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放送作品情報

シング・ストリート 未来へのうた

SING STREET 2015年アイルランドイギリスアメリカ / 106分 / 青春音楽映画

[PG12]14歳の少年にとって恋と音楽がすべてだった。ジョン・カーニー監督が贈る青春ドラマ
放送日時
2018年06月25日(月) 06:30 - 08:45
解説

『ONCE ダブリンの街角で』などの秀逸な音楽映画で魅せるジョン・カーニーが、自伝的要素を盛り込み描く青春ドラマ。80年代ブリティッシュロックを全編に流し、10代の青春模様と瑞々しくシンクロさせる。

ストーリー

1985年のダブリン。不況のあおりで父が失業したコナーは、学費の安い荒れた公立校に転校。学校でイジメられ、家では両親のケンカが絶えず、兄ブレンダンと大好きな音楽番組を見ることが唯一の楽しみだった。そんなある日、街で見かけた美少女ラフィーナに一目惚れしたコナーは、思わず「僕のバンドのミュージックビデオに出ない?」と口走ってしまう。そこで彼はあわててバンドを結成し、演奏の練習と曲作りに奮闘する。

出演

フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
ルーシー・ボーイントン
マリア・ドイル・ケネディ
エイダン・ギレン
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
PG12
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/5/16

    五里霧中

    オーセンティックな作りである為、演出に目新しさは無いものの、愛情を込めて丁寧に撮れている。 しかし、己の都合で発足したバンドであるのに、メンバーを置き去りというのは些か不誠実に思う。 着飾るメイクは海へ捨て、手を振りかける新世界。

  • 鑑賞日 2018/5/10

    親の経済事情で荒れた学校へ入学する事になる主人公。同級生のイジメと校長の体罰への反抗からいきなりバンドを結成する事になる。 親がミュージシャンの仲間が出来て天才肌の彼と一緒にバンドはとんとん拍子に進む。時々彼の家に行き、曲作りをする主人公。 彼は常に主人公を受け入れ、仲良く曲を作って行くのだが、そのクリエイティブな関係がとてもよい。 メイクや衣装などMVの手作り感が楽しい。憧れの彼女がそれに協力してくれるのもいい。それでいて、音楽はプロ級なのが夢がある。 しかし彼女は彼氏と主人公の元を去り、主人公の両親の離婚は決定的となり、主人公のロックのメンターとなっていた引きこもりの兄貴はついに心が折れて主人公にもつらい言葉を浴びせる。 体育館での撮影で、主人公が夢見る夢のようなライブとの対比がとても切ない。 最後のギグ。受けないバラードも「勇気がいる」と否定せず、校長への反発を歌った最後の曲にも賛成する友人との絆が熱い。 家を出ることを決意する主人公。不倫している母親をも「大好きだよ」と許す。 小さなモーターボートでの駆け落ち。16歳とは早すぎるとも思ったが、案の定前途多難を連想させる荒れた海。それでも希望を感じさせる笑顔がよかった。

  • 鑑賞日 2018/4/21

    同監督による前作のキーラ・ナイトレイ主演作があまりにも酷かったので、劇場に観に行くのはスルーしていた作品。 時代設定を80年代半ばにした点は新しいけど、お話はよくある青春バンドもの。 デュランに始まり、ジョー・ジャクソン、ジャム、スパンダー・バレエ、キュアー、ホール&オーツとお馴染みの曲が出て来て懐かしいが、アイルランド・バンドの帝王U2が名前も出てこないのは契約のせいかもしれないけど片手落ちの感じで残念。 ラストのボートでイギリスへ船出のシーンは、いかにもアイルランドが舞台の映画という感じ。 この作品、主人公とバンドやモデルの女の子の事よりも、実は兄弟愛の物語のような気がする。レイナード・スキナードのメンバーみたいなルックスの兄貴のキャラがいい。 というわけで、青春音楽バンド映画としては凡作だが、全く別の視点で観ると傑作だったという不思議な作品である。

  • 鑑賞日 2018/4/15

    「すべての兄弟に捧ぐ」

    いじめや教師の圧政が横行する学校でバンドを組み、気になる女の子とMV撮ろうぜ! という青春バンドもの。 少しずつみんな社会からずれたはみ出し者なのだけど、音楽を通じて自分の居場所を見出してゆく。 こういう物語は、最近よく心に響く。 しかしこれはバンドメンバーとの友情だとかヒロインとの恋のゆくえよりもむしろ、フォーカスされていたのは兄弟との関係だったように思う。 機能不全の家庭で主人公にとって唯一の頼りが兄で、彼は高校も中退して今は何をするでもなく引きこもっている。音楽になんら造詣のない主人公に助言を与えるのが、その兄である。彼は生粋の音楽マニアなのだ。 兄の心情こそ作中でもっとも大きく揺れているのではないだろうか。 最初は素直に応援する兄。しかし弟のバンドが成功して変わり始める姿を目の当たりにして、彼はこらえがたく自分の中に嫉妬が目覚めていることに気づく。 大好きだった「音楽」に対して当たり散らす。そして本音を吐露するクライマックスには共感で胸が傷んだ。 だが、そうした過程を経ることで、機能不全の家族においてその兄弟は初めて心の友になってゆく。弟は兄に救われ、そして兄は弟を救う助けをすることで、自らが救われていたのだ。ラストで兄の心から祝福するような表情が、それを物語っている。 二人を結びつけるのはもちろん、音楽である。 そして最後のテロップは「すべての兄弟に捧ぐ」。 語るまでもなくサントラが最高。 70〜80年代のロックむちゃくちゃいいですね……

  • 鑑賞日 2018/3/31

    映画愛と音楽愛

    後、ウサギ愛

  • 鑑賞日 2018/3/27

    この監督は、アイルランドにこだわったほうが、良さそう。

     前作の「はじまりのうた」。好きなキーラ・ナイトレイが歌も頑張った作品だったが、いまひとつノレなかった。  純粋のアメリカ映画になってしまい、何か違和感がつきまとった。  そして再び舞台はダブリンへ。  最初、てんでいけてない少年たちが、みるみるうちにファッションと歌が上達するのが、ちと巧くいき過ぎの感がある。    中盤の、プロムナイトのギグのミュージックビデオ撮りのシーンが、それこそ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に似て、楽しさ爆発。  ミュージカル名シーンの歴史に、その名を加えた。  切なさも加わって最高。 ここをクライマックスに、持ってきてもよかった。  最後は「祭りの準備」。原田芳雄もいたし。  わかるんだけど、ちょっと型にはまったかな。  でも音楽を武器にして、ジョン・カーニー、実に稀有な存在だ。     ところで俺、a-ha も デュラン・デュランも、007でしか知らないや。

  • 鑑賞日 2018/3/25

    号泣ものだけど

    《ダブリンの街角》の方がまとまりがいいと思う。 それに私自身が男女男の3人の子供の親なので、すんなり感情移入できないとこがある。真ん中の娘が物語に全然絡まないのも不満。監督はお姉ちゃんとは仲悪かったのか?うちの末っ子はお姉ちゃんと仲がいいけどね。 両親の絶望的な不和、学校でのイジメ、校長の理不尽=カトリックの欺瞞等を音楽=好きな事で乗り越えていく主人公が清々しい。 だけど親としてラストのモーターボートで荒海に乗り出して行く2人にはハラハラしてしまう。私がただの過保護なバカ親だということか。 演奏する音楽のスタイルでファッションを変えていくのが強烈に面白く、ボウイの化粧を無理矢理、校長に落とされるシーンは怒りに震え、涙を流した。茶色の靴をぬがされるとこも。 アイルランドの親世代の失業、アル中、ジャンキー。そんな親に育てられる子供たち。深刻な問題だ。カトリック信仰なんて意味あるのか?あの校長の酷さはなんだ!!!? 日本のブラック校則も早く改めなくてはならない! 音楽と主人公の男の子が素晴らしい!

  • 鑑賞日 2018/2/4

    2回目。 見れば見るほど、兄ちゃんのことが好きになるな。最後のアダムレヴィーンのGO NOWが、兄ちゃんが最後にコナーに渡した歌詞だったらいいな。違うだろうけど。

  • 鑑賞日 2017/3/6

    ラ、ラ、アイルランド

    ジョン・カーニー監督の作品を観るのは3本目だが、右肩上がりに感銘の度合いが増す。 本作も脚本・監督と絶妙のコントロールで、80年代のアイルランドの青春を鮮烈に描いた。 自身の体験が濃厚に反映された内容は、勝負をかけてきた作品なのかもしれない。 主役は無名の新人フェルディア・ウォルシュ=ピーロ。若さはもちろん魅力だが、 トリッキーな言動をするコナーを好演。ロックを題材にすることは、既成の体制に蹴りを 入れること。そして意外性のあるビートの利いた展開が望ましい。敵役は旧弊な学校運営 に邁進する校長。ヒロインは年上のモデル志望ですでに彼氏がいる。ちょっと無理そうな 関係だが、背伸び一杯のコナーが可愛い。学園ものには欠かせないいじめっ子だが、 最初にパンチを浴びせた憎まれっ子バーニーは、後にバンドのローディになる。 はみ出し者同士が共闘する展開も爽やか。コナーとエイモンが曲作りするシーンは ジョンとポールを思わす。バンドがオリジナル曲として発表する歌がいかにも80年代を 感じさせる労作。やはり音楽ものは楽曲の良さが命。懐かしいメロディが満載で魅力 たっぷり。若さの反抗、純愛、海の向こうの希望、多くの観客をとりこにするカーニー監督、 この新作でまた一段高いステージを登った。 作り込んだ感のある「ラ・ラ・ランド」より、若さの実体験が込められた本作の方が上だ、 という見方も出来る。

  • 鑑賞日 2018/1/24

    音楽の力は偉大です

    公立高校に転校してイジメにあう学園ドラマと思ったら、カッコイ女の子に「バンドのPVに出ないか?」ともちかけ、それからバンドを作り始める音楽映画でした。 主人公のコナーが最初はいじめられっ子の雰囲気十分で、音楽だってトホホの出来だったがみるみる上達する。それに伴いファッションもかっこよくなり、メンタルも強くなっていく。 等身大というにはできすぎなんだけど、彼女との恋は駄目になったり元に戻ったりいろいろ曲折する。 何よりかかる曲がいい。最初はデュラン・デュランやアーハのNGみたいだったのがどんどんポップになっていく。メロディラインが素晴らしい。サントラを聞いてみたくなる。 やはり音楽の力は偉大です。

  • 鑑賞日

    おれにも兄貴がいます。 ……愛してるぜ、あにき。

  • 鑑賞日 2017/12/9

    オタクが主人公じゃなかった

    公立高校へ転校した初日のこと。学校をしきる男子にトイレに連れ込まれ、俺がボスだと叩き込まれる。生暖かい環境で育ったオタクかと思わせたが、翌日かわいい女子を見つけたとたん性格が変わったように超積極的になる。女の子への思いがストレートに行動となり男って単純明快でいいな。

  • 鑑賞日 2017/12/14

    ハイスクール時代のひた向きさ

    失敗なんか考えずに、突っ走しって行く清々しさ。アーそれが青春! 家庭で問題を抱えていても、自分の本当にしたいことを実践する。弟に対して、バカにせずに、一生懸命にアドバイスしてくれる兄貴も最高!

  • 鑑賞日 2017/11/29

    狂った世界に一撃を加える

    映画 シング・ストリート が面白かった。 1980年代のアイルランドが舞台。 冴えない14歳の少年が、女の子を振り向かせようと、思わず「僕のバンドのPVに出ない?」と口走ってしまう。 慌ててバンドを組んだ主人公は、クールなPVを撮るため音楽活動に奔走する。 等身大の悩みを音楽で表現しているところが良かった。 時代背景なんだろうけど、何もない、狂ってる世界でいかに生きるのか。どう自己表現していくのかというところが良かった。

  • 鑑賞日 2017/11/24

    良かった

    映画全体が80年代のプロモビデオみたいで、世代ストライクな自分にとって感激しっぱなし。

  • 鑑賞日

    初期衝動

    アーティストってやっぱり強い。 両親の激しいケンカも、学校のやなヤツのことも、失恋も、全部作品にしちゃうんだもん。 かっこよすぎ。 ほんで歌上手くなりすぎ。全部良曲すぎ。 いよいよジョンカーニーらしさってのが明確になってきた。 未来に向かう明るいラスト、みんな大好きなヤツ。 眩しくて、涙が止まんない。

  • 鑑賞日 2017/10/2

    夢はグレート・ブリテン

    ダブリン。1985年アイルランドの青春。 80年頃のブリティッシュロックが全編に溢れ、ロックの過渡期にティーンズだった世代の感覚が再現される。 主人公の作ったバンドの音が如何にも当時らしくペナペナ。 ザ・キュアーやジョイ・ディビジョンではなくニューロマンティック。 その後のブリティッシュ・ロックの形骸化も暗に示す。 瑞々しい少年少女の足跡。

  • 鑑賞日 2017/10/2

    どんどんかっこよくなっていく!

