって泥酔する父をトミーはベッドに寝かしつけた。 秋のソナタの母親を思い出し、嫌な気がした。力の限り、弱い者が踏みつけられて、最後には弱かった者が自分を踏みにじってきた人を癒すというか、思いやる。ということになりそうで。 トミーとブレンダンの試合は途中までよかったけど、ブレンダンが「許してくれ」「もういいだろう」とか言い始めてから、卑怯で言い訳じみて聞こえた。 物語がちぐはぐになってもトミーに勝ってほしかった。 負けたとしても、ブレンダンと和解しないでほしかった。 ブレンダンが弟を支えてさわやか美談風に映って嫌だった。 トミー、パディ、ブレンダン、テスそれぞれはよく描き分けられていた。対立するようになった経緯もわかった。

  • 鑑賞日 2017/10/10

    兄弟の闘いと家族の絆

    なんで、こんなにも素晴らしい映画が、公開までに4年もかかったのか?総合格闘技スパルタの場面も最高に面白い。

  • 鑑賞日 2017/8/12

    トムハの筋肉どうなってんの

    トミーの感情のさらけ出し方がめちゃくちゃ良かったです。 お兄ちゃんの苦悩もわかるし、トミーの苦悩ももちろんわかる、お父さんの苦悩もわかる。でもこの親子の場合会話じゃ反発するばかりで分かり合えることなんて一生ないでしょう。 この超肉体派親子だからこそ、命を懸けて闘うことで通じ合えることしかできなかったわけで、それは会話なんかよりもずっとずっと重くて尊いものなんでしょう。なんていうんですかね、本当に運命のいたずらっていうんですかね。 これが実話だっていうんだから本当に驚きます。こんな怪作が日本での劇場公開が4年遅れっていうのは更に驚きました。何やってんだよ日本の配給。 私は偶然兄弟ものの同ジャンル映画ザ・ファイターと立て続けに鑑賞したんですが、重苦しい空気感と感動の振れ幅としてはこっちのが好き、でも映画としての完成度はザ・ファイターの方が上手いなと思いました。 どっちも傑作に変わりありません。

  • 鑑賞日 2017/3/13

    良かった

    ニック・ノルティが父親でトムハとエドの兄弟って、どんだけお母さんが美形だったの?って感じですが。 普段格闘技物はほぼ見ない私でも、これは引き込まれてしまいました。競技のルールもシンプルだし、二人のバックグラウンドも丁寧に、かつミステリアスに描かれていて感情移入しやすく、主人公のまわりの登場人物もみな魅力的。トムハはどんだけ肉体改造したんでしょうか。ステキすぎます。主演の二人の魅力をあますことなく魅せてくれる良作。格闘技嫌いな人でもそれが理由で観ないのはもったいないのでぜひ!

  • 鑑賞日 2017/2/23

    素晴らしい映画!

    「コンサルタント」監督の過去作としてVODで見放題だったので鑑賞。 いや〜、前評判で良いとは聞いてましたが、淡々と静かに進む前半と、怒涛の盛り上がりを見せる後半、最初から最後までテンションが落ちず、最高の作品に出会えて本当に良かったと思います! 親子、兄弟の複雑な関係性を軸にして、運命に導かれるようなラストの展開は、何とも言えない静かな余韻を残します。

  • 鑑賞日 2017/2/12

    でも賞金の行方は気になる

    トムハーディのちょっといじけ顔がはまり役。マッドマックスより悲しさと中二病の表情が良い。キャラ設定と兄が勝つ必然性が希薄なため、兄弟仲直りしか最終的に落ちないところが不満かな。あと惜しむらくは生徒たちは学校に無許可で体育館でライブビューイングを決行して、校長が合流、的なアメリカ映画っぽい演出をなぜしなかったんだろう?

  • 鑑賞日 2016/12/14

    格闘技好きにはたまんない迫力と緊迫感だった! めちゃめちゃいい映画! 兄弟の関係とかいろいろ面白かった!

