PROGRAM

放送作品情報

ジュリア

JULIA 1977年 アメリカ / 118分 ドラマ

唯一無二の親友同士が育んだ絆は永遠に…生涯にわたる友情を名女優の競演で綴るヒューマンドラマ
放送日時
2019年04月07日(日) 06:00 - 08:15
2019年04月19日(金) 06:00 - 08:15
2019年04月22日(月) 深夜 03:45 - 06:00
解説

女性劇作家リリアン・ヘルマンの自伝的著書を『地上より永遠に』のフレッド・ジンネマン監督が映画化。アカデミー助演男優賞(ジェイソン・ロバーズ)、助演女優賞(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)、脚色賞を受賞。

ストーリー

1934年。推理作家として成功したダシール・ハメットと同棲する劇作家リリアンは、処女作の執筆に行き詰まる中、幼い頃の親友ジュリアを頭に思い浮かべていた。リリアンはハメットの言葉に従ってパリに移り戯曲を書き上げるが、同じ頃ウィーンで労働者運動が激化し、多くの死傷者が出る事態に。労働者運動に参加しているジュリアも重傷を負ったと知ったリリアンは、ジュリアを見舞うために急いでウィーンへと向かう。

出演

ジェーン・フォンダ
ヴァネッサ・レッドグレーヴ
ジェイソン・ロバーズ
マクシミリアン・シェル
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2019/3/21

    ナチの恐怖もわからないでもないが、なんとも解せない不思議な映画。逆に反ナチのグループについても謎が多すぎて実態がわからない。共産党であったりユダヤであったり呉越同舟で単に反ナチとして結束しているそう。なぜリリアンに危険な役目を負わせたのかも不明。幼少の頃の関係もイマイチよくわからない。最後はジュリアの両親(祖父母?)までもが知らないとの事。どうやってジュリアの遺体を運んでこれたのか?そんな事ができるんだったら、なんでもアリじゃない?と疑問点が次々に起こる自分であった。

  • 鑑賞日 2019/3/13

    一生心に持ちつづけたモヤモヤ

    幼ななじみの大好きな女友達(ジュリア=ヴァネッサ・レッドグレイヴ)がレジスタンスに走る。自分(リリアン=ジェーン・フォンダ)は冒険が苦手な女だけど、彼女に会いたい、彼女の頼みなら聞いてあげたい、という気持ちで何回も国境を越える”運び屋”の役割を引き受けてしまう。入れ替わり立ち代わり、知らない人たちが現れてこんなに怖がりな人には重すぎるミッションだ・・・。すっかりリリアンになりかわって、動揺し続ける観客=私なのでした。 「バーバレラ」では奔放な女の子だったジェーン・フォンダは、もうこんなに知的な大人の女性になって、ジュリアへの想いと揺れる気持ちを見事に表現していました。この映画ってなんというかオチがないんだけど、これ実話だからね。現実ってそんな風に、モヤモヤを一生抱えつづけるものなんだと思う。そのまま生きて戯曲を書きつづけ、そのまま死んだ。彼女が抱きつづけた熱い想いのことを考えると、なんとも言えない気持ちになりますね・・・。

  • 鑑賞日

    見どころは素人エージェントの手に汗握るスパイ大作戦

     原題"Julia"。ジュリアは登場人物の名。リリアン・ヘルマンの回顧録"Pentimento: A Book of Portraits"(ペンティメント:肖像画集)が原作。  第二次世界大戦前夜、1934年のヨーロッパが舞台。ミステリ作家ダシール・ハメット(ジェイソン・ロバーズ)とアメリカで同棲していた劇作家リリアン(ジェーン・フォンダ)は、パリに滞在中、幼馴染で社会主義活動家のジュリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)がウィーン内乱で怪我をしたことを知り、病院に見舞うが、ジュリアは忽然と消えてしまう。  3年後、モスクワの演劇フェスティバルに招待されたリリアンは、パリのホテルでジュリアの仲間の接触を受け、ベルリンに潜伏するジュリアに工作資金を手渡すように依頼を受ける。ユダヤ人のリリアンは、ジュリアに会うために危険を承知でウィーン経由モスクワ入りの予定をベルリン経由に変更する。  ここから反ナチ組織の支援を受けながら、無事ジュリアに工作資金を届けられるかというサスペンスになり、何も知らないリリアンの手に汗握るスパイ大作戦という展開になる。  本作の見どころはこれに尽きるが、ナチ支配下のドイツでのユダヤ人エージェントという状況設定が上手い。  リリアンは無事任務を遂行し、フランスにいるジュリアの子供を養育することを約するが、ジュリアはナチに殺され、子供を見つけることも出来ず、空しく物語を終える。  ジェイソン・ロバーズとヴァネッサ・レッドグレイヴがアカデミー助演男優・助演女優賞をそれぞれ受賞。(キネ旬2位)

