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PROGRAM/放送作品
(吹)ゴッドファーザー 【デジタル・リストア版】
非情なマフィアの世界とファミリーの絆を重厚に描く、映画史に輝く傑作シリーズ第1弾
マリオ・プーゾのベストセラー小説を、フランシス・フォード・コッポラ監督が重厚かつ緻密な映像美によって映画化したシリーズ第1弾。アカデミー作品賞・主演男優賞(マーロン・ブランド/辞退)・脚色賞を受賞。
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COLUMN/コラム2009.12.31
なぜ男はマフィア映画を愛するのか?『フェイク』
男はマフィア映画が好きだ。強さ、たくましさ、切なさ、野心、哀愁、友情…。マフィア映画には、それらすべての要素が入っている。以前、このブログで「女性はおしなべて姫になりたがる」と書いたけれど、「男はおしなべてマフィア映画好き」はそれと対をなすと思う。そして、マフィア映画のスターといえば、筆頭はやはり『ゴッドファーザー』『スカーフェイス』のアル・パチーノだろう。 本作『フェイク』では、うだつのあがらないマフィア、レフティを演じている。アル・パチーノほどの役者が、シケたマフィア役にハマるのか心配だったのだが、観た瞬間にその心配は吹っ飛んでしまう。レフティはどう見てもプライドだけが高い、シケたマフィア。なのに存在感がある。もう一人の主役は、FBIの囮捜査官としてレフティに近づくジョニー・デップ演じるジョー。ジョーは、自らをダニーと名乗ってレフティの弟分になることに成功し、常に行動をともにするようになる。FBI本部からの指令を着実にこなしながらも、レフティに全幅の信頼を置かれるようになるジョー。ところが潜入が長引く間に、ジョーは組織を取り仕切るボスのソニーにまで目をかけられはじめ、レフティを差し置いて出世してしまう。プライドを傷つけられながらも、恨みがましいことをいうわけでもないレフティ。その姿に、ジョーはいつしか潜入捜査官という立場でありながら、友情にも近い感情を抱き始めていた。男はマフィア映画をなぜ愛するのか? 僕が思うに、それは“憧れ”という言葉だけでは片付けられない。もっと強い、いわば共感や同情、自己投影といった感情が近いと思う。現実的には、マフィアの世界はほとんどの人にとって縁遠い。だが、本作『フェイク』をはじめとする多くのマフィア映画で描かれるのは、実は自分たちを取り囲んでいる世界とほとんど変わらない。どれだけ嫌であっても従わなければいけない命令があり、媚びへつらわなければいけない相手がいる。どんなことをしてでも、金を稼がなければいけないときがあり、自分が助かるためには仲間を裏切らなければいけないときもある。後輩に出世で追い抜かれることもあり、それでも野心を失うことのできない自分がいる。マフィア映画は男が生きる社会の縮図そのものだ。それゆえ男たちはマフィア映画に共感し、同情し、自分を重ね合わせる。物語の終盤、ソニーとレフティが、ダニーが潜入捜査官であることを示す証拠写真をFBIに突きつけられた後に語るシーンがたまらなくいい。ソニー「ダニーを知らなきゃ、騙されるとこだ」レフティ「ああ、ダニーを知らなきゃな」ソニーはマフィアのボスらしく、誰に対しても用心深い。ところがそんなソニーでさえ、ダニーが自分たちを裏切るわけがないと全幅の信頼を置いている。レフティもソニーの言葉に同意する。ソニーとレフティだけでなく、ダニーも彼らを信頼していなければ、こんな言葉はでてこない。映画『ユー・ガット・メール』にこんな科白がある。「人生に必要なことは全部『ゴッド・ファーザー』に書いてある」『フェイク』もそんな映画のひとつなのである。■ (奥田高大) Copyright © 1997 Mandalay Entertainment. All Rights Reserved.
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(吹)ゴッドファーザーPART III【ゴールデン洋画劇場版】
孤高のドンの苦悩に、荘厳な終幕が訪れる…アル・パチーノ主演の大河ドラマ・シリーズ第3弾
巨大な権力と財産を手にしたドン・マイケル・コルレオーネの晩年を、次世代のファミリーを絡めて描いたシリーズ最終章。マイケルの娘メアリーに扮するのは、フランシス・フォード・コッポラ監督の実の娘ソフィア。
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(吹)ゴッドファーザーPART II 【水曜ロードショー版】
偉大なる父との対比で浮かび上がる、若きドンの苦悩と孤独…傑作大河ドラマ・シリーズ第2弾
一大マフィア帝国を築いた初代ドンの若き日と、様変わりした時代の中で孤独を深める2代目ドンの苦悩を壮大な年代記として絡め、シリーズ前作に続きアカデミー作品賞に輝く快挙を達成。作品賞の他にも5部門を受賞。
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(吹)ゴッドファーザー 【水曜ロードショー版】
非情なマフィアの世界とファミリーの絆を重厚に描く、映画史に輝く大河ドラマ・シリーズ第1弾
マリオ・プーゾのベストセラー小説を、フランシス・フォード・コッポラ監督が重厚かつ緻密な映像美によって映画化したシリーズ第1弾。アカデミー作品賞・主演男優賞(マーロン・ブランド/辞退)・脚色賞を受賞。
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(吹)ヒート
アル・パチーノvsロバート・デ・ニーロ、男の真っ向勝負をマイケル・マン監督がソリッドに描く!
当代一の男気映画職人マイケル・マン監督が、パチーノとデ・ニーロの二大名優に演技合戦をさせ、二人の男の宿命的な出会いと対決を描き上げた骨太男気映画の大傑作。中盤の銃撃戦シーンは映画史に残る迫力!
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ボーダー(2008)
[PG12]ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノの豪華共演!NY市警で二人が挑むクライムサスペンス!
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが相性抜群のベテラン刑事を熱演!殺人現場に詩を残す奇妙な連続殺人犯の真実に迫るクライムサスペンス映画!
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スカーフェイス
[R15相当]ブライアン・デ・パルマがギャング映画の古典的傑作『暗黒街の顔役』を更なる傑作にリメイク
ギャング映画の名作を、ブライアン・デ・パルマ監督が現代を舞台にリメイク。アル・パチーノが、『ゴッドファーザー』とはまた違った鬼気迫る大熱演で、底辺からのし上がり、てっぺんに上り詰めるボスを演じる。
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ブラック・ファイル 野心の代償
欲望と謀略が渦巻く事件に若き弁護士が巻き込まれていく…豪華スター競演で描く予測不能サスペンス
巨大製薬会社の不正を知った弁護士の巻き込まれ型サスペンスを『トランスフォーマー』シリーズのジョシュ・デュアメルが熱演。さらに初共演となる大御所アンソニー・ホプキンス&アル・パチーノが重厚味を醸し出す。
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リチャードを探して
アル・パチーノ&豪華俳優陣がシェイクスピア劇の上演に挑戦!その情熱に圧倒されるドキュメンタリー
シェイクスピア劇『リチャード三世』の上演を目指すアル・パチーノが初監督を務め、その探究心あふれる制作過程を記録。熱のこもったディスカッションと実際の上演シーンを巧みに交え、シェイクスピアの世界へ誘う。