PROGRAM

放送作品情報

42 〜世界を変えた男〜

42 2013年 アメリカ / 129分 社会派ドラマ

人種差別と闘った全米初の黒人メジャーリーガーの感動の実話を新鋭・チャドウィック・ボーズマンが熱演
放送日時
2019年05月19日(日) 18:30 - 21:00
2019年05月21日(火) 13:00 - 15:15
2019年05月25日(土) 07:45 - 10:00
解説

『ブラックパンサー』で脚光を浴びたチャドウィック・ボーズマンが全米初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン役で映画初主演。彼を見守る人間味豊かな球団GM役でハリソン・フォードが新境地を開拓。

ストーリー

米国に激しい人種差別が横行していた1945年。ブルックリン・ドジャースの球団GMブランチは、戦力強化を図るために新たな選手を探す。そんな彼が目を留めたのは、黒人だけが所属するニグロリーグで活躍する選手ジャッキー・ロビンソンだった。ブランチにスカウトされたジャッキーは二つ返事で契約を結び、傘下の3A球団からキャリアをスタートする。しかし彼を待っていたのは、チーム内外からの激しい人種差別だった。

出演

チャドウィック・ボーズマン
ハリソン・フォード
ニコール・ベハーリー
クリストファー・メローニ
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/1/30

    ブランチ・リッキーが主役だった

    もう四年も前に見た映画。豊島園の映画館で鑑賞して以来。 もちろんこの映画の主人公がジャッキー・ロビンソンであることに間違いはないのだが、実はこの実話というドラマを演出したのがブランチ・リッキーであることを改めて認識できた。 ハリソン・フォードがわざわざこの人物を真似て演じる価値があるという映画なのだ。 オバマがアメリカの大統領に選ばれて、この類の映画が量産されたのだが、アメリカの大統領が代わったいま鑑賞することで、この時代と今も残るアメリカの偏見を見て取ることもできる。 ブランチ・リッキーの本音はこの映画で最後まで明確に明かされることはなかった。彼が学生時代に野球をしていたときのキャッチャーが黒人だった、というだけでは本当の理由にはならないだろう。チームメイトの黒人を召使いだ、と偽ってホテルに宿泊したというエピソードが事実だとしても、ここまで意地になるものだろうか。ましてや、この逆風の中で監督を解任してまでロビンソンを擁護する強い理由としてはかなり弱い。それでもリッキーはロビンソンを世に問うた。それはやはり、ロビンソンの実力がリッキーにそれをさせたのではないだろうか。 それと、さかんにリッキーがたとえとする聖書のエピソード。隣人を愛せよというキーワードはアメリカが広く人種の境を越えてひとつになろうとするにはもってこいの言葉だ。敬虔な信者であったリッキーが意地になってもロビンソンを支えた大きな理由のひとつであろう。戦わない勇気。もはやアメリカは政権交代によって、この言葉さえも失ってしまったのだろうか。 そしてやはり経済だ。リッキーはこの映画でも言葉にしている通り、いずれ黒人選手がどんどん現れて、実力の劣る白人は淘汰されるであろうことを予知している。何より、その黒人選手を支持するファンが大勢いて、それが金になることを彼は予測していたのである。 ドジャースというチームが、その後広く世界から名選手を呼び集め、ワールドシリーズを制覇するなどリベラルな球団として進化したのには、このブランチ・リッキーの功績が大きいだろう。 映画はとても誠実に作られていて、当時のスタジアムを見事に再現し、ロビンソンが初めてメジャーのスタジアムに登場して拍手喝采とヤジを浴びるシーンには涙が止まらない。 見事に美しい映画であった。

  • 鑑賞日 2017/12/13

    実話系は基本面白い!

    何事も新しい事を始めようと、既存の概念を壊すのは大変だし、それを実行した人達は偉大だ!

  • 鑑賞日 2017/10/28

    ☆☆☆

  • 鑑賞日 2017/7/6

    大人げない

    ◎ NHKラジオの語学番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』で、 ジャッキー・ロビンソンの一生についてのショート・ストーリーを聞いた。それで録画してあったこの映画を観ることにした。予習のおかげでより一層楽しむことができた。 ◎ 実話の映画化作品では、映画の最後に当時の関係者の写真を見せたり、インタビューを入れたりするのがすっかり定番になった。この映画でも主な登場人物のその後を簡単に教えてくれている。その中で、ジャッキーに汚いヤジを連発した敵チームの監督がその後はじり貧で大した活躍をしなかったと出る。これは少し大人げないと思った。報復しないというジャッキーの精神にも背いているのではないか。

  • 鑑賞日

    ジャッキー・ロビンソンの偉業

    完全に題材の勝利である作品でした。この話には実際に感動しましたから。 メジャーリーグ黒人選手第1号のジャッキー・ロビンソンが主人公で、その存在は現在では伝説になっております。 実話であり、メジャーリーグの歴史を開拓した姿は力強くて、フロンティアとしての苦労は大変だったろうと感じました。 もう20年以上前に野茂英雄投手がドジャースに入団して、メジャーリーグに日本人として初挑戦しました。 その時の日本メディアのバッシングが凄かったですね。でも彼の活躍があり、後に日本プロ野球から続々と選手が渡米するようになりました。 ただジャッキー・ロビンソンの活躍は値打ちが違いますね。黒人ばかりでなく、人種、国籍を問わないメジャーリーグの基礎を作ったわけですから。メジャーリーグは白人だけのものという既成概念に風穴を開けた功績は大きすぎるほど大きいと思います。 だからこそ4月15日に全チームの選手が永久欠番の「42」をつけるイベントを見た時に、本作のワンシーンが頭の中で甦りました。 ただジャッキー・ロビンソンの話は誰もが認める良い話なんですが、本作そのものはどうでしょうか?児童文学作品ぽくって、小学校の授業で先生が見せそうな映画でしたよ。 そういうのも良いのですが、実際のジャッキー・ロビンソンの苦労はどうだったのでしょうか?差別、嫌がらせ、ヤジも本作より過激だったと私は思います。一日一日朝が来るのが苦しかったのではないかと私は考えたりしました。 あとブルックリン・ドジャースのオーナーであるリッキー(ハリソン・フォード)に味がありました。これ間違ってると思うことに一石を投じる勇気は感銘を受けました。 まぁ、本作は良い映画というより良い話でした。

  • 鑑賞日 2017/3/29

    やり返さないガッツ

    現実はもっと厳しいものだったんだろうと思う。偉大な野球選手、そして紳士の物語。 球場で少年が戸惑いながらも「ニガー」と罵倒してしまうシーンは集団心理の恐ろしさを描いている。 同調圧力が大好きな日本人も恥じるべきだ。

  • 鑑賞日 2017/3/27

    最後は清々しい

    WBC試合後でタイムリーな作品だった。 不当な差別を受けながらも持ち前の反抗心を抑えに抑えて戦う男、ジャッキー・ロビンソンはとてもカッコよく、感動的な生き様だった。またオーナーのリッキーの決断や不屈の行動力は素晴らしく、ハリソン・フォードも特殊メイクまでして好演している。

  • 鑑賞日 2017/3/27

    ハリソンフォードってなかなか気付かなかった

    差別は悪だけど、この頃には当たり前にあった厳しい現実 逆境の中、実力と信念で切り開いていくジャッキーはとても応援したくなる 後半はちょっとぬるかった 厳しい状況を充分に描けてなかったと思う

  • 鑑賞日

    野球は心理戦だね、

    野球が本当に好きでなければ、このような映画は撮れないだろう。ゲームのシーンなどは心理戦で観客の少年までも巻き込んでの表現、見事な物だ。ヤジは相手を倒すため、野球は心理戦だね。

  • 鑑賞日 2017/3/21

    黒人の大リーガー。今では当たり前のことが当たり前ではなかった頃の話。この手の映画は結構あるが、いつも不思議でならないのはアメリカ人の度量の狭さと大きさ。何かひとつ敵を作って団結を謀るというのは時の為政者がよく使う手段。「彼等はまだ南北戦争を戦っている。」と言う主人公の台詞が印象的。ハリソン・フォードが老かいな演技を見せてくれるのも面白い。感動を強制しないつくりもいい。

  • 鑑賞日 2016/4/1

    確固たる意志

    メジャー・リーグ最初の黒人選手を主人公とした野球物。 スポーツ物の持つ独特の雰囲気は健在。 一歩はいつも意味ある一歩。ましてや最初の一歩は。 背番号42がグラウンド入りする意味。 痛みが伝わる。使命を持つ自分を律しきれない弱さも。 幾つもの条件を必要とした時代。

  • 鑑賞日 2016/1/1

    結末は分かっても

    この種の作品の結末は分かるのである。野球好きには初期の黒人選手の苦労が表現されていてその意味からも興味深い。野球映画は沢山あるが、伝記ものとしては良作品である。チャドウィック・ボーズマンの希望に満ちた演技は心に残る。H.フォードの少しコミカルな演じ方も嫌味なく、ストーリー展開に効果的であった。

  • 鑑賞日

    やり返さない勇気

    2013年アメリカ映画。初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの伝記♪世界大戦終了の直後1945年ブルックリン・ドジャースのGMブランチ・リッキーは世界を変える大きな決断をした。。

  • 鑑賞日 2015/4/26

    ストーリーが若干甘いがアメリカの野球映画にハズレなしのジンクス継続中。酸いも甘いも噛み分けたドジャースのゼネラル・マネージャー、ブランチ・リッキーをハリソン・フォードが貫禄十分に演じている。主人公「42」のジャッキーよりもむしろリッキーの映画だと思う。

  • 鑑賞日 2015/4/19

    「昔のアメリカって野蛮だったんだな」なんて思う人は今周囲を見回してみるといい。今現在の日本も似たような状況だから。

  • 鑑賞日 2015/4/4

    観たことあるみたいな…。

    この手の作品… 『野球』『逆行に立ち向かう』『黒人』をキーワードした作品…アメリカ人好きなんでしょう。相当数の作品が公開されているため同じ様なストーリーに感じてしまう。 で、タイトルの様な『デジャブ感』を感じてしまうのであろう。 作品としては面白い。しかし、食傷気味と言うのがこの手の作品のビハインドの部分。

