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放送作品情報

バニー・レークは行方不明【町山智浩撰】

BUNNY LAKE IS MISSING 1965年アメリカ / 108分 / サスペンス

町山智浩推薦。幼い娘が異国で行方不明。そもそも初めから実在しなかったのでは?行方不明映画の最高傑作!
放送日時
2018年06月21日(木) 06:00 - 08:15
解説

町山智浩セレクトのレア映画を町山解説付きでお届け。昔からよくあるパターンのサスペンスだが、行方不明のネタを明かす段でたいがい竜頭蛇尾に。しかし本作は想像を絶するオチが用意されている!ネタバレ絶対厳禁!

ストーリー

英国に幼い娘バニーを連れ移住してきたという若い母親アン・レーク。幼稚園にお迎えに来て娘がいないと騒ぎだす。園側はバニーという子は預かっておらず園児名簿に名前もないという。警察が乗り出し捜査を始めるが、娘の持ち物まで1つ残らず消えており、そもそも娘などおらず妄想ではないのかと警察は疑う。さらに彼女の弟によれば、姉は小さい頃から空想上の“お友達”によく話しかけていて、その名前も同じバニーだったという。

出演

キャロル・リンレー
ケア・デュリア
ローレンス・オリヴィエ
ノエル・カワード
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
白黒
画面サイズ
ワイド
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/5/2

    兄貴が怪しいとは思っていたが途中から何が何だかわからなくなったけど、まさかのサイコサスペンスだったとは。終盤の展開は今観ると冗長に感じたが面白かった。

  • 鑑賞日 2018/4/23

    オチって難しいよね…

    大事な娘が突然失踪してしまうっていう、ビックリ摩訶不思議な展開になりましたが、なかなかこれをうまーくまとめていくのも難しいなあと思いましたね。もっと壮大な事件かと思ったら、案外小粒だったりとか。

  • 鑑賞日 2018/4/9

    辻褄合わないのだが

    前から知っていたのならまず疑うべきはサイコ兄なわけだが。警察の取り調べも一方的に兄のいうことのみ根拠なく信用されているうえ、何度かアーニー(主人公)もそれをうらづける発言すらある。給食のおばさんが知っていた件はどうなった?預けた後に兄は攫ったのか?兄の狂ってしまう発作が久しぶりだったとしよう。ならば娘が今や絞殺されん時のアーニーの反応は矛盾する。つまり脚本的にはおかしい。幼稚園の引退おばあさん、大家のBBCおじさん、人形修理の車いすおじいさんなどの配置は楽しい。映像の美しさもいいのだけど。

  • 鑑賞日 2018/4/6

    モンローの『帰らざる河』は傑作だったけど、色々詰め込みすぎて失敗した『栄光への脱出』も作ったオットー・プレミンジャー監督の失踪ものサスペンス。 このネタ、小説にするだけでも難しいのに更に映像化となると更にハードルが高い。成功例は邦画の松本清張原作『ゼロの焦点』しか思い当たらない。 で、この『バニー・レーク』も成功したとはいい難い。 兄貴が変人だと知っている妹は、娘が異常な状況で失踪した事で当然真っ先に兄貴を疑うのではないか。終盤になって、やっぱりアンタねみたいな顔して娘を奪還しようとするのはワザとらしくてイライラする。 隠居した保育園の元院長や、アパート管理人代理なる変な人物達に思わせぶりな事を喋らせるが、これもワザとらしいキャラというだけで有効な演出とは思えない。 というわけで『栄光への脱出』じゃないけど、色々盛り込むのはいいが結局余計だったという印象。この辺がヒッチコック監督などの匠の技と違うところなんだな。 本編よりも楽しみにしていたゾンビーズも、既出の「レディ・ステディ・ゴー!」辺りから拝借したような映像がパブのテレビに映っていただけでガッカリ。