  • 鑑賞日 2016/8/13

    母親は写真1枚も出ないところがミソ。

    数多く名作を送り出したボクシングもの対抗し、総合格闘技を扱った映画が勝負を かけてきた。最高賞金500万ドルをかけて、2日間の総合格闘技の大会「スパルタ」に 出場するブレンダン(J・エドガートン)とトミー(T・ハーディ)の兄弟を描く。 この二人の兄弟を苛酷な運命に放り込んだ張本人の父親パディ・コンロン(N・ノルティ) との家族の物語でもある。大部の原作があるのかと思わせるほど、充実したドラマで、 オリジナル脚本と知って、ビックリ。格闘技選手権が映画のメインなのだが、 そこまでに至る父親、長男、次男の厳しい人生が、上手く隠された構造になっている。 つまり氷山の一角が選手権で、水面下部分が家族の歴史に当たる。 父親は息子たちのレスリングの才能を誇っていたが、酒で身を持ち崩した過去がある。 ブレンダンは娘の治療費で破産状態で教師を辞め、巨額の賞金目当てに格闘技に。 トミーの方は、少年時代、酒乱の父親から母と逃避行、海兵隊時代の事件、 とミステリアスにぼかされる。これはハーディにとっても儲け役。クールに徹し、 ラストまで引っ張る力感あるれる演技は完璧。 そしてこのラストシーン、「ロッキー」に勝るとも劣らない決め技にノックダウン。 ラストのセリフで思わず落涙。泣いたら自動的に90点以上になるのが私の採点簿。

  • 鑑賞日 2016/1/22

    まんま刃牙

    後半の格闘大会の迫力が素晴らしすぎる。まんま刃牙。この一点のみで成立しているような作品。 ドラマパートはまあこんなものかと。

  • 鑑賞日 2016/6/4

    最後もうすこし

    最後もう少し描いてくれたらよかった。 崩壊してる家族が格闘技を通じて和解していく…。 体の作りこみはほんと 海外俳優の本気度がしみじみわかる。

  • 鑑賞日 2016/5/1

    なんでこれ劇場未公開だったの?

    メチャメチャ、面白い。 なんでこれが実質的に日本で劇場未公開だったのか分からん。 それぞれのドラマを抱えた二人の主人公が、トーナメントを総合格闘技トーナメントを勝ち上がって、そして……という展開。 正直、これだけで面白いに決まってる。 さらに主人公二人のドラマが、どっちも感情移入できるレベルまで劇中で高まった状態でクライマックスを迎えるので、結末が読めなかった。 やっぱり、二大主人公の対決モノは、両者のドラマが十分に描かれると最高。その意味で『ジャスティスの誕生』は二人のドラマの描き込みが足らなかったよね。 総合格闘技の場面も、圧倒的な迫力。リアリティも抜群。 一緒に観てたうちの息子は、途中でこれがフィクションだってことを忘れてた様子。こういう映画は競技のディテールに説得力がないとダメだけど、本作は完全に合格点。 最後も語りすぎてないのも良かった。 あのくらいで観客に委ねるラストで良い。 傑作。 これからも繰り返し観る作品。

  • 鑑賞日 2016/5/1

    格闘技映画の傑作

    父親の酒が原因で崩壊した家庭に育った兄弟ふたりが、その複雑な事情ゆえに離反をしてしまう。 そして対立したまま、「スパルタ」という総合格闘技大会に出場して勝ち進み、最後はふたりが残って雌雄を決するというのがこの映画の大まかなストーリーである。 背景となる人間ドラマはしっかりと描き込まれており、その部分だけでも十分魅力的だが、しかし何といってもこの映画の見所は迫力ある格闘シーンである。 兄弟を演じるジョエル・エドガートンとトム・ハーディの鍛えた肉体とアクションは、とてもシロートとは思えない迫力で、手に汗を握って観てしまう。 この映画のためにかなりのトレーニングを積んだのではないかと思われる。 そのふたりの因縁あるぶつかり合いは、涙なしには見られない。 そして試合後に訪れる深い感動。 近年まれに見る格闘技映画の傑作だ。 まさに題名どおり「ウォーリアー」(戦士)の映画である。 それにしてもこれが日本未公開映画というから驚きだ。 未公開映画のなかには、時にこうした傑作が眠っていることがある。 それに出会えた偶然に感謝である。

  • 鑑賞日 2016/4/24

    本格的な総合格闘技映画

    レスリング経験者がイラク戦争から帰還して総合格闘技で兄弟と戦う話。トーナメントで勝ちあがっていくところは「ロッキー」的。トム・ハーディの父(ニック・ノルティ)や兄(ジョエル・エドガートン)との葛藤も、話の重要な要素になっている。2011年製作の映画がようやく2015年に日本公開。トム・ハーディーが「MAD MAX」で世の中に認知される有名俳優になったから公開されたのだろうか。

  • 鑑賞日

    感動!

    久々に見て良かったと思える映画でした。 男なら見て損はない!

  • 鑑賞日 2016/2/17

    すごい、すごい!

    格闘技ものはロッキーを始めとしていろいろあるが、これが個人的ベスト。 アルコールで家庭崩壊を招いた父親とそのことで別の道を歩くことになる兄弟、兄は母親と弟を捨てて好きな人の元に走り家庭を作ったことで兄弟の仲も悪い。その家族というベースの人間関係が説得力をもって描かれる。少し画質の荒いドキュメント風なタッチに俳優陣の演技力が見応えがある。ジムのオーナーまでもリアリティ十分だ。トーナメント格闘技もそのベースがしっかりしているのでアクションが生きてくる。そのアクションシーンがまた迫力がある。そのまま格闘技をしているとしか思えない。トーナメントを勝ち上がっていく高揚感、強い相手に対する恐怖感など迫真の格闘技シーンだ。 画面からヒリヒリ感、リアリティが一歩踏み込んだ形で迫ってくる。これぞ映画の醍醐味だ。 監督はというそうで、これだけの映像を作っていけるとは相当の実力だ。これからもチェック。 これは今年の№1になる可能性大ですね。

  • 鑑賞日 2016/2/8

    格闘技のリアリティ

    格闘技が好きならこの作品はたまらないと思います。

  • 鑑賞日

    良かった。

    ラストは感動した。 出来れば、兄弟、親子、姪達との家族団らんまであったら最高だったかな。

  • 鑑賞日 2015/11/21

    キャストがこれ以上ないぐらい、いい

    若・貴対決を思い出した。てか、古いっ… 総合格闘技の世界、親子、兄弟の確執、家族の愛憎劇… アクションヒューマンドラマです。 ヤバイです。 格闘技はあまり好きではないですが、ストーリーに観入ってしまう。 子供のころにバラバラになった家族は…、兄弟頂上対決の行方は… ハラハラドキドキ やっぱり、しっかりした人間ドラマが描かれているというのは、どんな題材にしても大事だ。これは、そこがいいので、感情移入し、熱く、熱く、なる。 今年、観た映画の中でベスト10に入るぐらい良かった。

  • 鑑賞日 2015/11/8

    涙なしには

    拭いきれない過ちに囚われた父、英雄と呼ばれるその裏にある真実に囚われた弟、ひたすらに家族を想い金という現実に囚われた兄。3人の演技が凄まじい。トムハーディ=マッドマックスだと思ったら大間違いだ。

