ザ・シネマ新録版 第10弾!『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

ザ・シネマ オフィシャルインタビュー ザ・シネマ オフィシャルインタビュー

山寺宏一
ご自身が演じた役への思い入れと、演じる上で気をつけたことを教えてください。

山寺:大好きなシリーズにおいて、大好きなクリス・プラットの吹き替えをまた出来る事をとても嬉しく思います。しかも2作目と3作目は、1作目の評判が良かったから実現したわけで、まさに声優冥利に尽きるという感じです。

園崎:ブライス・ダラス・ハワードさんとは、彼女がはじめて主役を演じた映画の吹替版で声を当てさせていただいて以来のお付き合い。この3部作を通して、作品の中でのクレアの立ち位置がだんだんと変わっていったり、彼女自身のキャリアがだんだん上がっていったりするところを、いち観客として見てきたんですが、今回はそこにあらためて寄り添うことができて本当にうれしかったです。

石見:わたし自身、実写映画の吹き替えのお仕事が初めてでした。『ジュラシック』シリーズは幼い頃に家族で観てきた作品。とても大きく、長く愛され続けている作品で、メイジーという大切な役をやらせていただくのはすごくプレッシャーで、ドキドキの方が強かったですが、すばらしい先輩方の背中を見せていただきながら、必死に向き合わせていただきました。一生忘れることのない役になりました。

山寺宏一
今回の第2作では、キャストの皆さん一緒に収録をされました。通常の吹き替え収録と比べて感じたことはありますか?

山寺:1、2、3とでそれぞれ録り方が違いました。2の時はほぼ全員集まって一緒に収録したんですが、コロナ禍で少人数収録が当たり前になっていたので、なんだか久しぶりという感じがしましたね。コロナ以前から作品によっては単独での収録も増えてきたんですが「吹き替えの仕事って、そもそもこうだったよなぁ」と。

園崎:わたしも吹き替えのお仕事を始めた頃から全員一緒の収録が普通で、頭から最後までをみんなで1日ないし2日間で録っていました。コロナ禍もあり分散収録が通常だったので、2作目の収録の時に、スタジオの中にずらっとキャストが揃っていたのを見て、なんだかすごく懐かしさというか、うれしさみたいなものがありましたね。

石見:わたしは普段、アニメのアフレコを主に行っているんですが、アニメはみんなが集まって録ることがまた増えてきているので。みんなで録ることにはわりと馴染みがありました。ただアニメのアフレコとはまた違った、複雑な難しさがあるなと思いましたし、テンポも違えば、呼吸も違う。皆さんの呼吸ひとつとっても感情がこもっているというか、息ひとつでこんなにも情報量を込めて演じられるんだという驚きもあったんですが、わたしもメイジー役としてここにいさせてもらっているのだから。きちんとしなければなという気持ちで臨ませていただきました。

山寺さんと園崎さんとは映画『トゥモロー・ウォー』や『アングリーバード』など数多くの共演作がありますが、実は一緒に収録するのは今回がはじめてとのこと。実際に一緒にお芝居をされて感じたことはありますか?

園崎:山寺さんとは多くの作品で名前を並べさせて頂いてそれなりに長いお付き合いになると思うんですけど、こうして同じスタジオでがっつりご一緒したのははじめて。実は山寺さんは養成所(俳協演劇研究所)の大先輩でございまして。後輩だというのが分かってからは、スタジオですれ違ったり、何かあるたびにいつも声をかけてくださったりしていたんです。だから一方的に尊敬しておりました。

山寺:何度も一緒に収録してると思っていたけど勘違い?(笑)かなり前ですが、洋画とか海外ドラマを見ていて、ものすごく上手くて魅力的な声の人がいるけど誰だか分からない、ということがあったんです。調べてみたら園崎未恵さんだった。でもなかなか現場で一緒にならないと思っていたら、ある日養成所の恩師の飲み会があって、そこで後輩だということが分かったんです。そこからはたくさん共演してきたと思っていたんだけど、こうやって一緒に掛け合って収録するのははじめてだったんですね。

園崎:それこそ山寺さんが先に収録したものを聞きながら収録に挑むことはあったので、ようやくこの作品でご一緒できた……という感慨はあります。

山寺:園崎さんの演技はとにかくきめ細かいんですよ。しかもそれをさらりと自然にやっている。誤解を恐れずに言うと、癖がないんですよね。癖って個性と紙一重なんですが、吹き替えにおいては癖がない方がいいと思っているんです。だって我々はいろんな俳優に合わせなきゃいけないですから。園崎さんはどんな俳優でもその人の演技をちゃんと掴む、ということに長けているんだろうなと思います。

園崎:それに関しては、山寺さんが大昔におっしゃっていたことがあって。どこかのおばあちゃんが山寺さんが吹き替えた映画を観て「この外国の人、日本語上手ね」って言っていたと。わたしが目指しているものも、まさにそこで。わたしが目指している吹き替えというのは没入感だと思っているんです。やっぱりその作品に集中してほしいと思っているからこそ、「この人日本語上手ね」と思ってもらいたい。わたしは本当に女・山寺宏一になりたいと思っているんです(笑)。

山寺:それは恐縮です(笑)園崎さんは今日も頼もしかったです。石見さんとはアニメで一緒になったことがあったんですが、洋画吹き替えがはじめてだと聞いてビックリしました。今回は絡みの多い2人と一緒に収録できて嬉しかったです。

石見さんはおふたりと掛けあいをしてみていかがでしたか?

石見:わたしからしたら、ずっとテレビや映画館で聞いていたお声だったので。とにかく最初はビックリの方が大きかったというか。やはり生で収録する様子を、お芝居が吹き込まれていく様子を間近で見ることができたのは、本当にすごいことだなと思っていました。本当に息ひとつとっても、音圧や話し方などもアニメの感じとはまったく違う。お芝居の説得力がちがうなと思いました。本当に、この現場にいられたことが、すごく幸運でした。

山寺:今、ありがたい事に声優はすごく注目される職業になっています。でも話題になるのはほとんどアニメーションをやっている人たち。僕としてはもっと吹き替えをしている人たちにも注目してほしいなと思っているんです。なので、こういう機会がもっと増えたらいいなと。だから石見さんをはじめとした若手の人たちに言いたいのは、恐れないで洋画をいっぱいやってほしい、ということですね。そして「吹き替えをやりたいから声優になりたい」という人が増えたらいいなと思います。

園崎:吹き替えの仕事というのは、影ながら作品を支えて、海外の映画と、日本の観客をつなぐ大事な架け橋だと思ってるんです。よくアニメの現場に行くと、若手の声優さんから「映画が大好きなので吹き替えのお仕事がやりたいです。どうしたらいいですかね」と相談をされることがあるので、「頑張れよ。外画はきっと君を待っているぞ」みたいなスタンスではいるんですけど。

石見:わたしも頑張りたいです。今後も吹き替えをやっていきたいなと思っています。

山寺宏一
ちなみに好きな恐竜はなんですか?

山寺:オーウェンをやっているので、まずはヴェロキラプトルのブルーですね。それといかにも恐竜らしい首長の草食恐竜のドレッドノータスは癒やし系で好きですね。あと第3作で出てきたピロラプトルが好きですね。水の中から出てくる感じが、マイケル・ジャクソンがステージ下から飛び出してくるようなところもあって。怖くて不気味なんですけど、派手さとアクションもすごくて面白いなと思いました。好きな恐竜というと、この3体ですね。

園崎:好きな恐竜はアンキロサウルスです。本編にもちらりと登場しますが、アルマジロのようなボディに尻尾のハンマーが良いですね。硬い装甲の植物食恐竜は、想像が広がります。

石見:わたしの兄は「ジュラシック」シリーズが大好きで。小さい頃に兄と一緒に映画を観ていた思い出があるんですけども、その時は王道ですが、ティラノサウルスが好きでした。兄妹で恐竜に惹かれていたので、その時の思い出も込みでティラノサウルスが好きですね。

では最後に「ジュラシック」シリーズの見どころや魅力、好きなシーンを教えてください。

山寺:三部作全ての見どころというとありすぎて難しいですね(笑)まずは恐竜のリアリティとスケールの大きさ。そして『ジュラシック・パーク』から描かれてきた、人間との共生というテーマ。科学や生物に対して、 人間は決して傲慢になってはいけないという社会的な問題すらも考えさせられるエンターテインメントです。とにかくいろんな要素が詰め込まれた最高のエンターテインメントだと思います。

園崎:それこそパンデミックだったり、DNA、クローンのニュースだったりと、作品が公開された時の時事ネタがこの作品にも盛り込まれていて。映画を観ながら「そういえばこの時こんなことがあったな」なんてことを思い出しながら、リハーサルをしていました。出てくる登場人物ひとりひとりの思いだったり、いろんな価値観の違い、技術の発展に対してどう向き合うか、といったことがたくさん盛り込まれています。それに対して皆さんはどう思いますか?という問いかけにもなっているのかなと思っています。