  • 鑑賞日 2017/10/17

    アメリカからロンドンに移住してきた女。預けたはずの娘が、保育園で行方不明となる。 勝手に家に入って来るいやらしい家主、保育園の最上階に閉じこもっている園長の老婆と、序盤から奇妙な人物が続々と現れ、怪しいムードが漂う。 子供の持ち物が全て盗まれているという事実がわかり、ただの失踪ではないことが知らされ、ストーリーがツイストする。 子供の姿は観客にも見せていないため、主人公の方が狂っているのではないかと思わせる仕掛けにもなっている。 美人の主人公は、頻繁に男に言い寄られる。これも伏線となっている。 後半から、不気味な人形の家、病院からの脱出と見せ場が連続する。 クライマックスの狂人との駆け引きは、非常に怖く、スリリングで見応えが有る。

  • 鑑賞日 2017/4/22

    優れたシナリオということで鑑賞したが、なかなかどうして、演出面でも見応えたっぷり。もっと知られていい。

  • 鑑賞日 2017/2/25

    現実か妄想か

     二点三点する展開がユニークなサスペンス映画。「バルカン超特急」や「フライトプラン」といった妄想系サスペンスとの類似作として比較されることが多いらしいが、自分にとってこの映画の犯人像には「サイコ」のノーマン・ベイツと似たような怖さを感じたことで記憶される。タイトルデザインを担当したソウル・バスの仕事がこれまた「サイコ」など一連のヒッチコックとの仕事同様、実に印象的であるところも共通性を感じたことの要因となったかもしれない。  開巻早々、保育園に預けたはずの一人娘が見当たらず、迎えに来た母のアン(リンレー)が慌て始める。それまでにいかにも怪しげなアパートの家主や園の調理係などを登場させておいて幼児誘拐事件の匂いを掻き立てておく。ところが警察の捜査の進行と同時に不可解な謎が観客に投げ与えられる。それがあきらかになるのが警視であるローレンス・オリビエが娘の存在をしめす証拠の提出を求める場面だ。アンは娘の写真を渡そうとするが手元にない。そういえば観客にも娘の存在は最初から知らされていなかった。兄(キア・デュリア)がアンの幼時の習性に触れたことで、今度はアンの妄想(精神的な病)による一人芝居なのではないかという疑惑が観客に生じる・・・という展開。でも映画はさらにもうひと捻り用意していて観客はしてやられる。翻弄される楽しさを味わえる。もっともアンにつきそうスティーブという男が夫ではなく兄であるという意外性からこの二人には何かあるなというヒントはいくつかちりばめられているので勘のいい人なら兄の突発的な行動から気づいてしまうかもしれないが。クライマックスの兄の変貌ぶりが冒頭とあまりにギャップがある点がやや不自然に感じられてしまう向きもあるかもしれない。その変貌ぶりの説明が「サイコ」のように丁寧になされていれば納得できるものになったかもしれないが、製作者は蛇足と判断したのだろう。

  • 鑑賞日 2016/10/29

    OPもお洒落

    OPの紙をぺりっと剥す演出がオシャレ。 前半のミステリーパートもいいけれど、 後半のサスペンスパートが素敵。 ブランコのシーンはぞくぞく。 モノクロ時代の映画だけれど、 そのモノクロがまた雰囲気を引き立てていて、面白かったです。

  • 鑑賞日 2016/6/26

    実在か妄想か

    破いた紙の下から現れるクレジット。ソウル・バスのデザインが洒落ている。オープニング・タイトル最後には少女の人型が登場するが、これがエンド・タイトルで効果的に使われお見事。 アメリカからロンドンに引っ越して来たばかりのアン(キャロル・リンレイ)。一人娘のバニーを保育所に預けたのだが、迎えに行くと彼女の姿が見えない。行方不明になってしまったのだ。誰もバニーの姿を見ていない。スティーブン(キア・デュリア)という男が一緒にいるのでアンの夫だと思っていたら、これが兄だという。ではバニーの父親は誰なのか。でも、スティーブンが入浴中でもアンは平気で傍で話をしているし、どうも普通の兄妹ではないような、違和感を最初から漂わせている。 画面には最初から少女の姿は映されないので、観客も疑いたくなる。本当にバニーは存在しているのか。スティーブンによると、アンは子供時代バニーという想像上の友だちがいたと言うから、ますます怪しい。アンは徐々にヒステリックになって誰にでも噛みつくので、普通の母親の反応だとも思えるが、逆に芝居がかっているとも感じさせる。 人形がたくさん出てくるシークエンスが不気味。焼かれる一体の人形が実に痛々しい。ある人物の異常性が浮かび上がる演出が怖い。更にブランコのシーンでは狂気と恐怖が頂点に達して戦慄を覚える。 1966年日本公開の本作のことはこれまで知らなかったが、TSUTAYA発掘良品で発見。とても面白かった。監督はオットー・プレミンジャー。役者に馴染みがないと思ったが、調べたらキア・デュリアは『2001年宇宙の旅』のボウマン船長、キャロル・リンレイは『ポセイドン・アドベンチャー』の歌手だった。ローレンス・オリヴィエがニューハウス警部に扮している。