  • 鑑賞日 2015/9/29

    アル中親父が原因で憎しみ合うようになったの兄弟が、それぞれの理由からあふ格闘技大会に出場する。家族の愛憎と赦し、まるで天下一武道会のごとくどこまでも熱い少年マンガのような強引でやりすぎな展開だが、泣きポイントがやばいくらいに多い。 んとにマンガちっくで馬鹿っぽいとこも多いんだが、格闘シーンは迫真だし、激烈かっこいい。奥さん、校長、学生が喜ぶシーン、ラストにかけての盛り上げも最高で、完全陥落、号泣。映画館も終わった大きな瞬間拍手で包まれた。 親父との特訓シーンもっと魅せて欲しかったよなあ。あれ、絶対盛り上がるシーンになりそうなのに。

  • 鑑賞日 2015/10/21

    もう頑張らなくていいんだよ、トミー

    ドラマも、アクションも、とても丁寧に作りこまれている映画だった。だからこそ、最後にブレンダンがトミーにささやく「愛してるよ」ってセリフが沁みる。 トミーがなぜあそこまで戦いに固執するのかはっきりしなかったけれども、兄ブレンダンの腕をタップするシーンですべてが明らかになる。 父親のDVから母親と逃げて、母親の死まで看取ったトミー。本当は兄ブレンダンに、誰かに頼りたかったけど、周りの環境がトミーに「強くいろ」と強いてきた。父親にトレーナーになってもらったのも、本当は頼りたかったからだろう。でも、父親は老いた。自分を庇護してもらう立場から、自分が庇護してあげなければならなくなった父親に、トミーは素直に身を預けることができない。 やけくそに頑張っていたトミーは、兄貴に「もう頑張らなくていい」と言われたかったのだ。「愛している」と自分を受け止めてもらえるとわかった時、彼の張りつめていた気持ちがやわらぐ。泣ける。泣かずにはいられるか。 そんな二人の息子を見つめるニック・ノルティ演じる父・パディ。本当には息子たちに駆け寄りたいけれど、過去の過ちから自分のその資格はないと悟る。その佇まいもいじらしい。 個人的には、『ロッキー』と肩を並べるすばらしい格闘技映画だった。

  • 鑑賞日 2015/10/20

    喧嘩稼業だ

    喧嘩稼業好きなのでこれは燃える。卑怯なことをしないが、16人のトーナメントで無名の戦士が戦うが、それぞれの背景(ただし2時間なので数人)をガッツリ掘り下げておくと。それは燃えるよなあ。兄弟の戦いとそれを見つめる父親の人間ドラマ。というかドラマパートは予想から寸分ずれずに進んで行くので大絶賛まではいかないものの、いいですよ。

  • 鑑賞日

    表情で語る映画

    ここまで言葉でなく肉体で雄弁にドラマを紡いだ映画を観たのは久しぶりだ。台詞で多くを語ることなく、役者から滲みでる人間性で、この複雑な親子関係を描ききったシナリオは見事!当然、役者も素晴らしい。クロースアップやバストショットといったサイズの画が、頻繁に用いられていたが、それも納得。この映画は格闘技を題材にしているので、身体的な面で心に響く映画だろうとは思っていたが、想像の遥か上をいく身体性をもっていた。とにかく表情がいい。 酒に溺れた父親から母親と一緒に逃げた弟と、恋人と結婚し父親のそばに残った兄。この兄弟が引くに引けない事情を抱えて「スパルタ」という総合格闘技の大会に挑むというのがこの映画の物語。兄は父親の姓コンロン、弟は母親の姓リオーネルを背負い戦いに臨む。両者のファイトスタイルも生い立ちが現れていて兄は耐えて耐えて耐え忍ぶ。弟は嵐のように颯爽と相手を倒し去っていく。大会に出場するにしても、兄は旧友を頼り、弟は自身の力だけで出場権を得る。一言で負けの兄と勝利の弟ともいえる。そんな対照的に描かれる兄弟だが、共通点もある。それは父親(家族)への想いと、試合に勝たなければならない理由だ。それが見事に絡み合ったスパルタ決勝戦でのカタルシスは凄まじい。涙なしには観られない。そこまで感動できるのは、やはり役者の表情が、常にこの家族の中にあるわだかまりを湛えていたからだ。 特に弟。彼はきっと試合に勝ちたいのではなく、自ら許すことが出来ないから過酷な環境へ進んだのではないだろうか。亡くなった海兵隊員の家族の為とは建前で、兄に叱られたいというのが本音なのでは?また兄に叱られるとは、父親への憎しみを受け入れることにもなるのではないか。などと、勝手に想像してしまったが、表情からは何とでもうけとれる感情が滲んでいる。こんな芝居を見せられたら、もうこの映画は傑作と呼ばざる得ない。 兄の抱えていた想い「許してくれ」と、弟の硬い心を解きほぐした「愛してる」。この映画の結末は、そこで終わりその後は描かれない。父親は試合後、兄弟に背を向け、兄弟は肩を支えながら退場していった。家族の今後はわからない。またバラバラに散って生きていくのだろうが、そんなバラバラな家族が交わる一瞬をスパルタの決勝戦として、映画として描いてみせたのだ。見事なドラマ。傑作である。

