PROGRAM

放送作品情報

ザ・ハリケーン

THE HURRICANE 1999年アメリカ / 146分 / 社会派ドラマ

冤罪で投獄されたボクサー…デンゼル・ワシントンが迫真の演技で魅せる勇気と感動の実話
解説

キャリア絶頂期に冤罪で逮捕されたボクシング世界王者ルービン・“ハリケーン”・カーター。無実を晴らすための彼の闘いを、オスカー俳優デンゼル・ワシントンがボクサー体型を完璧に作り上げる渾身の役作りで体現。

ストーリー

1966年。ボクシングウェルター級王者ルービン・“ハリケーン”・カーターの故郷で、男女3人が殺害される事件が発生。人種偏見を持つペスカ刑事によってカーターは逮捕され、終身刑を宣告される。ボブ・ディランたちが釈放運動に立ち上がるが、再審で有罪判決を受けて運動は下火に…。そんなある日、カーターが獄中で執筆した自伝に感銘を受けた黒人少年レズラがカーターに手紙を書いた事で、運命が大きく動き始める。

出演

デンゼル・ワシントン
ヴィセラス・レオン・シャノン
デボラ・カーラ・アンガー
リーヴ・シュレイバー
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/3/18

    ボクサーの実録ドラマだが・・・。

     後半は、完全にファイトシーンは無くなる。  冤罪ドラマと化すわけで、つらい展開だ。  獄中の主人公ボクサー、ルービン・カーターと文通する黒人少年が前半から中盤のドラマを引っ張るが、終盤は扱いが弱い気がする。  実録を2時間25分、どのように脚色するかは、難しい作業である。  何を取り上げ、何を捨てるか、また何を誇張するのか、しないのか、創作の部分を入れるのか、入れないのか・・・。  事実、映画の完成後は、あちこちで不満の声があがり、殺人事件の被害者遺族からは、訴訟もされたという。(ウイキペディアより)  まったく悩ましい限りだ。  映画は今一つ、焦点が絞り切れてない気がした。    キング牧師を描いた「明日への行進」を見て、60年代には黒人に事実上、選挙権がなかったことを知ることが出来た。  ルーズな作為で免罪が作られることなど、恐ろしいが簡単なことだったのだろう。  陪審員には黒人はいないし・・・。  「十二人の怒れる男」は、やはり2018年の目で見るとおかしい。12人の中に黒人はいないし、女性はいないし、ヒスパニック系はいないし・・・。  でも選挙権が保障されてないのだから、陪審員にもなれる訳がない。あれが50年代のアメリカとしては普通の状況だった訳だ。シドニー・ルメットにその点への問題提起の認識はあったのだろうか。容疑者は、たしかヒスパニック系だった。  

  • 鑑賞日 2018/1/28

    実話だが

    想像以上にアンハッピーな生涯で、酷い印象しか残らなかった。 これが、最後の裁判に勝訴して、無実を勝ち取り復帰するとか、何かを取り戻すところがあれば違ったが、無実を勝ち取って、良かった。で、終わってしまう。 実話にありがちな、エンドロールのシーンで実際の写真や当時の素材が紹介されるが、この映画には本人の写真以外、ほとんど紹介されず感動や事実だったその重さが伝わりづらかった。

  • 鑑賞日 2016/9/22

    伝記映画というよりは家族映画

    冤罪で牢獄に放り込まれた名ボクサーのルービン・カーター。彼の判決を不服とした多くの黒人は再審を申しだてるが判決は覆らず。投獄されて数年が経ち、諦めていた彼に一筋の光が見える。 伝記映画としてカーターの投獄からの半生を描いているが、見方を変えれば彼を救った少年が孤独なカーターに歩み寄り家族の一員として再審を申し立て判決を覆した家族映画でもある。 そして、物語として面白いのは一回終身刑と判決が下り何年もの月日が経っていてからの第二エピソードが始まる点だ。これは伝記映画としても着目したいところであり、冤罪というレッテルを貼られる前に奮闘する姿はよく描かれるが、このような長い闘い、しかもカーター自身にとっては予想していない出来事が起こっているという事実を史実として描いていることがストーリー上で最も魅かれる点ではないだろうか。

  • 鑑賞日 2016/9/1

    冤罪の怖さを思った。実話ということもあり、もう少し濃い内容だったと思ったが

  • 鑑賞日

    ショーシャンクの主人公より精神力は強いかも

    長期の刑務所での収監にもかかわらず、押しつぶされなかった主人公の精神力の強さに脱帽です。パピヨンやショーシャンクのように自力で脱獄せず、支持者の助けを借りて正々堂々と出獄できる話は意外に珍しい映画かも。しかも大部分は事実に基づいているとは驚きでした。ある意味もっと驚いたのは(というか一番感心したのは)、赤の他人なのに彼の無実を、引越しまでして命がけで応援する人たちがいたことです。 また、ボブディランが歌っていたハリケーンは、この映画の主人公のことだったとを、お恥ずかしい話、この映画を観て初めて知しました。

  • 鑑賞日

    絶讚したいですね☆

    大変素晴らしいの一言です。元黒人ボクサーのルービン・カーターの半生を描いた作品です。彼は冤罪により20年拘置され続けたわけですが、背景には当時の黒人に対する人種差別と警察の腐敗がありました。黒人の差別解放組織も最初はカーター釈放を強く世間に訴えてましたが、時と共に風化されていきました。そんな中カーターを救ったのはカナダ人と黒人の少年でした。献身により釈放されたカーターの姿は様々な問題を乗り越えたアメリカ社会そのものです。そして黒人の象徴的存在であるデンゼル・ワシントンが演じたことにより深みを更に作品に与えてくれたと思います。そして本作のカット一つ一つに自分を信じるための気高さを感じとれます。心動かされる絶讚するべき作品ですね☆

  • 鑑賞日 2014/6/21

    うむ~。

     何かいまひとつだった。そうか、冤罪の理由が浅いからか。デボラ・カーラ・アンガーは良いね。

  • 鑑賞日 2014/6/17

    ノーマン・ジェイソン監督が構成で描く実話のドラマ。人種差別が冤罪を生む様子は「レ・ミゼラブル」にも似ている。一時は冤罪を晴らそうとする運動が盛り上がるが、2度の有罪判決で人々の記憶から忘れ去られていく。主人公の本を読んだ少年と彼を援助するカナダの善意の人たちが妨害にもめげずに真実を洗い直していく。最後、逆転判決を下す判事はノーマン・ジェイゾン監督の「夜の大走査線」でアカデミーをとったジョージ・C・スコット。配役の妙が光る。

  • 鑑賞日 2014/3/30

    つまりボブ・ディランも運動から去ってしまったということか。

    娘が借りてきたDVDで鑑賞。私のアンテナとは違うクチコミ情報を持っているので、意外にヒットする場合が多い。 ボクシング・ミドル級世界チャンピオン、ルービン・“ハリケーン”・カーターの冤罪事件を扱っている。 映画では、カナダの篤志家の養子になった黒人少年との交流がきっかけで、3回目の再審要求の運動になっていく。 恐ろしいほどの困難な道のりで、度重なる絶望で、自分を見失ったハリケーンに、最後の友人が手を差し伸べす。 ハリケーンは書くことによって、一字一句から地獄の泥沼をはい出して行く。 メッセージは本となり、カナダまで届くことになったのだ。 主演のデンゼル・ワシントンは、トップクラスの黒人俳優として、彼の人生の中でも大きな節目となる入魂の演技。 連邦裁の判事はなんと名優ロッド・スタイガー。67年の「夜の大捜査線」で、シドニー・ポアチエの黒人刑事に対して、 差別意識のかたまりの南部の白人署長を演じた。 30年以上経ち、同じジュイソン監督と組み、ハリケーンに釈放の判決を下した。 これもドラマティック。本編とは関係ないのだけれど、映画ファンとすると、しみじみ感じ入る。