  • 鑑賞日 2015/3/22

    背番号42J・ロビンソンの伝記映画

    黒人初のメジャーリーガー・ジャッキー・ロビンソンの伝記映画。戦後いかにアメリカで人種差別が激しく、黒人が白人と区別されていたか(トイレの白人専用とか)が描かれている。ドジャースのGM(ハリソン・フォード)がいなければ、ロビンソンに活躍の場は与えられていなかったということか。監督・脚本がブライアン・ヘルゲランドだと、解説で知った。実話の映画化のパターンで、エンドロールで映画のモデルの「その後」が紹介される。

  • 鑑賞日

    メジャーリーグの歴史を変えた男

    こんな近い過去にアメリカのメジャーリーグでこのような人種差別があったことに驚き。昔から好きだった野球にこのような差別があったら相当ショック。当時のこの選手とオーナーの二人は本当にすごいとおもう野球をあるべき姿に変えてくれた。調べてみると、初のメジャーリーガーというのは近代野球でのはなしで、本当に黒人初のメジャーリーガーはもっと昔にいたよう。この人のことも気になるな。

  • 鑑賞日 2014/11/29

    遊撃手ピー・ウィー・リースも世界を変える一役。

    長い戦争のあと、野球を心待ちにするファンは多かったであろう。戦場では人種・宗教の壁を乗り越える。 人々の心にも変化を受け入れる素地が出来上がったのだろう。 GMのリッキーの映画でもある。本人に似せたメイキャップ効果は大きく、ハリソン・フォード色を上手く消した。 フォードも熱演。世の差別意識をもろともせず、信念の野球人として、ジャッキー・ロビンソンをメジャーに送り出す。 ロビンソンも与えられたチャンスに全力で応えるが、差別との戦いは忍耐しかない。 プレーで答えを出さなければならない。 フィリーズの監督の罵倒は退場もの。しかし憎まれ役があっての映画。ふと吉良上野介を思い出す。 47年のシーズンを通して彼の活躍がベースになるので、劇的なクライマックスを仕込ませるわけにはいかない。 差別との戦いはエンドレスで続く。チームメイトの反発と友情が鏡として物語を豊かにする。 このあたりの脚色と演出が絶妙だ。素晴らしいアメリカ野球であり、社会派ドラマでもある。 打ってよし、走ってよしのロビンソンの伝記らしい佳作。

  • 鑑賞日 2014/12/16

    耐えること

    その先に明るい未来が約束されているのであれば、苦境に耐える事も出来るがそうでないだけに想像を絶する。劇中で差別を受ける気持ちがわかるか!に対しオーナーはわからん、でもねって続くシーンが印象的だったな。

  • 鑑賞日 2014/12/11

    波のない映画

    題材は良いのにあまり活かせていない感じが否めなかった。ストーリーに起伏がなく、主人公の挫折のシーンも淡々と進んでいて呆気なかった。カメラワークも上手いとは思えなかった。ただ、ハリソン・フォードの演技はとても良かったと思う。

  • 鑑賞日 2014/11/24

    にが〜

    チームメートがかばってくれて熱くなった

  • 鑑賞日 2014/11/17

    よかったが

    もう少し功績をラストに全面に出した方がよかったかも。初年度だけではよく分からず、ネットで再度検索して凄さをあらためて知りました。

  • 鑑賞日 2014/10/28

    ハリソン・フォードの、

    何より、ハリソン・フォードの役者振りが際立つ。 こんなに役作りにこだわってスクリーンに登場したハリソン・フォードは観たことがない。 ト云うか、そんなハリソン・フォードは求められなかったのであろう。 主人公の「42」がいつ切れるのかドキドキしながら観た。 その点で云うと見事なサスペンス映画かも。 何より「我慢する勇気」を教えてくれた、素晴らしい作品。

  • 鑑賞日 2014/10/28

    ハリソン・フォードがもうけ役の42

    野球好きのアメリカの大リーグもの。1947年史上初めて有色人種でメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの伝記映画だ。  でも、何となくロビンソンより目立ったのは、球団ファンやチームの選手からも多くの批判があったにもかかわらず、一貫してロビンソンをドジャースに入団させたゼネラル・マネージャーを演じたハリソン・フォードの方だ。野球の試合シーンをじっくりと見せるというよりスポーツニュースのダイジェスト版のようで、いまひとつドラマチックにならない感じ。

  • 鑑賞日 2014/5/20

    歴史を変えた男、たち

    特典映像見てびっくりです。 ハリソン・フォードに騙されました! ただ1人の永久欠番、初めての黒人メジャーリーガー 野球映画だけど、野球の歴史を変えた1人の男の、いや、男たちのサクセスストーリーで、ヒューマンドラマです。 偏見差別にも負けず、愛と自尊心を持ち続け、結果で、どんどん味方を増やした。最初の扉をこじ開けるってのは容易ではないよな。 強靭なまでの精神力と忍耐力がないとなし得ないことだったのだろな。 今や、日本人もこぞってメジャーに挑戦してるけど、先駆者って言ったら、野茂英雄だよな。てか、ドジャースだし。久々に思い出した。

  • 鑑賞日

    永久欠番

    仲間との絆が芽生えて来る感じが良かった。敵チームのチャップマンには腹が煮え繰り返る程ムカついた。ジャッキーは本当に世界を変えた男。面白かった。

  • 鑑賞日 2014/8/23

    素晴らしいオーナー

    人種差別がいかにくだらない思想かが改めて感じさせられた。 全てにおいて、肌の色に国境は無い。 野球だけじゃなく、あらゆる世界で差別が無くなればもっと幸せになれる人達が増えるのに。

  • 鑑賞日 2014/8/6

    勇気

    黒人メジャーリーガー1号となった 背番号「42」ジャッキー・ロビンソンの伝記。 差別を乗り越えてなどという 生易しいものではなかったであろう 彼の戦いもさることながら きっとキレイ事だけではなかったであろうが 彼を引き入れたドジャースのリッキー会長の思いの 先見性というか執念というかが凄い。 生々しい争い事がそこにはあったであろうが この映画ではそのあたり、サラリとさせてある。 事実の凄みより、より多くの人へ届けたいという さじ加減が働いたように思う。 現在、4月に全メジャーリーガーが同じ「42」の背番号を つけてプレイをする意味も この番号が全球団の永久欠番という理由もわかる。 それにしてもハリソン・フォードは年をとったなぁ。

  • 鑑賞日 2014/7/23

    激しい人種差別により、対戦チームだけでなく審判や観客、記者など周りが敵だらけの状況の中、最後まで「やり返さない勇気」を貫き通したジャッキー・ロビンソンの姿に胸を打たれる。要所要所で含蓄のある台詞が多く、そこも見所。

  • 鑑賞日 2013/11/10

    もっと泣かせて

    1年に1回、全米のメジャーリーガー全員が背番号42を付けてプレーするほど、尊敬の対象になっている黒人初のメジャープレイヤー、ジャッキー・ロビンソンを描いた映画で、TVドラマで有名らしい役者チャドウィック・ボーズマンが演じるロビンソンと、ハリソン・フォード扮する、ロビンソンをブルックリン・ドジャーズに引き入れた当時のGMブランチ・リッチーの二人を物語の中心に据えています。 ブライアン・ヘルゲランドが脚本だけでなく演出も手掛けているだけに、観る前は、題材からして相当の感動作になるに違いないと思っていましたが、悪くはないものの、思ったほどの感動が得られたとは言えず、もっと泣かせてほしかったと思ってしまいました。

  • 鑑賞日 2014/5/13

    真打登場

     黒人差別の時代に後続へ続く道筋を作った選手としての彼の名声は大リーグの枠内には収まりきらない偉大なプレイヤーとして有名だ。おそらくこれが初めての映画化ではないと思うが、それにしてもこれだけメジャーで大きく取り上げられる作品として世にでるまでに時間がかかり過ぎた感じがする。それだけ米国の人種差別には根深いものがあるのだろう。黒人の大統領が誕生してやっと大掛かりな映画化がなされたという感じだ。いや黒人差別を題材にした映画は実話、フィクションを問わずそれこそ量産されているのだが、やっとその象徴的なヒーローが登場したという思いが強い。  題材が題材なだけにストーリーを追うだけでも十分感動できるが、この映画を見ているとプレイヤーとしてのロビンソンももちろん偉いが実は彼を抜擢したGMのリッキー(H・フォード)こそが黒人メジャーリーガー誕生の最大の功労者であるように描かれている。もちろん黒人たちだけの力では道は開けなかったろうから白人の彼らのような協力がなければ歴史はさらに遅れをとることになったろう。しっかりと白人にも花をまたせるような作りになっている。  「やり返さない勇気」とか「シンパシーとは苦しみをともに分かち合うという意味」などといった含蓄のあるセリフも多く、立派な伝記映画になっていました。

  • 鑑賞日 2014/5/3

    偉業

    変化を受け入れることは簡単にできることではないが、世の中を変えることは途方もなく難しい。

  • 鑑賞日

    白も黄色も黒も茶色もみーーんな同じように扱われる世の中にしてほしい。

  • 鑑賞日 2014/4/24

    おもしろい。幸せの隠れ場所のほうがよかったけどもドラマとしては良い。

  • 鑑賞日 2014/2/6

    42 世界を変えた男

    野球映画として良くはできていましたが、スポーツ映画としてのクライマックスの場面がほしかった!