  • 鑑賞日 2015/10/6

    格闘技映画にハズレなし

    あらすじは以下の通り。 アルコール中毒の父親から逃れ、母親と家を出たトミーは14年ぶりに実家に戻る。父の指導により、学生時代はレスリングの選手として名を馳せていた彼は、総合格闘技の大イベント“スパルタ”に出場するため、父にトレーナー役を依頼する。一方、トミーの兄、ブレンダンも今は教師として働いていたが、かつては格闘家だった。しかし、娘の病気にかかる医療費のため家計は厳しく、彼に残された道は、総合格闘技の試合で金を稼ぐことだった。再び格闘技の世界へ足を踏み入れた二人は“スパルタ”の舞台で再開する。 今年一発目に観た『激戦 ハート・オブ・ファイト』も傑作だったが、こちらも負けじと傑作だった。 ストーリー的には『激戦 ハート・オブ・ファイト』の方が好みではあったがアクションとカメラワークはこちらの方が好み。 いくらのっぴきならない家庭の事情があるにしろ実際の総合格闘技は、ブランクのある人間がこれほどとんとん拍子に勝つとは思えないけど、この手のやり方には泣かされる。 家庭の事情からみて兄貴のブレンダンの方が勝つだろうというというのは想像できだが、弟のトミーは降参することないだろうと思ってたよ。あのラストには思わず男泣き。 1000日以上酒をやめてても受け入れられない父親の情けなさを体現してたニック・ノルテもお見事。どうしようもなくて酒を飲んでしまった親父を介抱するトミーにもグッときた。

  • 鑑賞日 2015/9/30

    既視感

    キネノート最新公開ランキングの1位に惹かれて、劇場へ。 特別公開500円という格安料金と評判が浸透しているためか、平日の夕方満員である。 2011年の映画なのに、世間が現在進行形で騒ぐと、まるで封切りの気分と同じようにわくわく感でいっぱいになる。 しかしながら、映画が始まってみると、なかなか引き込まれない。物語に入れない。ストーリーや人物に感情移入ができないのだ。それは、突き放した演出に原因があり、誰のことを言っているのかわからなかったり、固有名詞をキチンと抑えられないことや、人間関係の機微がよく理解できないからだ。しかし、これは作者の確信犯的演出でもある。つまり後半、格闘技でのファイトシーンが進むにつれて、前半焦点を結ばなかった事象が、次第にくっきりと像を結んでくる。肉体が傷つき、悲鳴をあげることに反比例するかのように、感性は研ぎ澄まされ、情感は豊かになっていく男たち。その姿を立体的に感情の起伏までも視野に入れながら、ドラマが焦点を結んでいく。 この作品の最大の魅力はそこにある。 ただ、ファイトシーンを見ていると、既視感にとらわれた。どこかで見たことのあるようなシーンだ。思い出した。「激戦・ハート・オブ・ファイト」に似ている。よく考えてみると、この作品の制作年は激戦より前だ。よって、激戦のスタッフは「ウォーリアー」に触発されたのかもしれない。 それにしても、ニック・ノルティも老けた。まるでしょぼくれた老いぼれ親父だが、本作については、それが絶妙な味わいを醸し出す。決勝戦の親父の心情を思うと万感胸に迫る。 こんな映画が、一般公開されずにいきなりDVDになるなんて不思議ではある。

