PROGRAM

放送作品情報

トラスト・ミー

TRUST 1990年 アメリカ / 108分 ドラマ ラブロマンス

不器用な男と妊娠した女子高生の恋の行方を描く、インディーズ界の雄ハル・ハートリーの代表作
解説

90年代にニューヨークのインディーズシーンを牽引したハル・ハートリー監督の長編第二作。妊娠した女子高生と対人関係が苦手すぎる青年の葛藤と恋の行方を、哲学まじりのダイアログとオフビートなユーモアで綴る。

ストーリー

ボーイフレンドの子供を妊娠した16歳のマリアは高校を中退。激怒した父親に平手打ちを食らわせ、父親はそのショックで心臓麻痺を起こして死んでしまう。家を追い出されたマリアは町をさまよい、潔癖な性格のせいで仕事が続かない男マシューと出会う。不器用ながらも誠実なマシューにマリアは惹かれ、マシューもまたマリアのために地道に働こうとするのだが、周囲の無理解やそれぞれの未熟さゆえにふたりは追い詰められてしまう。

出演

エイドリアン・シェリー
マーティン・ドノヴァン
イーディ・ファルコ
カレン・サイラス
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2019/2/2

    もがく様なぎこちない”純愛”

    すぐにキレて暴力を振るうのにナイーブさが溢れているマーティン・ドノヴァンと妊娠した挙句無知に目覚めて変わろうとするエイドリアン・シェリーのもがく様なぎこちない”純愛”が切なく響いてきて、エキセントリックな登場人物ばかりなのに日常的なリアリティを感じるのが不思議だ。

  • 鑑賞日 2019/1/13

    マリア役の女優さんはもう逝ってしまったのですね。

  • 鑑賞日 2018/6/24

    家族や集団に帰属できず、新たな人間関係を模索している若者たち。そんな不器用な人間を描く繊細な筆致は、旧来的なホームドラマや青春映画とは一線を画し、独特の苦味を残す。若者たちの倦怠感の要因は、家族の崩壊や世代間格差といった分かりやすいキーワードや図式には回収されない。 彼らが生きているのは、誰もが一見、何不自由なく暮らしているアメリカ郊外の日常風景だ。住人たちは皆、広告やテレビから得る情報を無条件に消費し、気づかぬうちに不気味なほど均一化された生活に染まっている。若者たちの敏感な感性は、その閉塞感を見抜き、日常への挑発を開始する。 互いに毒親を持ちつつ、その毒抜きをしようともがき、そして安直なボーイミーツガールやハッピーエンドではない癖のある展開を見せる本作。不発弾だと思いきや爆発し、離れ離れにはなるが、警察に連行される彼の姿を眼鏡をかけて見つめる彼女の背後で、青信号がゆらゆらと揺れる。それは2人のこれからを優しさと苦味とおかしみで包んだ作り手のエールのようにも感じる。