  • 鑑賞日 2013/11/2

    やられたらやり返...さない勇気

    ジャッキー・ロビンソン。黒人初のメジャーリーガー。 全ての野球ファンが尊敬する偉大なプレイヤー。 野球ファンであれば知らない人はいない名前。 でも、日本の野球ファンが知っているのはこの程度。 白人が支配するメジャーリーグにたった一人で飛び込んだ ロビンソンが大変な苦労をしたことは想像はできますが これほどまで、敵はもちろんチームメイトやファン(ドジャースファン含め) 全てを敵に回してて、当時、黒人がメジャーリーグで プレイすることが、ここまで大変なことだったのか、と言うことを初めて知りました。 チームメイトはジャッキーとプレイすることを拒否しますが、 その選手たちを一喝するレオ・ドローチャー監督。 太平洋クラブライオンズの監督だった(結局一度も指揮を取らず)人で、 往年の野球ファンには懐かしい名前でしょう。 フィリーズのチャップマン監督が聞くに堪えないような 下劣なヘイトスピーチをジャッキーに投げかけますが、驚くべきことにこれは実話。 ネットの「死ね」「殺す」は口先だけですが 当時のレイシストのヘイトスピーチや脅迫は本当に殺人事件に繋がります。 単にグランドでのヘイトスピーチに耐えるだけでなく ジャッキーは日々生命の危険とも闘っていたわけです。 皮肉なことにチャップマンンのヘイトスピーチは ジャッキーへの同情とレイシストへの反感を呼び、世論はジャッキー支持へと傾きます。 やられたらやり返す、は今年の流行語ですが この映画はやられえてもやり返さない勇気を描きます。 倍返しは見ているものは爽快ですが、 程度の低い相手に同じようにやり返したら、自分もそのレベルまで落ちてしまう。 やり返さないには、自尊心と自分に対する絶対の自信を持っていないと、 なかなか難しいものです。 やり返す爽快さは一時的な喝さいを浴びますが、やり返さない勇気は尊敬を生みます。 ジャッキーに反発していた選手も、黙々と実績を上げ続けるジャッキーの姿に 次第にチームメイトとして認めて行きます。 レイシストはプワホワイトと呼ばれる白人の下層階級が多いとも言われますが そんな人達ばかりでなく、一方で自分たちと同じ貧しい中から 這い上がっていくジャッキーに共感する人達も多かったはず。 映画の中で労働者風の白人がジャッキーに近寄っていき 「君のやってることは正しい。俺は君を応援する」と言ったシーンは1番感動しました。 今のメジャーリーグで活躍する選手の顔ぶれを見てもわかるように 当時のニグロリーグにはとんでもないスーパースターがゴロゴロいました。 彼らが早くからメジャーリーグでプレイしていれば ベーブ・ルースのホームラン数も、タイ・カップの安打数も、 サイ・ヤングの勝利数も何割かは減っていたでしょう。 ジャッキーがいなくても、いずれは黒人メジャーリーガーは誕生したでしょうが、 それは何年も後になったかも知れません。 ハンク・アーロンのメジャーデビュー(ジャッキーの5年後)も遅れ ルースのホームラン記録更新もなかったかも知れません。 映画はヒーローの裏を描く暴露話ではなく、 かと言って手放しの礼賛だけでも終わっておらず 人間ジャッキー・ロビンソンの苦悩と、 それを乗り越えた活躍を正攻法に真正面から描いています。 ハリソン・フォードは老けメイク(と言っても、当時のブランチ・リッチー65歳、 ハリソン・フォード71歳)で清濁併せ持った曲者GM (「お札の色は白でも黒でもなく緑」は名言)を好演しています。

  • 鑑賞日 2013/11/4

    黒人初のメジャーリーガーとして、感動もしたし、話もそれなりまとまっていて良かったと思います。 ホントはもっと差別や嫌がらせがあったと思うのですが、映画と言うのもあるのでしょうが、さらっと流している感じがします。 ただ一言、奥さんが「無事に帰ってきて」(台詞忘れました)といった場面があったのですが、この一言が野球場にいくというより戦場に行くような感じに聞こえてしまった。 この一言が、激しい部分を全てあらわしているようにも見えました。 「やり返さない勇気」というのが、どれだけ大変なことかと思う。 ジャッキー自体完璧な人間ではなく、リッキーや黒人記者に支えられて成長した部分もある。 それでもやっぱりプロの世界です。 野球をする、優勝を目指す、という目的の共有化、さらには結果を残すことでチームメイトが変わっていった。 彼が寡黙に戦ったことにより、多くの黒人メジャーリーガーが誕生した。 後の話ではありますが、本来なら全員42の背番号なんてつけなくていいはず。 それをわざわざつけるというのだから、ホントに歴史的出来事なのだと思います。

  • 鑑賞日 2013/11/26

    じわじわと感動が伝わってくる素敵な作品!

  • 鑑賞日

    損した感じはないよ、そつなし。

    そつなくできてる、いい映画、このレベルの映画を毎週劇場で見たいわ。

  • 鑑賞日 2013/11/17

    メジャーリーグは野茂の頃からTVで良く見てますが、知りませんでした。 まずは、この事実を知ることができたことに感謝ですね。数々の抵抗や侮辱を乗り越えて行くんだろうなと、だいたいのストーリ展開は予想できていたものの、やっぱりウルウルきますねぇ。チームメイトの意識が変わっていくところが良いですねぇ、ピーウィーが肩を組むところは、もうダメでしたねぇ。ハリソン・フォードの変貌ぶりに、えっ!こんなに年取ったの!とびっくりしましたが、役作りだったそうですね。

  • 鑑賞日 2013/10/22

    ボールをもらって汽車を追いかけていく

    黒人の少年がボールをもらって汽車を追いかけていくシーンが私の中ではピーク。あとは付け足し。そうとう辛い目にあっただろうにみんなの夢と希望を背負った姿に感動。でもハリソン・フォードも年取ったなあ。

  • 鑑賞日 2013/12/1

    泣きはらしました

    もう始めから終わりまで、ずっとウルウルしてました。 42という背番号はメジャーリーグ共通の永久欠番なんですね。 知りませんでした。 このブルックリン・ドジャースのオーナーであるニッキーの存在なしにジャッキー・ロビンソンの歴史は生まれなかった。あまりにも過酷な人種差別の中、彼の勇敢なところはどんなに罵られても怒りを抑えることができたことです。 我々凡人の怒りは大概内面にあって、その怒りの種が外部に飛び火することで衝突が起きるものですね。 しかし彼の内面の怒りは彼一人が解決できるものではなくて、とてつもなく大きな差別に対するものですね。 彼はその圧力を自らの実力で払拭します。 まあとにかくありとあらゆるシーンで泣きました。 こんなにボロボロ泣いたのは久しぶりです。 ありきたりな話ではありますが、たまにはこういう映画も悪くないですね。

  • 鑑賞日 2013/11/5

    真面目な映画だが、直球過ぎて面白みが少ない

    アメリカ・大リーグでは、全チーム永久欠番にしている番号がある。それが背番号「42」、1947年にメジャーリーグで初めて黒人大リーガーとなった男ジャッキー・ロビンソンが背負った背番号である。本作は、そのジャッキー・ロビンソンがブルックリン・ドジャーズとマイナー契約を交わしたところから、メジャーにのし上がって活躍するまでの軌跡を描いている。 ご存じの通り、アメリカでの黒人解放運動は1964年の公民権法成立までが一応の山で、1940年頃から解放運動が勃興してくることになる。それでもピークになるのが1950年代後半なので、ジャッキーが出てきた1947年というのはまだまだ人種差別が日常の風景となっていた。野球にしても黒人のみの独立リーグはあるものの、アメリカ国民の神聖視するメジャーに黒人が入ってくるなんて考えられないこと。ファンからのヤジはもちろん、同じチームのチームメイトからも不条理な行為を受ける酷さ。しかし、ここでは反旗をみせることなく、内面で、プレーで闘志を見せたことが、彼の偉大さでもあるのです。 映画は彼がメジャーで一定の地位を獲得するまでを描いているのだが、伝記映画としてあまりに真っ当過ぎる作りで、作品としての面白さが欠けます。でも、なぜ4月15日にジャッキー・ロビンソンDAYとして、皆が同じユニフォームを着ているのかという理由が描かれていて、少しウルっとなります。これが映画としての山で、ここにもっていくまでがちょっと工夫が欲しかった感じがします(いい映画ではあるんですけどね)。それ以上に気になったのが、ハリソン・フォードの老練な演技力。本作で、アカデミー賞助演男優賞ノミネートくらいはされるでしょうと思うくらいの名演です。

  • 鑑賞日 2013/11/24

    何もしない勇気

    ブランチ・リッチーは知っていたのだ、ジャッキーがマイナー契約をした時点で彼の夢は黒人みんなの夢にかわるということを。大事を成すときには必ず傍らにサポートしていれる人がいる。リッチーは白人だから、本当の意味でジャッキーの苦しさはわからない。だから「お前の気持ちがわかる」などとは言わない。ただ、ジャッキーをひたすら励ますのだ。敵は、相手チームだけではない、チーム内にもそして審判の中にもいる。そんな八方ふさがりのなかで、ただ黙々と結果を出すことだけに専念した。 やがてチームが変わり始める、観客が変わり始める。そして時代が変わり始めるのだ。一人の人間が世界を変える瞬間だ。2013年、最後の42番が引退した。この年にこの映画が公開されたのは何か縁を感じる。

  • 鑑賞日 2013/11/23

    号泣。耐える事こそ勇気。歩み寄る事への勇気。

    42~世界を変えた男~(42) 2013年 アメリカ  ★★★★★★★★☆☆ 8点  号泣。耐える事こそ勇気。歩み寄る事への勇気。 スタッフキャスト  監督/脚本:ブライアン・ヘルゲランド  音楽:マーク・アイシャム  撮影:ドン・バージェス  出演:チャドウィック・ボーズマン    ハリソン・フォード あらすじ  1947年、黒人初のメジャーリーガーが誕生した。  彼の名はジャッキー・ロビンソン。  そんな彼を待っていたのは、人種差別だった。  敵は相手チームだけなく、観客、マスコミ、審判、  チームメイト、警官さえも敵だった。  だが彼は何にも屈せず、やり返さず、  黙々とプレーを続ける。孤独なグラウンドで、  彼が打ち、走るたびに奇跡が起こり始める…。 感想 町山さんの映画紹介 を聞くのがオススメ。 そんなに泣くタイプではないのですが、 実はスポーツ系には弱くて…。 人種差別撤廃運動が起こる8年前、 その後撤廃されるのは9年後。撤廃の17年前に、 チームメイト、審判、警官も敵の中で一人耐える。 その中で人種の壁を突破したという凄さ。 (キング牧師より20年弱前!!) 耐える事こそ勇気、歩み寄る事への勇気。 クソ監督に向かって行くシーンにはやはり号泣。 グラウンドで肩を組むシーンにも号泣。 ラスト、金の為に黒人をチームに入れた と言っていた男の真実、グッときた。 映画では一度怒るシーンを入れたけど、 実際には感情を爆発させて怒ってなかったらしい…。 ジャッキー・ロビンソンぐう聖過ぎる!! でもそこには自分が怒ってしまうと、 未来の子どもたちの黒人メジャーリーガーの 夢が断たれてしまう。という重い物を背負っている からこそ耐えられたのかな。 MLBの全球団共通の永久欠番という事は知っていたんですが、 メジャーだけでなくアメリカの全ての野球チーム (マイナー、独立チーム、アマチュア野球)の永久欠番らしい。 そして最後に42番をつけていた男、 マリアノ・リベラが今年で引退してしまった。 もう4月15日のジャッキー・ロビンソンデーでしか 42番を観ることとが出来ない…。 最後の42番がリベラってのもドラマだなー。 3Aでの打率:645とかやば過ぎww ワールドシリーズ本盗もすげー!!1999年に行われた メジャーリーグオールセンチュリーチームにも選出!! 台詞  やり返さない勇気を持つ選手になれ。  もし僕に背番号をくれるなら、勇気で応えます。  全員が42番をつければ違いは分からないのに。  白人の子どもがお前のマネをしてたぞ。  君のおかげでまた野球を好きになった。 コピー  一つの背番号が何を変えたのか。

  • 鑑賞日 2013/11/22

    黒人初のメジャーリーガーとして知られるジャッキー・ロビンソンの活躍と彼を支えた妻そして球団オーナーとの絆が差別政策の残る40年代のアメリカ社会を背景に描かれる。主人公が秀でた野球センスの持ち主だったことは今さら書く必要もないが、彼の人格形成にカトリックの信者である点が少なからず影響していたとする作劇はいかにもアメリカ映画らしいと感じた。”怒りをコントロールできる”という理由でオーナーからMLBに推薦されたあたりにも、オーナー自身がカトリックである事実がキチンと描かれていた。そのオーナーを演じるハリソン・フォードの泰然自若といった余裕の演技も見ごたえがあった。個人的に一番感心したのは、野球好きの黒人少年の描き方である。母親に連れられスタジアムに来た彼が主人公の活躍を祈る場面、さらに主人公を乗せた列車を友人と追いかけながら、レールに耳をあてその響きを感じ取る場面は印象的だった。特に後者は未来の夢と希望の象徴といえよう。極めつけはエンドロール。何とこの少年がその後夢をかなえてメジャーリーガーになったことが紹介されるのである。久しぶりに涙腺がゆるんだ。これほど幸福感に満ちた作品は滅多にない。

  • 鑑賞日 2013/11/20

    明後日のお休みから、TOHOのフリーパスを使用しようと考えて、本日はミニシアターと本作を。        本作は前売りを買っていたので、レディースデイだけど見て来た。 史上初の黒人メジャーリーガーとして幾多の差別を乗り越え、野球界の新たな1ページを 切り開いた伝説のプレイヤー、ジャッキー・ロビンソンの不屈の人生を描いた伝記ドラマ。 今なんて、スポーツ界では、特に陸上なんて殆どが黒人選手だしね。                             けれども、この頃南部では当然の如く、人種差別されていた時代。 しかも、ジャッキーはなかなかの短気な性格の持ち主。     それを周囲の猛反対を押し切り、彼を起用したブルックリン・ドジャースのやり手GMリッキーとの 約束を必死で守り、耐え忍んでプレーで魅せる選手となって行く。 彼の敵は試合相手や白人の観客だけではなく、同じチームメイトさえ、嘆願書を書くほどだった。 そう言う事もひっくるめて、ジャッキーを見守るのは、愛する妻と彼と同様に認められずに 記者席に入れて貰えない、黒人記者とリッキー。                                               そのリッキー演じる「ハリソン」氏が抜群に良い。 本当に久々に、良いなぁ~と感じたし、え?オスカー狙ってはりますのん?位良かった。                                           本編では泣くまではいかないけれど、今尚42の背番号は永久欠番だったり、42番の ユニフォームを皆で着るなんて、泣かせるなぁ~と…。                                     兎に角、ハリソン君が良いですので、どうぞご覧くださいまし。

  • 鑑賞日 2013/11/20

    上映後、トイレで隣になったおじさんがグスグスいってた…そんな男泣きの一本!

    黒人初のメジャーリーガーとして、有色人種への差別意識がまだ強烈だった戦後アメリカ社会の中で敢然と紳士的に戦った野球選手ジャッキー・ロビンソンを描いた伝記映画。スポーツ映画にあまり親しみがないので、監督・脚本がブライアン・ヘルゲランドだと知るまではノーチェックだった。「L.A.コンフィデンシャル」の脚本で一躍名を挙げ、イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」「ブラッド・ワーク」などで主にノワールな筋立てに素晴らしい仕事をみせるヘルゲランドの新作が、スポーツを主題としたヒューマン・ドラマとは!意外・・・ということで注目した次第なのだが、野球のことはほとんど分からなくとも男泣きに泣ける一本である。実際のところ野球映画として期待して見に行った古い友人はそんなにノレなかったと言っており、おそらくそれはプレーシーン自体がドラマの要素として割り入れられている程度で、眼目はあくまで人間関係のドラマに置かれ続けている構成のせいでもあるだろう。私にはこの位でも全く許容範囲なのだが、クライマックスはワールドシリーズでヤンキースに勝つ試合に置いてもよかったのでは、とは思った。 それを補っても余りあるのは、ヘルゲランドの台本による、人間が新しい価値観を発見し自分をも周囲をも変えてゆくに至る筋立ての熱さ、その表れである短くもシビれさせる台詞まわしの数々。最強の選手であり、かつ紳士であれとハリソン・フォード演じる球団オーナーに諭されたジャッキーがおこなう闘いは、押し寄せる偏見と侮蔑そのものに力で立ち向かう闘いではなく、何よりもまずそれらに拳で回答しようとする感情をどれだけ抑えられるかという自分の内面との闘いなのだ。それは孤独な闘いでありながら、少しずつチームメイトや観客たちに影響していき、やがては彼ひとりだけの闘いではなくなっていく。 また、ジャッキー・ロビンソン役のチャドウィック・ボーズマンのみせる気高い眼差しと、その妻レイチェル役のニコール・ベハーリーの夫を見守るたたずまいは近年のハリウッド映画ではついぞお目にかかれないチャーミングさを確立している。ゴミクズのような人種差別的態度を露わにする白人どもが大挙登場するにも関わらず、陰湿な印象がそれほど残らないのは、描かれるジャッキー/レイチェル夫妻の爽やかかつたくましいコンビネーションが、差別の醜悪さを上書きしてしまうからだろう(それにしても全編中最も唾棄すべき人物であるフィリーズの監督チャップマンの「ニガニガニガニーガー」とか言う罵声がちょっと笑えるようになっているあたり、ヘルゲランドの脚本は本当に巧みだな~と思う)。 終盤のバッターボックスで、ニグロは野球をやめろとばかりに顔面に死球をぶつけてきたパイレーツのピッチャーと対峙したジャッキーは、不敵な眼差しと微笑みで「お前は何を怖れているんだ?」と敵に問いかける。人間の強さ、誇り高さとは何か、を高らかにうたいあげる名演だった。 タイトルに書いたとおり上映後のトイレで隣になったおじさん(俺もいいかげんおじさんだが)が小用を足しながらしきりに鼻をすすっており、それほどまでに、男の心理の芯の部分を突いてくる映画である。今のところ今年見たハリウッドの映画の中ではベスト1。(いや、「パシフィック・リム」は…?まあ年末のベスト整理時に改めて検討しよう)

  • 鑑賞日 2013/11/9

    意外に淡白

    もっと感動を煽るような作りかと思っていたら、意外と淡白。 淡々と時系列を追う抑制の効いた語り口は上品でいいけれど、映画的な面白さや盛り上がりが欠けてしまったのは残念。 当時の映像をふんだんに使ったドキュメンタリーを観てみたい。

  • 鑑賞日 2013/10/21

    白人側の葛藤が少ないのが大きな不満

     1947年の黒人差別に限れば、さすがに今のアメリカとは社会情勢が違うので、時代劇と言っていいだろう。  ただ、異人種などの異質な人々に対する偏見は今でも当たり前のように存在するので、そんな今の状況に向けて本作のような作品を作る意図もありうるだろう。  その場合、重要なのは差別される側よりも、差別する側の心理や、偏見から心変わりしていく過程の方を描くことになると思われる。  以上の点で見て本作はどうかというと、意外に差別する側のことは詳しく描かれてなく、物わかりの良い白人は最初からそうで、偏見を抱いていた人は、態度を変えなかったか、気がついたらいつの間にか心変わりしていたという感じで、全体的に葛藤の少ない登場人物たちによる、黒人が差別される通り一遍のエピソードが中心の作品だった。  これじゃうがった見方をすれば、「アメリカ人は基本的にはみんな人権を大事にする人達」ということ印象付けるための歴史歪曲映画じゃないかと思ってしまう。

  • 鑑賞日 2013/11/17

    ジャッキー・ロビンソンの伝記というだけで十分に価値あり

    伝記映画としては凡庸とも言えるかもしれない。淡々と進行しすぎて、物語に盛り上がりが少ない。 観ながら「う〜ん、当時のジャッキー・ロビンソンが受けた迫害、強迫による精神的疲弊は、こんなもんじゃないはずなんだけどなぁ……」と思ってしまったが、その点は途中で「なるほど、こういう表現方法か」と、多少、不満は解消された。しかし、それにしても上品というか淡白な描き方。 ただし、ジャッキー・ロビンソンの伝記というだけで十分に価値があると思う。 事前にハリソン・フォードの評価が高いと聞いていたが、思っていたほどではなかった。彼のファンとしては、そろそろオスカーに引っかかってくれとは思うが、賞賛するほどではなかったのは残念と言える。 途中、日本のマスコミから大バッシングを受けてアメリカに渡った野茂英雄が、ドジャースと契約した時の事を思い出してしまし、そこでは不覚にも目頭が熱くなってしまった。まぁ、そこは個人的な思い入れでしかないが……。 いずれにしても、こうした「闘い」の上に、今の野球文化があることについて伝える作品として、及第点はあげられる。

  • 鑑賞日 2013/11/8

    野球映画にハズレなし?

