PROGRAM

放送作品情報

シルバー・サドル 新・復讐の用心棒

SELLA D’ARGENTO 1978年 イタリア / 99分 西部劇

ジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニウエスタン。賞金稼ぎのガンマンと秘密を抱えた少年の絆を描く
放送日時
2018年11月11日(日) 10:00 - 12:00
2018年11月14日(水) 11:00 - 13:00
2018年11月20日(火) 17:00 - 19:00
2018年11月30日(金) 深夜 01:45 - 03:45
解説

残虐ホラー『サンゲリア』などで知られるルチオ・フルチ監督が、ジュリアーノ・ジェンマと組んだマカロニウエスタン。あるガンマンが因縁の血筋を引く少年と出会い、彼を守り抜く姿を描く。日本劇場未公開ながら『新・復讐の用心棒』のタイトルでもテレビ放映された、ファンの間でも人気の高い幻の1本。

ストーリー

父を殺した相手に復讐を果たした少年時代以来、ロイは銀の鞍を付けた馬にまたがり流れ者として生きてきた。ある日、元ガンマンの男に話を持ちかけられ、因縁のあるトーマス・バレットを殺しに墓地へ向かったロイは、そこで幼い少年と出会う。その少年トーマス・バレット・ジュニアはロイが狙っていた男の甥で、莫大な財産を受け継ぐ身だった。自分と少年が共に狙われていることに気づいたロイは、少年を匿うことになるのだが…。

出演

ジュリアーノ・ジェンマ
スヴェン・ヴェルサッチ
ジェフリー・ルイス
エットレ・マンニ
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/2/7

    「用心棒」に偽りなし

     主人公が、家族を殺した者に対して復讐心を抱いて、仇を求めてさまよう話は、いかにもマカロニウエスタンらしい。  そんな定番ストーリーの作品を、恐怖映画の印象が強いルチオ・フルチ監督がそつなく淡白に仕上げた感じ。  マカロニウエスタンの邦題の「用心棒」は、スティーブン・セガール出演作の「沈黙」のように、日本が勝手に内容無視でシリーズっぽく見せている側面があるが、この作品は命を狙われた少年を守りながら逃走するので、(珍しく?)本当に用心棒が主人公。

  • 鑑賞日 2017/7/17

     70年代後半に製作された時代遅れなマカロニ・ウェスタンといった感じ。J・ジェンマ人気に乗っかての企画であろう。過去に傷をもつさすらいのガンマンが富豪の少年を渋々助けることになる。この二人に金しか目がないガンマンのスネークが加わる。演じるのはジェフリー・ルイス。イタリアへの出稼ぎであろう。彼がコメディリリーフになっている。  育ちの良さと抜け目のなさが共存する少年トーマスとジェンマとのやりとりが微笑ましい。ラスト少年がポニーにまたがってジェンマを追いかけるシーンには遠く「シェーン」の残像がよぎる。

  • 鑑賞日 2017/7/18

    こどもとの友情

    目の前で父を殺されたロイ(ジュリアーノ・ジェンマ)は10歳でその殺した男を撃ち殺した。その男の乗っていた馬にはシルバーの鞍が置いてあった。そしてその馬に乗りどこかへ去って行ったロイはシルバーサドルとして有名なガンマンとなっていた。 ストーリーは誘拐されたこどもが父を苦しめた男の係累であることから当初は毛嫌いするが、その子の胆力とロイを慕う姿にだんだんと気持ちが通じ合い、結局はその子を助けることになるという話。 ガン捌きが見事で、ライフルや、短いショットガンなど様々な要素をぶち込んである。

  • 鑑賞日 2017/4/2

    ☆☆

  • 鑑賞日 2017/2/4

    マカロニ最後期

    銀細工を施した鞍。 さすらうガンマンが縁のある町に辿り着く。 道連れは死体剥ぎのスネーク。 因縁のある少年との交流が始まる。巻き込まれ発展型。 人間関係が形成される。神父の短見浅慮。 ジェンマのガン裁きはアクロバティックで見応えがある。 盛り上がりは弱いがラストまで観られるマカロニウェスタン。 シンプルなストーリーで安定した演出。

  • 鑑賞日

    ハート・ウォーミングなマカロニ・ウェスタン

    ジュリアーノ・ジェンマ ジェフリー・ルイス スヴェン・ヴェルサッチ(『ラストクリスマス』の名子役の男の子) 78年製作なので、マカロニ・ウェスタンの歴史の中でも最後期の作品だと思いますが、ジェンマの出演した最後のマカロニで、ジェンマ自身が「自分が出演したマカロニ・ウェスタンの中で最も好きな作品」と語っている作品なのだそうです。 この作品のジェンマはカッコいいです!60年代のヤンチャな明るさは影をひそめ、邪心のない深く静かな眼差しと、甘さの残る精悍なマスク。ムートンの襟付きのベージュの超ロングコート。モスグリーンのカウボーイ・ハットに地模様の入ったブルーグレーのスカーフ。共演の少年を見つめる優しい目。 あまりのカッコよさに、私はニヤケました!(笑) そして変わっているのは、音楽がフォークソング調(まるでクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングのような)で、マカロニ・ウェスタンらしくなく、とても爽やかだということです。残虐なシーンに対位法で詩的な音楽をつけるなど、ちょっとやりすぎかもしれませんが、この作品には合っていると思いました。 ルチオ・フルチ監督はホラー映画の巨匠なのだそうですが、本作には残酷シーンは少なく、少しだけある残酷シーンは非常に絵画的で、監督のこだわりを感じました。カメラワークは計算されていて、そつがなく素晴らしいです! 映画は、ジェンマ扮するロイ・ブラッドの少年時代から始まります。 10歳の少年ロイは、目の前で父親を殺害され、足元のライフルを拾い上げて、復讐の弾丸を放った。そして、父親を殺した男が乗っていた銀の鞍(シルバー・サドル)の馬で旅に出た。 その少年が成長して、父親を巻き込んだ陰謀の黒幕、トーマス・バーネットに復讐を挑む物語。内容だけ見ると、もしかしたら平凡な作品なのかもしれませんが、70年代にさまざまな役をこなしてきたジェンマの演技(カッコいい~)と、物語に大きく絡んでくる名子役スヴェン・ヴェルサッチの可愛らしさ(素晴らしいです!)、そしてジェンマの仲間になる、死体専門のしがないコソ泥“ニ連発のスネーク”(ジェフリー・ルイス)の存在感で、忘れがたい作品に仕上がっていると思います。 ロイは大金と引き換えに、ある人物を殺してほしいと頼まれ、やる気はなかったが、その賞金首が父の仇のトーマス・バーネットと知って依頼を請け負う。トーマス・バーネットが墓参りにくるはずの墓場で待ち伏せて待ち伏せいると、そこに現れたのは少年だった。 少年の名前はトーマス・バーネット・JR。父の仇の甥っ子だったが、山賊に追われるトーマスを、ロイは匿うことになる…。トーマスは遺産相続の陰謀に巻き込まれ、命を狙われていたのだった… 流れ者ガンマンのロイと少年の間に芽生えてくる親愛の情が描かれ、ラストシーンは「シェーン」を彷彿とさせるのですが、「ローイ!」と追いかけるトーマスにもう一つ仕掛けが用意されていて、このラストシーンを見たほとんどの方は、フフと微笑むに違いありません! ぜひぜひご覧ください