  • 鑑賞日 2018/6/17

    毒親に対抗するのにメサコンではなく手榴弾

    1980年代のアメリカを舞台にした、毒親を持った同士の男女の物語。 個人的には『グレート・ブルー』、『ニュー・シネマ・パラダイス』に並ぶマイ・ライフ・トップ3に入ります。 日本でDVD化されておらず、スチール写真などのビジュアルもほとんど見当たらない本作ですが、本編の映像、音響、シナリオ、そして役者のセリフ&声の魅力が高いレベルで融合しています。破裂しそうなラストまで笑いあり緊張感あり、の素晴らしさ。 毒親である母を持つ高校中退ヒロインのマリアと、同じく毒親の父を持つ前科持ち修理技術者のマシュー。設定だけを見れば、はぐれ者同士のふれあいに見えるかも知れませんが、彼らが次第にこころを寄せ合った理由に不自然さはまったくありませんでした。 何より彼らがお互いに寄せたやさしさは誠実さにあふれたものだったし、相手を縛る毒をなんとかしてあげたい、という想いの発露だったのですから。 ここで、どちらかが恵まれた立場だとメサコンになりがちな図式ですが、この二人は毒親たちの前に対等な立場であっただけに、共に相手の立場を想い、共に毒を抜いた自立を促し、共に相手と自分に誠実であろうとするところが、共依存やどちらかが一方的なメシアになる事を防いでいたと思います。 だからといって単なるラブラブ♡や毒親からの自立物語で終わらせないシナリオも唸ります。誠実さゆえに好きになったのに、誠実であろうとするほど退屈になる、という現実が若い二人にのしかかります。特に若いマリアの方に。 彼らがどのようにその危機を乗り越え、どんな未来を選んでゆくのか、余韻に満ちたエンディングです。とても良かったと思います。 オープニングからエンディングまで、懐かしいアメリカンロックも良い。アナログラジオとテレビの存在感も、なぜか酔っ払いによるレーザーディスクとCDの解説もよい(笑) 役者の声がよく、英語の発音がきれいでわかりやすいので、語学の教材にお勧めしたいです。4-letter wordも出ますけどね(笑) 舞台となる1980年代米国は日本車とアナログ電子機器が席巻する時代。修理を要するテレビ基板やコンピュータディスプレイが懐かしい。携帯電話もインターネットもない時代、寝るところのない若者たちが夜露を凌ぐ場所を探すやりとりが愛おしく感じます。

  • 鑑賞日 2018/6/2

    ハートリーのマスターピース

    ‪#0462 UPLINK「トラスト・ミー」。1991年製作のハル・ハートリー監督作品。妊娠をめぐる口論で父親が心臓発作で急死し家を追い出された少女と、品質管理が杜撰な上司と対立してテレビ工場を辞めた青年が出会うボーイ・ミーツ・ガール・ストーリーを独自の感性で描いたハートリーのマスターピースである‬。若くして悲劇的な最期を遂げたエイドリアン・シェリーのメガネにスタジャン姿が印象的。グリム3部作でサイモンの一張羅だった名入れシャツがここにも現れている。

  • 鑑賞日

    これは……すごくすき……。セリフも色彩も音楽もすべてすき。信頼と依存と自立と。愛と敬意と。知識と経験と。何回も見たい。円盤を……。

  • 鑑賞日 2018/5/7

    73

    はじめてハル・ハートリー監督作品鑑賞。 面白かったというわけではないけれど 雰囲気がとてもいい。 毒親を持ち、生き辛い性格のふたりが出会い、 一緒に居ることでお互いが変わっていく。 そんなふたりが前半は観ていてイラっとするのだが だんだんもどかしくも切なくなってくる。 ラスト前のふたりの映像で 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」のキスシーンポスターを思い出した。 この構図、お洒落で好きだ。

  • 鑑賞日 2018/4/19

    いきなりケバい女子のアップから始まったのでやめよかなと思ってたらいきなりお父さん死んだので、そのまま鑑賞。彼にふられていきなり改心してメガネかけてパーマおとして、借り物の同じ服を着て顔もぜんぶちっちゃくて可愛い女の子になった。アメリカ人でもナイーブって発音できない人もいるんだと感心。ただお母さんの気持ちとか理解できないところも多々あるが、結婚を誓うシーンで背面に倒れるところは超クールだと思った!

  • 鑑賞日 2018/4/12

    マトモなキャラの人物が出てこない、なんとも風変わりで捻れた恋愛ドラマ。雰囲気は嫌いじやないけど、どちらかというと肌が合わない作品だった。 主役の女の子が途中でメガネっ子にキャラ変するが、最後までビッチ・キャラのままでいた方が面白かったかも。

  • 鑑賞日 1993/3/11

    ハル・ハートリー

    1993年3月11日に鑑賞。大阪・テアトル梅田1にて。前売1200円。 ハル・ハートリー2作目。