  • 鑑賞日 2016/6/25

    劇場公開時見損なっていた作品、やっと観れた。モノクロの暗い画調の画面が話にうまくマッチ。展開もモタモタしないので、謎解きの感じで画面に引き込まれる。キャロル・リイレイ、ローレンス・オリヴィエなど俳優陣がうまい。

  • 鑑賞日 2016/5/9

    ストレートなロングヘア

    見知らぬ土地で事件に遭うのは恐ろしい。 アメリカからロンドンに引っ越してきた女性が保育園に預けた初日にいなくなってしまった幼い娘バニーを探す。 右も左もわからないロンドンで頼りになるのは、新聞社のロンドン支局に勤める兄だ。自ら保育園に乗り込んで、教師や職員に聞き回り、警察にも通報する。しかし娘の行方はわからない。それどころか娘の痕跡を示すものまでがことごとく見当たらない。警察は娘の存在そのものを疑いだす。 犯人は意外な人物なのだけれど、そうかなと思って見ると、その人しか考えられない。途中でなんとなく想像が働き出す。その辺りは、作り手側もわかっていて、実は犯人が後半4分の1ほどを残して(つまり最初から4分の3ぐらい)で、犯人がわかる。そこから、女性と犯人のハラハラの攻防が始まり、物語はミステリから一転してサスペンスになる。 主演のキャロル・リンレーは『ポセイドン・アドベンチャー』で歌手を演じた人で、『ポセイドン…』で金髪のストレートなロングヘアが印象的だったが、本作品でも同じだ。モノクロだが光って見える。ついでに、兄を演じたケア・デュリアは『2001年宇宙の旅』で宇宙船ディスカバリー号の宇宙飛行士と同様に物静かな感じが似合う。

  • 鑑賞日 2016/2/10

    町山智浩氏のトラウマ映画より ポッドキャスト『アメリカ特電』の中には 傑作や珍作が詰まっている ストーリー展開は意外性があり引き込まれる アン(キャロル・リンレイ)記者をしている兄のスティーブン(キア・デュリア)そしてニューハウス警部(ローレンス・オリヴィエ)が主な登場人物でアンの行方不明になった娘 バニーレークを巡ってのストーリー この時代特有の固定カメラのモッサリ感 がより、リアリティを呼ぶ そしてキャロル・リンレイの美しさが際立つ白黒画面 未だに未見の『2001年宇宙の旅』に出演してる端整な顔立ちの兄役のキア・デュリアはなんとも不気味 美しい姉と不気味な弟 そして姿を見せないが必死で探すバニーレークは一体どこに消えたのか? そもそもバニーレークは存在するのか? アンの妄想ではないか? ローレンス・オリビエの冷静な捜査 やがてアンの不安で孤独な心に一筋の希望が、見えてきた時この姉弟の悍ましい 関係が鍵となる クライマックスは驚愕の光景が待っていた まさか、そんな事態に…… 急展開に驚く事間違い無しの傑作

  • 鑑賞日 2015/11/1

    娘はどこに

    消えた娘、いた痕跡といなかった証言、誰が嘘を吐いているのか、散りばめられた手がかり。全員を怪しくする為の謎めいた会話や奇行がただの変人で終わるのも、面白かったから一興だと割り切れる。