石見:本当にお二方がお話されていた通りだと思います。映画としても、子どもが見れば、恐竜の激しい動きなどにきっとワクワクドキドキするだろうと思いますし、大人の方が見ると、そういう社会の動きや、実際にある問題ということについて考えさせられます。老若男女問わず、多くの方がいろんな見方で楽しめる、というのが「ジュラシック」シリーズの大きな魅力なのではないでしょうか。

“新録版”放送記念スペシャルインタビュー【出演者編】 “新録版”放送記念スペシャルインタビュー【出演者編】

山寺宏一 山寺宏一
山寺宏一
山寺宏一
6月17日生まれ、宮城県出身。豊かな響きが持ち味の中低音をベースに、幅広い音域と圧倒的な演技力で多彩な役柄をこなす、日本を代表する声優の1人。ジム・キャリーやエディ・マーフィ、ウィル・スミス、クリス・タッカー、チャウ・シンチー、マイケル・キートン、ウィル・フェレル、クリス・プラット、ジョン・ハム、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ブラッド・ピット、ロビン・ウィリアムズ、トム・ハンクス、イドリス・エルバ、トニー・レオンなど数多くの洋画吹き替えを担当。近作の洋画吹替は『ウィキッド ふたりの魔女』(配給:東宝東和)ディラモンド教授役、『マインクラフト/ザ・ムービー』(配給:ワーナー・ブラザース映画)スティーブ役(ジャック・ブラック)、実写版『リロ&スティッチ』(配給:ディズニー)スティッチ役、TVドラマ出演は2025年NHK連続テレビ小説「あんぱん」座間晴斗役など。
収録を終えて

今回、何よりうれしいのは、ザ・シネマさんで放送された『ジュラシック・ワールド』1作目が好評だったおかげで、2作目・3作目につながったことです。前回、その結果を目指して収録に挑んだので、今回実現できたことに大変感謝しています。3作目は、クレア、メイジーとの家族3人での収録で、特に冒頭のやり取りがうまくできたので、とてもやりやすかったです。

楽しみにしている視聴者へメッセージを

今回、出演者として『ジュラシック・ワールド』シリーズに関わってみて、『ジュラシック・パーク』シリーズとの様々なつながりを強く感じました。どちらも単独で楽しめますが、時間がある方はぜひザ・シネマでシリーズ全作を観てみてください。そうすることでさらに深く楽しめると思います。自分なりの楽しみ方で思いっきり満喫してください。

園崎未恵 園崎未恵
園崎未恵
園崎未恵
2月7日生まれ、東京都出身。洋画吹替を中心にアニメ、舞台など多岐に渡る分野で活躍中。『ARGYLLE/アーガイル』(ブライス・ダラス・ハワード)、『フォールガイ』(エミリー・ブラント)、 『ワイルド・スピード』シリーズ(ジョーダナ・ブリュースター)、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(ヘイリー・アトウェル)、『マイ・インターン』(アン・ハサウェイ)など。
収録を終えていかがでしたか。

とても楽しかったです。これまで普通に観客として楽しませてもらっていた作品でしたし、すでに完成された作品に関わらせていただくのは恐縮もしますが、今回は、新しい一面をお見せできたらいいなと思いながら挑みました。これまでも新録版の収録をいくつか経験させていただいていますが、今回の収録は特に新鮮な気持ちで取り組むことができたと思います。襟を正すような気持ちで収録に臨んだのも、印象に残っています。

新録版をご覧の方にメッセージを

今回の特集は『ジュラシック・パーク』から『ジュラシック・ワールド』の6作一挙放送ということで、シリーズを一気に楽しんでいただける内容になっています。すべてを通して観ていただくことで、新たな発見や驚きがあると思います。すでに劇場やテレビで吹替版をご覧になった方も、「新録吹替版」を機に、また違った視点で作品の魅力を感じていただければ嬉しいです。ぜひ楽しんでくださいね。

お好きな恐竜は?

好きた恐竜は「アンキロサウルス」です!
アルマジロのようなボディに尻尾のハンマーが良いですね、
硬い装甲の植物食恐竜、想像が広がります。

4月30日生まれ、埼玉県出身。アニメを中心に、ゲームなど幅広い活動を行う。主な出演作品として『【推しの子】』黒川あかね役、『ウマ娘 プリティーダービー』ライスシャワー役、『真•侍伝 YAIBA』峰さやか役など。多様なキャラクターを演じる高い技術力を持つ。第13回(2018年度)声優アワード新人女優賞受賞、第18回(2023年度)声優アワード助演声優賞受賞。
今日の収録を終えていかがですか?