    わたしには、残念ながら、音楽的才能も美術的才能もなかった…くやしい‼️

  • 鑑賞日 2017/10/2

    くすぐったい

    大好きな80年代の音楽が散りばめられそれだけでもきゅんきゅんくるのに冴えなかった主人公が好きな子のためにバンドを組んで段々自分に自信を持っていくことによりかっこよくなっていく。もう若いってすてきで無図痒い~🎵

  • 鑑賞日 2017/9/17

    青春時代を、ふと思い出してしまいたくなる映画

     ジョン・カーニー監督は、音楽を題材にした映画に冴えを発揮する。「ONCE ダブリンの街角で」、「はじまりのうた」に続く本作「シング・ストリート」は1985年のダブリンが舞台の監督の自伝的色彩の強い青春音楽映画だ。  高校に入ったばかりのコナーは街で見かけて一目惚れしたラフィナに、かっこづけのつもりで自分のバンドのPVに出ないかと口走ってしまう。「YES」という答えに、彼は慌ててバンドを組み、猛特訓を開始する。  なんとなく、多くの人が若かりし頃、身に覚えがありそうなシッチュエーションである。動機はともかく、青春時代はいかに頑張って、どのような結果を出したかである。  本編のコナーを演じるフェルディア・ウォルシュ=ピーロはこれがスクリーンデビューらしいが、最初は子供っぽく、自信のなさそうな男の子が、バンドを組み、音楽をはじめていくうちにどんどん変わっていく。それは自分に自信を持つことによる内面の変化が外に出たものである。確かに見る見る、良い男に変貌していく。ヒロインを演じるルーシー・ボイントンがいかにも英国の少女らしいのも良い感じだ。  誰もが自分の青春時代を、ふと思い出してしまいたくなる映画だ。

  • 鑑賞日 2017/9/18

    好き

    この時代のアイルランドの内情も空気も文化もわからないけど、日本と通じるところもあるんじゃ無いかと思ったり。自分の感性を大切にして、変わりたいと思ったその瞬間に行動できるのはとても羨ましいなと思いました。 お金もツテもおそらく才能もあるわけじゃないけど行動することで今よりきっといい未来に立てるっていうのは誰にでも言えることで、きっとそれには環境とか年齢とかあんま関係ないんじゃないかな、なんてことも。若いとか年取ってるとかね。 お兄ちゃんもきっとずっと現状を変えたかったはずで、これからきっともっといい人生を送ってくれるんじゃないかなと思えるラストはとても暖かかったです。 こういう胸にくる若者の映画を見るたびに自分の子供に見せたいなぁって思うんですが、果たして私は子供を持つことができるのか…。孤独死しないようにわたしも行動したいと思います…。

  • 鑑賞日 2017/9/12

    おんにゃのこきゃわいいいいん

  • 鑑賞日

    青春

    若いっていいな。 未来はいくらでも切り開ける。 コナーの兄貴が好き。

  • 鑑賞日 2017/5/2

    おもしろかった。若さあふれる音楽映画ですがすがしい。

  • 鑑賞日 2017/6/2

    音楽できる男はカッコイイね

    はじめ、ちょっとか弱い男の子ですが、バンドをやりだすとメイクや髪型のせいもありますが、カッコよくなりますね。 女の子を振り向かせる為に始めたバンドですが、これまた、いい歌作るんです。アイルランドの青春ストーリーです。 自分と同年代なんでしょう、メロディがしっくりと馴染みます。 はじめからずっといい感じだったのに、ラストシーンはあれでいいのか?不安な「船出」となって心配してしまいます。

  • 鑑賞日

    歌が神すぎる

  • 鑑賞日 2017/5/4

    サントラが欲しくなった(≧∇≦)

    音楽良過ぎかよ! 80年代の洋楽を聴いて育った世代はドンピシャ(≧∇≦) ほろ苦でキュンとくる青春ストーリーを懐かしい香りのする音楽達が盛り立てます。 最高かよ!!

  • 鑑賞日 2017/4/27

    希望があるロック

    ジョン・カーニー監督の音楽映画はどれもおもしろい。劇中歌を聞くと、サントラがほしくなる。ミーハーな主人公が、流行のバンドの影響をどんどん受けていく様子がほほえましい。ミーハーすぎるロックかもしれないけど、希望があるロックだった。

  • 鑑賞日 2016/7/29

    自分史的、音楽青春時代を思い出し...

    いい! こんなバンドに、リアルタイムでドキドキしたいなー♪ 自分史的、音楽青春時代のあの頃のように、 お洒落してフロアーで踊りたい!! 青春に恋愛に家族に兄弟に ぜーんぶひっくるめて素晴らしい音楽映画♪ でも、密かに、キーマンは、お兄ちゃん! ステキ❤️

  • 鑑賞日 2017/4/6

    アートを作り出すきっかけ、成長していく姿、幼いからこその勢いが羨ましかった。劇中歌もすごく等身大でよかった。

  • 鑑賞日 2017/3/27

    音楽とストーリーが最高

    こんなストーリーの完成度が高い映画稀だ‼︎ 70〜80年代のロック曲をチョイス。 最高。

  • 鑑賞日 2017/2/27

    宇多丸さんの2016シネマランキングを参考に、なんも考えずレンタル。想像を超えて楽しめた!微笑ましいです。

  • 鑑賞日 2017/2/19

    音楽の力

     ジョン・カーニーという監督はよほど音楽の力を信じている人なのだろう。前二作に引き続いて再び音楽によって力づけられ結びつく若者たちの青春ストーリーを爽やかに歌い上げることに成功している。今回は舞台をダブリンに再び戻して監督自身の思い入れもたっぷりに込められた作品となっている。バックに流れる80年代ブリティッシュロックも懐かしく、彼らの音楽に影響されるようにバンドを結成する主人公のコナーには監督自身の若き日が投影されているのだろう。両親の不和や兄の行き詰まり、荒んだ学校、などの背後に不況の街ダブリンの暗い影がのしかかっている。そんな陰鬱を吹き飛ばそうと懸命にしかし驚くほど身軽にひた走るコナーら若者たちの姿が羨ましいぐらい眩しく、また懐かしい。  監督のテンポのよい演出は相変わらずで彼らの音楽同様軽快に紡がれていく。バンドを結成しようと決心してからのメンバー集めからセッションにいたる速さ。現実はなかなかそううまくいかないもの。映画だからこそできる演出のあれこれを駆使する。プロムのリハーサルで唐突に被さる幻想的なシーンも主人公コナーの切ない想いを絵にしていてパーティの華やかさに隠れた孤独な心を浮き上がらせていた。ラフィーナの夢と挫折やコナーの兄の葛藤なども彫り込まれていて彼らのエピソードも終盤の盛り上げに重要な役割を与えられていた。最後はまさに荒波を乗り越えて旅立つ二人で幕を落とす。さわやかな青春映画にこちらも元気をもらった気分になる。

  • 鑑賞日 2017/2/15

    音楽映画で1番好きかも

    父の失業で荒れた高校に転校したコナーはナンパの道具として組んでもいないバンドを使う。その話を本物にするためコナーはバンドを始める…。 音楽、恋愛、友情、典型的な展開に見えるのにやけに心打たれる作品。無職っぽい兄貴のロックな台詞が好き。

  • 鑑賞日 2017/2/15

    ジョンカーニー作で一番良い。兄弟間の感情描写が凄くリアル。

  • 鑑賞日 2017/1/19

    応援したくなる前向きになれる

     監督の体験に基づいたストーリーだそうですが、思春期のいらだち、恋心、友情、家族への思いなどどこかに共感できる思いが詰まった作品です。主演のフェルディア・オルシュ=ペロはオーディションで選ばれた新人だそうですが、厳格な校長への反発、髪型を変えたり、メイクをして自己表現しようとする姿など年代特有の繊細な感情をストレートに表現していてとても好感が持てます。  「はじまりのうた」でもそうでしたが、監督のジョン・カーニーは音楽と町の融合がとてもうまく、しかもそれが物語の展開とじつによくマッチしていて、本作でもその辺が見事です。  ラストは、コナーとラフィーナが無謀にも思える挑戦の旅に向かう場面で終わります。恐らく、幾多の苦難が待っていることでしょう。でも、そんな二人を自分に重ね合わせて応援したくなる、自分自身も前向きにしてくれる映画です。

  • 鑑賞日

    でもあのラストシーンってさ?

    全体的には非常に良かった。最初の方はだっせぇ!だーっせぇ!!って感じだったけど、どんどん良くなった。なんで二人くっついたのかよくわからなかったけどまぁ些事だ。曲も良くできてたし。 でもさ。あのラストシーンはどうなの?二人は雨の中幸せに向けて旅立って行ったけどさ。弟を守ろうと頑張ってきた兄貴は?彼は彼で我が身を犠牲にして弟を守る、と言うことで自分を保っていたんだろうけど、それがなくなったら?最後まで結局弟に良いように使われただけじゃない? なんかそれが不憫で不憫でしかたなかった。

  • 鑑賞日 2017/2/7

    ちょっと前評判でハードル上げすぎた感じ。青春!青少年!って感じすごくいいんだけど、なんか上品すぎるというか、もっと荒んだダーティな空気感が欲しかったような。 劇中歌は文句ないです。素晴らしい。エンドロールを見ながらサントラ買お……と思う映画ってあるよね。それにつけても仲のいい兄弟が欲しくなります。

  • 鑑賞日 2017/2/6

    展開の綺麗さ、曲の良さ、気持ち良さが秀逸。 期待を裏切られない展開。

    ストーリーはかなり王道。 だが、観ながらそれを望んでいるのが自分でも分かってしまうくらい、ワクワクして観れる。 良き若さとは、複雑さではなく、純粋さ。 ギターのやつかっこよすぎる。

  • 鑑賞日 2017/2/5

    歌の力

    歌の力を前面に押し出した素敵な作品。抑圧された環境下で、自らの想いを歌に託す主人公達には素直に共感できた。その証拠に、この作品では歌のシーンがとても多いが、ちっとも退屈しなかった。 なにかを深くえぐるような作品ではない。むしろ描き方としては全般的に浅め。でもこの作品はこれでいいんだと思う。清涼感をまとった未来への希望を与えてくれただけで、この作品には満足している。

  • 鑑賞日 2017/2/5

    繰り返し見たい

    すてき。すてき!!!!! 青春、そして見た目だけでは判断できないいい子たち。 若者らの成長、健全な関係、 バンド、音楽・・・・ なんて素敵なのだろう!ファッションも可愛いし、 メイクも可愛い。 歌も何気にすごくいい。アルバムがあったらぜひ手に入れたい!

  • 鑑賞日 2017/2/1

    John Carneyの作品だから是非観たいと思ったので。わたしはOnceとかBegin Againよりも好き!もうなんか…ぜんぶが青春。歌もいいし 登場人物たちもなかなか魅力的だし 人によって英語のアクセントとか発音が違って面白かった。

  • 鑑賞日 2017/1/30

    ★曲が素晴らしい★

    曲が素晴らしい!!! 観ていて全く飽きず、2時間楽しませてくれます! 2曲目が個人的に1番好き!サントラ聞こう笑 最後、これで終わり??ってなったので、続編期待してます★

  • 鑑賞日 2017/1/28

    待望のジョン・カーニー作品

    1985年 アイルランド ダブリンが舞台 我が国はバブル全盛期 80年代が青春真っ只中であった自分はその数字を聞くだけで 胸が高鳴る 「悲しみの喜び」を知った頃でもあった 片想いの悲しみ 恋心のせつなさ 孤独を抱える夜 身を引き裂かれるような別れ 涙に暮れる日々 青春の甘酸っぱい思い出を連れてくれるのが映画である テレビのニュースではキャスターが早口でまくしたてる 正確な数値は出ないがアイルランドからロンドンへ渡る若者が急増中 なけなしの金を手に船に乗る故国にない希望の光を海の向こうに見て ダブリンの高校生のコナーが 転校先の学校の門の前で毎朝見る モデル志願のラフィナに心を奪われ幕を開ける ラフィナの夢はロンドンへ渡りモデルの仕事に就く事だ コナーはそんな彼女に刺激され バンドのMVに出演して欲しいと口走る そこからバンドメンバー探しに疾走する コナーには大学を中退した音楽に詳しい兄がいる 当然この兄がコナーのメンターとなりロックバンドが一人前になるまで導いて行く 前作『はじまりのうた』でもアレンジの素晴らしさを映像で見せてくれたが 今作でも曲作りの楽しさを体現してくれる コナーとエイモンはビートルズのジョンとポールの曲作りを彷彿とさせる コナーがドアを鳴らすとうさぎを抱えたエイモンが顔を出す 「曲を作ろうよ」 「いつでも!」 この会話が幾度となく繰り返され印象的だ 『Up 』では コナーとエイモンがギターとピアノだけで 弾いている姿をカメラがゆっくりと映し カットを割らないでそのままキーボードとベース、ドラムを加えていくシークエンスで魅せ 今回もテンションが上がりまくった コナーの作るリリックも ラフィナが恋人と冷却期間で 男女の関係は複雑なのよと呟く言葉を 取り入れたりしていて面白い コナーが音楽を作り出す喜びに目覚め 次第に自信を持つ それがわかる場面は 暴力的なバリーの挑発に 「お前は何も作れない 暴力だけだ」 と毅然とした態度で切り抜ける コナーのその台詞は実は伏線になっていて コナーの 暖かみを感じる伏線回収になっている 楽器が初めから揃っていて練習場所もあり 兄というメンターもいるという予定調和を除けば欠点などない青春賛歌 クライマックスは最高に素晴らしい ジョン・カーニーから 夢見る全ての兄弟へのメッセージのプレゼントだ 「今でなければいつ行く?」 「今でなければいつ成長する?」 「探さないで何が分かる?」 荒波に揉まれ 雨に打たれてずぶ濡れになる けれど コナーとラフィナは とびきりの笑顔だった そして決意を込めた引き締まったコナーの表情が凛々しい 追記 『はじまりのうた』に引き続き『シングストリート』のサウンドトラックを購入 配送されるのを今か今かと待つ今日この頃

  • 鑑賞日 2017/1/27

    サントラ即購入

    家庭の事情で荒れた学校へ転校した彼の安らぎは家に帰って兄貴と洒落た音楽とPVに浸ること。PVで見た光をある日佇む彼女に見出しバンドも組んでないのにPV出演を交渉する。監督が懐かしみを感じながら作ったであろう今作は、時代を彩った音楽と青春にかける切なく尊い精神に触れられる貴重な体験をくれる。歌詞で表現される少しずれた笑ってしまうような愛の比喩が、奴らが何よりもロマンチストであることを物語っている。

  • 鑑賞日 2017/1/26

    ダブリン版「青春デンデケデケデケ」?

    「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」ときて、次回作が来た!とくれば、きっとまた普通の子たちの切なくて美しい歌とお話なんだろうなぁ、いいよ何作でも作って!とワクワクしてたのですが、こう来たか!まさかの80年代!デュランデュランのコピーバンドだよ! 楽曲が、いつもながら地味に良いですね。しかし80年代のリアルなヒット曲がちりばめられて、その辺りはどうしても東京ではバブルだったので明るい、というか軽いイメージを連想してしまう。 しかしこのコドモたちの初々しさで、全て救われますね。このくらいの年齢だと実際、女の子のほうがずっとませてるんだよね。少年は恋をすることで大人になるのかしら・・・。 少年が初めて作った歌が人を惹きつけるのだとしたら、もしかして、誰でも体の中に音楽があるんじゃないかしら。みんな自分の詩を自分のメロディで歌うことができたら、世界はもっと美しいかも。

  • 鑑賞日 2017/1/26

    さえない男子が、素敵な女性に出会い、音楽に出会い、どんどん自信を得てかっこよくなっていく姿がスカっと気持ちよい映画だった。夢中になるものができるとこんなに人って変われるんだなーということを感じる、青春ストーリー。 80年代の音楽には詳しくないが、彼らのオリジナルソングはどれも耳なじみがよくてスっと入ってくるので聞きやすく、主人公の男の子も歌がなかなか上手でよかった。 登場人物はどれも魅力的。主人公はもちろん、お兄ちゃん、ラフィナ、バンドメンバーたち、それぞれに悩みながら若い人生を一生懸命生きていて、彼らの悩み全てが解決したわけではないが、少し光が見えてきたところが映画が終わる、まさに青春映画って感じ。

  • 鑑賞日 2017/1/24

    どこかで見たような

    悪くはないが それほどでも

  • 鑑賞日

    お兄ちゃんが好きだった~!

    大不況時代のアイルランドの犠牲者、お兄ちゃん。 不況は若者の夢までも捨てさせる! それでも弟想いのお兄ちゃん、、、好き!!! 音楽はほんとに良くって、観ていてほんとに楽しかった! グダグダな部分が全然なくってテンポよく進む進む~ 80年代のロックは詳しくないけど、 それでもとっても楽しめました!!また観たいな~!