  • 鑑賞日 2019/1/11

    フレッド・ジンネマン監督の女性映画にして社会派作品。 裕福なお嬢さんから活動家に転身するジュリアの生涯を直接描かず、第三者の友人リリアンの視点で綴ったという巧みな演出が見事である。 映像的には野外で焚き火をするシーンが美しい。 頑固な女リリアンをジェーン・フォンダが正に適役といった感じで生き生きと演じている。そして出演時間は多くはないが、ジュリア役のヴァネッサ・レッドグレーブの相変わらずのエレガントさ!

  • 鑑賞日 2018/6/17

    劇作家リリアン・ヘルマンと彼女の長年の友人ジュリア。第2次大戦が勃発した時代における2人の人生の交錯を描いたヒューマン・ストーリー。 ジュリアは富裕層の出自ながら、確固たる信念のもと、自らの正義を追及することのできる強さを持っていた。リリアンは、彼女の強さに憧れと羨望を持ちながら幼少期を過ごし、やがて1人アメリカに旅立っていった。 ダシール・ハメットとの同棲生活を送りつつ脚本を書き続けるヘルマン。スランプに襲われ荒れ狂う彼女に、ハメットはパリに行けと助言する。ジュリアとの再会も視野に入れ、ヘルマンは訪欧。ウィーンにいるはずのジュリアに連絡を取ろうとする。ようやく取れた連絡で、ジュリアが入院していることを知ったヘルマンは、慌ててオーストリアへ飛ぶ。病院のベッドには、全身を包帯で包まれたジュリアがいた。彼女は反ナチ勢力に身を投じ、危険な任務に従事していたのだった。彼女はいつの間にか病院から姿を消し、その消息は一切掴めなくなってしまう。不安を抱えたまま帰国したヘルマンは、スランプから脱却し、書き上げた作品は好評をもってアメリカ演劇界に迎えられる。彼女の名声は高まり、ロシアへの招待が決まった折、再びジュリアからの連絡が。途中でベルリンに寄って、ユダヤ人支援のための現金を届けてほしいというのである。自身もユダヤ人であることからベルリン行きを逡巡したヘルマンだったが、結局ジュリアの期待に応えるべく、ベルリン経由の列車に乗り込む。 ジュリアの激動の人生。それが真実であればこの物語はとても強いインパクトを見る人に与える。が、モデルとなった人物(Muriel Gardiner)はいるものの、ジュリアは架空の人物らしい(因みにMuriel Gardinerは、リリアン・ヘルマンと面識はない)。映画を見終わった後、アルザスのパン屋に預けたというジュリアの子供が見つからなかったことが引っ掛かっており、小説と違って、現実はうまくいかないものだなどと考えていたのだが、この部分もフィクション。ヘルマンにうまく騙されたことになる。そもそも、回顧録の形式をとっていること自体が、読者を引き込むテクニックで、ヘルマンにとっては、あくまで他の作品同様、完全な物語だったのだろう。

  • 鑑賞日 1979/1/12

    結婚しない女 併映

    シリアスな内容だが面白く見れる映画。

  • 鑑賞日 2015/1/5

    残酷な時代の自立した女の友情

    女性間の友情を描いた作品。いずれの女性も自律的な精神と自らのリスクをかけてでも友情を貫く固い信念をもった人間として描かれ、その気高さは感銘を受ける。キャメラも美しく、抑制のきいた音楽、必要十分で無駄のない演出、名作に値する作品。惜しむらくは主演の2人の存在感の違いか?Vレッドクレーブは正に役そのままのようだが、Jフォンダには劇作家という印象に若干欠ける印象だった。もちろん水準以上だが…。