  • 鑑賞日 2013/7/27

    ”本が人を選んだ”運命的な出会い

    人種差別から生まれた冤罪で終身刑を言い渡され、30年もの間投獄された黒人ボクサー、ルービン・”ハリケーン”・カーターが疑いを晴らすまでの壮絶な半生を描いた実話です。 古本市でのレズラとルービンの自伝との出会いはまさに運命的で、レズラに読まれなければ、レズラとの交流がなければ、ルービンの釈放は無かったわけで、それを考えるとまさに”本が人を選んだ”という言葉がぴったりだと思いましたね。実話を淡々と描くだけでなく、ルービンの冤罪との闘いの物語と同時に少年レズラの成長物語を描いているので内容がよりドラマティックに展開され、見ている人の胸を熱くします。 デンゼル・ワシントンの演技も秀逸です。ボクシングシーンでは本物のボクサーと見間違うほど見事な肉体と動きを披露していますし、獄中では無実の罪で投獄された男の繊細な心理描写を見事に表現しています。 ラストに釈放を言い渡すサロキン判事を「夜の大走査線」のロッド・スタイガーが演じているのは意図的な演出なんでしょうか。

  • 鑑賞日 2000/6/26

    天才ボクサーの苦闘の歴史

    ボブ・ディランが歌う「ハリケーン」のモデル、実在のボクサー、ルービン・“ハリケーン”・カーターの30数年にわたる冤罪との闘いを描いた物語。  カーターが獄中で書いた自伝を古本の山のなかから偶然に見つけ出した黒人少年が、それに感動し、それがきっかけで彼との交流が始まっていく。  そしてそれがやがて彼の冤罪を晴らす大きな力となっていく。  だが、そうした物語以上に主人公のルービン・“ハリケーン”・カーターを演じるデンゼル・ワシントンの存在感が大きく印象に残る映画だ。  1年間かけて作り上げたという見事なボクサーの身体で現役時代のカーターの迫力あるファイティング・スピリットを見せてくれる。  さらに獄中での苦悩する姿や絶望の中から立ち上がり冤罪を晴らすための最後の闘いへと歩み出す姿を見事に演じ分けていく。  時には黒ヒョウのような精悍さをみせ、時には哲学者のような深い思索の影を漂わせながら、数奇な運命に弄ばれる天才ボクサーの長い苦闘の歴史を再現していく。  これは彼が過去に演じた実在の人物「マルコムX」と双璧をなす演技といっていいだろう。  それを証明するかのように、この演技で彼はオスカー主演賞候補にあがったほか、ゴールデン・グローブ賞、ベルリン映画祭の主演男優賞を受賞している。  監督は名匠ノーマン・ジェイソン。  かつて「夜の大捜査線」でシドニー・ボワチエを主役に人種問題を骨太に描いた彼ならではの映画といえるだろう。  そういえば「夜の大捜査線」でアクの強い警察署長を演じてアカデミー主演男優賞を獲得したロッド・スタイガーがここでも連邦裁判所の判事役で名脇役ぶりを見せており強く印象に残る。

  • 鑑賞日 2013/6/20

    デンゼル・ワシントン

    デンゼル・ワシントンの重厚な演技が好きだ。 ルービンとレズラとの評決前の会話を聞いて、涙してしまった。

  • 鑑賞日 2000/7/9

     これは、ある冤罪事件を元に作られたノンフィクションです。  黒人差別がまだ根強かった1960年代。  ボクシングの現役世界チャンピオン、ルービン・”ハリケーン”・カーターが逮捕され、差別意識丸出しの刑事による証拠のでっち上げによって終身刑の判決を受けてしまう。  やがて、彼が獄中で書いた自伝がきっかけとなって、釈放運動が盛り上がるものの、彼は時間と共に世間から忘れ去られた存在になっていき、そして心を閉ざしていった・・・  ・・・そして逮捕から16年後、古本市で、ふとルービンの本を手にした少年レズラは、彼の本に感銘を受けて手紙を書き、そこから、ルービンとレズラの交流が始まります。  そして、レズラがルービンに送った、ボクサーが身に纏うガウン。  それを着込んで、ルービンは、再度、釈放運動を再開するのだった・・・  主演のデンゼル・ワシントンが、今年のアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされた本作は、思わず、そのことに納得が出来てしまうデンゼル・ワシントンの好演が光りました。  しかし、デンゼル・ワシントンと、「これは事実である」、と言う物語の重みを別にしてしまうと、この映画、ちょっと中途半端で判り難い印象を受けました。  ふとした事で、黒人の少年、レズラが手にしたルービンの自伝を軸に半生を描く、と言う構成はいいとしても、それ故に、レズラの生きる’80年代と、ルービンの獄中生活を描く、’60年代半ばから’70年代にかけての描写、それにルービンの過去の回想シーンなどもあって、前半部は時間軸がかなり輻輳しています。  また、この前半部分で、警察サイドの人種差別的偏見から不当逮捕や証拠のでっち上げを見せてしまっているのだけど、これは、ここで見せなかった方が、後半、面白くなったように思います。  (釈放活動の中で、ルービンの潔白を疑うような部分があってもよかった)  それ故に、後半の釈放活動に謎解きの面白さがなく(なにせ観客は、既にでっち上げを見てしまっている)警察サイドの、妨害やもみ消し工作、そして、法廷での逆転劇の盛り上がりに欠けたように思うのです。  まぁ、確かに、実話を元にすると、その辺、あまりドラマティックに脚色が難しいのかも知れませんが・・・  (そう言えば「エリン・ブロコビッチ」もそうでしたが・・・)  また、映画の軸足を、釈放活動と再審請求の法廷劇に置くのか、ルービンとレズラの交流の人間ドラマとするのか・・・その辺りにも中途半端さを感じましたね。  まぁ、文句が最初になってしまったけれど、骨太の人生ドラマとしては、水準以上の秀作だと思います。  そして、抑えに抑え、最後にやっと自由を掴むラストは、やはり感動的なものでした。