  • 鑑賞日 2015/10/1

    ウォーリアー

    血のつながった兄弟ながら酒浸りの父親から逃げ別れとなった二人は総合格闘技「スパルタ」のリングで相まみえる。 トミー(トム・ハーディ)はレスリング選手として父と二人三脚で名を馳せてきたが荒れ狂う父親から逃げるように軍隊へ入隊し14年ぶりに帰宅。一方、兄のブレンダン(ジョエル・エドガートン )は教師として家族を養う身でありながら娘の医療費が嵩み窮地に追い込まれていた。 二人は相反する人生を歩んできたが血のつながった兄弟という隠しきれない事実が存在する。そして、これがある故の共通点は父親の愛を知らないことだ。二人がリングで向かい合う前の会話で自身の思いをぶつけ合うシーンがあるが、そこに今作の価値が注力されているといってもいい。 なぜ二人は戦うのか。目に見えている賞金や栄誉というもの以外に二人だけの大事な何かを得るために戦っている姿は悲壮感に満ち溢れている。特にトミーの表情から心情が窺えるだろう。「マッドマックス」での狂気以上にリング上では触れてはいけない刃のような険しい面構えだが、瞳の奥では狂気ではなく、むしろ男らしい純粋な眼差しにも感じ取られる。 今作でメインとなる総合格闘技に対して役者陣はプロの格闘家から指導を受け劇中ではリアルファイトを披露している。立ち技から関節技、投げからマウントポジションまで総合格闘技を網羅し体も格闘家のように仕上げているからこそ、金網に囲まれた二人が画になっているのではないだろうか。

  • 鑑賞日 2011/9/11

    家族愛とスポ根の相性はいつもながらの良さかもしれないが、兄弟の実力差があり過ぎるのにあの結末は、ちょっとあり得ないかな。

  • 鑑賞日 2015/9/29

    ニック・ノルティの孤独な佇まい

    トム・ハーディって、そんなに魅力があるか、と思いながら満席の場内を見回す。男女比率はほぼ半々か。トムハ様のおかげでスクリーンで観られたことに感謝。小生は孤独なニック・ノルティに感情移入。1000日禁酒にても子供に受け入れられない哀れ。信頼を失った父親を瞳と佇まいで表現している。

  • 鑑賞日 2015/9/27

    劇場で見逃すにはあまりにもったいない

    なぜこの映画が日本では劇場未公開なのか。ひょっとしたら、「ホテル・ルワンダ」と同じくアカデミー賞絡みで買付価格が上がってしまったからなのかもしれない。そして、町山氏による救済措置があった「ホテル〜」と比べて、本作にはそれがなかったからなのかもしれない。それではあまりに惜しい。格闘技が好き、嫌いに関わらず、映画ファンなら見て絶対に損はしない。試合の緊張感、人間ドラマ、映像。どれを取っても見事な出来。素晴らしいの一言。

  • 鑑賞日 2015/9/26

    スクリーンで見れてよかった

    父親と兄弟はそれぞれの悩みがあるのに、家族がバラバラなため協力ができない。 総合格闘技でお金を手に入れるために、兄弟がとったトレーナーとの共同作業。戦いはきっとこの二人になるんだろうと予測されるが、二人になるまでの戦いも感動もの。 戦いの方法も性格も違う兄弟が戦う姿は涙をも誘う感動。 応援する家族や校長の仕草も可愛い。 リアルスティール以来の感動だった。