  • 鑑賞日 2017/1/18

    その瞬間の感情が、聴いている音楽に共鳴するときの喜び、痛み。

    肝心なところ以外は、拍子抜けするほど軽く扱うテンポが心地よい。あっさりバンド仲間が見つかるし、光速でいい曲が出来る。反面、女の子への恋心や兄弟との語らいにはじっくり時間を割く。 ジョン・カーニーは、リズムの緩急の付け方が上手くて、それが音楽映画に相応しい。 リアルとファンタジーが無理なく溶け合う世界。 灰色だった街並みも人生も、やがて眩しい緑色に見えてくる。 会話に夢中になっている間に盗られた自転車を追いかけたり、キスの間にクラッカーを食べたり、そんなふとした瞬間がキラキラ輝いている。

  • 鑑賞日 2017/1/17

    甘い郷愁をよし、は寂しい気分だ

    時代は1985年、大不況にあえぐアイルランド。 14歳のコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は、父親の失職を機に、これまで通っていたプロテスタント系の学校からカトリック系の学校に転校を余儀なくされる。 ま、とにかく学費が安いからだ。 しかし、コナーは学校で浮いたまま。 けれど、ある日、校門前の建屋に立つラフィーナ(ルーシー・ボーイントン)を見つけ、彼女の関心を惹くために「バンドをやっている。ぼくらが作るMTVに出てほしい」と猛烈アタックする・・・ というところから始まる映画で、まぁ、ボーイ・ミーツ・フレンズの物語で、大したことはない。 なので、どこに関心があるかで、その後の映画の見方は変わってくる。 まずは、少年と少女の恋の行方。 これは意外とダメ。 成長した大人が過去を振り返って、「ああ、あのときは・・・良かった/悪かった」のレベル。 個人的にいえば、コナーにとってのラフィーナは、どうにも憧憬のレベルを脱していない。 なので、甘酸っぱい(というか酸っぱいすらない)憧憬に彩られる描写は、居心地が悪い。 世間的にナヨナヨボーイとみられるコナーに、オタクと世間から見られている仲間たちが集ってバンドを組むが、残念ながら、メンバーたちの個性が活かされていない。 この手の映画では、ここが重要なのに・・・ 音楽の良し悪し以前にに、監督がノスタルジーに浸っていて満足している感じがして、残念ながら寂しい思いがしました。

  • 鑑賞日 2016/8/30

    音楽とともに蘇る青春の甘酸っぱい味

    主人公とほぼ同じ年代に高校生活を過ごした筆者としては、作品に流れる音楽とともに懐かしい青春時代の記憶のあれこれが蘇ってくる。 監督は、単に甘酸っぱい青春ムービーを音楽に乗せているだけでなく、もっと突き放して昔を翻っているだろう。それは、主人公の妄想世界と現実のギャップ、現実のあまりにもチープな主人公の姿に見て取れる。ラストシーンの主人公たちに待つ未来は、決して明るいものだはないだろう。 そんなことも含めて、すでに青春などという言葉さえも綺麗さっぱりと忘れ去った初老の僕らには、とても甘酸っぱさを実感できる秀逸な作品であった。

  • 鑑賞日 2017/1/16

    良い曲ばかり

    当時流行っていた曲をモチーフにした曲作りのシーンは 手探り感もあり、青春だなぁって思う。 すごく面白かったけど、バンド内で目立たない子もいて、 もう少し掘り下げて欲しかった。

  • 鑑賞日

    音楽を愛する人なら必ず好きになれる

    好きな女の子に振り向いてもらうためにバンドを結成するという、ありきたりだが多くのミュージシャンにとっても原点となっているであろう作品。学校での居場所もなかった主人公が、バンドの結成と共に精神的な強さを身につけ、バンドの技量も上がっていく様は見ていて嬉しくなる。個々の楽曲も質が高く、サントラを手にした人も多いのではないだろうか。最後に兄の書いた詞による歌がまた秀逸だったし、アダム・レヴィーンの歌声も染みいるものだった。

  • 鑑賞日 2017/1/15

    秀逸な芝居付きプロモーションビデオ

    懐かしい80'sの音楽に心和む1本。お芝居付きのプロモーションビデオとしては良い出来映えだと思う。当時も今も、アイルランドの生活がどんなものか全く無知なわけで、リアリティは同時体験したデュラン・デュラン、ホール&オーツ、ザ・キュアそしてケバケバしいメイクと衣装。どうしてもドラマが予定調和チックで、ちょっと安っぽい感じ。当時の趣を見事に再現した音楽は愉しませてもらえた。

  • 鑑賞日 2017/1/14

    80年代ロック好きには間違いない

    デュラン・デュラン、ザ・ジャム、ザ・キュアー、ホール&オーツにジェネシス。その他にも、80年代を彩ったバンドが登場して、ストーリーを彩る。それだけ見ていても楽しい。 複雑な家庭環境や学校でのいじめ、上手くいかない恋愛などの現実に直面しつつ、そういう音楽の栄養を受け取って、主人公のコナーがどんどん成長していくさまも、微笑ましくも楽しい。 なにより「女の子の気をひくためにバンドを結成する」って、古今東西、男の子の考えてることは変わらんな、と思う。そして、そこから音楽の面白さに目覚めていくところも。 音楽好き、もっと絞れば、ロック好き、特に80年代ロックが好きな人なら、見て間違いないと思う。ストーリーも良く出来ているし、後味も爽やか。 なるほど、そういうラストか・・・という気はしなくもないけれど、決して悪くはない。 後はなにしろ、兄(ブレンダン)がとても良い。こういう兄ちゃんがいる同級生っていたよなー、という感じ(笑)。個人的には、ブレンダンのガッツポーズで終わってもいいくらいの存在感があった。まあ、どこにフォーカスしてみるか、って話でしょうけども。

  • 鑑賞日 2016/7/16

    シング・ストリート 未来へのうた

    2016年42本目の劇場鑑賞。 80年代のアイルランドを舞台に、 学校にも家庭にも様々な問題を抱え、 悩み多き日々を送る14歳の少年が、 愛しの彼女を振り向かせようとバンドを組み、 音楽を通して仲間たちとの友情を深めていくさまと、 ヒロインとの切ない恋の行方を、 80年代ヒット・ナンバーの数々とともに描き出す。 やっぱり音楽が最高に良い。 主人公コナーを演じるフェルディア・ウォルシュ=ピーロと、 個性たっぷりのバンドメンバー全員が、 本作が長編デビュー作というのが驚き。 バンドメンバーの中で何でも演奏できるエイモンと、 コナーのお兄ちゃんが良かった。 コナーのお母さん役のマリア・ドイル・ケネディは、 「死霊館 エンフィールド事件」にも出演してます。 コナーは学校でも家庭でも嫌なことがたびたび起こる度にいい曲が生まれ、 強くなっていくコナーはいい。 デヴィッド・ボウイ、 スパンダー・バレエなどスグに影響されてヘアスタイルや服装が変わるコナーの姿は面白い。 サウンドトラックが欲しくなる作品。

  • 鑑賞日 2016/12/15

    ジョン・カーニーの大ファンになりました。

    前の週に『once ダブリンの街角で』との二本立てで観て、この日、『はじまりのうた』との二本立てで観ました。もう最高! パンフレットも買っちゃいました。

  • 鑑賞日 2016/12/27

    すごくイイ。でもガッカリ

    バンドごっこを満喫していた大昔を思い出しウルウルしながら拝見しました。 でもあのラストはダメでしょ?

  • 鑑賞日 2016/12/20

    「はじまりのうた」にはおよばない

    傑作「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督の新作。期待して観たが、楽曲は良いが「はじまり」ほどではなかった。イマイチなのは話にまとまりがないから。自伝的話らしいが、両親の離婚、憧れの女性(ルーシー・ボイントン)、プータローの兄貴など話を詰め込み過ぎてどれも中途半端になっている。空想のミュージカルシーンとルーシー・ボイントンはなかなか良かったのだが。【アイルランドから都会を夢見て:併映「ブルックリン」】

  • 鑑賞日 2016/7/13

    Sing Street

    ジェネシス、The Cure,The Clash,Hall&Oates,etc.... ただの懐かしい80's映画じゃない! 何にでもなれると信じて青春を謳歌していく様がただただ清々しくて心地よい! おにいちゃんがいいんだよね!!!

  • 鑑賞日 2016/12/18

    登場人物が気持ちのいい青春編。

  • 鑑賞日 2016/12/16

    音楽愛に満ち溢れた映画

    ジョン・カーニー監督作品鑑賞2本目。 名画座でやっと鑑賞できました。 いや、もうこれは年代的にも自分に響き過ぎて、とにかく最初から最後まで最高で、本当に素晴らしい作品に出会えた事が嬉しいです。 主人公達の、みずみずしい若者の躍動感が、素晴らしいオリジナル楽曲と共に駆け抜けて行き、観ている間は多幸感でいっぱいでした。 当時のアイルランド経済と暮しの閉塞感の中で、彼等にとって音楽が心の拠り所となっていて、それが時に誰かの支えになっている描写は、つい目頭が熱くなるシーンです。 特に物語に厚みを持たせているのが、コナーのお兄ちゃんの存在です。 彼こそが時代や家族の被害者であり、ぶつけようの無い彼の心の叫びは、ラストの「全ての兄弟に捧げる」というメッセージと共に、つい胸が熱くなります。 ラストの旅立ちも、急に幻想的な映像に場面転換し、決してハッピーだけでは無い、彼等の将来の可能性を暗示していて良かったです。 鑑賞後、早速サントラを購入し、繰り返し聴いてはそれぞれの名シーンを思い出してます。

  • 鑑賞日 2016/12/16

    80年代バンド活動していた人必見

    流れた曲からすると多分主人公は自分より4歳位年下か。 あの頃の洋楽は今思えば激動期で曲も良いし、輝いていたと思うのだが、客観的にはどうなのだろう。ただ単に自分の青春期と重なっているから輝いて思えるだけなのか? 自分もバンドでオリジナル曲をやっていたが、あんなにうまくなかったし、曲も良くなかったなぁ。 映画のようなイケてる女へのアプローチなんて微塵も考えることなく遠くから羨望の眼差しでチラ見するのが精一杯だった。 今思えばネクラなオタクだったのかも知れない。 そんなことで自分の出来なかった青春を過ごしているという憧れの気持ちを少し持ちながら観た。 私の様に年代もバンド活動もやっていた人間にはドンピシャに引っ掛かる映画だが、全くかすりもしない人が観たらどう思うのか感想が気になる映画だ。 最後のシーンは、これからの人生の雨も嵐も乗り越えて行くことへの暗示なのだろうが、余りにもまんまだし、もっと明るく希望のある朝焼けの中で終えて欲しかった。

  • 鑑賞日 2016/11/28

    ほんとに笑顔になれた

    一目惚れ彼女に近づきたくてバンドをはじめた14歳のコナー。 女の子目的にバンド、って定番じゃん、ってのが嬉しい。 キャストも良くて コナー役はもちろんヒロイン、マネージャーの赤毛の男の子や楽器万能の男の子も印象的。 中でもお兄ちゃん(ジャック・レイナー)最高。 バンド急に上手くなりすぎ〜などのとんとん拍子は気になりつつも家族の話、兄とのこと、ヒロインの事情などにじんわり。 ヒロインの彼女がコナーに言った言葉が素敵でほっこり。 後半、学校の体育館でバンドのギグがはじまると もうすんごく楽しい。 「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」のオマージュあったり。 歌いながらのコナーの妄想・・・。 そしてクソ校長への歌。ロックだねぇ! これらが面白くて・・というのじゃなく このロックな「青春ストーリー」が良くって良くって。 ほんとに満面の笑顔にになって観ていた自分に気付いた。 80年代UKロックに詳しかったら もっともっと楽しめたと思う。 最後は未来に向かって進むコナー。 それはお兄ちゃんの未来でもある。 この作品はジョン・カーニー監督の半自叙伝であるらしい。 ラストにはすべての兄弟へ捧ぐ、とのテロップ。 コナー役のフェルデア・ウォルシュ=ピーロは 演技はじめてだがオペラ「魔笛」にプロキャストとして出演したという美声。

  • 鑑賞日 2016/11/27

    コナーの船出は兄自身の夢

    1980年代のミュージックシーンを語れるだけの知識もないのですが、そうでなくともこの作品を味わうことはできました。 アイルランドは、80年代までヨーロッパの中でも貧しい国のひとつと言われていたんですね。特に80年代半ばは経済不況が最も酷く、安定した職を維持できていたのは公共事業に携わる一部の人たちだけだったのではないでしょうか?失業が多くの家庭に影を落とし、家族の絆が揺らぐこともままあったものと想像できます。それを受けて高学歴の若者はみな周りの豊かな国に流出していってしまう。そんな時代の閉塞感を音楽で打破ろうとした若者たちも確かに多かったのではないかと思います。彼らには隣国イギリス、憧れのロンドン、そしてブリティッシュサウンドは何程にか華やかに映ったことでしょう。 若い人たちに今人気のある監督ジョン・カーニーの半自伝的作品とのこと。監督の作品は初見なのですが、自らもミュージシャンなだけに本物の音楽映画を作ることなどお手の物なんでしょうね。劇中、バンド「シングストリート」に即座にオリジナル曲を歌わせるように持っていくところなどにその手腕がよく現れていると思います。 中でもまるで自分の分身の如く主人公コナーを応援する兄、ブレンダンが実に魅力的なキャラクターとして描かれています。オリジナル曲を歌うことをコナーに助言をしたのもこの兄。彼こそ時代の中で一番苦悩を味わってきたのではないでしょうか?一見ちゃらんぽらんな音楽狂に見えますが折しもの不況の煽りで家族の基盤が揺らぎ学業、仕事、将来の夢、全てを犠牲にせざるを得なかったのは、公立校に転校させられたコナーではなくブレンダンだったはずです。だからコナーの夢を叶えることが自分の夢を叶えることに繋がっているんですね。恋人ラフィナとコナーのロンドンへの船出は、まさに自分自身の夢であったに違いありません。これまでよく屈折していかなかったと感心して観ていました。その意味でブレンダンも幾多の音楽に支えられてきたのでしょう。ラストの「兄に捧げる」という献辞にも頷けます。 ただこの作品、せっかくのバンド活動がコナーとラフィナの夢の実現に収斂していってしまう展開はちょっともったいないですね。うさぎ好きで楽器の達人エイモンを訪ねては二人でオリジナル曲を作り上げていくところなど味がありいい感じで盛り上げてきたところがあるので、もう少しバンドとしての展開が伴うとコナーの恋路も観るにつけカタルシスが高まるように思いました。

  • 鑑賞日 2016/10/26

    ずーーっと観に行きたかった映画。 王様のブランチで予告みてからずーーっとみたくて、思わずいった。 人生初1人映画。 下高井戸シネマもとてもよかった! こころがずっとおどっている、笑えるところもある! 青春! いままでで一番!

