検索結果
-
PROGRAM/放送作品
マップ・トゥ・ザ・スターズ
[R15+]ハリウッドセレブたちの闇があらわに──デヴィッド・クローネンバーグ監督が描く群像ドラマ
ハリウッドでリムジン運転手だった脚本家の実体験を基に、デヴィッド・クローネンバーグ監督がセレブたちの暗部をシニカルに綴る。ジュリアン・ムーアが破天荒な演技で印象を残し、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞。
-
COLUMN/コラム2011.08.02
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2011年8月】THEシネマン
この映画は’60年代の人気TVシリーズがオリジナル。と言ってもこの映画自体が、娯楽作として完成度高し!妻殺しの濡れ衣をきせられた医師の主人公。護送中に事故が起き脱走。警察に追われながらも真犯人を探す!設定が既に面白いですね。主人公を演じるのは80年代から90年代に大活躍したスター、ハリソン・フォード。そして主人公を執拗に追う捜査官にトミー・リー・ジョーンズ。この渋い俳優二人による“追跡劇”がたまりません!是非!! TM & © Warner Bros. Entertainment Inc.
-
PROGRAM/放送作品
トゥモロー・ワールド
退廃した近未来ーー人類最後の希望を守れるか?鬼才アルフォンソ・キュアロンが放つSFサスペンス
2027年の近未来を舞台に描いたベストセラー小説「人類の子供たち」を、アルフォンソ・キュアロン監督がリアルな退廃世界を作りこんで映像化。クライマックスの戦闘シーンを臨場感満点に魅せる長回し映像が圧巻。
-
COLUMN/コラム2009.09.29
レクター博士を知るためのグレン・グールド入門 『ハンニバル・ライジング』『ハンニバル』
映画史上、人々の記憶に強い印象を与えたキャラクターは少なくないが、ハンニバル・レクターは間違いなくそのリストに名を連ねる一人だろう。彼の名を世に知らしめたのは、言うまでもなくトマス・ハリス原作、ジョナサン・デミ監督の『羊たちの沈黙』である。ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの緊張感あるやりとりは、サスペンスの新しい可能性を感じさせてくれた。その10年後に公開されたのが、リドリー・スコット監督による『ハンニバル』。こちらは監督の美意識が、レクター博士のキャラクターとしっくりはまって、『羊たちの沈黙』の衝撃をうまく引き継いだ見事な続編。ジョディ・フォスター演じたクラリスがジュリアン・ムーアに変わったが、僕はさほど違和感がなかった。続いて公開された『レッド・ドラゴン』は時系列的に言うと『羊たちの沈黙』の前にあたり、レクター博士が男と対峙する唯一の作品。そしてアンソニー・ホプキンスは登場せず、レクター博士の生い立ちから青年期までを描いて、「人食いハンニバル」にいたった理由を明かしたのが『ハンニバル・ライジング』である。さて、こういった続編・シリーズものの場合、どうしても比較してしまうのが人情というものなので、僕も簡単に感想を記してみたい。まず作品としての完成度と受けた衝撃を鑑みると、総合一位はやはり『羊たちの沈黙』。しかし以降の3作品がつまらないかというと、まったくそんなことはない。とくにサスペンスとしての緊張感は、今回お送りする『ハンニバル・ライジング』、『ハンニバル』ともに、「レクターシリーズ」の世界観を壊すことなく、それでいてオリジナリティも持つ優れたサスペンスである。 とくに『ハンニバル・ライジング』でレクター博士の若かりし頃を演じたギャスパー・ウリエル君には拍手を贈りたい。レクターを演じるのは、『ダークナイト』でジョーカーを演じたヒース・レジャーくらい勇気のいることだったろうにと思う。シリーズ第三作の『レッド・ドラゴン』はたしかに「レクターシリーズ」ではあるのだが、僕個人の意見としてはレクター博士の狂気・怖さを引き立てるには、クラリスや『ハンニバル・ライジング』に登場するレディ・ムラサキのように、女性の存在が不可欠な気がする。アンソニー・ホプキンスが出演しない『ハンニバル・ライジング』を外伝と捉える人も多いが、僕はどちらかというと、『レッド・ドラゴン』を外伝的な作品と捉えている。しかしその“女性問題”さえ気にしなければ、『羊たちの沈黙』に次ぐ完成度かもしれない。とまあ、こんな具合に「レクターシリーズ」はどれを観てもハズレがないのだが、今回は僕の個人的な趣味からレクター博士について音楽の側面から触れてみたい。レクター博士はご存じの通り、人食いで極めて冷酷な殺人鬼である。が、映画を観た人であれば、そこに彼なりの美学を認めないわけにはいかないだろう。それの象徴とも呼べるのが、「レクターシリーズ」の劇中でも印象的に使われる『ゴルドベルク変奏曲』である。