  • 鑑賞日 2014/5/13

    賞を取る演技とはこういうものです、という見本。

    アメリカの劇作家リリアン・ヘルマンの原作。長年ダシール・ハメットの恋人だったそうだ。 本作は大戦前夜、リリアンの幼友達ジュリアはウィーンに留学、そこで反ナチス組織の活動家になった。 ファシズム抵抗組織の動きを踏まえ、骨太の物語に個々の運命が翻弄される姿を端正に描く。 運び屋役になるユダヤ人のリリアンが列車でドイツ領に近づくほど、サスペンス感が高まる。 このあたりはジンネマン監督、さすがの手並み。 ジェーン・フォンダとヴァネッサ・レッドグレーヴのベルリンでの再会は、この映画の白眉。 二人の女優としての研鑽が、この芝居で昇華する。この瞬間を見逃すなかれ。 メリル・ストリープが若輩者に見える不思議。当時の番付通りなのだが、面白いものだ。

  • 鑑賞日 2014/7/20

    ジュリアの暗い影

     ジュリア(バネッサ・レッドグレイブ)の謎の行動がミステリアスに展開していくサスペンスタッチの映画。映画は彼女の幼馴染で作家のリリアン(ジェーン・フォンダ)の視点で回想を交えながら語られる。  時代背景と舞台がナチスが台頭し始めた頃のヨーロッパであるために、不穏な空気が画面に溢れる。医学生であったはずのジュリアはいつしか労働運動に加担していたらしくウィーンで瀕死の重傷を負ってしまう。せっかく見舞いに行ってもすぐにまた姿を消すという謎の行動に振り回されるリリアン。彼女が事件に巻き込まれていく様子、特にロシアに向かう列車内でのやりとりがスリル満点だ。  映画はほとんどリリアンを演じたJ・フォンダの独り舞台という感じなのだが皮肉なことにアカデミー賞はジュリア役のレッドグレイブと夫ハメットを演じたジェイソン・ロバーズの助演賞の方ににいってしまっている。確かに僅かしか登場しなくてもレッドグレイブの影のある才女の存在感は際立ってはいるが、夫役のロバーズには首を傾げたくなる。それほど目立っていたろうか?確かに容貌はハメットに似ているけれども。ちなみに若きメリル・ストリープ(これが映画デビュー!、若いといってもこの人、あまり変わっていない)が顔を見せていてJ・フォンダと絡んでいる。僅かな出演だがやはり輝いて見えた。

  • 鑑賞日 1979/5/27

    厳しい映画。

     サスペンスもすごい。    ジェーン・フォンダとヴァネッサ・レッドグレイブがしみじみよい。    この二人の女性の友情が、ヘルマンの「子供の時間」を作らせたのか。    (ワイラーの「この三人」と「噂の二人」の原作。)

  • 鑑賞日 1978/7/2

    フレッド・ジンネマン

    1978年7月2日に鑑賞。高知・土電ホールにて。当時、地方では2本立てで封切られていた。同時上映は同じく20世紀フォックス映画配給の「新シャーロック・ホームズおかしな弟の大冒険」。 フレッド・ジンネマンの最高傑作である。ジェーン・フォンダ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジェイソン・ロバーズがすばらしい。ロバーズのダシール・ハメットが最高である。

  • 鑑賞日 1979/5/13

    バネッサ・レッドグレーブの存在感

    1979年5月13日、飯田橋・佳作座で鑑賞。(二本立て、400円) ジェーン・フォンダよりもバネッサ・レッドグレーブの存在感強し。 二人の回想場面が輝いているので、戦う女=バネッサ・レッドグレーブが遠い存在になっていくあたりが哀しい。 後年、この映画にメリル・ストリープが出演していたというのを知ったので、自分の鑑賞記録を確認すると、出演者が6人書いてあって6人目に記載あった。端役。

  • 鑑賞日 2011/4/1

    見ごたえあり

    フレッド・ジンネマンのサスペンス。大戦前のヨーロッパの社会情勢を背景に二人の女優の友情が描かれている。自分の意思に従って行動する女性が魅力的に描かれていた。

  • 鑑賞日

    ヴァネッサ・レッドグレイヴの姿勢が映画と現実で重なりますね。正義の人です。

    正義ねー こういう時代だ。