  • 鑑賞日 2008/9/20

     ノーマン・ジュイソン監督、デンゼル・ワシントン主演。元ミドル級チャンピオンの冤罪事件を描く。実話らしく、ところどころで、実写が挟み込まれる。  どっしりとした重みのある映画づくりでこれは見ごたえあった。最後のほうで連邦裁判官を演じるのがロッド・スタイガー。この人、「夜の大捜査線」でも当時の黒人スターのポアチエと渡り合った名優。

  • 鑑賞日 2013/2/6

    実話という驚き

    差別対象が黒人だから映画化されたと思うが、これがもっと低く見られているアジア人が同じ境遇なら話題にもならないだろう。白人の心の奥底が恐ろしい。

  • 鑑賞日 2013/1/3

    実話

    ボクシングのチャンピオンが冤罪で30年もの刑務所生活。しかも実話…最後の判決シーン(ロッド・スタイガー)と看守(クランシー・ブラウン)の笑顔がジーンとくる。

  • 鑑賞日 2013/1/2

    怒りこそが鉄の肉体と意志を創る

    感動的な作品でしたがTrue storyなんですね。人種差別に抗う強い精神と肉体を持つ黒人ボクサーが神を信じ真の友人達と無罪を勝ち取るアメリカ的な物語。デンゼルワシントンが良いですね!ボブディランの詩は素晴らしいが、スター達が再審を訴える活動が年月が経つと萎んでいくのは寂しいな。

  • 鑑賞日 2002/12/3

    冤罪

    デイランのアルバム「欲望」の1曲目にこの作品の主人公の冤罪を訴えた長いプロテストソングがあって聞いていたのだが、その後こうやって映画化されえん罪が晴れるまでの苦闘を丹念に描いている。ノーマンジェイソン監督の起死回生の作品。

  • 鑑賞日 2010/11/24

    勉学、仕事に全力で励むとは

    自分のBLOGより> 黒人差別時代を生きたボクシング・チャンピョン、 ハリケーンことルービン・カーターの過酷な一生を 描いている。 警察にはめられ、強盗殺人の罪で終身刑を言い渡される。 彼は監獄内で冤罪を主張する自伝を出版する...。 ある日、白人家族の黒人養子レズラが古本市で この本を買ってもらい読む。 そして、ハリケーンの人生に共感した彼は ハリケーンと文通を始めるのだった。 歴史が動く数年前の出来事だった...。 どんなに過酷な環境でも自己を見失わない ハリケーンを尊敬する。 また、ただの偽善者に終わらず 必死でハリケーンの冤罪を証明しようとする ファミリーの活躍に感動した。 しかし、凄い良かったのだが残念な点が一つあった。 本来、刑事や裏組織がファミリーを徹底的に 潰そうとするのだが、その演出が甘かったと思う。 もうちょっと嫌がらせのシーンをちゃんと描いて欲しかった。