PROGRAM

放送作品情報

正午から3時まで

FROM NOON TILL THREE 1976年 アメリカ / 100分 西部劇

わずか3時間の愛が思わぬ方向へ…チャールズ・ブロンソン&妻ジル・アイアランド競演の異色西部劇
放送日時
2020年01月01日(水) 10:00 - 11:45
2020年01月09日(木) 08:15 - 10:00
解説

チャールズ・ブロンソンが妻ジル・アイアランドと競演し、わずか3時間ながら深い愛で結ばれた男女の末路を抜群の相性で魅せる。序盤のコミカルなタッチから想像もつかないシュールな結末には驚かされる!

ストーリー

強盗団の一員グラハムは銀行強盗を実行するため町に向かうが、途中で馬が使えなくなってしまう。馬を貸してもらおうと訪ねた民家で未亡人アマンダと出会ったグラハムは「馬がいない」と強盗仲間4人に嘘をついて民家に残り、仲間が戻ってくるまでの3時間を彼女と過ごすことに。すっかり親密になった2人の元に、グラハムの仲間が強盗に失敗し捕まったという知らせが届き、アマンダは仲間を助けるようグラハムを説得する。

監督・原案・脚本

フランク・D・ギルロイ

出演

チャールズ・ブロンソン
ジル・アイアランド
スタン・ヘイズ
ダグラス・V・フォーリー
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/2/26

    ブロンソン&ジル・アイアランドの夫婦共演によるコメディ西部劇。 主役はどちらかというとジル・アイアランド。銃撃アクションより恋愛コメディ要素が濃い佳作である。 見どころは何といってもアイアランドの美人っぶり。50代の若さで病気で亡くなった事もあり、儚い美しさを感じさせる。 巨匠エルマー・バーンスタインの、楽しくも少し哀し気な音楽がいい。

  • 鑑賞日 2017/10/5

    グラハムに黙祷

    異色西部劇。 グラッドストーン・シティ。銀行を狙う5人組・バック団。 向かう途上で洋館が現れ、出てきたのは婦人アマンダ。 グラハムが屋敷に残る。案内するアマンダ。二人の心はいつしか。 そして話は転がっていく。 西部の陽気さとそこに生きる男女の奇妙な運命。 この3時間の為にそれまでもその後も存在する。 凝った脚本、インパクトある展開に拍手。 最後まで魅せる作品。

  • 鑑賞日 2017/10/2

    皮肉が効きながら、単純に楽しい。

    五人組の銀行強盗が登場する西部劇として始まりながら、本題は男と女のコメディか(演じるのはブロンソンとアイアランド、当時のおしどり夫婦)と思わせておいて、さらにもう一転、意外な展開に。 愛に生きると誓った(と思わせる)女は、愛ならぬ、物語と読者のために殉じ、伝説の男は人から認められなければ、たとえ本物でも最後は狂人にさせられてしまう。皮肉が効きながら、物語としても単純に楽しい。 ところで、二人のダンスシーン、ディズニーの「美女と野獣」カメラワークの参考にされていないだろうか。

  • 鑑賞日

    幸せな恋の時間は一瞬

    チャールズ・ブロンソンとジル・アイアランド(ご存じの通り実生活では夫婦です)共演の恋愛映画、と思って見ていると…、驚きの連続です!! タイトルバックは西部の街の静止画に、オルゴールの甘く美しい調べが流れます。この旋律は、歌詞がついたり、BGMになったりと映画の中でいろいろなヴァージョンで使われる、エルマー・バーンスタインによる主題曲「ハロー・アンド・グッドバイ」で、ラストシーンではジル・アイアランドが歌っています。 オルゴールの音楽が終わると、しがない5人の強盗団が馬に乗って現れ(そのうち一人がブロンソン)、街の銀行を襲う。人っ子一人姿を見せず簡単に札束を奪うことができるが、外に出た5人を街中の窓から銃が狙っていた!4人の仲間は次々と銃撃され、ついにブロンソンも絶対絶命! と思ったら! (…こんな序盤でネタを伏せると話が進まないので書きますが)、ここでブロンソンはガバッと目を覚ます。そこは盗賊団の仲間たちとの野営の場所で、銀行強盗の予定は翌日だった! 普通の西部劇のように始まった導入部が、いきなり夢オチということに意表をつかれましたが、この奇妙な感触が後半の驚くような展開に続いているのでしょうか!! 銀行強盗に失敗して皆殺しになる夢を見たグレアム(チャールズ・ブロンソン)は、馬が骨折したのをいいことに、銀行強盗には加わらず、荒野の豪邸で仲間を待つことにする。その屋敷に住むお金持ちの未亡人アマンダ(ジル・アイアランド)に銀行を襲う計画を聞かれたため、彼女を見張るという名目で一人残ったグレアムは、アマンダと恋仲になり… 「3時には戻る」と言って仲間が出掛けたため、正午から3時までの短い時間を2人は思いっきり幸せに過ごす。ベッドで愛し合い、川で水浴びをしたり、正装して食事をしたり。そして、オルゴールをかけて幸せそうにワルツを踊るのだった ところがそこに、銀行強盗が失敗して、強盗団は全員捕まり5時に縛り首になるという連絡がくる。 グレアムは、仲間が帰ってこないならこのままアマンダと暮らすことができるとほくそ笑むが、アマンダは「私のことはいいから仲間を助けに行って」強引にグレアムを送り出す。 アマンダのただならない性急さに、ここで再び奇妙な感触を覚えました。現実を見ようとしないで理想を求める潔癖さが、突然現れたような気がしたのです。 グレアムはインチキ歯医者を脅して洋服と馬を交換したため、その歯医者は強盗団のグレアムとして銃殺され、グレアムは詐欺罪で(インチキ歯医者として)1年の懲役刑に服すことになった。 グレアムが仲間を助けるために銃殺されたとばかり思ったアマンダは、2人が過ごした幸せな3時間のことを語った「正午から3時まで」という本を出版し、本は版を繰り返す大人気に。グレアムとアマンダの愛の伝説は一躍西部中に知られることになり、2人は英雄として祭り上げられる。 1年後。出所したグレアムが愛するアマンダの家を訪ねると! ここからは、全く予想していなかった驚きの展開です ネタばれになるので書きませんが、この作品は西部劇という形をとっているけれど、中身は英国のイーリング・コメディのシニカルさや、スクリューボールコメディのシュールさを持ち合わせているような気がしました。 本作は、ピューリッツァー賞を獲得したフランク・D・ギルロイの戯曲を、ギルロイ自らが脚本を書き、監督して映画化した作品なのだそうです。 ネットで映画レビューを読んでいると、この作品の成功は物語の面白さにあるが、欲を言うなら自ら監督せずに、バート・ケネディかジョージ・ロイ・ヒルあたりに監督をまかしていれば、もっと洒落っ気のあるコメディに仕上がったのではないかというレビューがありました。 この作品はいろいろに解釈できると思うし、好き嫌いも分かれるかもしれません。ラブ・ストーリーとしては悲しい結末ですが、ラストシーンにオーバーラップする、2人が1番幸せだったワルツを踊るシーンを見ていると(ここでジル・アイアランドが歌う「ハロー・アンド・グッドバイ」が流れます)、胸がいっぱいになりました。 幸せな恋の時間は、一瞬なのかもしれませんね エルマー・バーンスタインの音楽が素晴らしいです カメラは「ブレイクアウト」と同じルシアン・バラード ぜひぜひご覧ください