  • 鑑賞日 2015/9/27

    名作の誉高き作品

    長らくDVD発売がなく、幻の名作となっていた。町山氏や川本氏が絶賛しており、ずっと気になっており、TSUTAYAにてレンタル。 キャロルリンレイ懐かしい。ケア・デュリアは2001年の人だ。ローレンス・オリビエが刑事役。監督がプレミンジャー。 だから、きわものではなく正攻法の作品だろう。がしかし、やっぱり、かなり特殊な構造を持つ作品であり、サイコ的な展開にぞっとする。ゴシックホラーというのか。 過去の名品珍品を掘り出し、再び陽の目をあてる試みはうれしい。サスペンス、時代劇、西部劇などなど。そうですよね、川本さん。

  • 鑑賞日 2015/9/26

    まぁまぁという感じ

    オットー・プレミンジャー監督作品なので観たが、まぁまぁという感じだった。 アメリカからイギリスにわたって来たばかりの母娘が居るというのが母親の会話から判るが、そのうちに「娘のバニーが預けていた保育所から居なくなった」と訴える母親、それをサポートする雰囲気の兄、調べられる保育所関係者、そして調べる警察。 映画冒頭ではバニーの姿は描かれないので、途中、「もしかして、バニーは母親の空想?」なる疑問も出る。しかし、こうした疑問が出たら、英国警察は米国の病院などに「バニー・レークは生まれたか?」を確認すべきだろう。 なんだか、モヤモヤしたまま物語が進むのと、アパート家主が出て来て無関係の話するシーンなど余分な場面が多いので、スッキリしない。 しかし、『2001年宇宙の旅』の主演キア・デュリアは狂人を演じさせたら天下一品という表情であった。

  • 鑑賞日 2015/9/9

    期待しすぎた。

    何もかも薄い。

  • 鑑賞日 2015/9/7

    なんか怪しいとは思っていたがこんなオチだとは思わなかった。 秀作ミステリーです。引き込まれました。

  • 鑑賞日 2015/1/22

    オチこそが勝負

    庭のブランコが揺れている 下には、ぬいぐるみが落ちている 幼い子供の存在だけが タイトル明けからかかってきます。 引っ越し当日は忙しい しかも、アメリカから 大西洋を渡ってのイギリス・ロンドンへの大移動。 母ひとり娘ひとりに、 母の兄。 そして、事件は〜 初めて通う保育園 預けたはずのバニーちゃん、 迎えに行ったらあら不思議・・・ 誰も知らない、見たことない。 これには、ハムレット警部もお手上げだ。 捜査すべきか?打ち切るべきか? それが問題だ。

  • 鑑賞日 2009/10/27

    期待の映画だったが・・・。WOWOW、2009年放映。

     一番の期待は、キャロル・リンレイ。しかし、役は子持ちの上に・・。  なんとも的外れの期待をしていたものだ。  オリヴィエの刑事役に、「2001年」のキュア・デュリアが薄気味悪く・・・。  この頃あたりから、プレミンジャーに題材選びの迷いが出て来たのかも。  珍品ではあるが。  1969年、東京町田の「町田ロマン」で、「0011ナポレオン・ソロ スラッシュの要塞」を見た時にパンフレットで覚えた、キャロル・リンレイの名前と本作の不思議な題名であったが・・・。  40年目の出会いであった。

  • 鑑賞日 2010/7/18

    イヴリン・パイパーの原作とは犯人が異なる。愛娘バニー・レークが学校初日に行方不明になったと訴えるヒロインの母親(キャロル・リンレー)。しかしバニーの目撃者は無く彼女が存在していたという証拠も見付からずバニー・レークは本当は実在せず母親の妄想ではないかと学校は冷淡な対応、警察は疑心暗鬼。 気が狂いそうになりながらも探し回る母親が遂にある事実に突き当る。ラストのヒロインと変質狂の犯人の対峠はなかなか緊張感を持って描かれている。 手で引きちぎっていくソウル・バスのオープニング・クレジットが印象的で警部役のローレンス・オリヴィエや変な隣人役のノエル・カワードの登場も嬉しいサイコスリラー。何故かDVD化されない。