  • 鑑賞日 2015/9/19

    最後の決め技に感極まりました

    本作ですが、劇場イベントの今年のシネマカリテコレクションで、シークレット作品でした。 月曜日のレイトショー1回限りの上映だったのですが、二日前の土曜日に劇場に行ったら既に完売しておりました。 今回はオトカリテで再登場。 今回も完売必至と思ったので、早々とチケットを購入しました。 この日は当然、完売です。 さて、映画の方ですが、総合格闘技を軸とした家族の物語。 総合格闘技の映画と言えば、「激戦 ハート・オブ・ファイト」が記憶に新しい。 その他、多くの格闘技映画のオマージュがあったと思います。 しかし、映画の作りはハート・オブ・ファイトとは全然違いました。 オクタゴンでの戦いは、リアリティにこだわっていたと思います。 戦いに映画的な派手さはありません。 戦っている時に苦しくなれば表情を捉えたくなりますが、試合中に表情のアップはありません。 撮影は全て金網の外からで、金網越しで試合を見るところに臨場感がありました。 金網が見えないシーンは、金網の上からのショットだと思います。 私は役者が演じているのはわかっていましたが、途中からホントの試合に見えてしまいました。 本作を作った人たちの格闘技に対する想いに、敬意を払いたいです。 その試合も面白かった。 アメリカVSロシアはロッキーかと思いますし、打撃VSサブミッションというのが玄人ファンでも唸るところだと思います。 また、キムラロックが出た時は大興奮でした。 ストーリーも良かったです。 父のアル中が元で、離散した家族。 母親についていった弟のトニーと、父と共に残った兄のブレンダン。 家族には、大きな溝がある。 そして、この兄弟は学生時代はレスリングでの実績がある。 病気の娘と、ローンの返済が出来ない家を守るブレンダン。 家族を守るために金網の中に入っていく。 母親に着いていき名前が変わったために、謎の男として登場してきたトニー。 トニーもまた、背負うものがあって戦っている。 二人が再開するのが、総合格闘技の大会スパルタ。 この大会の盛り上がりは、WWEのレッスルマニアのようでした。 その大会でブレンダンを応援するのは、妻であったり、自分が教壇に立っていた学校の校長や生徒たちという身近な人たち。 一方、トニーを応援するのは地獄を共に過ごした海兵隊と、こう言う対比も面白かった。 兄弟対決で、父はどちらを応援するのか。 そして、最後の兄弟対決。 強い弟に立ち向かう兄。 背負うものがある男は強いです。 打撃中心のファイトをする弟トニー。 サブミッションが得意な兄ブレンダン。 二人の対決の決め技は打撃でもなく、サブミッションでもない。 関節を極めながら兄のブレンダンが言う「I Love You」の一言にタップする弟のトニーに、感極まりました。

  • 鑑賞日 2015/9/21

    ワンコインは安すぎる

    #0957 シネマカリテ「ウォーリアー」。出演作の公開が相次いでいるT・ハーディ躍進のきっかけとなった2011年製作のG・オコナー監督作品。格闘技がモチーフの兄弟物語というと「ザ・ファイター」を連想するが、こちらは負けられないものを賭けて世界大会の決勝で対決する熱いドラマである。

  • 鑑賞日 2015/9/19

    絶対スクリーンで観るべき

    絶対スクリーンで観てほしいのに、なぜ劇場未公開でDVD化されたのか頭をかしげてしまうほどファイトシーンが凄い作品。 ブレンダンとトミーのコンロン兄弟は、物理学教師で生徒から「mr.C」と呼ばれ人気のブレンダンは、いわば民間人にも関わらずタフさとガッツで勝ち進んで行く姿がカッコ良かった。入場曲がベートーベンの“歓喜の歌”というのもナイス。 一方、野性味溢れるファイトで圧倒的な強さを見せつけ、無言でリングを去って行くダークヒーロータイプのトミー。この2人がそれぞれ譲れないモノを賭けて決勝戦でぶつかり合う姿に熱い涙が止まらなかった。