    野球映画にハズレなし。 まあ実際ハズレはあるんだけど、面白い映画は多い。 アメリカには黒人差別があって、スポーツもその例外ではなかった時代の話。 実際差別を受けたことのない人間にとっては理不尽に差別をされることの苦しみの本質なんてきっと理解できないのかもしれない。 劇中ではジャッキーが選手としてスキルアップしていく様は描かれていない。 実際、ジャッキー・ロビンソンという人はズバ抜けた身体能力と抜群の運動センスがあったらしい。 ジャッキーは徹底的にに耐える、耐え忍ぶ。 その苦しみは想像を絶する苦しみだったろう。 この状況に周りは変わらざるを得なくなってくる。 チームを去る者、ジャッキーを受け入れる者。 個人的にスポーツを平和の祭典とかいって持て囃すのはあまり好きではない。 けれどすくなからずスポーツには人を変える力があるのだろう。 ジャッキー・ロビンソンにはその力があったのだ。 ジャッキーがあまりに聖人君子的に描かれてしまっており、そこに若干の消化不良感もあるけれど名言が乱れ飛ぶ本作はちゃんと感動出来る野球映画に仕上がっている。

  • 鑑賞日 2013/11/14

    not to fight back!

    年に一度4月15日には、すべての選手が背番号「42」をつける日があるという。 それは、今作で描かれるジャッキー・ロビンソンの偉業を称えるためである。 その「42」は、メジャー・リーグでは、全チーム共通の永久欠番となっているという。 第2次世界大戦が終わって、まもなく。ブルックリン・ドジャースのGM・リッキー(ハリソン・フォード)は、チームに黒人選手を入れようと決意する。若く有能な選手を探し始め、一人の選手に白羽の矢を立てる。それが、黒人リーグで活躍していたジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)だった。どちらかというと反抗的な彼だったが、リッキーに「仕返しをしないガッツを持つ選手がほしい」と諭される。 そして、ついにドジャースのマウンドに立つ。チームメイトからでさえ、反感をくらい、時にグラウンドを追い出され、罵声を浴びせられ、死球を頭にくらっても、それでも彼は仕返しすることなくグラウンドに立ち続けた。 アメリカン・ドリームともいえる、これだけの実話があれば、面白くないはずはない。 どちらかといえば淡々と物語りは進んでいくが、それでもやっぱりよかった。 強いていえば、もっとドラマティックにして、泣かせてくれてもよかったが、 実話でもあり奥さんなど親族が生きている中での映画化では難しいのかもしれない。 それぞれのエピソードが、それぞれに素晴らしいが故に削ぎ落としたり、 強調したりできないものだ。 それでも、彼がいたという事実を教えてくれるだけでも価値のある映画だった。 グラウンドの裏側では、チームメイトがジャッキーを嫌って、トレードされたり、 一緒にシャワーを浴びれなかったり、悔しくて叫び、バットを折るほど壁に叩きつけたりしてきたのかもしれない。 それでも、彼は野球を通して戦っていく姿に素直に感動するのだ。 留学していた者としては、まだまだ黒人などへの差別もあり、私自身もアメリカで日本人というだけで、 差別に遭ったことのある経験を持つものとしては、多くの人に見てほしい映画であることは間違いない。 どれだけ差別をする人間が醜いのかを。そして、真の勝利とは仕返しすることでは、ないことを教えてくれる。

  • 鑑賞日 2013/11/12

    背番号42

    これは元々の事実自体が素晴らしい歴史なので、その事実に沿っていけばある程度の映画はできる。 だから、お涙頂戴の映画だけではもの足りない。 時系列に沿った試合の描き方があまりうまくなくて、それなりに流れは分かるんだけど、ぶつぶつ展開が切られているようで、ジャッキーの心の動きなどの描写も薄くなってしまっている。 色々な名シーンがあったので、それの本当の映像を見てみたい。フィリーズの監督のレイシスト発言のシーンとか見たいね。

  • 鑑賞日 2013/11/10

    ちょっと薄味?

    実話を基にしたスポーツ・ヒューマンドラマ。一人の黒人野球選手が奮闘することで、周りを巻きこんで、周りの意識を変えてゆく。画かれている差別はソフティスケイトされており、実施の差別はもっと酷かったんじゃないかと思うし、ある意味、勧善懲悪的で善人と悪人のキャラクターが記号化しすぎている。また、主人公以外の葛藤はサラッとしか画かれないのか残念。最終的には爽やかな感動を呼ぶのだが、掘り下げ不足のやや薄味の映画と感じてしまった。

  • 鑑賞日 2013/11/10

    何を気付いていくのか

    印象深い場面があった。球場の客席で父親の真似をして、侮蔑的な言葉を叫んでいた少年。だが、大ファンのピー・ウィー・リース(ルーカス・ブラック)が罵声を浴びるジャッキー(チャドウィック・ボーズマン)の肩を抱いて擁護する場面を見て、表情を変えていくところ。差別心とは根源的なものでなく大人たちの伝統的な振る舞いから継承されていくのだ。相反する大人たちの行為を見て、少年は何を気付いていくのか。 “やり返さない勇気を持て”という胸打つ名文句を放つリッキー(ハリソン・フォード)。彼の生涯も映画になるような激動の中で生きたようであるが、ゼネラル・マネージャーという職種のあるべき姿を教えてもらった。

  • 鑑賞日 2013/11/9

    人種差別の中で“耐える勇気”と実績で世界を変えた男はまさに真のヒーローでした~。

  • 鑑賞日 2013/11/8

    深みのある成功物語

    ドジャースのGM(ゼネラルマネージャー)が主人公、彼が白人選手しかいないメジャーリーグに黒人選手を入れ、その価値をチーム内、野球界、そして世の中に認めさせる話。ストーリーの大半は、彼が選んだ選手ジャッキー・ロビンソン、黒人リーグで活躍していた選手が苦労する姿を描いている。それは取りも直さずGMが理想とするメジャーリーグの実現に向けた情熱に応える姿なのだが、ロビンソン選手も人間、あまりのヒドい扱いに一度試合途中に逃げ出そうとする。しかしGMの言葉が思いとどまらせ、やがてチームメイトから、観客から評価を受け始める。この年、ドジャースは優勝、試合を決めたのはジャッキー・ロビンソンのホームラン。 実話でありながら奇跡のような話。結末はおおかた予想がつくのに静かに感動を呼ぶ。ジャッキー・ロビンソン選手の活躍のみを描いた単純な成功物語とするのではなく、GMが主人公として関わる話として描くことで深みのある話となっている。

  • 鑑賞日 2013/11/4

    期待通りのじわっとくる秀作。ただ事実を忠実に描いているからか、淡々とした展開で映画的なメリハリに欠ける。逆に過激な差別に対する影響に配慮して敢えて抑えているのかも。もっとジャッキーの出自にも切り込んでほしかった。ハリソン・フォードの好演が光る。

  • 鑑賞日 2013/11/6

     これは、メジャーリーグが白人だけでおこなわれていた時代、史上初の黒人選手として差別と迫害を受けながらも大活躍し、野球殿堂入りを果たした、ジャッキー・ロビンソンの伝記映画。  アメリカを代表するスポーツである野球は、長く白人だけのものとされて来た。  第二次大戦後の1945年8月。戦争により多くの選手を失ったブルックリン・ドジャースのGMのブランチ・リッキーは、戦力補強の門戸を広げ、ニグロリーグから黒人選手を入団させることを宣言。差別に対して立ち向かう勇気ある若者、ジャッキー・ロビンソンをスカウトした。  まずは、ドジャース傘下の3Aチーム、ロイヤルズに入団したジャッキーは、観客だけでなく、チームメイトからも差別や嫌がらせを受けることになるのだが・・・  ジャッキー・ロビンソンと言えば、メジャーリーグ全球団共通の永久欠番(それどころかマイナーリーグから独立リーグまでありとあらゆる球団全て)「42」を背負った名選手であり、野球王国・アメリカにおいて、その名を知らぬ人はまずいない、と思われる人物。  この映画は、そんなジャッキー・ロビンソンが最も苦労した時代を、彼を世に出した影のヒーロー、ブランチ・リッキーと重ねて描きます。  主役たる人物に加え、その影の立役者をも描く事でドラマに深みを与える手慣れた作りも上手いし、ジャッキー・ロビンソンの知名度の高さ故、誰もが知る全盛期や生い立ちなどはばっさりカットしてドラマの密度を高めているのも潔い。  印象的なのは2人の少年。  彼のヒーローであるジャッキーを追いかけ、ボールを貰った黒人少年は、やがてメジャーリーガーになる・・・これはまぁ描かれて当然の感動のエピソード。  そして、差別主義者の父親に促されて野次を投げた白人少年は、尊敬する地元出身の選手がジャッキーと肩を組んで仲良く談笑しているのを見て動揺します・・・それはやがて彼の中で人種差別政策への疑問となって行くでしょう。   こうして、ジャッキー・ロビンソンの勇気ある行動が、彼自身の運命を変えるだけでなく、チームメイトを変え、チームを変革し、やがて多くの人、そして世界をも変えて行く・・・と言う展開となっています。  気になったのは、敵役として、ジャッキーを口汚い罵る、フィリーズ監督のベン・チャップマンと、ビーンボールを投げたドイツ人投手と言う“個人”を置いたこと。  黒人人種差別は、決して個人が行ったものではなく、“白人社会”そのものが行ったものであり、その責を個人に負わせるのはフェアではないように思うのですが・・・これは、製作者の「言い訳」のように思えてしまいました。  その人の人生から描くべき部分を絞り込み、その人生を変えたキーマンを描き、その成し遂げたこと、そのことによって影響を受けた人々までをきっちりと描く――チームメイトからは偏見を拭い去り、彼に憧れる少年の運命を変え、彼に心無い行為をした者には相応の報いがある、と。  伝記映画としては正にセオリー通りの作りで、先日観た「スティーブ・ジョブス」とは大違い。お手本にして欲しいくらいの出来栄えです。  あえて指摘するとすれば、満遍なく盛り込まれた内容故に、それぞれがちょっとずつ物足りなく、何と言うか「幕の内弁当」感があることでしょうか。

  • 鑑賞日 2013/11/5

    満員の映画館

    こんなにお客がいっぱい居る映画は久し振りだ。それだけで感動した。大した宣伝もしていないのに!映画は不思議だ。

  • 鑑賞日 2013/11/2

    あなたも変われる

     なにごとも最初の一人というのは過酷なもの。我慢することの勇気、感動しました。今、世の中キレまくり です。とても大事な教訓でした。面白いのは、Rソックスの同僚たちの心情の変化です。だれもが拒否してい たはずなのに、1人また1人と変わっていくのです。スポーツマンのいい面をみさせていただきました。

  • 鑑賞日 2013/11/1

    公開のタイミングが絶妙。是非オススメ。

    公開初日に見に行きましたが、 前日はレッドソックスがワールドシリーズ制覇、 翌日は楽天が優勝か?という野球づいている。 公開のタイミングが非常によい日だったと思います。 映画は黒人初のメジャーリーガーの物語。 野球は好きだがジャッキー・ロビンソンのことは知らなかったです。 この映画で知りました。 感想はというと、ここ最近見た映画で一番良かったです。 野球を知らなくても十分楽しめる作品になっています。 途中野球を知らないお母さんが出てきますがそこぐらいでしょう。 野球知らないあるあるみたいな感じで面白かった。 忍耐の勇気ってすごい。 球場での罵声に耐えるジャッキー・ロビンソンを見ていて 握りこぶしに力が入っている自分がいた。 いろんな気持ちが入り混じっているそんな場面だった。 実際の差別はこんなもんではなかったことは容易に想像できますが これ以上だと見ているとつらすぎて怒りにかわってしまうし、 少なすぎると現実味がなくなってしまう。絶妙な匙加減でよかった。 少なからず応援している人や、戸惑っている子供の姿が印象的だった。 一番印象的だったのが肩を組むシーン。 あれは実際にあった話らしいが涙が止まらなかった。 世界を救うのもヒーローだが、人々の考えを変えた人物もまさしくヒーローだった。 エンドロールに実際の写真が出てきます。 そこで流れる「Did You See Jackie Robinson Hit That Ball?」 カウント・ベイシー楽団の曲でジャッキー・ロビンソンを 讃える歌でしたがそれもすごくよかったです。 野球が大好きな方はもちろん、野球に興味がない方にも 是非オススメしたいいい映画でした。

  • 鑑賞日 2013/11/4

    黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンの伝記映画ということで、観る前は人種差別による葛藤や苦悩、それを克服しての成長物語をまず想像したのだが、まったく違っていた。この映画はジャッキー視点ではなく白人側からの視点で終始描かれているってことだ。その象徴がドジャースの球団首脳を演じているハリソン・フォードだろう。彼が舵をとりいかに周りが変わっていったかが描かれている。一言で言うと当時のメジャーリーグという白人社会にジャッキー・ロビンソンという異物が入ってどのようには我々は変わっていったか、これに尽きると思う。堅実な映画で特に悪いとは思わないが、今ひとつ乗れなかったのは、そういう白人視点に門外漢である日本人の自分には物足りなかったのかな。出てくる黒人が皆割りと裕福そうな身なりをしているのにもやや引っかかった。

  • 鑑賞日 2013/11/4

    壮絶な人種差別のなかメジャーリーグ初の黒人選手として戦い続けた男の物語。 ""やられてもやり返さない勇気"" 家族や仲間に支えられ男はひたすら耐える戦いをする。 やがて変わりだす。周りが、世界が。 周りの大人たちのヤジに戸惑いながらも、自分も同じようにヤジを飛ばす子供。 差別が生まれる瞬間も描かれているのが印象的。 大切なことを教えてくれる、確認させてくれる作品。 ハリソン・フォードの名演にも注目。 シネマ7

  • 鑑賞日 2013/11/4

    42

    1947年、アフリカ系アメリカ人のジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)はメジャーリーグの球団のひとつ、ブルックリン・ドジャースと契約する。当時アメリカでは、トイレやレストラン、交通機関などあらゆる公共のものの使用が白人と有色人種とで分けられ人種差別が横行していた。野球界も例外ではなく、有色人種の採用はジャッキーが初めてだった。ジャッキーと同球団のゼネラル・マネージャーを務めるブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、敵球団や一般大衆、マスコミはもとより、チームメイトからすら非難を浴びる。しかしどんなに理不尽な差別にあっても自制心を働かせ、己の力を発揮することに集中するジャッキー。そんな彼の姿にチームメイトやファンは心を動かされ、ジャッキーはやがて野球界を、そして世界を変えていく。

  • 鑑賞日 2013/11/2

    気持ちがいい演出

     大リーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンのお話。当然黒人選手に対する差別や嫌がらせが多く、極めて厳しい環境であったが、次第にチームメートの信頼やファンの声援も勝ちえて有色人種の大リーグ参戦の礎を築いていく。彼の背番号が42でそれが大リーグ全体の永久欠番であることや、彼をたたえてみんなが42の背番号をつけて行うエキシビジョンマッチがあることは知りませんでした。  内容的には、黒人への嫌がらせとそれを必死に我慢する模様なので、ありきたりでした。ここで打って、ここで走ってと思うところで打って走るので、気持ちがいい演出ではありました。まあ面白かった。

  • 鑑賞日 2013/11/3

    因果関係が明確

    これは野球映画ではない。「ロング・ウォーク・ホーム」と並ぶ黒人解放運動を描いた作品である。しかし、遅すぎる。せめて90年代に作ってほしかった。発言しやすい環境になってから作ったような印象があり、あまり勇気を感じられなかったのである。 本作品が面白いのは、因果関係が明確になりながら話が進むことだ。自分の行為に対する結果がきちんと示される。差別的ヤジを飛ばした結果も出る。ヘルゲランドの脚本の妙味だ。

  • 鑑賞日 2013/11/2

    やり返さない勇気

    差別とは、教えられるものだとつくづく思う。大リーグ初の黒人戦手ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)に対する野次を飛ばす大人たち。その中で見ていた少年が、ためらいながらも差別的な野次を飛ばすシーンが印象に残る。当初少年は、薄汚い言葉を投げかける親たちに、戸惑いを感じていた。しかし、近辺にいる全員が同じような行動をとるのを見て、少年もついに悪口を言ってしまうのだ。大人たちのやることを、子どもたちが真似して、それが正しいことだと勘違いしてしまう。差別する大人が、差別する子どもを育ててしまうのだ。 そんな大勢の罵声の中での、チームメイトのピィーウィー(ルーカス・ブラック)の行動には、もう涙である。当時も差別に疑問を感じていた人も多くいたはず。しかし、それを口にしただけで、今度は自分が迫害を受ける立場になってしまう。白人にとっても、差別しないという当たり前の行為に、勇気と信念が必要な時代であったのだ。 懸命に努力しながらも、時に挫けそうになるロビンソンを影で励ますリッキー役のハリソン・フォードが、存在感があってかなり良い。ついに堪え切れず、ベンチ裏でバットと壁に怒りをぶつけるしかないロビンソンのことを、親身になって心配して、一緒に泣く姿に感銘を受ける。 また、ロビンソンの妻レイチェル(ニコール・ベハーリー)も忘れてはならない。更に、ずっとロビンソンに張り付いて、面倒も看ながら記事を書き続ける黒人記者ウェンデル・スミス(アンドレ・ホランド)の存在も大きい。差別を受けながら、自分の居場所を勝ち取ろうと努力しているのは、ロビンソンばかりではなかった。 全ての物事には始まりがあり、その先鞭となる人物の苦労は並々ならぬものであろう。ロビンソンの背番号が永久欠番となり、今でも彼の偉業を讃える日があることは、本作を観れば納得できる。スポーツ映画に、また一つ心に響く名作が誕生した。

  • 鑑賞日 2013/11/3

    プレイと行動で自分を認めさせていく姿

    黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンの苦闘をブライアン・ヘルグランドの脚本・監督で描いた作品で、戦後間もない時期にブルックリン・ドジャースから入団の誘いを受けてから一番苦労したであろう最初の時期を描いていて、まだまだ差別や偏見がおおっぴらに残っている中で、チームメイトを始め周りの人達から言葉ではなくプレイと行動で自分を認めさせていく姿は素晴らしく、演じるチャドウィック・ボーズマンや彼を支える球団重役を演じるハリソン・フォードも好演でしたね。

  • 鑑賞日 2013/11/3

    1945年、終戦を迎え、アメリカのMLBには多くの有名人が戦地から戻ってきた。 ブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は自身のブルックリン・ドジャースに黒人のプロ野球選手を入団させることを決意する。 アメリカは長い間、人種差別が根強く残り、MLBも白人選手しかいなかった。 彼は、この現状に風穴を開ける大きな決断をする。 その白羽の矢が立った選手こそ、ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン) ファンのヤジ、チームメイトの確執、命を狙われる現状 彼は、それをはねのけ、3AからMLBへ昇格する。 リッキーはロビンソンとともに大きなうねりを起こす。 そして、彼は、起きるべきして起きた軌跡を目の当たりにする。 4月15日、その日は、どのチームも、選手も、敵も味方も、MLBの全球団の全選手が背番号「42」をつける。 MLBで唯一の全球団共通の永久欠番 その背番号42の真実の物語

  • 鑑賞日 2013/11/2

    題材の勝利

    メジャーリーグ最初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンと彼をデビューさせ支え続けたブルックリン・ドジャースの重役ブランチ・リッキーの波乱のシーズン1年目を中心に描く。1947年当時のニューヨークやフィラデルフィアでも猛烈に人種差別が激しくて、チームメートにすら差別されるジャッキーが重役(ハリソン・フォードが好演)とねばり強く誠実に環境を変えていくドラマが名場面と名セリフの連打で巧みに構成されていて鑑賞中ずーっと目はウルウルである。奥様ご健在のせいかもしれないが、伝記映画としてはやや古風な偉人伝的で奥さんとのエピソードも面白味は少ない。当時のメジャーリーグの状況などが細かく描かれているところも興味深い。

  • 鑑賞日 2013/11/2

    伝記ものの王道的映画

    実話を基に作られているだけあって、最後はお決まりのパターン。 それでも登場する人物が非常に上手く描かれていたのは良かった。

  • 鑑賞日 2013/11/1

    いい映画♪

    彼の功績。。。つか、彼らですね。 の功績は今のベースボール に多大な影響を与え、 彼の背番号「42」は、メジャーリーグ全チームの永久欠番。 さらに、彼がメジャーデビューした日 4月15日には、全チームの選手が42番を付けるんです。 スポーツマンシップ とてもいい映画でした。

  • 鑑賞日 2013/11/2

    気丈で高潔な二人を軸に描かれる感動的な物語

    黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンの伝記映画。1947年、ブルックリン・ドジャースに入団した彼は、人種差別による脅迫や罵倒や侮辱にさらされながらも、けして抗うことなく耐え忍びプレーに専心する。そんな姿に、当初、彼の加入に反対していたチームメイトたちもいたく感銘を覚え、彼を支えるようになる。そして、一方の主役ドジャース会長ブランチ・リッキーもまた興味深い人物で、ジャッキーの獲得はけして人道的な見地からではなく、黒人観客層の動員を見込んでのことだと嘯く。だが、彼は陰日向になってジャッキーを助けるのである。気丈で高潔なこの二人を軸に描かれる物語は感動的だ。ジャッキー・ロビンソンなくして、先のワールドシリーズMVPオルティスひいてはオバマ大統領も存在しえなかったのではないか。

  • 鑑賞日 2013/11/1

    世間様の評判通り、    よい作品でしたょ。ヾ( 〃∇〃)ツ 詳細はコチラから→http://ameblo.jp/bionic-a/entry-11664789055.html

  • 鑑賞日 2013/11/2

    なかなかの出来

    2013年11月2日に鑑賞。 チャドウィック・ボーズマンすばらしい。ハリソン・フォードもいい。 1947年4月15日エベッツ・フィールド。ブルックリン・ドジャーズ。ジム・クロウ法。ニグロ・リーグ(カンザスシティ・モナークス)。メジャーリーガー400人。メソジスト派。(2A)モントリオール・ロイヤルズ。

  • 鑑賞日 2013/11/1

    カネの色

    「カネの色は白でも黒でもない」。筋運びはやや緩慢で語り口も器用とは言えないが、その分、場面毎の余韻は長く深く沁み入る。マーク・アイシャムのスコアもいい。チームメイトや観客を始め、彼を取り巻く人々の瞳が子供達の眼差しと変わらぬ光帯びてゆく様を見ながら我心震わせる。

  • 鑑賞日 2013/11/1

    黒人大リーガーのパイオニア

    @rightwide: #966 TOHOシネマズ六本木ヒルズ「42 世界を変えた男」。第二次世界大戦後の1947年黒人初のメジャーリーガーとしてロサンゼルスに移転する前のブルックリン・ドジャースで活躍したジャッキー・ロビンソンの伝記映画。タイトルは全球団共通の永久欠番となった彼の背番号に起因している。

  • 鑑賞日 2013/11/1

    アメリカ讃歌

    ちょっとアメリカ讃歌に鳴り気味な感はある。 もちろん当時の「人種差別主義者」をしっかり描いているので、 そこもアメリカと思えば、バランスは取れているのだろうが。 主人公が本当に出来た人間で。 実際は映画より出来た人間だったらしいが。 そうなるとやはり、無敵過ぎる。 野球も巧くて、精神力も強くて。 それで良いのが。 物語としての「成長」という点では少し欠けてしまうのは確か。 ただ、ストーリーは格別にいい。 衣装とか美術も、当たり前だが、本当に当時感が出ていて良かった。

  • 鑑賞日 2013/11/1

    ジャッキー・ロビンソンは偉大、であるが淡々と進む。それが悪くはないのだが、傑作までは行かなかった。でも見て損はない。

  • 鑑賞日 2013/11/1

    ピッツバーグ!!

    単純にいい話だなーと思いました。 見終わった後の感想が、 ああいい話だなー、良かったなー。という感じ。 こういうのもたまにはいいものです。 個人的には、野球のルールが全くわからないのでそれが少し辛かった。 ルールがわかればなあと切実に。

  • 鑑賞日 2013/10/24

    プレーで倍返し。

    試写会にて鑑賞。 近代のメジャーリーグにおいて、初の黒人メジャーリーガーと して名を馳せたJ・ロビンソンと、 当時の会長、B・リッキーが成し遂げた功績が描かれている。 米国の暗部といえる人種差別問題、それはスポーツ界にも しっかりと浸透しており、当時、ニグロリーグで頭角を現した 彼にブランチが目を付けなければ、おそらくジャッキーが メジャーで陽の目を見ることなど一生なかったんじゃないか。 素晴らしい救いの神ともいえるブランチの言う一言がすごい。 今や日本ではバカみたいに「倍返し」なんてのが流行ってるが、 相手にやり返すことで利を生むなんてことはまずあり得ない。 これを「やり返さない勇気」と断じて、彼に示したのがブランチ。 「やり返さないという勇気を持て」と頬を打ったブランチに対し、 「頬ならもう一つあります」と応え、差し出したいうジャッキー。 この話だけでも感涙モノだが、実体験はそんな生温いものでは なかったはずだ。作品で描かれている黒人差別のあれこれは、 ジャッキーにとってもっとリアルで残酷なものだったに違いない。 よく耐えて、よく成績を残した、と彼を誉め称えるに十分な話。 監督もチームメイトもファンも、総てが逆風に思えた入団から、 本当に、少しずつ、少しずつ、彼は信頼を勝ち取っていく。 スポーツをするのに肌の色など関係ない、と当たり前のことを 真っ向から言えなかった時代が確かにあったことを実感する。 主人公、ジャッキーを演じるC・ボーズマンは活き活きと動き、 彼を支える会長、ブランチをH・フォードが朗々と演じている。 あのハリソン君も御歳71歳、今作では今まで見たことないような 恰幅の良い重厚な役を演じているのだが、これがまた巧い。 彼が今作を牽引しているといっていいくらい、役にハマっている。 そんな彼の人柄がジャッキーを支えたといっても過言ではない。 最初から最後まで正攻法で描かれた真っ直ぐな物語。 もっとプレーの場面が見たかったと思う反面、テーマを外さない 的確な構成と彼らが於かれた状況が詳しく描かれ、野球オンチの 私のような人間ですら、しっかり理解できるように作られている。 (観る人を選ばない友好的な作品。当時の映画館はどうだったかな)

  • 鑑賞日 2013/10/24

    野球オンチだって大丈夫

    泣けました。野球映画である前に良くできたヒューマン・ドラマなので、野球オンチの女子が観ても全然OK。ちなみにこの作品ではジャッキー・ロビンソンがメジャー・デビューした1947年のレギュラー・シーズンが描かれているので、有名なワールド・シリーズのホーム・スチールのシーンなどはありません。メイン・キャストはみんな名演。メイン以外では、ピー・ウィー・リース役に子役時代から南部に縁のあるルーカス・ブラック。良かった。

  • 鑑賞日 2013/9/27

    42 世界を変えた男

     ヤンキースのリベラ投手が今シーズン限りで引退する。彼の背番号は42だが、彼の引退により、メジャーリーガーから背番号42が消える。背番号42は、メジャーリーグ唯一の全球団共通の永久欠番なのだ。その42番を付けいていた選手が、本作の主人公でメジャーリーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンだ。  アメリカは自由と民主主義の国だが、人種差別と偏見の国でもあることを改めて認識させられた。国としての歴史も浅いので、多くの移民を受け入れた結果、人種のるつぼと化したが、根本は白人至上主義で、有色人種に対する偏見が強い。とりわけ奴隷制度の影響もあり、黒人への風当たりが一段と強いようだ。本作で、そのことがいやというほど、思い知らされた。  ジャッキーは、チーム強化のため有力黒人選手を探していたドジャースのGM、リッキー氏(ハリソン・フォードの老け役もいい)に見出され、傘下の3Aチームに入団し、1年後にはメジャーに昇格する。しかし、野球はアメリカが発祥で白人のためのスポーツという考えが根強いため、彼はあらゆるな理不尽な目に遭う。観客、マスコミ、チームメイトさえも彼に白い目を向ける。彼は強靭な精神力と図抜けた身体能力でプレーに集中するが、一度だけ心が折れそうになる。バッターボックスで相手チームの監督から、口汚く野次られた時だ。平常心を失った彼は、凡退を繰り返し、ついにベンチに戻るや奥の通路の壁にバットを叩き続け、泣き崩れる。とても辛いシーンで忍び難い。しかし、徐々にチームメイトからも受け入れられるようになり、微笑ましいシーンもある。  リーグ優勝をさよならホームランで決め、ホームベースに向かって走るスローモーションと、愛する家族が待つスィートホームに向かって走り、家族を抱きしめるスローモーションがオーバーラップするラストシーンが秀逸だ。

  • 鑑賞日 2013/9/28

    いい話だね

    人種差別。 そういう時代は仕方がないんだけれど、今のいじめの原点ですね。 本人も変えようと本人を守ったGMもすごい。 いい話だね。

  • 鑑賞日 2013/9/27

    倍返しでは世界は変えられない

    倍返し男が世間を騒がせたところに「やられてもやり返さない」で世界を変えた男が登場。 実話ものの正統派スポーツドラマだが、笑いと感動が程よく盛り込まれ、野球好きでなくても十分すぎるほど楽しめる。チームメイトとの距離がジワリと縮まっていく様子に萌えた…(スイマセン そして実在の人物を演じるために特殊メイクで臨んだハリソン・フォードの変貌ぶりにはただただビックリ。ワンマンで厳しいけれど信念を曲げない頼れる男を魅力たっぷりに演じていた。ガタイが良すぎてどこの最終兵器ジジイかと思ったよ。ぜひあの銀行員と日米デスマッチしてほしい。

  • 鑑賞日 2013/4/13

    42

    黒人大リーガー第1号のJ・ロビンソンの自伝。何事もフロンティアは大変だが、特に人種差別、宗教などが絡む時は、その反発度は半端ではない。黒人蔑視、虐待の歴史は米国史の中では汚点のひとつかもしれないが、この国には意外とあっさりと過去の非を認め、逆に賞賛に変えてしまう空気があるところが日本との違いか。

  • 鑑賞日 2019/3/26

    実力はいつか発揮される

    アメリカ酷い国だがまた素晴らしくもある。

  • 鑑賞日 2019/2/12

    ハリソン・フォード覚醒。

    今やチャドウィック”ブラックパンサー”ボーズマンのほうがフィーチャーされそうなものだが、どうしていやはや御大の芝居がしびれる。「ドリーム」「大統領の執事の涙」とほぼ続けて観たものだから、差別描写はそれほど驚かず、むしろソフトな印象ですらあった。

  • 鑑賞日 2013/11/16

    その険しい道をただ真っ直ぐに

    想像をどれだけしたら追いつける? 罵倒、脅迫、雑言、圧力、慣習、差別、偏見、冷笑……… そして、創造をどれだけしたら追いつける? 平等、信頼、称賛、憧憬、友情、愛情、幸福……… どんなに険しい道だっただろう。 何度、暴発仕掛けた事だろう。 何度、涙を流した事だろう。 スクリーンに描かれた事以上の出来事があっただろうと思うし それ以上に幸せを感じる事もあったでしょう。 『42』 その背番号が、その番号を背負った男が駆け抜けた道。 きっと彼は『たいした事じゃなかったよ』と言うのでしょうね。 暴力では何も解決しない。 野球選手であるのなら、そのプレーで仕返しすればよい。 打って、走って、守って、投げて。 怒りも、葛藤も、痛みも全て白球に込めて。 1人の男が懸命に戦った姿にただただ感動。 4月15日に大リーグでは『42』を背負ってプレーする由来を教えてくれる作品。 でも… いつまでも『42』を讃えなければならないほど 全米の社会に根付いた偏見の目は消え去ることがないのかと思い至ります。 本当の『自由』とは? 本当の『平等』とは? 一つ考えてみるきっかけに出来る作品でもあるように思います。

  • 鑑賞日 2018/7/3

    ホーム・スイート・ホーム

    野球を好きな人には観ておいて欲しい作品です。 ジャッキー・ロビンソンの強さと、奥さんの強さに、さらに野球を好きにさせてもらいました。 終わり方が秀逸でした。

  • 鑑賞日 2018/7/2

    ほぼ全編涙の名作野球映画

    黒人初のメジャーリーガージャッキーロビンソンを描いている。 ジャッキー役のチャドウィックボーズマンと、オーナー役のハリソンフォードの心意気が素晴らしい。 どんな迫害があっても、負けずにプレーに専念するジャッキーと、それを支えるオーナー。 周りの人たちも、影響を受けて少しずつ変わっていく。その過程が感動的。 黒人の少年が、スタジアムに入る時のワクワクする表情と、ジャッキーの活躍を神様に祈る姿。暴言を吐く相手監督に立ち向かうチームメイト。大人たちのヤジに戸惑い傷つく少年。ブーイングの中ジャッキーと肩を組む選手。ジャッキーの真似をする白人の子供を見たと元気付けるオーナー。地元チームの優勝に沸き立つブルックリンの住民たち。 野球好きの琴線に触れずに置かない名シーンの数々に、ほぼ全編涙、涙でした。

  • 鑑賞日 2018/5/14

    ジャッキー・ロビンソンの伝記映画。 ロサンゼルス、ドジャースショップに行った時に、今でもジャッキーのユニフォームが1番目立つところに置いてあったのを覚えている。 彼がいなければハンク・アーロンはいないし、王貞治が評価されることは無かったかもしれない。 野球史においてはそのくらい重要な人物。 当時の野球の空気感や、彼の人物像、逸話、差別表現が高いリアリティの下描かれている。 投げかたや、ユニフォームの着こなしがまさに野球草創期。 野球物、伝記物として素晴らしい作品だと思う。 ただ、惜しむらく差別物は展開が分かってしまう、、、 特に野球好きはエピソードも有名なものが多い。 ドキドキ感は無いかもしれない。

  • 鑑賞日 2018/4/14

    恥ずかしながら

    恥ずかしながらジャッキー・ロビンソンの名前さえ知らなかった。たった60年前くらいの話なのに遠い別世界の様に感じた。なぜここまで黒人は忌み嫌われていたのか。。白人は多分、恐れていたんだと思う。 ロビンソンもよかったけど、やはりハリソン・フォードが最高だった。もう1人の主役だった。

  • 鑑賞日 2018/4/5

    ブラックパンサーの王様が白人ド糞野郎共になじられながらめっちゃ打ってめっちゃ走る。 そんな映画。 (日本プロ野球でも42は外国人選手が付けてる球団が多いですね。ちなみに「不惑の巨砲」門田博光の南海での背番号は44)

  • 鑑賞日 2018/3/13

    「打撃王」「フィールド オブ ドリームズ」「ナチュラル」などアメリカには綺羅星のような野球映画があるが、この作品も野球映画の殿堂に納められるに値する名作となった。 人種差別と戦ったジャッキー・ロビンソンの生き様とハリソン・フォード演ずる球団オーナーをはじめとする周囲の人々の熱い言葉に感動させてもらった。

  • 鑑賞日 2018/2/22

    こういう野球映画もあったんだ!

    最近、アメリカがレイシズムを乗り越えてきた歴史を描く作品を立て続けに見た。 《ミシシッピ・バーニング》《グローリー 明日への行進》そしてこれ。その間《打撃王》なるクソ野球映画も見た。 今作は《ミシシッピ》《グローリー》とちがい公民権運動が高まる以前、戦後まもなく1947年に白人中心のメジャーリーグに入ってきた黒人選手ジャッキー・ロビンソンの話なので、彼に対するあからさまな暴力暴行はなくても、満員のスタジアムの白人観衆から浴びせられるものすごい罵声やブーイング、相手チームピッチャーからの頭への露骨なデッドボール、審判でさえ正当なジャッジを下さない、相手チームの監督による打席に立った時の強烈なヘイト発言の数々、今だったら球界追放になるような露骨な差別が描かれる。 だが、実は映画はすごく面白くすすんでいくのだ。メジャーリーグに行く前の試合でのジャッキー・ロビンソンの盗塁盗塁でホームベースを踏む描き方なんかすごく面白くて、野球の映画で盗塁と投手の動揺をこういう風に描くのはすごく面白い。野球映画ならこれぐらいやれよ!と普通に思う。この面白さに比べると《打撃王》はほんとダメだわ。 ブルックリンドジャースとモントリアルロイヤルズ(メジャーではない)の対戦。「ニガーは野球なんかやるな!」という猛烈な野次。ジャッキーは4ボールで出塁し、盗塁で得点する。すごく面白い描き方だと思う。その後のジャッキーが活躍している試合を強引にやめさせる権力の横暴と乱用。ほんと低劣。 最も感動的なのは、ピッツバーグでの試合でジャッキーが頭にデッドボールを受けた後、チームメイト、ピーウィーが脅迫文を受け取ったとハリソン・フォードのオーナーに抗議しに行き、山のようなジャッキーへの脅迫手紙を見せられる。そのあとの試合でピーウィーはスタジアムで観客の前でジャッキーと肩を組み『家族の前で俺がどんな人間か示すことが出来て幸せだ』と言う。泣ける! これはジャッキー・ロビンソン自身が差別に耐え、結局野球で、彼自身のプレーで周囲を納得させていった経緯を描いているのが面白く同時にすごいと思うのだ。思わざるを得ないのだ。そういう人々の戦いによって今がある。 ローザ・パークスのような人がいろいろな分野にいたのだ。 《ミシシッピ》《グローリー》は白人の黒人に対する差別迫害の、その実力行使の暴力の非道を描いてその愚かしさを訴えている。《42》 はむしろ静かな暴力、無関心に対して抗議している。野球好きな親子が観戦していて父親が黒人に対してヘイトを叫び、息子もしばらくして同じようなことを叫ぶ。だが、その子供はジャッキーのフェアプレイを見て、肌の色による差別、ヘイトがいかにいわれのないものであるかを悟るのだ。 この映画はジャッキー・ロビンソン同様、被差別の怒りを爆発させるのではなく、差別されていながらも自らの生き方で周り=白人社会に差別の愚かさ、恥ずかしさを知らしめている。静かだが面白い野球映画である。