  • 鑑賞日 2016/11/18

    若さっていいな!と羨ましくなりました。 忘れていた純粋さや熱い想いを思い出し、清々しい気分になれました。 音楽も良かった!

  • 鑑賞日 2016/11/17

    ありがとう

    忘れられない2016年になりました。 また、会いましょう、また。

  • 鑑賞日 2016/8/3

    色々ハンパで納得いかないが、なぜか好き。 UPをつくるシーンは特にいい。まっすぐすぎるけど、ティーンエイジャーだからむしろいいし、ヒロインの心に響くのもわかる。 あとは妄想のプロムが文句なしにすごく良かった。 いじめっ子と校長、ゲイとしか思えない絡み方してたのにゲイじゃなかったのが本当に納得いかない。あと、ラストシーンの画が弱い。弱いというかひどい。小説だったらそれでいいけど、映画ですよこれ。うちならどう撮るか、と考えてみても分からないけれど。 ずぶ濡れの兄貴が、何か新しいことを始める予兆はないのか。そういうのあればよかったのではないか。兄貴はイエスっつって終わりかよ。それでいいのか。

  • 鑑賞日 2016/11/6

    今年一番。すき。

  • 鑑賞日 2016/10/30

    音楽は素晴らしい

    平凡な男の子が好きな女の子の気をひくためにバンドを結成。よくある話だ。しかし彼の場合、父が失業して家計が苦しくなって劣悪な環境の高校に転校させられ、家では父母の喧嘩が絶えず別居寸前・・・という状態から鬱積したものは抱えつつもバンド結成、曲作り、PV撮影などしながら青春を謳歌していく。まさに意中のラフィーナが言う不幸の中から幸せを見つけているのだ。スーパースターになったバンドもこんな風に生まれたのかもしれない。爽やかで感動的な作品だ。

  • 鑑賞日 2016/10/23

    バンドメンバー全員100点!

    『はじまりのうた』はいやな映画だった。ひょっとしたら監督自身もあまり気に入ってないのではないか、少なくともキーラナイトレイのほにゃほにゃした歌はそんなに好きじゃないんじゃない?  この素晴らしくダサい少年少女を見よ! 最高です。

  • 鑑賞日 2016/10/21

    音感上映だ!ロックンロール!

    青春映画としては食い足りない部分もあるが、バンド映画としてはかなり面白い。こういう映画を観る度に、若い時にバンドをやっておけば良かったな、と悔やまれる。だが、この映画は言う。今でなければいつ行く?おっさんからのパンクロッカーも悪くないか!ロックンロール!

  • 鑑賞日 2016/10/19

    このエネルギーがうらやましい

    ◎ 音楽については全く無知だ。このような映画を観ていてもどの曲が当時のヒット曲でどれがオリジナルなのかもさっぱりわからない。演奏シーンは映像的な工夫もされているからそれなりに楽しむことはできるたのだが。 ◎ だから音楽はわきに置いておいて、一つの青春映画として観れば、なんとも穴だらけだ。少年がヒロインに惚れる理由もわからないし、バンド仲間の人間関係、学校での様子などどれも中途半端だ。ただ大学中退の兄との関係だけが面白く描かれていた。同じ監督の作品としては、『はじまりのうた』の方が音楽抜きでも心にしみた。ラストシーンはなぜか『フェリーニのアマルコルド』を思い起こさせた。

  • 鑑賞日 2016/9/3

    曲が懐かしい

    公開から2か月も経ってようやく観たアイルランド少年の音楽映画「シング・ストリート」は、観ておいて良かったと思わせてくれる映画でした。「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」など、音楽映画専門家みたいに見えるこの監督ジョン・カーニーは、自分でも曲を書くらしく、“オリジナル・ソングズ・バイ”というクレジットに名前を連ねており、つまりこのお話自体が監督自身の自伝的なもののようで、主人公少年の家庭環境(離婚寸前の両親、音楽好きで主人公の生き方に影響を与える兄)や友人関係(バンドのまとめ役としてマネージャーを引き受ける親友、いろんな楽器演奏をこなして作曲を担当する少年、黒人のキーボード奏者、後にバンドのボディガードになるイジメっ子、等)にリアリティがありました。 お話は、1980年代半ば、不況に喘いでいた頃のアイルランドの首都ダブリンの高校生主人公が、バンド活動をする中で己の道を見つけてゆくというもので、音楽好きな兄貴の影響でデュランデュラン等に目覚めるのですが、小林克也がDJをやっていた“ベストヒットUSA”を毎週楽しみに観ていたクチとして、懐かしい音楽が次々と登場しました。

  • 鑑賞日 2016/10/17

    最高のキスシーン

    音楽映画としては最高峰である。 ただ、若者チーム映画としては、ちょっと残念かなぁ~と。 チーム内の友情は対立、そういうものがほとんどない。 というか排除したのだろうが。 やはり、バンドがすんなり出来過ぎているというのは否めない。 ただ、この映画はそこは排除して、 恋愛と自己成長に特化させた。 正直、この監督なら全方位型でもいい映画を作れたと思うが、 幾つかの点に特化させるのはまぁ得策ではあると思う。 ただやっぱり思うのは、全くの音楽の素人が、ほんの数ヶ月でセミプロ級になるのはなぁ~と。 そういう所は気になるが、 1人の青年の家族、兄弟、そして恋を通しての成長の物語という点では、素晴らしい。 各役柄を最大限に活かして、無駄のない作りである。 キスを求める、あの感じ。 最高だろ。

  • 鑑賞日 2016/10/14

    兄貴の存在感

    ジョン・カーニー監督は前2作も音楽を中心にした題材で今回も同じような話であるが、主人公の引きこもりの兄貴の存在がこの作品をより味わい深いものにした。彼が登場すると場面をさらってしまう。80年代半ば私もよくMTVを見てたな~ 余談ですが、母親を演じた女優が高畑淳子によく似ていたのだ。

  • 鑑賞日 2016/10/14

    すごいなんでもありの男子校に転校していじめられるけど バンドを組み仲間が増えて楽しめた! 映画の中に出でくる歌もかっこよくてすごいハマった! 主人公達がバンドマンになりビジュアルが徐々に変わっていくのも楽しめた!かなり良かった!

  • 鑑賞日 2016/10/9

    青春ど真ん中

    ジョン・カーニー監督とおなじく80年代に青春を送った我が身としては、懐かしくも気恥ずかしいムーヴメントでございます。 嗚呼、青春ど真ん中。 兄貴、いいなぁ。 放つ言葉がいちいち名言ですごい。 自分のことはさておきだけれど。 夢を阻まれ自宅で腐り続ける男は、あらゆることを飲み込んで、弟の背を押す。 「お前は行け」と。 エンドロールのラストの「モデルの謎」のレコーティングみたいな音声。 これは数年後の彼ら、シング・ストリートだと信じてる。 そして、兄貴もきっと立ち上がる。

  • 鑑賞日 2016/7/22

    また同じかよ!変わらない男ジョン・カーニー。

     音楽映画監督ジョン・カーニー映画は  ONCEダブリンの街角で、はじまりのうたの  両作品とも観ていて超大好きなので  今作も凄く楽しみにしていました。  全く変わっていない!!  というのが本作を観た感想で、  何が変わっていないかというと ①物語が全作同じ!  人生につまずいた主人公がある人との出会いによって、  音楽に情熱を注ぎ、自分に自信を取り戻し、  その情熱を注いだ音楽を手に次のステージへと旅立つ。  という物語。一作ずつ見ていくと、  ONCEではさえない男が女性と出会い心を通わせて、  共に曲を作り、男はその曲を手にロンドンへと向かう。  はじまりのうたでは失恋した女性が、  落ちぶれた音楽プロデューサーと出会い、  共に曲を作り、itunes?に音楽を配信する。  今作ではさえない高校生が憧れの女性を口説くために、  バンドを組んで、アイデンティティを確立し、  その曲を手にロンドンへと向かう。  三作とも全部ストーリーが一緒ですよ! ②音楽映画としての良さ!  ここも変わっていない。  つまり映画内の音楽、映画で主人公が歌う曲が良い!  ONCEではwhen your mind's made up が最高に好きで、  はじまりのうたは全曲好き、  今作ではUP が最高!  劇中で流れるダリル・ホール&ジョン・オーツの  マンイーターが好きで何かの映画で聞いた曲  だと思ったら、LIFE!でした。  物語も音楽の良さも変わっていないのですが、  自分はONCEとはじまりのうたの方が好きでした。  前二作は劇中の曲が全部最高だったのですが、  個人的には今作はUP以外の曲はそこまでアガらなかった。  曲と物語が前二作より楽しめなかった理由としては、  おそらくシングストリートを見る直前に見た、  ブルックリンのほろ苦さにやられてたから  というのもあると思います。  ラストロンドンへ向かうシーンの素晴らしさとか、  主人公の相棒のウサギ&音楽好き眼鏡の  マーク・マッケンナの素晴らしさとか、  あの年頃の男の年上の女性に憧れる感じも分かるし、  誰が見ても良い気分で映画館を出れる  普通に良い映画だと思いますよ。  流石に三作とも物語展開が同じなので、  ジョン・カーニーまたかよ!と思ってしまいました。  ただ映画監督というより音楽映画監督だと思うので、  物語部分にはそんなに興味はないのかもしれません。  もしくは音楽が引き立つ物語として、  いつも同じ物語を選択しているのか? コピー  君の夢は、僕の夢になった。

  • 鑑賞日 2016/10/1

    80年代のファッションや音楽が懐かしく感じられた。ただ個人的にデュラン・デュランに代表される当時売れていたブリティッシュ・ロックは好きじゃないので、そういう音楽面に関して特に懐かしさ以外は感じなかった。自分がこの映画でいいなと思ったのはジョン・カーニ監督の前作「はじまりのうた」やその前の「ONCE ダブリンの街角で」と同様の下層でもがく弱者に対する暖かい視点だ。それが顕著になって表れていたのが主人公と兄との関係だろう。

  • 鑑賞日 2016/7/23

    シング・ストリート

    「はじまりのうた」が、すごくよかったから、迷わず観に行った! 正直、アイルランドの事は、よくわからないけど、夢を実現するには、そこじゃダメなのか。 東京に出てくるようなものか? 登場人物は、すごくダサい! だけど、気持ちは十分伝わる。 それでいい!

  • 鑑賞日 2016/9/21

    自分の手でゲットした彼女

    1985年 アイルランドのダブリンの高校生の一目惚を端に発した青春のエネルギー物語。 高校生のコナーの家庭は、父親は酒浸りで無職、母親は浮気に夢中、兄ブレンダンは音楽好き、建築家を目指している普通の姉の家庭だが、収入が厳しい為、月謝の安価な高校にコナーは転校させられた。そこは、シングストリートと言うカトリック系の高校で、学級崩壊どころか先生までもがすさんだ荒廃校であった。転校してすぐに、いつも校門の前に立っているちょっと大人びた同世代の女性ラフィーヌに一目惚れをしてしまった。コナーはラフィーヌに近づく為、有りもしないバンドのミュージックビデオに出演の誘いをしたところ、OKとなった。コナーは急きょバンドを結成し、同じ様な思考の仲間(マネージャーのダーレン、リードGのエイモン、キーボードのンギグ、他2名)を無事募る事が出来た。即席な練習を重ね、撮影当日にラフィーヌが来て、何とかビデオも上手く撮れたのだった。コナーとラフィーヌの距離も縮まり、デートの中で彼女から『何でもハンパはダメ!』『悲しみの喜び』等の言葉を聞いている内に、コナーも彼女の人間性に魅力を感じるのだった。ところが、彼女にはかっこいい彼氏がいて、コナーとしては何とか自分の彼女にしたく次なる作戦を考えるのだった。それは、米国の高校での卒業時に開かれるダンスパーティを高校の体育館で開催し、そこにラフィーヌを招待する事だった。ダンパの練習中にコナーは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のダンパをイメージして、スーツ姿のバンド演奏、フロアは熱いディスコタッチを妄想していた。ところが、ラフィーヌは彼氏とロンドンに出奔してしまうのだが、コナーはスッピン顔のラフィーヌを発見して、彼女のポストに曲のデモテープを投函し、招待するのだった。ダンパ当日、ロック調からバラードまで唄っている時にラフィーヌがいるのを見つけるのだった。そして、終わると二人で兄ブレンダンに港まで車で送って欲しいと頼むのだった。ブレンダンは、弟が自らの手で道を切り開いた事に喜び、二人を港まで送るのだった。コナーとラフィーヌは祖父のモーターボートに乗って、希望と喜びに充ちて50Km先の英国の土地を目指すのだった。 この作品は、確かに説明不足な箇所が多々ある。コナーの以前いた高校、家庭不和の投影が大雑把、転校してイジメシーンが余りに少ない、バンドメンバーの紹介が雑、コナーのボーカルセンスの上達度が急激すぎる等など、探したらキリが無い。しかし、それよりもコナーがラフィーヌに恋い焦がれバンドを募り破れかぶれの方便がどこか瑞々しい青春のエネルギーに圧倒された。そして、そのエネルギーはメンバーにまで伝染し、一つの物に向かう力を感じた次第。ちょっと現実っぽいけど、コナーは常に目標を持ち、それに力強く邁進する姿も、サラリーマンの私には、心打たれた次第。最後、ブレンダンが車で見送った場面で、彼は無茶苦茶嬉しかっただろうね。常に兄の後に着いて来てた弟が独り立ちするのだからね。 そして、個人的に無性に心がウキウキしたのは1970年代後半から1980年代のミュージックシーンのやりとり。ビレッジ・ピープル、フィル・コリンズ、セックス・ピストルズ、デュラン・デュランなど。更に、バック・トゥ・ザ・フューチャーをパロッたダンパ場面。この辺りは、映画好きにはたまらないはず。 もう一つ、クッキーを喫食した時にキスの許可を求める辺りも、青い林檎的でメチャ新鮮!!