  • 鑑賞日 2015/9/6

    16年ぶりに父親(ニック・ノツティ)を訪れたトミー(トム・ハーディ)。レスリングの師でもあったが溺愛されながらも酒浸りで母に暴力を振るう父を憎み母と一緒に逃げた過去を持つ。彼はジムに通い始め高額な賞金の出るMMAトーナメントに出るため、親子関係無しで父にトレーナーを依頼する。 時を同じくして高校教師の兄ブレンダン(ジョエル・エドガートン)もまたかつてのように戦う事を決意する。父に弟のように愛されたいという事もあるが、恋人と別れる事ができず母と弟の逃避行に行動を共にすることをしなかった過去を持つ。結局父には認めてもらえず彼もまた父を憎んでいる。そして彼も愛する家庭を守るためトーナメントに出る事になる。 トム・ハーディのキャリア最高作と言われている作品だが、あいにく日本劇場未公開で今回ようやくソフト化された。 これは何とも熱いドラマで激しく心を揺さぶられた。まさに漢(おとこ)のドラマがこの作品にあった。 兄弟対決はあるのか?優勝賞金を手にするのは誰か?兄弟関係、そして父子関係はどうなる?といった興味を掻きたてながら怒涛のトーナメントクライマックスに向かう。 肩を脱臼した弟に対する兄の行動にいちいち共感し、首を極めた際、「もう、いいんだ、トミー。愛してる。お前を愛してる」と耳打ちする兄ブレンダン。それに応えるかのようにタップするトミー。兄弟対決シーンのラストは胸が熱くなって涙が止まらなかった。 主演がジョエル・エドガートン、そしてこの時はまだ「ダークナイト ライジング」も公開前だったトム・ハーディともども認知度が低く劇場公開は見送られたんだろうけど、それにしても余りに惜しい映画が今まで日本で未公開だったものだ。

  • 鑑賞日 2015/9/4

    トム・ハーディを一流に押し上げた作品

    女の私がこんなにも感情移入し後半は号泣しながらの鑑賞となったのだから 男達がどれだけ感動の涙を流した事だろう 想像すると嬉しくなる トム・ハーディ 彼がこれから大躍進をする俳優の中の一人になるのはほぼ間違いないと思える熱演であった 個人的にもあのピュアな瞳の眼差しに心臓を撃ち抜かれ、瀕死の状態である トム・ハーディ熱は下がりそうも無い また、アル中の駄目親父をニック・ノルティーが貫禄たっぷりに、ある時は惨めに 懐かしい姿を見せてくれた 何と言っても 『48時間』のやさぐれ刑事の印象が 強烈に未だに残る燻し銀の俳優だ トム・ハーディの親父役がピッタリハマった 彼のいい感じに老けた姿が嬉しくて嬉しくてそれだけで 観たかいがあった ただの格闘技映画じゃなくて 家族の絆や戦争による犠牲 医療福祉の問題 など、アメリカの暗部を抉る社会的な面も 描く その中で彼らがどのように人生を狂わされたのか?そして人生を取り戻したのか ? とりわけ、ニック・ノルティー演じる駄目親父が酒を断ち 立ち直ったかに見えたが 息子から罵倒され拒絶された後の ふたりの和解のシーンから私の涙腺崩壊が始まり、ラストシーンまで続くので私の顔 は大変 酷い事に‥‥ アクションも楽しめて人生ドラマも堪能 ニック・ノルティーとトム・ハーディ の親息子を見る事ができて本当に幸せな時間だった。 ニック・ノルティーの低くて少し枯れてる声がまたいいんだな。