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COLUMN/コラム2014.06.28
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年7月】うず潮
「バットマン」シリーズなどを手掛けたジョエル・シューマカー監督の目にとまり、本作でハリウッドデビューを果たしたコリン・ファレル。物語の舞台は、1971年、ルイジアナ州ポーク基地。この基地でベトナム戦争に向け、訓練に励む若きアメリカ兵士たち。彼らは戦地ベトナムさながらの最終訓練が行われる「タイガーランド」に送られていく。ひとり反戦を叫ぶ新兵が厳しい訓練を乗り越え、リーダーへと成長していく姿を演じたコリン・ファレルは必見です! © 2000 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
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COLUMN/コラム2014.05.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年6月】駒騒 貫八
ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」へのオマージュとして知られ、ホラーとコメディとラブストーリーのミックスを試みた映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」。ゾンビ映画好きならご存知の方も多いでしょう。今回紹介させていただくのは、その監督である”映画オタク”エドガー・ライトの2010年の作品。物語の舞台はまだ雪が残るトロント。どこか冴えないバンドのベースを務めるスコット・ピルグリムはゲイの同居人や年下の彼女らと共に、バンド同様冴えない生活を送っていた。しかし、ある日パーティーで出会った(その前に夢の中で会っている)ラモーナに一目惚れをしてから、彼の生活は良くも悪くも激変していく…主演はマイケル・セラ。カナダの若手俳優で、出演作「JUNO/ジュノ」はまだ記憶に新しい。そして彼の同居人役のキーラン・カルキン。カルキンと聞いてあのいたずらっ子を思い浮かべる人も多いと思いますが、その通りマコーレー・カルキンの弟でございます。彼ら二人の台詞の掛け合いも見所の一つ。他にも「キャプテン・アメリカ」のクリス・エヴァンス、アカデミー賞助演女優賞にノミネート経験のあるアナ・ケンドリック、ウェス・アンダーソン作品常連メンバーのジェイソン・シュワルツマンといったそうそうたる面々が名をつらね、日本ではお馴染みの斉藤慶太・祥太も邪悪な元カレ軍団の一員として出演している。冒頭からエドガー節が炸裂します。デジタル化したユニバーサルのロゴ、RPGを思わせるナレーション、軽快なSE(サウンド・エフェクト)によって観客たちをゲームの世界に誘う。どこかで聞いたことのあるゲーム音楽(ゼルダの伝説)、ゲームのステージを連想させる展開、ストリートファイターや鉄拳を彷彿とさせるファイトシーン、ライフゲージ等の演出は観る者にあたかも自らが仮想現実の世界にいるような錯覚をも起こさせる。またこの映画には他にも様々な要素が詰まっています。バックに笑い声が入るホームドラマのようなシーンがあったり、ボリウッドを思わせるダンスシーンがあったり、原作が漫画なこともあり擬音文字が宙を舞ったり。それでいてリアルなところはリアル。過度な演出とリアル、そのギャップがまた僕らを夢中にさせます。前述したように、主人公はバンドマン。そのせいもあってかこの映画は音楽が非常に豪華。レディオヘッドのプロデューサーとしても名高いナイジェル・ゴドリッチを音楽監督に迎え、ブロークン・ソーシャル・シーン、ローリング・ストーンズ、T・レックスらが楽曲を提供、主人公のバンド「Sex Bob-omb」が演奏する曲はベックが作詞作曲している。是非音楽にも”注耳”したい。やりすぎ感がたまらない。いかにもエドガー・ライトな作品ではないでしょうか。この作品、1回観ただけでは味わいきれない面白さがあります。何度も観てほしいです。毎回新しい気付きがあるでしょう。マイケルの可愛いTシャツには注目です。 ©2010 Universal Studios. All Rights Reserved
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COLUMN/コラム2014.05.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年6月】うず潮
エディ・マーフィが、エディ・マーフィー型宇宙船と体長数cmの宇宙人の2役に挑戦。エディ・マーフィー扮する宇宙人は、危機に瀕した自分の星を救うのに必要な塩を得るため、地球の海水の略奪を狙っていた!そのためには、まず地球人に紛れ込むことから!エディ・マーフィにそっくりな宇宙船でニューヨークの街へ!しかし、おのぼりさん状態の彼らに、車にはねられるという試練が!その車を運転していた親子に介抱され、人間たちの文化に触れた宇宙人がとった行動とは…。エディお得意のパフォーマンス満載の異色SFコメディ!ザ・シネマでは【これで見納め!STAR WARS】と題して、6月もスター・ウォーズを一挙放送! ©2008 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
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COLUMN/コラム2014.05.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年6月】キャロル
『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督が、60年代英国に実在した海賊ラジオ局をモチーフに描く傑作エンターテインメント。個性豊かな8人のDJたちが織りなす自由でクレイジーな日々が、どうしようもなくアホで、カッコ悪くて、気まずいけど、そんな彼らのどこか悲しげな姿が「これぞロック・スピリットだ」と言わんばかりで最高にカッコ良く見えてきます。当然ながら音楽も最高!鑑賞後の後味もスッキリな映画NO.1なので、是非見てほしい一本です。 © 2009 Universal Studios. All Rights Reserved.