  • 鑑賞日 2016/9/22

    夢追う少年

    1985年、不況の中にあるダブリンで地味な少年が音楽に目覚め成長する物語。「はじまりのうた」監督作でレビューが軒並み高評価なので期待しての鑑賞でした。 うーん。 80年代サウンドとファッション満載で同時代同年代としては懐かしくはありますが、むしろその時代を肌で実感しているゆえ?夢に傾き過ぎでは…とちょい恥ずかしくなりました。 兄との関係、壊れる家族、高圧的な先生、そしてラフィーナといい要素はいっぱいなのだけれど…。

  • 鑑賞日 2016/9/16

    音楽のある人生

    ラスト、主人公二人が小さいボートで出発するが、途中視界が悪くなり、危うく大きな船にぶつかりそうになる。間一髪難を免れるが、そのシーンが大好き。

  • 鑑賞日 2016/9/5

    若者らしい思いがいっぱい

     1980年代のダブリンが舞台。コナーは父親の失業から学費のかからない教会系の高校に転校したが、教師やクラスメイトのイジメにあっていた。下校途中で見かけたラフィナに一目惚れし、話の成り行きから自分たちのバンドのPV出演を依頼することになる。友人に頼み込み急遽バンドを編成し、兄の助言からコピーではなくオリジナル曲をイーモンと共に作り上げ、猛練習の末にラフィナを迎え入れてPVを作るのだった。モデルに憧れてロンドンへ渡ったラフィナへの思い、夢破れて戻ってきた彼女への思い、そしてダンスパーティでの演奏披露を経て、デモテープを持ってラフィナと共に船でイギリスへ向かうコナーだった。  閉塞感ただようアイルランドから見るとイギリス特にロンドンは憧れなんだろうなあ。ホール&オーツやデュラン・デュランなんかの音楽がとってもよく似合っていました。さらにはバンドの中の楽器オタクのイーモンがジョン・レノンを彷彿させるようでなんか楽しかった。女の子をナンパするための高校生バンドなんてありふれている感じなんだけど、オリジナルを目指したことからその歌詞に若者らしい思いがいっぱい詰まっていました。高校時代にあんなふうにはじけることが出来ていれば楽しかっただろうなあとか思っちゃうのはジジイになった証拠かな。

  • 鑑賞日 2016/8/20

    ジョン・カーニー自身の思いが詰まった作品

    「once」「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督の新作で、1980年代の高校生が兄の影響で当時流行ったブリティッシュ・ロックにハマり、さえない公立高校でバンドを組んで、MVに出演してもらうためにモデル志望の女の子を誘って盛り上がる、という具合に、音楽への情熱と夢と青春が詰まったお話しになっていて、劇中披露される80年代風新曲なんかを聴いていても、これは正にジョン・カーニー自身の思いが詰まった作品と言えるでしょうね。

  • 鑑賞日 2016/9/2

    青春を謳歌したい若者たちへ向けた映画

    ジョン・カーニー監督の半自伝的映画となった本作は1980年代のダブリンを舞台にした青春音楽映画。前作「はじまりのうた」とは音楽を活かすという軸はぶれていないものの時代背景や人物像に関してはまるで正反対。だが、半自伝的という点からこの映画の描写が「はじまりのうた」や「ONCE ダブリンの街角で」につながっているのかと考えると決して見過ごせない映画となっている。 主役のコナーが親の都合で転校したのは荒れた学校。転校前と環境が180度逆転し順応できない彼に待っているのはいじめである。男らしくない者がいじめの対象になりやすいという若者ならではの差別化された社会で、どうやって音楽に目覚めたのかというのが最初のポイント。 音楽の楽しさを知ったコナーは人が変わったかのように外見から中身まで変化していく。これは捉え方によっては変化というより成長という方が正しいかもしれないが、若い世代で青春を謳歌しようとしている人たちに焦点を当てたからこそ成立しているものであり、見ているほうも感情移入しやすい。 音楽をするうえで仲間は必要不可欠な存在であり、コナーの変化に合わせるかのように集まってくる音楽仲間との楽曲製作から成る友情は青春を謳歌しているからこその賜物であるように感じられる。音楽を通して得られるものは何かというテーマを緻密に描けるジョン・カーニー監督の手腕がここに発揮されている。

  • 鑑賞日 2016/9/5

    THE青春

    ただただ一目惚れした女の子とお近づきになりたいがために始めたバンド。だっさださの、寄せ集めバンドだったが、恋のエネルギーとも言うべきか。若さゆえに恥ずかしさも感じないのか。兄の言葉通り、冷笑なんてくそくらえ、どんどん自信をつけてゆく。その堂々とした演奏っぷりたらもう。可愛くてしょうがない(笑)手探りで作っていく主人公。課題とアドバイスを与える兄。そしてそれに答える、正直で、ストレートな歌を作っていく主人公…バンド仲間やヒロイン、そしていじめっ子までも変わっていく。劣等感と孤独でいっぱいだった兄の気持ちを知り、どうしようもない家庭の変化を味わい、初めての失恋をしてからのギグのステージはまさに青春そのもの。大きな一歩はきっと回りに変化をもたらすだろう。兄が喜び涙を流したように。 ラストシーンのCGだけがマイナスポイント。にしても、音楽映画はラスト主人公のアップのカットで終わるものが多い気がする。なぜだろう?

  • 鑑賞日 2016/7/20

    音楽と青春が上手く融合した、青春かっ飛びムービー!!

    14歳の多感な時期を迎えた少年コナーは、街で見かけて一目惚れしたラフィナに、自分のバンドのPVに出ないかと口走ってしまう。バンドなど存在していない中、彼は慌ててメンバーを募ってバンドを組み、猛特訓を開始する。バンドメンバーは学校やコミュニティに馴染めない爪弾きものばかりだったが、やがて彼らのサウンドは皆の注目の的になっていく。。「ONCE ダブリンの街角で」、「はじまりのうた」など、音楽と映画のミクスチャーが楽しい作品を生み出すジョン・カーニー監督が、1980年代のダブリンを舞台に届ける半自伝的青春音楽映画となっています。 時代設定が1985年となっているので、この時期におけるバンドを組むという音楽活動は別にダサいものではなかったのだろうけど、このダブリンという街、そしてコナーの通う学校にとっては異色なものとして描かれています。これを現代で置き換えると、完全なギーク(オタク)映画の部類なのかなとも思えてきます。青春の衝動とばかりにコナーが組んだバンドのメンバーは、いろんな面で自らのサウンドやビジュアルにこだわる音楽オタクどもばかり。女の子を引っ掛けるためという浅はかな目的で組まれただけにも関わらず、彼らの個性やこだわりっぷり、そしてコナーの兄の絶妙なバンド指導によって、バンド自体がいい味を出してくるのです。そんな彼らの青春は徐々にバンド一色になっていく。学校や世間はイジメや不和ばかりで目を背けたくなるけど、バンドだけは鳥の巣のように居心地のよい空間になっていく。青春時代にはこういう居場所が必要ですよね。ここで彼らが生きていくベースができていくのです。 いいのは、最初は大人のような存在に思えたラフィナとコナーの関係が、バンドの成長とともに逆転してくるところ。バンド活動を通じて、知らない間にコナーのほうが大人になっていき、逆にラフィナの存在が幼く可愛いものに見えてくるのがいい。作品の前半と後半の男女のパワーバランスがいい具合で逆転することで、ラストの逃避行の部分が活きてくるのです。居心地のよいバンドだからといって、そこに留まらず、人生の通過点としていくコナーの姿も頼もしく映ります。まさに青春時代を疾走していく中で、誰もが遭遇するであろう場所を描くことで、青春の愛おしさみたいなものに胸がキュンキュンとしまうのです。作品を彩る音楽も素晴らしいの一言。大物俳優が出ない作品ではありますが、前作の「はじまりのうた」より、こうした小品を美しく描くことができるのが、カーニー監督の持ち味ではないかと思うのです。

  • 鑑賞日 2016/9/1

    やっぱり音楽がいい!音楽の力ってやっぱりすごい!グレン・ハンザードとアダム・レヴィーンが携わってたら、そりゃあステキな音楽よね♪バック・トゥ・ザ・フューチャーへのリスペクトもツボ!

  • 鑑賞日 2016/8/18

    This is your life.You can go anyway〜♪

    80年代の世界観と 純粋でまっすぐな主人公達。 バンドを始めるきっかけとか思わずニヤけてしまいました。 使用されてる音楽はシビれるラインナップだし、 映画オリジナルの曲も最高にいい! サントラ即買いしました!

  • 鑑賞日

    青春映画の佳作

    ジョン・カーニー監督の前作『はじまりの歌』では映画の中心に音楽があった印象が強いが、本作の中心はあくまでドラマ。80年代アイルランドの不景気で職を失った父親と浮気をしている母親の間で翻弄される子供たちの拠り所として音楽がある。本作の音楽とは、転校先でのアイデンティであり、友達を作る為であり、好きな女の子と仲良くなる為のものだ。一応、アイルランドを離れる理由にもなるが、それが本作の青春映画としての強度を高めているような気もする。 まず本作は青春映画にしては明るい。少なくとも若者たちの閉塞感は感じない。アイルランドを離れる。それが鬱憤の出口のひとつとなるからだ。政治的イデオロギーもなければ、脱出不能の閉塞感もない。『いちご白書』や『ラスト・ショー』、もう少し古くなるとイギリスの「怒れる若者」の映画とはまるで雰囲気が異なる。とにかく、一言でいうと清々しいのだ。音楽に彩られた清々しい青春映画、それが本作の面白さであり、気持ちよさだろうと思う。近年、稀にみる気持ちよさ。おそらく、本作の高評価の理由はそれなのだろう。 もちろん、物足りなさもある。それはロンドンから逃げ帰ってきた好きな娘が味わった挫折が、大して描写されない点だ。若者の挫折とは通過儀礼的なものであり青春映画には欠かせない。つまるところ、挫折を知る前の夢と希望に溢れた船出で終わる本作は、青春映画の入り口でしかないと言い換えれるかもしれない。 ロンドンへ向かった二人の姿を、もっと観たい衝動に駆られるが、それは二人を快く送り出した主人公の兄のような気持ちで想像するだけに留めよう。きっと、それがジョン・カーニーの本作に込めた思いだろうから。

  • 鑑賞日 2016/8/15

    ジョン・カーニーの3連良作の最新作

    アイルランドを舞台にしたやはり監督の音楽シンクロした良作。アイルランド訛りの登場シーンは驚きで、聞き取るのには難があるかもしれない。 とにかく挿入曲の全てが秀逸だ。

  • 鑑賞日 2016/8/18

    モーターヘッドのオープニング時に

    バンドメンバーのギターの子とマネージャーの子が主人公の後ろにいて登校しているのを発見。

  • 鑑賞日 2016/8/11

    3回目。

    自分も学生時代バンドやりたかったとしみじみ。

  • 鑑賞日 2016/8/8

    なにがなんだか大人気。

    まあ1日だったってこともあるけど、なにがなんだか大人気、満席でした。一番の背景は社会的なものなんだけど、まあ個人的に子どもたちそれぞれがそれぞれの事情を抱えていて、なんか、まあ、お話自体はフツー。甘酸っぱくかわいらしい作品をそのときの自分が求めているか求めていないか、でしょうね。

  • 鑑賞日 2016/8/6

    Happy Sad

    80年代にはとっくに若者世代を卒業していた自分としては、特段の思い入れなしに観ることができた。 音楽の影響を受けて成長をしてゆく若者の姿を描くのは、時代や洋の東西を問わず、感動的な作品が多く、本作品も例外ではない。 ただ音楽に頼るだけでなく、人間描写が卓越している。主人公の少年コナーを取り巻く人々の温かい思いが心地よい。 中でも兄の含蓄ある言葉の味わい。そして、コナーが思いを寄せる年上の少女ラフィーナの明暗重なる生き方に対するコナーの取った方法と、弟のために兄がアシストしてあげようとする行動は感動的である。

  • 鑑賞日

    80年代❗️

    アイルランド舞台に80年代高校生が主役😊 懐かしい音楽と共に、映画の中に流れる音楽もしっかり聴かせてくれます。様々なバンドスタイルが見れるのも面白いですが、当時のアイルランドが抱える時代背景も興味深いです。サントラ……売り切れ😱より欲しくなりました😅

  • 鑑賞日 2016/8/2

    ロックと未来だ

    これぞロック!と思わせる映画でした。この映画で最もロックなのは、実は主人公の兄ですね。おそらく彼は私と同世代でしょう。当時のアイルランドの高い失業率や不景気が、主人公をはじめとするミドルスクール世代に受け継がれてゆきますね。兄貴が最後にガッツポーズをしますね。彼はよほど弟と弟の可能性に期待してたんですね。ロックだなぁ。 80Sのそれぞれの曲も懐かしかった。 両親の破局に襲われる少年と親のいない少女という設定が決め手になってますね。最後に2人が荒波に向かって進むシーンは感動的でした。『明日に向かって撃て』の自虐的な要素も含みながら、もっと明るく未来を見据えるような少年の眼差しがいい。 冒頭にシーンからどんどん大人になってゆく彼の演技は見事でした。 そして何より、ここで披露される音楽の強さ。素晴らしいメロディラインと迫力。素人さもロックだな。 初めて楽器を触って、誰かと音を合わせるあの瞬間がたまらなくいいですね。 そしてもう一つの主題。それは未来ですね。 過去から見渡す未来をうまく描けてます。それはアイルランドの低迷した社会で生まれ育った少年と少女から見る未来。 自分の時代と重ねることで、複雑さが増幅します。 あの時代の自分は何者でどこへ行こうとしていたのか。 そんな思いも重なります。 ステージに立つ主人公が空想で描くパーティ。そこには彼のあらゆる創造力が浮かびます。とてもいいシーンでしたね。

  • 鑑賞日 2016/8/2

    ジョン・カーニーの音楽愛。サントラが欲しくなる

    ヤバイっ… 音楽映画と青春映画が大好物のわたしにとって、これは最高にハッピーな作品です! 予告編で観てて、コレ、絶対、面白そうと思っていました。 80年代音楽愛がいっぱい詰まった青春映画です。 クスッと笑ってしまいたくなる微笑ましいしいシーンもあり、熱くなるシーンもあり、青春っていいな、音楽っていいなって、改めて思う。 聴いた音楽に影響をされ、似たような作品を作っちゃったり、スタイルまで真似したりして… 音楽、仲間…、夢と希望… 今しかできないこと、今やらなくて、いつやるのだ。 お兄ちゃんが、またいいのだ。 兎に角、80年代に青春を過ごした人は、懐かしさで、いっぱいになるだろうし、知らない世代は、80年代への憧憬がいっぱいになるだろう。

  • 鑑賞日 2016/8/1

    何物でもない者がたまたま音楽

    なんでもよかった。映画やゲームと同じように音楽が好きだった。憧憬やモテたい意識、なにより現実逃避でたまたま(この映画の場合は)お兄さんの勧めで音楽を手に取ってみると、いつしか友達とのコミュニケーション・ツールとなり、恰好の盛り上がりパーティーアイテムとなり、ついには離れられないアイデンティティとしてレゾンデートルとして定着する。自己実現をもたらすための音楽、それは実はおなじみのエゴを起点として、エゴにのみ完結する。その地域的にも時代的にも普遍的な若者(そしてそれを経たすべてのオトナの)のサガが執拗に描かれていて、とても楽しく幸せに、だからこそ本来的に悲しい。音楽の本質や芸術的思弁、文化的価値などは、だから一片たりとも表現されていない。それでいいのだ。それしかないのだ。どこか夢物語だった「コミットメンツ」やエゴと音楽をテーマにしつつストイックのみを抽出した「セッション」などよりリアリティは今作に軍配。それは音楽の楽しさ喜びをまず前面に置き、エゴの発露やあらゆる悲哀を後ろに透過させているからだ。それが本当なのだ、真実だったのだと心地良き諦観の涙が終始止まらなかった。

  • 鑑賞日 2016/8/1

    心に残る青春映画

    ストーリーの展開には今ひとつのところがあるが、これぞ青春映画。前に進むのみ。音楽の使い方もうまい!

