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PROGRAM/放送作品
鳥(1963)
ある日突然、鳥が人間を襲う…理由が分からぬ恐怖に震えるアルフレッド・ヒッチコック監督の傑作サスペンス
鳥が突然人々を襲う恐怖を、アルフレッド・ヒッチコック監督が人間と鳥の視点を使い分けて不気味に描き出す。ディズニー・スタジオが開発した合成技術や鳥の鳴き声を模した電子楽器など、当時の最先端技術にも注目。
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COLUMN/コラム2013.05.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年6月】飯森盛良
この良い面したオッサンがジョン・ミリアス監督です。かけてるグラサンはレイバンのアビエーター。着てるのはどうも実物っぽいA-2。この手のフライト・ジャケット姿(ナイロン系含む)で演出してるこの人のバックステージ写真は大量に残ってます。 はい、こういう格好してる漢ってのは、まず信頼してOK!だって亀山薫を見てくださいよ!かつて大空を駆ったヒコーキ野郎どもが戦場でまとった“現代の鎧”を蒐集し、わざわざ普段着として着るって行為は、自らそのイズムの継承者をもって任じているということの表明です。監督作を並べてみりゃ一目瞭然。『デリンジャー』、『風とライオン』、『ビッグ・ウェンズデー』、『コナン・ザ・グレート』、『若き勇者たち』、そして本作…ほら、全部、矜持を貫こうと意地になった漢たちの、実存を賭した大勝負の話ばっか! この格好で、さらに葉巻までふかしまくるミリアス監督。ちなみに『風とライオン』撮影中に男気映画の最高神ジョン・ヒューストンから葉巻を一子相伝されたパダワンであり、かつ『コナン』の現場でシュワに葉巻を直伝したマスターでもあるのです。このハリウッド葉巻閥、全員が一生ついて行きたい面々だな! 蛇足。『ビッグ・リボウスキ』の、リボウスキのダチのベトナム・ベテラン。モデルはこの監督です。 ® & © 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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PROGRAM/放送作品
処女の泉 2K修復版
[R15+相当]人間の罪と贖罪を問う復讐劇──世界に衝撃を与えた名匠イングマール・ベルイマンの代表作
娘を陵辱され殺された父親の復讐を、イングマール・ベルイマン監督が冷徹に映し出す。黒澤明『羅生門』の影響を受けた人間ドラマ。アカデミー外国語映画賞、カンヌ国際映画祭特別賞と国際映画批評家連盟賞を受賞。
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COLUMN/コラム2013.05.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年6月】銀輪次郎
野獣ハンター集団のまとめ役を演じるジョン・ウェイン、彼の男気たっぷりの魅力と小象の可愛らしさを存分に楽しめる作品。野獣ハンターといっても、生きたまま動物を捕まえるハンターですのでご安心を。アフリカの大自然を舞台に、キリンにサイに象やヒョウなど、動物追いかける映像は迫力満点。CGではないリアルな映像作品というところが、今のCG全盛の時代において、逆に魅力を感じる気がします。聞くところによれば、動物の捕獲シーンは全てノースタント。俳優達が体を張って捕獲します。そして、恋や笑いといった要素も盛り込んで、人情味溢れる作品に仕上っているところは、さすがの名匠ハワード・ホークスのなせる業。誰もが聞き覚えのある挿入歌「小象の行進」の他、ヘンリー・マンシーニが生み出す小気味よい音楽も、まさに往年の娯楽映画ならでは。ジョン・ウェインの男気に惚れた方は、ザ・シネマ6月の特集「Mr.アメリカ ジョン・ウェイン」もどうぞご覧ください。 COPYRIGHT © 2013 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
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COLUMN/コラム2013.05.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年6月】山田
ガイ・リッチー周辺のスタッフ&キャストでおくる、1974年の痛快スポーツムービー「ロンゲスト・ヤード」のリメイク(?)もの。アメフトがサッカーに置き換わっている以外、ストーリーとしてはほぼ一緒ではあるが、キャラクターの濃さ(と分かり易さ)、スタイリッシュかつスピード感溢れる映像に選曲の良さも光り、サッカー好きはもちろん、そうでなくても大興奮!どんな時でも悪人面、主演のヴィニー・ジョーンズはというと、プレミアリーグでも活躍した元・プロサッカー選手。時々見せる愛嬌のある笑顔に、「もしかしたら普段は大人しくて優しい人なのでは?」と勝手に思っていたのですが、何やら選手時代にもかなり凶暴で恐れられていたらしく、東京へのフライト途中のケンカが原因でヴァージンアトランティック航空に搭乗禁止とか、イエローカード最速記録(キックオフして3秒後!)保持者だとか。やはりそのままのようだ。ザ・シネマではもちろん、「ロンゲスト・ヤード」1974年版、リメイクの2005年版もあわせて放送いたします! COPYRIGHT © 2013 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED
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COLUMN/コラム2013.04.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年5月】招きネコ
今や押しも押されぬヒット・メイカー、監督となったリドリー・スコットのデビュー作にして、カンヌ映画祭で新人監督賞を受賞した歴史ドラマです。ナポレオン統治時代の1800年代のフランスの2人の軍人フェロー中尉とデュベール中尉が、自らの名誉を守るために、数年にもわたり懲りずに決闘を繰り返す中で友情とも言えるような不思議な感情で結ばれていくという、とても奇妙な設定の男のドラマです。 この作品には、彼の作品のファンなら身震いするような、彼ならではの映像へのこだわりと、後の「ブレードランナー」でデッカードとレプリカントのリーダー、ロイの間に流れる、敵なのに相手を憎めない、損得ではなく感情で動く男の美学といった重要なアイコンが既に確立されているのに再見して驚きました。リドリーは、元々イギリスのCMディレクター出身で既に1500本(!)を手がけてきたという売れっ子でした。CM出身というと、ややもすれば「薄っぺらな」というネガティブな見られ方もしますが、彼の場合はCMで培った経験にプラスして「描きたいこと」「自分の世界観」がハッキリあったからこそ、商業映画をヒットさせつつ、熱いファンを持つ映画作家として成功できたのかもしれません。とにかく、必見です。 ® & © 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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COLUMN/コラム2013.04.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年5月】銀輪次郎
ボードゲームの出来事が現実になるパニックアドベンチャームービー「ジュマンジ」。「ジュマンジ」とは、このボードゲームの名前。いや正直、もう少しボードゲームには良いこともあったはずだと思ってしまうほど、びっくりするイベントの嵐です。次々と登場する“CG”で生み出された出来事にびっくりさせられてしまいました。それだけCGの出来が良いということでしょうか。 この作品のSFXを担うのが、「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」シリーズから近年では「マイノリティ・リポート」等の多数の名作のSFXを担当してきたILM(インダストリアル・ライト&マジック)社。本作でも表情豊かな動物を表現する革新的な技術が用いられています。CGにご興味がある方でしたらILMのサイトを是非お訪ね下さい。英語サイトですが、トップページではILMが携わった映画作品のCG前とCG後の画をマウスで比べられる粋なサイトに仕上がっていて楽しめます。また、同社のCG技術の革新の歴史についても、作品毎にまとめられていて面白い。ちなみに、本作には子役時代のキルステン・ダンストも出演。未チェックの方は是非ご覧下さい! Copyright © 1995 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.
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COLUMN/コラム2013.04.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年5月】飯森盛良
朝の情報番組の若手女性Pが、視聴率アップのため伝説のニュースキャスター、マイク・ポメロイを司会に起用するが、自意識過剰でワイドショーをバカにしてる彼は「俺を誰だと思ってやがる!俺はなぁ、ピューリッツァー賞も獲った、あの天下のマイク・ポメロイだぞ!俺様ほどのジャーナリストに、こんな下らん番組やらせる気か!」と、ヤル気ゼロ。さぁPどうする!? という、業界お仕事女子の大ピンチ→クビ寸前からの大逆転を描く、痛快サクセス・ストーリー。個人的にいちばん好きなタイプの映画だわコレ。 で、Myお目当ては、個人的にいちばん好きなタイプの女優、MY NAME IS TANINOのレイチェル・マクアダムスだが、マイク・ポメロイ役のハリソン・フォードも素晴らしい。「俺を誰だと思ってやがる!俺はなぁ、インディの、ハンソロの、あの天下のハリソン・フォードだぞ!俺様ほどのスターに、こんな小娘が主役の映画で脇役やらせる気か!」という顔つきでマイク・ポメロイ役を好演してて、あまりのリアリズムに、見ていて若干ヒヤヒヤしちゃいます。 これぞ、ある意味究極の“メソッド演技”!このハリソン翁の頑張りのおかげで、クライマックスの、粋で素敵で気が利いてる、「こういう終わり方するから、俺はアメリカ映画が大大大大大っ好きなんだよ!」な展開が、最大の効果を発揮するのです。ほんと、いちばん好きなタイプの映画だわ! Copyright © 2013 PARAMOUNT PICTURES All Rights Reserved
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COLUMN/コラム2013.04.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年5月】山田
超絶大ヒットを放ったC・ノーラン版がとかくもてはやされがちではありますが、旧シリーズにも間違いなく今観ても楽しめる要素が数多くあるのです。ブルース・ウェインはクリスチャン・ベールだけじゃない!マイケル・キートン、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニーだってバットマン!奇才ティム・バートンのお得意のダークなイマジネーションで描かれる『バットマン』『バットマン リターンズ』、監督がジョエル・シューマカーに替わり、ダーク・テイスト漂う前2作とは異なるド派手アクション路線になった『バットマン フォーエヴァー』『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』、5月のザ・シネマでは全4本を一挙放送!余談ですが、第1作目でキレキレのジャック・ニコルソン演じるジョーカーとその一味が美術館で破壊活動を繰り広げる中、唯一その魔の手から逃れたフランシス・ベーコン作品、現在東京に上陸中。 ™ & © DC Comics.
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COLUMN/コラム2013.03.23
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年4月】銀輪次郎
およそ400年前にシェイクスピアが残した最後の作品を「アクロス・ザ・ユニバース」の監督でも知られる舞台演出家のジュリー・テイモアが大胆な解釈を加えて映画化。大胆な解釈とは、物語の主人公を男から女へ変えてしまうという、これまたあまりにも思い切った演出。そしてその主演に起用されたのがアカデミー賞女優のヘレン・ミレン。このヘレン・ミレンの凄みを秘めた演技がすごい。王位を追われて流れ着いた孤島で魔術を極めた女王を、圧倒的な存在感で演じます。そしてブロードウェイ・ミュージカル「ライオン・キング」の演出を担当したジュリー・テイモアが生み出す個性的なキャラクター達は、どれも魅力に溢れていて、この作品だけの登場ではなんとなく惜しい。個人的には、女王に仕える空気の妖精エアリアルや怪物キャリバンのスピンオフ作品なんかも作れてしまうのではと思った次第。ジュリー・テイモアの次作が待ち遠しい。 ©2010 Touchstone Pictures