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COLUMN/コラム2014.05.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年6月】にしこ
かわいいルックス+優しくてチャーミングな性格+ものすごい優柔不断→女性にモテる!という女性ならば「悔しい、でもかわいい!」と思ってしまう主人公チャールズを演じるヒュー・グラントのかわいさが絶頂だった無敵のモテ時代のモテ映画です。そんなモテ男の→が向いているのはこれまた問答無用のモテ女・キャリー。ミステリアスで駆け引き上手で美しい。冷静に考えると「やな女!」なのですが、魔性系ながらも暖かみを感じさせ「友達になれそうかも」と思える様なキャリーというキャラクターを作り上げたのはアンディ・マクダウェルのどこか包容力を感じさせる存在感なのでしょうか?1つめの結婚式で運命的に出逢い、3つの結婚式と1つのお葬式を経て、彼らがたどり着いた「自分たちの恋愛の形」とは?わかっているけど、くやしいけれど、チャールズはやっぱり魅力的だし、キャリーはやっぱりいい女なんです。そして脇を固めるチャールズの友人たちのまた魅力的なこと!少し風変わりで、シニカルで、でも愛情深い。「愛」を感じる映画です。ちなみに、3つの結婚式すべてに登場する神父役のローワン・アトキンソンの抱腹絶倒のマスター・オブ・セレモニーっぷりにも注目!!そしてそしてネタバレになってしまうかもしれませんが、1つのお葬式で、登場人物の1人が愛する恋人へ「funeral blues」という詩を捧げるシーンは、本当に胸を打つ映画史に残るお葬式シーンだと思います。必見!! FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL © 1994 ORION PICTURES CORPORATION. All Rights Reserved
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COLUMN/コラム2014.04.29
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年5月】うず潮
若かれし頃のクリント・イーストウッド、テリー・サバラス、ドナルド・サザーランドなど出演し、巨匠ハットン監督が、「荒鷲の要塞」に続きイーストウッドとコンビを組んだ、戦争アクション・コメディ。ドイツ軍が小さな銀行に金塊を保管した事実を知ったイーストウッド。彼は金塊を強奪するべく、必要なメンバーを募り始める。 D・サザーランド扮する戦車兵をはじめ、荒くれもたちが金塊を目指して、敵を打ち負かしていく。イーストウッド監督・主演、手に汗握るスカイ・アクション痛快作「ファイヤーフォックス」も5月に放送します!こちらもお楽しみに! © Turner Entertainment Co.