  • 鑑賞日 2016/7/31

    しんぐ・すとりーと

    久しぶりに誰かと映画館に行きました。 ほぼ満員だったし、なんだかイレギュラーだったや。 閉鎖された環境で、遠くに憧れるって、よくあることですよね。 子供と大人の境にいる感じが、とても素敵でした。 音楽、とってもいいです!! 歌詞ももちろんいいのですが、声がとってもいい! まだ大人ではないけど、伸びやかな声でとっても良かったです。 お兄さんもとても魅力的でした。 とてもいい兄だったんだろうなと、敬愛を感じました。 映画として。 最初、女の子のカットインを2・3入れといたら唐突感は薄れるのになーと感じました。 めっちゃ唐突にナンパするので…笑 それ以外はおおむねスッキリ観ることが出来ました。 何を描きたいのかがハッキリわかって、良い映画だったと思います。 特に、メイクやファッションの変化が最高でした! 垢抜けないお坊ちゃんが、どんどんロックテイストに変わっていく描写がとっても良かったです。 総合的にいい映画でした。 青春だなぁ。

  • 鑑賞日 2016/7/31

    ド・ストライク♪

    ・80年代 ・UK音楽 ・バンド活動 上記3要素が詰まった青春時代を過ごした身としては表題通りの正にド・ストライクな作品。その為か鑑賞中は常に頬が緩みっぱなし♪ デュラン・デュラン、デペッシュ・モード、ザ・キュアー、ザ・ジャム…他、自分も主人公コナー同様多感な10代にUKロックの洗礼を浴びせかけてくれたのは歳上の身内の存在だった。(自分は姉だが) その時代の情勢や親・兄弟との関係性、仲間との友情や将来への夢…など『リトル・ダンサー』を彷彿とさせる場面が幾つも散りばめられていて、改めて自分がこの手の少年の成長物語に弱いことを再認識させられた次第。 「気になる女の子を振り向かせたい」…至って動機は不純なのだが、音楽の素晴らしさやバンド仲間達との連帯感、観客との一体感は経験した者ではないと味わえないかけがえのない瞬間ー。しかしジョン・カーニー監督はそんな経験が無い人達にもその状況を映像作品として追体験させてくれる点がいつもながら素晴らしい。 鑑賞中思った事…アイルランドのダブリンのお話なのに何故かU2が出てこない!鑑賞後、気になって調べてみるとコナーとエイモン自体、ボノとエッジがモデルなのだとか…フムフムなるほど!

  • 鑑賞日 2016/7/28

    ジョン・カーニー監督の作品は、いつも音楽が持つシンプルな喜びを思い出させてくれる。 きっと、監督も音楽が大好きなんだろう。 (実際、彼は「The frames」というアイルランドのバンドでベースを担当していた) そんな音楽へのシンプルな愛が素直に映っている素晴らしい作品。 前作の「はじまりのうた(Begin Again)」も最高だったが、今作は監督の自伝的な要素も加わったセンチメンタルな作品になっている。 観終わった後、押入れに眠っている楽器を久しぶりに弾きたくなる。 そんな素敵な作品です。

  • 鑑賞日 2016/7/12

    近年のアイルランド映画のベスト

    【あらすじ::ネタバレ注意】 ❶舞台は1985年のダブリン。 主人公は15歳の高校生コナー(演じるは当時15歳のフェルディア・ウォルシュ=ピーロ)。 父ロバート(エイダン・ギレン)(不況で失業)、母ペニー(マリア・ドイル・ケネディ)(週3日のパート、浮気している)、兄ブレンダン(当時23歳のジャック・レイナー)(大学を中退して家に引きこもっている)、姉アン(ケリー・ソーントン)(大学に通い建築家を目指している)の5人家族。 ➋経済事情により、コナーは私立校から学費の安い「シング・ストリート校/Synge Street CBS(注1)」(キリスト教学校)に転校させられる。 (注1)「Synge Street CBS」は実在。 CBS=Christian Brothers School 。ダブリンの Synge Streetにある。1864年の設立。 ➌そこは荒廃し、けんかやいじめが横行していた。 コナーは乱暴な生徒たちだけではなく、厳格な校長のバクスター修道士(ドン・ウィチャリー)からも嫌がらせを受ける。コナーの靴は茶色だったが、校長は、ここでは黒以外は許可されないと禁じて、コナーは学校内で靴を履けない。 ❹家では両親のけんかが絶えず、音楽狂の兄と共に、ロンドンのMVをTVで見ている時だけが幸せだった。 ❺コナーは、学校の対面のアパートの前で、大人びた美少女ラフィーナ(当時21歳のルーシー・ボイトン)を見かけて一目惚れする。 ラフィーナは児童養護施設出身の16歳のモデル。 ❻コナーは、「僕のバンドのプロモーションビデオ(MV)に出てくれない?」と声をかける。 そのバンドはまだ存在しておらず、コナーは急遽、友達の口コミと校内の張り紙でメンバーを集めバンドを結成する。 マネジャーとなるダーレン(ベン・キャロラン)、ギタリストのエイモン(マーク・マッケンナ)、黒人・ンギクとディス、ギャリ―、ラリー。 中でもエイモンは楽器の天才で作曲も出来、彼の家で練習させてくれる有難い存在。 ❼そしてバンド名は、学校名をもじって「Sing Street」と決める。 即席のメンバーは、カバーから地道に練習を始め、MVの撮影を開始する。衣装も工夫する。 ❽コナーはラフィーナと親しくなり、二人で祖父のボートに乗ってデートする。目的地はイギリス寄りの島。 ❾体育館でのMVの撮影の時間にラフィーナは来なかった。実は彼女には別に彼氏がいて、二人でロンドンに行ってしまったのだ。 ❿しかし、夢はかなわず、彼女だけ戻ってくる。 コナーは夢を諦めた彼女の姿を見るのが辛かった。 彼は思いを込めて録音したカセットを彼女に渡す。 その曲を聞いた彼女の心が動く。 ⓫学園祭「ギグ」の当日、コナーのバンドがデビューする。 その中にはエイモンと二人で作った曲もあった。 会場に来たラフィーナが聞いている。 最後の曲は「茶色い靴」。シング・ストリート校と校長を批判した曲で、観衆は大喝采。 ⓬ライブ終了後、コナーとラフィーナはコナー宅へ行き、ブレンダンに波止場まで送って欲しいと頼む。 ブレンダンは二人を送り、ボートに乗ったコナーに「いつか歌って欲しいと」自分が作った歌詞を渡す。 ⓭二人は出発する。海は荒れていて、遭難するかも知れない。 でも、二人は突き進む。 バックにはブレンダンの歌が重なる: 「後戻りせず 前を向こう、命を懸けて、定めたゴールに突き進む、それがすべてだ、今でなければ いつ行く?、探さないで 何が分かる?、決して後ろを振り向くな、今でなければ いつ行く?・・・・・」 【マイ・レビュー:ネタバレ注意】 ❶今年の日本は、アイルランド映画の当たり年だ。 今月だけでも3本が公開され、しかも、そのすべてが秀作揃いなんて、凄いことだ。 ①『ブルックリン(2015)(英・加との合作)100点』 ②『シング・ストリート 未来へのうた(2015)(英・米との合作)100点』本作 ③『フラワーショウ!(2014) 80点』 ➋本作は、この中のベストであり、近年のアイルランド映画のベストでもある。 ➌冒頭から軽快なテンポでユーモアを交えて描く技法が冴えていて楽しい。 ❹舞台となった1985年のアイルランドは労働事情が悪く、経済的にも豊かでなかった。 人々は、アイルランドから最短直線距離で僅か50Km、晴れた日なら肉眼で見える、フェリーで2時間のイギリスへ行くのが憧れだった。 ❺高校生は、ハリウッドの『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)』を観ているが、そこで描かれた豊かな高校生活は夢の世界だった。 ❻アイルランドの高校でもアメリカの「プロム」に相当する行事があった。それが「ギグ(Gig)」。舞台も体育館にカーテンを張っただけチープなものだったが、皆それなりに楽しんでいた。 ❼経済的に苦しいく家庭で、明るい未来を期待出来ない主人公、15歳の高校生コナーが、ロンドンで一旗揚げる夢を持つに至ったのは不思議ではない。 彼の気持ちがよく分かる。 ❽両親の不和、転校した学校でのいじめ、同年代の少女ラフィーナとの恋、バンド結成とMVの撮影、等を通じてコナーの夢は膨らむ。そして、嫌がらせを受けた校長への復讐を果した後、コナーとラフィーナは、小さなボートで荒海の中を、イギリスへと漕ぎ進める。 二人の勇気をたたえたい。未来の希望を祈りたい。 ❾教訓: 次の一歩を踏み出すには、勇気と決断力に加えて、冒険心が必要である。吉と出るか凶と出るか、その時点では分からない。 失敗を恐れては前には進めない。 自分が正しいと判断すれば、勇気を出して、まずやってみることだ。もし、その判断が間違っていることが分かれば、その時点で最良と思われるやり方に軌道修正すれば良い。失敗を恐れて何もしないより、正しいと判断して行動した結果が間違っていることの方が意義がある。この映画はそのことを教えてくれる。 ❿登場人物では、大学中退のロック好きの兄ブレンダンが頼もしかった。 ブレンダンの存在がなければ、コナーはイギリス行きの決心がつかなかっただろう。 コナーにとってのブレンダンは、正に文字通り「頼れる兄貴」なのだ。 ①その兄のアドバイス:「好きな女を口説くには、人の曲に頼るな、自分で作れ、下手でもいい、それがロックだ、必死で練習しろ」。 ②そして、イギリスへ向かうコナーとラフィーナを後押しして、歌で見送る: 「後戻りせず 前を向こう、命を懸けて、定めたゴールに突き進む、それがすべてだ、今でなければ いつ行く?、探さないで 何が分かる?、決して後ろを振り向くな、今でなければ いつ行く?・・・・・」 ⓫別れの挨拶「チュース」。 ドイツでは、個人商店でも、スーパーでも、デパートでも、高給ブランド店でも、店員とのやりとりは、まず「ハロー」から始まる。そして、帰りの際には「チュース(Tschüss)」と言って別れるのが慣例だ。 その「チュース」が、本作で、同じ意味で使われていたのにびっくり。世の中狭いね。

  • 鑑賞日 2016/7/23

    歌に刻まれた道標

    一般的には、33歳を境に人は音楽の好みが固定化される傾向にあるという。言い換えると、若い頃に聴いた音楽はより思い入れの強いものになるってことだね。この映画でよく使われる80年代の音楽は、分かりやすいメロディが多かったので、より記憶に残りやすい。だから、この時代の音楽をリアルタイムで聞いていなかった世代にも、どこかで聴いたことのある音楽と感じさせるアプローチがあるんだよな。80年代の洋楽に触れていればより楽しめるけれど、そうでもなくても当時のアイルランドの社会情勢と真逆の洋楽セレクションのセンスが光る映画だな。

  • 鑑賞日 2016/7/26

    兄貴と弟の物語

    本作はアラもたくさんある。はじめからバンドの演奏が上手すぎて成長する過程が描けていないし、個性的なバンドメンバーもほぼ書き割りに近い。最後のいじめっ子を加入させるとこなど取って付けたような展開だ。 だが、そんなことはどうだっていい。ジョンカーニーは過去2作同様に、バンドメンバーよりも「ペア」を実に魅力的に描く。甘酸っぱく背伸びしたボーイミーツガールの物語。特に手の届かないようなマセた、それでいて脆い彼女の魅力と言ったらこの上ない。ミュージックビデオの撮影で海に電車で向かう場面。その行きと帰りで主人公には彼女が違って見えている。その瞬間を観客も共有している。それを可能にする彼女の神々しい魅力が全篇で炸裂している。 そしてそれ以上に兄と弟の物語としてグッとくる。両親が別居を決め、貧しい家庭のため十分な教育を受けされられない子供たち。そんな中で、長男としてジェット気流のように密林を切り開いた自負がある兄貴。なぜその道をただ進んできた弟だけが褒められ、道を拓いた自分は学校にも行けず、未来も閉ざされかけているのか。その想いが爆発する場面の痛々しさ、そして母親と同じように夕陽を浴びながら外でタバコを吸うことが至福という人生を送らざるをえない自分の境遇。そんな身でいながら、最後に今度はロンドンに渡ろうとする、新たな道を切り開こうとする、そんな弟たちを車で送り、船に乗せる、あの心意気。80年代のアイルランドという閉塞した時代背景も込みで、ラストは涙無くしては見られない。 もちろん過去作同様に、音楽の力によって鬱屈した環境や時代に中指を立て突破しようとするエネルギーも十二分。音楽をしている時だけは、皆いがみ合わずに楽しんでいるという幻想と現実の落差も心に響く。

  • 鑑賞日 2016/7/26

    ほっこりした。

    登場人物があまり深く描かれてない分、音楽にのめり込める、作り手の術中にはまった感じがします。楽しく聴かせて頂きました。 大人びた彼女の年齢とアンバランスな感じが良かった!