『ゴルドベルク変奏曲』とはバッハによる楽曲で、レクター博士お気に入りのクラシックだが、誰の演奏でもいいというわけでなく、グレン・グールドというピアニストによる『ゴルドベルク変奏曲』を愛聴しているのである。グールドはいわゆる天才肌であったが、変人としても知られた。たとえばコンサートが始まっているにもかかわらず、聴衆を待たせて自分が座るピアノ椅子を30分も調整してたとか、真夏でもコートに手袋、マフラーを着用してたとか、人気の絶頂期で生のコンサート演奏からドロップアウトして、以降はスタジオに籠もってレコーディングしていたなど、変人ぶりを示すエピソードをあげればきりがない。ついでに言うと、夏目漱石の『草枕』が愛読書の一つだった。だが、ひとたびグールドがピアノの前に座り、二本の手を鍵盤に載せた瞬間、そこから生まれる音楽は、世界の終わりにただ一つ遺された楽園のように美しかった。すべてが完璧で、研ぎ澄まされており、一片の曇りもなかった。同じように、レクター博士が人をあやめる方法も完璧で美しい。それは一つの哲学と言っても過言ではない。だからこそ、レクター博士が他の誰でもなく、グールドの『ゴルドベルク変奏曲』を好むところに、不謹慎だが僕は二人に共通する何かを感じる。そしてハンニバル・レクターという強烈なキャラクターを象徴する音楽として、グールドの『ゴルドベルク変奏曲』以上に相応しい曲は考えられないのだ。グールドによる『ゴルドベルク変奏曲』は二種類の録音がとくに有名で、『ハンニバル』では1981年録音が、『ハンニバル・ライジング』では『羊たちの沈黙』でも使用された1955年録音が使われている。『レッド・ドラゴン』では僕がボーっとしていてスルーしてしまったのかもしれないが、『ゴルドベルク変奏曲』は使われていなかったように思う。(使われていたらゴメンナサイ)蛇足だが、NASAが1977年に打ち上げた探査機「ボイジャー」にはグールドの演奏が積み込まれた。まだ見ぬ宇宙人へ「地球にはこんなに素晴らしい音楽があるんですよ」と伝えるために。レクター博士の奇妙な美意識を少しでも理解するためにも、ぜひグールドの音楽に耳を傾けながら、『ハンニバル・ライジング』、『ハンニバル』をお楽しみ下さい。■(奥田高大) 『ハンニバル』©2000 UNIVERSAL STUDIOS『ハンニバル・ライジング 』© Delta(Young Hannibal) Limited 2006 and 2006 Artwork © The Weinstein Company
-
PROGRAM/放送作品
ハンニバル(2001)
[R-15]華麗なる殺人鬼ハンニバル・レクター博士が、FBI特別捜査官クラリスと再会!戦慄の第2弾
アカデミー賞受賞の前作『羊たちの沈黙』から10年を経て公開され、衝撃のラストが全世界を震撼させたリドリー・スコット監督による続編。クラリス役はジョディ・フォスターに替わってジュリアン・ムーアが演じる。
-
PROGRAM/放送作品
ハリソン・フォード 逃亡者
ハリソン・フォード、トミー・リー・ジョーンズ共演、ノンストップの追跡サスペンス・アクション!
妻殺しの冤罪を晴らすべく、真犯人を追う逃亡者をハリソン・フォードが好演。彼を追う連邦保安官をトミー・リー・ジョーンズが熱演、アカデミー助演男優賞にも輝いた、大逃走・追跡劇。
-
PROGRAM/放送作品
(吹)ハリソン・フォード 逃亡者 【日曜洋画劇場版】
ハリソン・フォード、トミー・リー・ジョーンズ共演、ノンストップの追跡サスペンス・アクション!
妻殺しの冤罪を晴らすべく、真犯人を追う逃亡者をハリソン・フォードが好演。彼を追う連邦保安官をトミー・リー・ジョーンズが熱演、アカデミー助演男優賞にも輝いた、大逃走・追跡劇。
-
PROGRAM/放送作品
(吹)ハリソン・フォード 逃亡者
ハリソン・フォード、トミー・リー・ジョーンズ共演、ノンストップの追跡サスペンス・アクション!
妻殺しの冤罪を晴らすべく、真犯人を追う逃亡者をハリソン・フォードが好演。彼を追う連邦保安官をトミー・リー・ジョーンズが熱演、アカデミー助演男優賞にも輝いた、大逃走・追跡劇。
-
PROGRAM/放送作品
キッズ・オールライト
[R15+]同性婚カップル一家の絆が試される。家族のカタチを考えさせるヒューマンドラマ
実際に精子提供を受け出産したリサ・チョロデンコ監督が、同性婚一家の悩みをリアルに時にコミカルに描く。アネット・ベニング&ジュリアン・ムーアが、精子提供者の男性を巡って生まれる葛藤を熱演する。
-
PROGRAM/放送作品
シングルマン
ファッションデザイナーのトム・フォードが映画初監督。一流の美的センスが刻まれた孤独と喪失の物語
一流デザイナーのトム・フォードが監督業に進出。死を決意した大学教授の“最期の1日”を、衣装、インテリア、映像トーンに至るまで独自の美意識で彩る。コリン・ファースがヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞。