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PROGRAM/放送作品
ソルジャー・ボーイ
ベトナム帰還兵たちのロードムービーが最後にたどり着くのは、米本土の田舎町で、米市民を相手にした戦争!
戦争で心が荒み暴力を平和な故郷に持ち帰ってしまう帰還兵。一群のポストベトナム症候群モノ映画が作られたが、帰還兵が米の田舎で戦争を始める本作の構図は後年の『ランボー』に通じる、“四人だけの軍隊”の物語。
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COLUMN/コラム2015.02.28
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年3月】にしこ
非常に宗教色の強い映画ですが、難しい事はありません。人の優しさや、幼い子の無垢な魂が全編を通して感じられるスペインの傑作映画です。19世紀前半のスペイン、ある修道院の前に赤ん坊が捨てられておりました。修道士たちは、里親を懸命に探しますが納得のいく里親は見つけられず…それならばという事で、自分たちで赤ん坊を育てる事にします。12人の修道士たちは、その男の子に「マルセリーノ」という名前をつけてそれはそれは大事に育てます。男の子は12人の優しい修道士たちの愛を一身に受け、やんちゃで悪戯好きの男の子に成長。修道士たちもそのかわいい悪戯に優しいまなざしを向けていました。1つだけ、優しい修道士たちが厳しくマルセリーノに言いつけていた事がありました。「屋根裏部屋には決して入ってはいけない」という事です。好奇心旺盛なマルセリーノは気になって仕方がない…ある日、マルセリーノは言いつけを破って…とにかく、マルセリーノのかわいいこと、かわいいこと(涙)。公開当時、修道士たちがマルセリーノ事を歌った劇中曲「マルセリーノの唄」が大ヒットしたとの事ですが、それも納得です。この1曲に、12人のお父さんたち(修道士)がいかにマルセリーノを慈しみ、かわいがっているか、マルセリーノのかわいらしさが詰まっています。「マルセリーノがわいい!!!!!!!」と叫ばずにはいられないこの名曲、お聞き逃しなく!!マルセリーノ、マルセリーノ言い過ぎですが、全編通して本当に美しい映画です。ぜひ一人でも多くの方にご覧頂きたいと思っております!! ©1955, CHAMARTIN PRODUCCIONES CIN.CA
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PROGRAM/放送作品
(吹)フェイズIV/戦慄!昆虫パニック
知能を持つ蟻と人間──壮絶な戦いの勝者は?タイトルデザインの巨匠ソウル・バスによる幻の名作SF
『サイコ』などのタイトルデザインで有名なソウル・バスが唯一手がけた長編監督作。ミクロ撮影の第一人者ケン・ミドルハムが、脚本通り演技しているように蟻の行動を撮影。ツトム・ヤマシタが参加した音楽も印象的。
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COLUMN/コラム2015.02.28
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年3月】おふとん
スティーヴン・キング原作の『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』を映像化したフランク・ダラボン監督が今度は「霧」を映像化。監督自ら新しい結末を制作し、キングから大絶賛されたとか。後味の悪い映画ランキングでいつも殿堂入りする本作。一度観たら忘れられず、なぜか人にオススメしたくなってしまいます。謎の霧に包まれたスーパーマーケットに立て篭もる主人公たち。ゾンビしかり、ショッピングモールに立て篭もったりするのとワクワクするのはなぜでしょう。 ©2007 The Weinstein Company.All rights reserved.
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MOVE(邦題別途発表)
エリオット・グールドにこんな映画あったのか!一歩踏み出す勇気のない男の逡巡を描く、本邦初公開コメディ
『M★A★S★H』と『ロング・グッドバイ』のはざまで日本に入りそびれたエリオット・グールドの主演作をザ・シネマが初公開!『暴力脱獄』『悪魔の棲む家』の職人監督の作。シュールなギャグが当時らしい味わい。
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COLUMN/コラム2015.01.31
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年2月】にしこ
第二次大戦後のドイツ。困っているところを助けてくれた年上の女性ハンナと出会い、彼女に夢中になるマイケル。初めての恋、初めての夜。なぜかハンナはマイケルに毎回本の朗読をせがむ。幸せな時間を過ごす2人。だがある日ハンナはマイケルの前から忽然と姿を消し…なんと言っても、この作品でアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ウィンスレットの体当たり+ハンナという女性の背負っている業、悲しみ、秘密を観客に佇まいだけで理解させる存在感。肌の質感、しゃべり方、しぐさ、目線。全てがドキドキさせるこれぞ「迫真の演技」であります。まさしくハンナというキャラクターの人生を生きている。心ふるわさずにはいられない、切ない愛の傑作です。 ©2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved.
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PROGRAM/放送作品
MOVE
エリオット・グールドにこんな映画あったのか!一歩踏み出す勇気のない男の逡巡を描く、本邦初公開コメディ
『M★A★S★H』と『ロング・グッドバイ』のはざまで日本に入りそびれたエリオット・グールドの主演作をザ・シネマが初公開!『暴力脱獄』『悪魔の棲む家』の職人監督の作。シュールなギャグが当時らしい味わい。
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COLUMN/コラム2015.01.31
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年2月】キャロル
『Mr.ビーン』でおなじみのローワン・アトキンソンが“MI7”英国諜報員のジェームズ・ボンド・・・もとい、ジョニー・イングリッシュに扮して大騒動を繰り広げるスパイアクション・コメディ。素晴らしい邦題はもちろんのこと、本家(といっていいのか?)『007/ダイ・アナザー・デイ』のロザムンド・パイクが出てくるあたりの演出もニクイ。『007』シリーズを見たことがある人も無い人も必ず笑える娯楽作!エンドロール中のおまけ映像もお見逃しなく。 © 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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PROGRAM/放送作品
ラスト・ショー
田舎町の若者たちの愛と友情がほろ苦く染みる…ピーター・ボグダノヴィッチ監督が描く名作青春映画
『ペーパー・ムーン』のピーター・ボグダノヴィッチ監督が、寂れていく田舎町の若者たちの青春をモノクロ映像で写し取る。アカデミー助演男優賞(ベン・ジョンソン)、 助演女優賞(クロリス・リーチマン)を受賞。
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COLUMN/コラム2014.12.26
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年1月】おふとん
古代ギリシャの神々&人間のバトルが描かれた本作。稀代のビジュアリスト、ターセム・シン監督が描く古代ギリシャはギンギラで、バチバチでゴリゴリ!『ザ・セル』『落下の王国』に続き、オスカーデザイナー石岡瑛子とタッグを組んだ3作目の本作。ターセム監督の壮大な世界観を、たおやかで力強い衣装によって、美しく残酷で崇高な表現へと押し上げています。畏怖の念と、大スペクタクルが絡み全身を包み、五感フル刺激されまくり!ラスト3秒、刮目せよ! ©2010 War of Gods,LLC. All Rights Reserved.