  • 鑑賞日 2016/7/23

    バンドをやっている身からすると、すごく音楽の喜びだけを掬い上げていてとてもいい青春映画だった。ちょっと、いじめっ子が改心しすぎたり、ドラムベースとかバンドメンバー連中の掘り下げがいまいちだったりと、主に脇役の描写は物足りなさあり。主人公は上手く行きすぎだろとは思っていたが、ラストのメタファー感溢れるラストで、そういう世界観の映画なのだなと悟って割と許せた。

  • 鑑賞日 2016/7/24

    爽快

    こういった種の映画には、あまり素直に感動できないのではと思いながら見に行った。十二分に感動した。ストーリーは、そんなでもないけれど話の中に出てくる歌が絶妙によい。「チョコレートドーナツ」にも通じる音楽のすばらしさを再確認させてくれる映画でした。

  • 鑑賞日 2016/7/26

    ロック、年上の異性への憧れ、校則への反抗、大人への旅立ち…青春時代のエッセンスをギュッと凝縮したような映画である。それが嫌らしくなく、爽やかに見せるのは、監督の手腕であろう。それにしても、あのバンドは最初からうまかったなあ。ビートルズも最初はこんな風に曲を作っていたのかなあと考えながら見ていた。ラスト、二人の前途は嵐の海のように多難かもしれないが、最愛のパートナーとともに乗り越えていくことを祈りたい。

  • 鑑賞日 2016/7/23

    懐かしさ

    これらの曲がはやったのはちょうど学生時代のことですので、今でも時折聞きますので、楽しめました。Mのポップミュージックとか、ちょっと意表を突かれた感じで驚きました。出てくる曲の年代は若干の幅がある感じですかね? フィルコリンズは笑えましたが、彼の場合一つ前の時代のプログレの大家の印象が強いです。 曲を楽しむという面からすると良かったのですが、うまく話しに利用しましたという感もあり、あまり全面に出てこないバンドメンバーたちとエピソードとか、上達の過程とかもう少し欲しかったという気もしましたが、まぁ楽しめたのでOKです。

  • 鑑賞日 2016/7/23

    すごくすごくよかった

    今年観た映画の中では一番かも。それくらいよかった。 真っ直ぐで、好きなあの子を振り向かせるために始めたバンド。虐められてもめげずに、校長に目をつけられてもへこたれず、親は別居しそうでも、それでもあの子に振り向いて欲しくてバンド仲間を集め歌うんだ! 的なね。 キャストがいい。あのウサギ飼ってる楽器マニアかなりよかったなー。いいやつすぎて、万能すぎて。 80年代ファッションも可愛い。聴いた音楽に聴いたバンドに即感化されて翌日にはその真似たファッションやっちゃう素直さがいい!! 最後お兄ちゃんが飛び跳ねてガッツポーズするところに目頭熱くなってしまった。最後のクレジットのすべての兄弟に捧げるっていうところも。そこにすべてが繋がってたきがする。おじいちゃんの船で無事に英国に行って、輝いてくれてるといいな。

  • 鑑賞日

    直球一直線の愛すべき青春音楽物語。

    80年代、不況下のダブリン。両親は不和、通う高校は荒廃、絶望的な生活を送るコナー。だが、彼にはミューズがいて、音楽があり、バンド仲間がいた。当時のヒット曲、ファッションが恥ずかしくも懐かしい。直球一直線の愛すべき青春音楽物語。

  • 鑑賞日 2016/7/22

    細かい人間関係や背景の描写は荒かったけど、音楽が良かったので高得点です。主人公の歌をもっと聴きたいと思いました。ラストのライブシーンで、最後の曲を歌う時に急にヘアメークがナチュラルに変わっちゃうのはご愛嬌でした。 60年代の音楽や映像が流れるので、50代以上の人には特に懐かしいのではないでしょうか? 最後の最後で、救いのなかった不良の子が仲間になれたのも良かった。 日本人にとっては「イギリス」と呼ばれる国ですが、実際は貧富の差が激しい連合王国であることがよくわかる映画です。天気の良い日には肉眼で見える対岸に、豊かな夢の都市がある。でも彼らにはあまりにも遠い世界。それでも、夢を信じて船出した2人に美しい未来が待っていることを信じたい。 その先も、もう少し見たかったです。

  • 鑑賞日 2016/7/17

    青春

    1985年、アイルランド、ダブリン。父親の失業により転校せざるを得なくなったコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は音楽好きな兄と一緒にロンドンのミュージックビデオを観るのが大好きだった。ある時、ラフィナ(ルーシー・ボーイントン)に出会い、バンドを組むことになったが…「ONCEダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督。監督の半自伝的青春ドラマ。 よかった☆彡よかったのだけれど、やはり「ONCEダブリンの街角で」と比べると...ラストもいただけない(^_^;) とはいえ、バンド仲間たちが素敵。特にお金持ち楽器持ちのメガネ君とのやり取りがなんてことはないのだけれどほっこりした。コナーの兄(ジャック・レイナー)も最高!! 一緒に行った友達がとってもはまった様子でした( ´ ▽ ` )

  • 鑑賞日 2016/7/17

    うぉぉぉあああ、ジョンカーニー最高だろ! マジ最高だろ! 90分ニコニコしっぱなしで20分涙溢れっぱなし。あの一瞬だけに許され、やらなきゃいけない青春物語、ビスケットキスのかわいらしさ、ラストの兄貴のかっこいい姿よ! 最高だろ! 宇多さんの『シング・ストリート』評「言葉が詩となって、音がメロディとなって立ち上がる瞬間。音楽が生まれて世界が変わる瞬間を描いている」って泣きそうになった。というかちょっと泣いてる。もう一回見たい。

  • 鑑賞日 2016/7/20

    今年のベストムービーになる予感。

    久しぶりにお代わりしたくなる映画に出会ってしまった。 ダンパ風MVのシーン。思いっきり弾けてみんな笑顔で、踊って踊って、でもそれはコナーが夢見た世界。思い通りにはいかない家族の現実、行き場のない恋心。とびきりノリノリのナンバーに身を任せながらも、切なくて仕方なかった。未来へ飛び立つ少年少女たちが幸せであるように祈らずにはいられない。(あ、コナーのお兄ちゃんもね) サントラ買ったので、しばらくはこの世界観に浸るつもり。

  • 鑑賞日 2016/7/18

    ジョン・ヒューズへのオマージュ‼️

    同じアイルランドを舞台としたザ・コミットメンツのようなバンドやろうぜ映画かと思いつつ観に行った。 1985年が舞台と言うこともあるが、まるでアメリカの青春映画...プリティインピンクのモリーリングウォルドを彷彿とさせるヒロイン...随所にジョン・ヒューズへのオマージュが散りばめられた映画だった。

  • 鑑賞日 2016/7/17

    geek

    心待ちにしていたカーニーの新作を、近々閉館するシネクイントで鑑賞。 1980年代前半のブリティッシュロックシーンに明るくなかったため、音楽はわかるわかるというノリではなかったけれど 青年たちのキラキラした姿と音楽が重なって聴いてて気持ちのよいものだった。 ラストの合成感がちょっと残念だったけど まぁいつもの低予算ぷりがカーニーらしいといえばらしいということで。

  • 鑑賞日 2016/7/14

    エイモンの眼鏡

    最初の音楽のビデオがよく撮れていた。 ラフィーナのメイクはネーナを思い出した。 聞いていたレコードに影響されて日々服装が変わっていくのが、高校生っぽい。 エイモンの眼鏡が懐かしい。 コナーと眼鏡のエイモンが歌詞にメロディーをつけていくときの様子がいいものを作ろうとふざけないでお互いを否定せず高めていく感じに感動する。

  • 鑑賞日 2016/7/13

    私は80年代MTV全盛期の頃、田舎でミュージックビデオをテレビで見ながら、洋楽に憧れた田舎娘なので、もうなんだかほっこりしたり、恥ずかしくなったり、感情が忙しい106分間だった。 こんなことを書くと、オトナもオトナなことがばれてしまうのだが、私はこの映画に出てきたり流れている音楽(デュラン・デュランにa~haなど)もラジオで聞いて、テレビで流れるミュージックビデオで見た世代である。(当時、田舎で思春期を過ごす私たちにライブなんていう選択肢は存在しなかった) アナログレコードも、ラジカセも、カセットテープも、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムといった流れる音楽とともに、当時の思い出が頭の片隅を去来した。 テレビで見たミュージシャンがかっこよくて、服や髪形をまねてみるけれど、どこか垢抜けないところも、でも本人は自信満々な感じも、今こうして見てみると実に恥ずかしくありながらも微笑ましい。 何かに行き詰まるとギターを抱えて曲を作り、ノートを握りしめ「曲を作ろうぜ!」といえば「いいぜ!」といってくれる友がいる。その友はライブでの無茶ぶりにだってつきあってくれるのだ。 そして、もちろん思春期特有の悩み(それは恋!)も主人公は経験する。(そもそも、バンドを始める理由なんて世界共通で一つなのだ) 彼らが作るバンドのミュージックビデオ、そして一度だけ開催されるライブ。映画のなかの台詞でもあるように、へたくそでもいいのだ。テクニックだとか経験だとかそんなものよりも、大切なものがあると私は思う。音楽なんてその最たるものだろう。 何よりも、今の自分たちにできることに本気で挑んだ先にあるものは、きっと、それに挑んだものしかわからない。 (とはいえ、ライブは素晴らしかった!ある意味爽快!) そして、むかえるラスト。 『はじまりのうた』にも出演したマルーン5のアダム・レヴィーンが歌う主題歌『Go Now』が心に沁みて、なんだか、うっかり涙しそうになってしまったのでした。 最後に、主人公を支える兄の存在が主人公にとってどれだけ大きなものだったか。でも、彼(兄)を見ているとちくりと心が痛んだのは自分も十分すぎるほどオトナだからなのでしょうかね。

  • 鑑賞日 2016/7/16

    どストライクな青春モノに胸キュンキュン

    ちょっとひねた私の高校時代にこの映画をみても、ズドンとは来なかったと思う。 主役の男の子がカワイイのなんの。随分とクラシカルな顔立ちのキレイな少年だなと思ったら、ホントに声楽家だったそう。 大筋が、まあ、アリな内容なんだけど、音楽をあちこちにスパイスとして入れていて、とても上出来。なんだか幸せな気分になれる。 あんな風に好きな事で頭がいっぱいになったり、理不尽な事を許せないと葛藤したり、信念に基づいて変な自分でアイデンティティを主張したり。でも、根っからの育ちの良さが滲み出ちゃって不良にはなりきれないんだよなぁ。 ちょい地味だけど、友達の楽器の天才君や夢を叶えられないお兄ちゃんの弟に託す感の演技がね、またよかったなあ。

  • 鑑賞日 2016/7/16

    「あの頃ペニーレインと」と「小さな恋のメロディ」とロックンロールが大好きなので、「シングストリート」の青臭さはとても好みのやつでした。主人公の兄貴が良い味出してた。兄貴ってああいう気持ちになったりするよね、分かる…あの兄弟関係ほんと最高。

  • 鑑賞日 2016/7/17

    80年代の青春

    場内お客さんは年配の人が多かった。 80年代に青春を過ごした人たち。 デュランデュランやア・ハを聴いてた人たち。 作品は青春映画の王道。スッキリ。 アイルランドの青春映画は秀作が多いね。

  • 鑑賞日

    音楽や仲間への愛が皆無。最悪の作品

  • 鑑賞日 2016/7/15

    終わり以外はすべてよし

    バンドやる動機が良い。高校生ってこうですよ。 で、周り巻き込み、盛り上がって、自分勝手で、でも、すごく成長して・・・ 昔思い出しました。 あんな可愛い彼女はいませんでしたけどネ。 音楽音楽してんだけど、BGMとセリフの中間。音ベタにも十分楽しめました。

  • 鑑賞日

    80年代の洋楽に彩られたキラッキラの青春映画

    今日は「シング・ストリート」を見てきました。「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」に続くジョン・カーニー監督作品。前2作は大好きな作品でしたが「また音楽もの?」と思って見ないでいたら巷での評判がとてもいいようなので、遅ればせながらの鑑賞です。 デュラン・デュラン、a-ha、ジェネシス、そしてなぜかヴィレッジ・ピープル。この辺のワードにニコニコしちゃう80年代の洋楽の洗礼を受けた世代にはズルいくらい楽しい映画。監督の自伝的映画らしいが、バンドと歳上の女性に恋する10代の青春! 誰もが共感できるキラキラした作品です。 劇中に流れるバンド「シング・ストリート」のオリジナル曲は出来過ぎなくらいいい曲だけど、これも監督の自作というのだから、その多彩さに驚かされる。ロンドンに憧れる閉塞したアイルランドの若者の空気感もよくあらわれていて、あまり普段考えないアイルランドの立ち位置までよくわかる。 それにしても音楽映画だけで3作。低予算で始めた「ONCE」。キーラ・ナイトレイとマルーン5のアダム・レヴィーンでメジャー感が増した「はじまりのうた」。そしてキャスティングは安くても80年代の洋楽で彩った本作「シング・ストリート」。それぞれ切り口の違う音楽映画を創り出してくるところは流石。ただヒロインがもう少し可愛ければ星ひとつ追加だったのになぁ。それから80年代の洋楽聴いてワクワクしない世代の人たちにはきっと星ひとつ減、平凡な青春映画になっちゃうかも。どちらにせよ同時代性が求められる作品であることは確かですね。 ジョン・カーニー、大好きな監督だけに、次はいい加減音楽一辺倒からは離れるのか? それともやはり音楽映画なのか? 楽しみに待っていよう。

  • 鑑賞日 2016/7/9

    ふたりの前途に乾杯!

    アイルランドの若者たちが音楽に真摯にぶつかっていく姿を、恋愛模様も織り込みながら描いた青春群像劇。最後に小さな電動ボートでイギリスに向けて海峡を渡っていくコナーとラフィナのふたりの前途に乾杯!

  • 鑑賞日 2016/7/13

    「青春」の二文字にヨワイ

    とにかくみんなカワイイ! ああ、U2もDepecheも、最初はこんな感じだったのかなーなんて思いを馳せながら鑑賞。懐かしいNWを口ずさみながら、時に青春の甘さや苦さを思いだしつつ涙したり笑ったりの2時間弱。Duran2やcureのPVにすぐ影響されてメイクしたり髪を立てたり、私もやったなぁなんてニヤニヤしたり。80年代に10代だった私にはド真ん中な映画でした。主演の男の子がどんどん魅力的になっていくのもすごくいい。演技は初めてだということだけど、今後が楽しみ。「Almost Famous」の時のパトリックみたいな感じ。ういういしさと少年の潔さと、情熱的な瞳に惚れました。ラスト、思い出しても涙が出るなぁ。。それにしても、80年代風のファッションやPVの出来には驚き、なんだかうれしくなりました。自分もあんな恰好でうろうろして自分はカッコイイと思ってたなぁ。やっぱり10代の時に、はみ出すって素晴らしいことだね。両親が仲悪くても兄妹が仲良いのも魅力的。すべてが素晴らしかった。最高!