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COLUMN/コラム2014.04.29
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年5月】飯森 盛良
1947年にLAで起こった猟奇殺人事件を描いている本作で、スカーレット・ヨハンソンもヒラリー・スワンクも喰ってしまうほど素晴らしかったのが、ミア・カーシュナー!公開時は心を鷲づかみにされ、いまだにされっぱなしのままです。 体を真っ二つに切断され、口を耳まで切り裂かれた状態で発見された女性の全裸惨殺死体。刑事たちは捜査を進めるうち、在りし日の彼女を撮影したフィルムを入手します。そこに写っていたのは、映画業界での夢にしがみつくためルックスと裸を武器にするしかなかった、愚かで美しい一人の女性の姿。与えられない愛情を懇望し、あるいは不本意で惨めな人生に絶望し、あきらめたような泣き笑いの半笑顔をカメラに向ける生前の彼女。そんな、男心を激しく揺さぶり、男たちの人生を狂わす、死せる薄幸の美女ブラック・ダリアを、ミア・カーシュナーは、はかなく、切なく好演しています。 個人的に、死んだ女にマジ惚れするのはローラ・パーマー以来のこと!男性諸兄はこの薄幸オーラに“持ってかれちゃう”かもしれませんよ。御覚悟あれ。 ©2006 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GmbH & Co.KG? And NU IMAGE ENTERTAINMENT GMBH
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COLUMN/コラム2014.03.28
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年4月】にしこ
1984年公開の大ヒット作「グレムリン」の続編です。1作目で、心優しい主人公ビリーが父親からのクリスマスプレゼントとして贈られたのが見るもかわいい新種の生物モグワイ。父親がチャイナタウンの怪しげな骨董店から連れ帰ってきたそのモグワイは、素直で愛くるしく、歌を歌ったり、人の言葉を理解したりとビリーは夢中に。「ギズモ」と名づけてかわいがります。しかし、モグワイには飼育する上で絶対に守らなければいけない鉄の掟が。【まぶしい光をあててはいけない】【水をかけてはいけない】【12時過ぎたらどんなにほしがっても食べ物を与えてはいけない】。ビリーはこのルールを破るつもりはなかったのですが、アクシデントでギズモに水がかかってしまい、ギズモから派生した兄弟モグワイたちが大暴れする・・・というのが前作のストーリーですが、この続編では、前作で別れ別れになったビリーとギズモが再会し、2人で再びNYの街に現れた凶悪グレムリンたち退治に乗り出します!!1作目で、テレビの面白さを覚えたギズモはすっかりテレビっ子に。テレビで見た『ランボー』の真似をするシーンが!!もうかわいい!!のひとこと!!ぜひともギズモのかわいい勇士を放送でお楽しみ下さい!!4月のシネマでは『グレムリン』と本作『グレムリン2/新・種・誕・生』をシリーズ一挙放送!!そして、ギズモのヒーロー(!)である、ランボーの最後の戦いを描いた『ランボー 最後の戦場』も放送します!!この奇遇を見逃す手はありません!! © Warner Bros. Entertainment Inc
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COLUMN/コラム2014.03.28
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年4月】うず潮
ジェニファー・ビールスの出世作。プロのダンサーになることを夢見る女性が夢に向かって生きていく姿を描いたダンス・ムービー!プロのダンサーになることを目指し、昼は鉄工所、夜はフロアダンサーとして働くアレックス。憧れのバレエ団に応募しようとするが、他の応募者の経歴にビビッて、帰ってしまう。が、夢を目指して頑張る仲間たちの姿や恋人の後押しを受けアレックスは、もう一度オーディションを受ける決意をする。仕事でへこんだ方は、これを見ればきっと明日から元気に働けるはず! COPYRIGHT © 2014 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
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COLUMN/コラム2014.02.26
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年3月】にしこ
23歳のアンは失業中の夫と2人の娘と、母親の家の庭のトレーラーハウスで暮らしている。ある日、体調の異変を感じて行った病院で、余命2、3ヶ月を宣告される。17歳で初めてキスした相手の子供を生んだ。お酒も飲まない、タバコはもちろんドラッグもやらない。夢もあったけれど、生活があった。叫びだしたいほどの理不尽を飲み込み、受け止めながら、病気の事は誰にも言わないと決める。そしてあるリストを作る。「死ぬまでにしておきたいこと」リスト。「娘たちに毎日愛していると言う」「娘たちが18歳になるまで誕生日のメッセージを贈る」「好きなだけお酒とタバコを楽しむ」「思っていることを話す」「夫以外の人と付き合ってみる」「爪とヘアスタイルを変える」など。幸せだったけれど、いろいろな事を諦めて生きてきた彼女が命の期限を宣告された時、覗かせる女性としての顔。現実に追われて向き合う事を忘れていた「本当の自分」。淡々と生々しさを一切排除して進む物語の中で、死の近づきと彼女の生き生きとした表情が反比例しているのが印象的です。3月のザ・シネマでは様々な切り口で「人生」を切り取った特集「最高の人生!」をお送りします!こちらもあわせてお楽しみください!! ©2002 El Deseo D.A.S.L.U.& Milestone Productions Inc.