  • 鑑賞日 2016/7/14

    はじまりのうたが好きだったので観に行きました。 一目惚れしたモデル志望の1個上の女の子をゲットすべく、冴えないメンバーでバンドを作り成長して行く。みたいな話しなのですが、とっても楽しい映画でした! 私やっぱ、音楽映画好きなんだわー。 青春映画って事で、多少乗れなかったりする部分もあったのですが、映画館でガンガンなってる80年代の音楽がかっこよくてカッコよくて、それだけで楽しめましたよ! クラッシュのアイフォートザローを久々に、しかも映画館の大音量で聴けてテンションあがりました。 楽器の名手のティアドロップメガネボーイが私のお気に入りでした。ティアドロップメガネって、おじさんがかけるイメージですし、ダサいんですけど、あの子めっちゃ似合ってて可愛かったなぁ。あのメガネ欲しい。 青春時代を思い出させてくれるステキな映画でした。 どうでもいいが、私の青春時代はブランキーとミッシェル一色だったので、映画を観た帰りは、ブランキー聴きながらメロンソーダとチリドッグ的なものを食べて帰りました♪ 完全にレビューじゃないなこれ。 2016.7.13 チネチッタ

  • 鑑賞日 2016/7/12

    私の心には響かない

    ライブを妄想するシーンだけが良かった。校長が回転し、夫婦はよりを戻しダンス、兄貴も蘇る。

  • 鑑賞日 2016/7/12

    映画館で見ないと良さ半減

    話はシンプル。前半はよくある音楽好きの青春映画かなー、そこまで好きじゃないかもなー、ぐらいに思っていたけど、兄貴との関係性がより濃くなるにつれ、良いなーと思う。 家では父母がギスギス、そんなのを振り切るように学校の校門の前にいるモデル美少女に恋して、近寄る口実としてバンドを始める。割とサクッと演奏がうまいメンバーが集まりMVつくりながら美少女に近づいてく。 年代もうまい具合に少し前。ファッションも髪型もいい感じにレトロ。バンド活動してくことで、垢抜けない高校生だった主人公がどんどんかっこよくなって魅力的になっていく。 映画を見る前にちょうどBTTFの1のダンスシーンの話をしていて、この映画の中でシンクロしてちょい嬉しい?なんという偶然。ちょうどその体育館でのギグシーンもベストシーン。ラストの兄貴の”Yes!!!!!”もうわってなる。

  • 鑑賞日 2016/7/12

    男の子たちが元気

    下手なんか上手いんかよくわからない歌。これは「はじまりのうた」に共通する。 楽曲はやはりいい。

  • 鑑賞日 2016/7/11

    青春音楽ストーリー。 ベタだけど、良い感じの仕上がり、そこはカーニー監督らしいなあ。 少年たちが集まって、だべって、成長していく。 そこに音楽。 現実はこんな上手くいかないって分かっているけれど、いいなあ。 鬱屈をかかえた兄との関係が、サイドストーリーとして深みを持たせる。 職人的相棒エイモンが良い感じだよね~。 これでこそ主役が光るというもの。 しかし、化粧で全然変わる。女って怖いよなあ。 〈パンフレット〉★★☆ 正方形カバー付き、カラー&白黒、20p、900円。 松竹株式会社事業部/発行・編集、森岡裕子(松竹)/編集、大島依提亜/デザイン イントロダクション ストーリー キャラクター グラビア スペシャルインタビューみんなの映画部/小出祐介×福岡晃子 シングストリートを深く知るための参考書/音楽、ファッション、アイルランド、バンド ジョン・カーニー監督インタビュー スタッフ紹介6名 コラム/門間雄介、ハーピー・山口 プロダクションノート キャスト紹介10名&コメント4名 歌詞 ソングリスト

  • 鑑賞日 2016/7/12

    作品紹介(映画.com)より

    「はじまりのうた」「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の半自伝的作品で、好きな女の子を振り向かせるためにバンドを組んだ少年の恋と友情を、1980年代ブリティッシュサウンドに乗せて描いた青春ドラマ。大不況にあえぐ85年のアイルランド、ダブリン。14歳の少年コナーは、父親が失業したために荒れた公立校に転校させられてしまう。さらに家では両親のケンカが絶えず、家庭は崩壊の危機に陥っていた。最悪な日々を送るコナーにとって唯一の楽しみは、音楽マニアの兄と一緒に隣国ロンドンのミュージックビデオをテレビで見ること。そんなある日、街で見かけた少女ラフィナの大人びた魅力に心を奪われたコナーは、自分のバンドのPVに出演しないかとラフィナを誘ってしまう。慌ててバンドを結成したコナーは、ロンドンの音楽シーンを驚かせるPVを作るべく猛特訓を開始するが……。 シング・ストリート 未来へのうた Sing Street 2015年/アイルランド,イギリス,アメリカ 配給:ギャガ

  • 鑑賞日 2016/7/10

    Take On Me

    「onceタブリンの街角で」や「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督の最新作。 これまでは大人の恋を描いていましたが、本作では少年たちの成長と未来への旅たちを描いている。 これまでの作風とは違いましたが、真摯に音楽に向き合う作品に外れはありません。 80年代の音楽がふんだんにあると思っていましたが、それほど多くはありませんでした。 むしろオリジナルで挑戦するところは、本作の主旨とあっているような気がします。 オリジナルソングも80年代の雰囲気があり、曲も素晴らしいので、当時の雰囲気を壊すことがない。 演奏もデュラン×2の「Rio」をコピーした時は下手過ぎましたが、オリジナルソングでグッと良くなりました。 また、音楽だけでなく、メイクやファッションも当時の雰囲気が懐かしい。 MVが流行り出した時期でもあり、音楽史を感じさせます。 両親の離婚、イジメ、学校からの圧力。 目の前にロンドンがありながら、くすぶるアイルランド。 そんな逆境に負けず、音楽を通じてコナーが成長をし、コナーの表情が自信に満ちていくのがよくわかりました。 ロックとは自分の信念を貫き通すこと。 少年ながら、そんな生き方が伝わってきます。 ラストシーンで、人生の荒波にあえて飛び込むコナーたち。 イギリスへ向かう大型客船に飲み込まれるような小さな船。 それでも前に進む限り、未来への道が続いていくように思いました。 フィル・コリンズは、面白い注目をされてましたね。 これを娘のリリー・コリンズが見たら、泣くでしょうか。 いや、大笑いすることを期待します。

  • 鑑賞日 2016/7/10

    お兄ちゃんの部屋に貼ってあるポスターはバーナード・ショー?

    音楽を作る愉しさをワン・アンド・オンリーな手法で語る監督ジョン・カーニーが、「はじまりのうた」ではせちがらい現代の音楽業界を描いたせいもあるのか、本作では80年代アイルランドを舞台に全盛期であるロンドン音楽界に憧れてバンド活動をはじめる高校生を描いて自己のルーツを探求している。細やかに設定されたキャラクタ(特にひきこもり気味のお兄ちゃんがサイコー)や生活感のある環境描写、リズム感あふれる独特な演出、当時のヒット曲と魅力あるオリジナル・ソング、夢を求めて文字通りの荒波を越えていくラスト、この映画のなにもかもが大好きだ。

  • 鑑賞日 2016/7/10

    いつも暗い映画で必ず死人の出る映画しかみてないけど、Onceの監督の新作だったので見てきた。はじまりのうたはあんまり好きじゃないから期待しなかったけど、duran duranから洋楽聞き始めた私にとってはどんぴしゃな映画でした。アイルランド版リンダリンダリンダって感じで本当に爽やかな良い映画だった♪

  • 鑑賞日 2016/7/9

    娯楽色の濃い「うた三部作」終章

    #0628 シネクイント「シング・ストリート 未来へのうた」。「ONCE ダブリンの街角へ」「はじまりのうた」と合わせ「うた三部作」とも呼ぶべきジョン・カーニー監督作品。主役に起用された素人少年が影響される80年代の音楽やファッション、そして「バック・トゥ・ザ・フューチャー」まで登場する三作中最もエンターテイメント色の強いシネクイントのラストショーに相応しい作品である。

  • 鑑賞日 2016/7/9

    突っ走ろう

    今日映画館行こう、何見よう?で選んだんだけど、割とよかった。 世代的に80年代中-後半に中学高校だった自分としては音楽だけ聞いても、懐かしかった。 ついこの間、亡くなったプリンスのパープルレインを見たばかりだったのだが、両親の口論を壁越しに聞きながら、曲を書いていたり、ヒロインが海に飛び込むシーンなど、なんか似ているなぁと思った。話はよくありそうな話だし、終わり方もなんか唐突だが、初期衝動で後ろを振り向かずに突っ走れ、この映画にノスタルジーを感じる世代に届けたいメッセージのような気がした。

  • 鑑賞日 2016/7/9

    懐かしき80年代

    実は見たい見たいと思いつつ、この監督の「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」を見ていない。ということで、初ジョン・カーニー監督作品である。 はっきり言って、80年代に青春を送っていてるので、ちょっと流れる音楽も、ファッションもメイクも、そしてちょっとした会話に登場する当時のバンド。もう、嬉しいやら懐かしいやらで、もぞもぞしてしまうのであった(笑)。とくに大好きなアダム・ジ・アントの海賊ファッションが会話に出てきたとき(それも肯定的に。そりゃ、ヴィヴィアン・ウェストウッドだもんね)、悶絶して死にそうだった。 それから、主役の男の子の可愛いったら。もう将来が楽しみな美形です。 と、映画のストーリーとは関係ないところで一人盛り上がったけど、話はいたってシンプル。好きな女の子の気を引くためにバンド活動を開始、荒れ果てた学校の変わり者メンバーを集めるところから、するするとあっという間に上達。学校でのいじめや先生の暴力、家庭内の不和などを描きながら、クライマックスへ!そう、「リトル・ダンサー」的なストーリー展開だけど、もっと薄っぺらい感じ。でもそこに厚みを加えているのが、80年代の音楽+オリジナル曲なんだよね〜。 すごく共感したのがお兄ちゃんで、あのラストシーンはお兄ちゃんあってのシーンだよね。まぁ、なんだか主人公が何考えているのか、情熱があるのかないのかわかんないけど(だからラストも唐突な感じだけど)、ついでに相手役の女の子の情熱もよくわかんないけど、それでも、なんだか元気の出る映画でした。 映画館はかなりの混雑。 それにしてもお兄ちゃんの「フィル・コリンズ好きの男は女にもてない」は名言だ。

  • 鑑賞日 2016/7/9

    少年版「ザ・コミットメント」

    1985年のダブリンを舞台に年上女性に一目ぼれした高校生がキッカケ欲しさにバンドを作り一途な想いを曲に乗せて披露していく青春映画。主人公と年上女性の恋愛エピソードに重点を置いているため、個性的なバンドメンバーたちまで手が回っていないところが玉に傷。 母親の浮気による一家離散や校長先生との軋轢さらに学園番長のような不良からのイジメなど悲惨なエピソードも散見されたが、打たれ強い主人公の性格のおかげで陰湿なムードにはならず、終始楽しませてもらった。 素人バンドのはずなのにオリジナル曲のクォリティが半端なく高いことに驚いた。監督の自伝的要素も加味されているらしいが、この人はミュージシャンになっていても成功を収めたんじゃないだろうか。 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のパーティーシーンを意識したリハーサルの場面で、主人公の空想の中にバイクで駆けつける兄貴やバク転しながら登場する校長先生の姿があったのは映画だけが成しえる最高の見せ場。こんな遊び心は娯楽作品には不可欠だ。 ラストは主人公と年上女性がモーターボートに乗り込み荒海の中、ロンドン目指してエンジンをかける。こんな小舟で異国へ行けるのか・・・。そんな我々の不安をよそに二人はしっかりと前を向いて進む。二人を待ち受けるものは希望だけではないないはずだが、この二人なら乗り越えられる、そんな気持ちが無理なくこみあげたラストシーンであった。

  • 鑑賞日 2016/6/30

    フィル・コリンズが好きでもいいじゃないか

    荒れた学校、崩壊寸前の家庭、時代は不況の真只中。様々な鬱屈を抱えた14歳の主人公コナーが、恋に落ち、音楽と出会い、新しい世界へと突き進んでいく。プロット自体は、シンプルで王道だ。しかし、さすが音楽映画の名手と呼ばれる監督だけあって、音楽が心に訴えてくる。懐かしい80年代ヒット曲と、当時の音楽の流行を伝えるオリジナルな楽曲。気分が高揚した。一刻も早くサントラが欲しくなる。  鬱屈した思いを抱えているのは大人も同じだ。弟には立派な講釈をたれるが、自分自身の人生は行き詰まり、敗北感に苛まれている兄。父は失業中で、母は不倫中。しかし、当時のアイルランドでは離婚が禁じられていた。誰もが先が見えず、どこで人生が狂ってしまったのかと過去を悔やみ、嘆息している。  そんな大人たちのため息をも吹き飛ばしてくれる、コナーたちが結成したバンド「シング・ストリート」の楽曲。「ロックは覚悟だ!恥をかく覚悟で自分をさらけ出せ!」という兄の言葉に従順に、自分の思いの丈を込めて歌詞を綴るコナー。この曲がとても心に沁みるのだ。歌詞が切なく、可笑しく、共感させられる。サウンドもとてもかっこいい。「モデルの謎」は愛すべき名曲だ。「ルックは大切だ」と、コナーが青いアイシャドウをたっぷり塗ったメイクをするが、ちっとも似合っていないところがご愛嬌だ。  過去ではなく、未来を向いて、アクセルを踏め。コナーが歌う。無鉄砲だった若い頃の自分を思い出した。何をやっても中途半端で挫折を繰り返し、なぜもっと堅実に生きることができなかったのかと、今さらながら悔いているが、そのようにしか生きることができなかったのだから、それでいいじゃないかと肯定してもらったように思えた。単純に、恥をさらす覚悟で、アクセルを踏むぞという気持ちになった。  ラストの解放感がたまらない。大げさだが、映画は現実逃避させてくれる一時の愉悦にとどまらず、心を慰め、鼓舞してくれるのだと改めて実感した。

  • 鑑賞日 2016/6/28

    恋と友情と夢と

    2016/06/28、外苑前のギャガ試写室で、クーポンランドさんの試写会に参加しました。 80年代、アイルランド、ダブリン。 親の失業で荒れた学校に転校させられ、イジメにも遭い、家に帰れば両親が喧嘩している14歳のコナーは、兄と一緒にテレビでイギリスのミュージックビデオを観るのだけが楽しみ。ある日一目惚れしたラフィーナに、「僕のバンドのミュージックビデオに出ない?」と口走ったのをキッカケに、本当にバンドを組む。勉強もそっちのけで、曲作りと練習とビデオ撮影に明け暮れる、コナーと仲間たちとラフィーナの青春。 『はじまりのうた』『Once ダブリンの街角で』の監督、ジョン・カーニーの最新作で、半自伝的作品らしいのですが、その2作品、未見です。申し訳ない。 でも、この映画がとても良かったので、過去の作品も観たくなりました。 洋楽を意識的には聴いていなかった、というより、洋楽を意図的に避けてきた感のあるわたしですら聞き覚えのあるブリティッシュ・サウンドがとても懐かしく、その名曲たちに影響を受けたであろう主人公たちのオリジナル曲も好もしく、ドラマと音楽がほどよく混ざり合って、心地よいのです。 夢や希望や恋愛だけじゃなく、悲しみも怒りも、すべてがうたになっていくのが、ごく自然で。 「そうだよねー、わたしもそうやって高校生の頃、作詞作曲してたわ、そういえば」 という感じ。 最初のテープでは、「リズム感って言葉知ってる?」と聞きたくなるほどグダグダだった彼らの演奏が一曲一曲うまくなっていく、その成長の過程を微笑ましく見守って、映画の世界にどっぷり浸ったあとの帰り道、即興のオリジナルソングを口ずさんでいるわたしがいました。 いやー、歌いたくなる映画だわ(笑) この映画のサントラがあるなら欲しいなぁ。と思って公式サイトを見たら、7/6発売とのこと。買おうっと。 『シング・ストリート 未来へのうた』は、2016/7/9、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほかで公開です。