第2作、第3作の収録を終え、今はホッとした気持ちです。実は実写映画作品の吹き替え自体が初めての挑戦で、最初は本当にドキドキしながらのスタートでした。そんな中でも、豪華な先輩方とご一緒でき、その背中を追いながらひとつの作品に取り組めたことがとてもありがたく、貴重な体験となりました。

新録版をご覧の方にメッセージを

『ジュラシック』シリーズは、幅広い世代に愛されている作品です。今回、新録吹替版という形で参加させていただきましたが、吹き替えのキャストが変わることで、作品の印象も少し違って感じられると思います。すでにご覧になったことがある方も、新録版ならではの魅力を楽しんでいただけたら嬉しいです。

お好きな恐竜は?

私には兄がいるのですが、兄が『ジュラシック』シリーズの大ファンで、小さい頃によく一緒に観ていました。その影響もあって、やっぱり王道のティラノサウルスが一番好きですね。兄弟で恐竜が大好きだったこともあり、ティラノサウルスを見ると「あっ、恐竜だ!」と子どもの頃の思い出がよみがえって、なんだかうれしい気持ちになります。

小野賢章
収録を終えて

作品全体としては、とても楽しく収録できました!
ただ、恐竜たちから逃げるシーンは、息遣いやアドリブ、なにがどうなってるんだ!?ってぐらいパニックになりました。笑
フランクリンがかなりお茶目なキャラクターで、その雰囲気が吹替でも出せたらなと意識しました。

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

まさか自分が『ジュラシック・ワールド』シリーズに参加させてもらえるとは思ってもみなかったので、今回このような機会を頂けてとても嬉しいです。
新しくなった吹替版でもぜひ作品をお楽しみください!

嶋村侑
収録を終えていかがでしたか?(見どころ、ポイントなど)

子供の頃何度も『ジュラシック・パーク』を観てドキドキしていたので、『ジュラシック・ワールド【ザ・シネマ新録版】』のジアとして本物の恐竜に触れ感動できた事を心から嬉しく思います。当然ながら恐竜の印象が強い映画ですが、改めて作品にむかいあってみると、面白い登場人物がたくさんいました。本当にザ・エンターテインメントですね!

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

「視聴者の皆さんの反響から、『~炎の王国』と『~新たなる支配者』も新録することになった」と聞きました。このような貴重な機会を下さり、ありがとうございます。収録現場で共演者の方々のお芝居を見ていると引き込まれてしまって、本当にハラハラドキドキワクワクしました。ぜひこのザ・シネマ新録版も楽しんで下さい。

佐古真弓
収録を終えていかがでしたか?(見どころ、ポイントなど)

あの『ジュラシック・パーク』シリーズで、素晴らしい先輩達と共演出来た事に興奮しております。全シリーズを観てきた方は胸が熱くなる内容です。初めて観る方にも「全作を観てみたい、それも吹き替えで!」と思って頂けるよう収録に臨みました。

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

大人から子供まで皆で楽しめる『ジュラシック・ワールド』。作品の面白さは勿論、吹き替えでしか味わえないスピード感、没入感をたっぷりお楽しみ下さい!!

菅生隆之
収録を終えていかがでしたか?(見どころ、ポイントなど)

劇場公開版に引き続いてのアラン・グラント博士。改めてワクワクしながら演じました。『ジュラシック・パーク』シリーズの歴史を背負うひとりであるグラント博士の吹き替えで参加させて頂き、光栄に思います。

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

恐竜たちの映像も凄いですが、グラント博士とエリーの運命的な出会い。そしてどうやら、二人はハッピーエンドの匂いがします。そんな人間模様もお楽しみに!新たなキャスト・スタッフ一同で作り上げた、新録吹替版です。どうぞご期待ください!!

山像かおり
収録を終えていかがでしたか?(見どころ、ポイントなど)

『ジュラシック・パーク』(1993年)を観た時の衝撃は今でも忘れられません。映画の可能性が溢れんばかりで……そして今回、あの!エリー・サトラー役を担当させて頂けて感無量です。(あの日の自分に教えてやりたい!)収録も楽しすぎて……この楽しさ&ワクワク感、どうか沢山伝わりますよう。

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

新旧のチームが集結した今作品。吹き替え版も同じ役を担当している方と新しく加わったメンバーがいて、沢山の見どころ、聞きどころがあると思います。私は特に、事務所の先輩でもある菅生隆之さん(アラン・グラント役)との台詞の掛け合いが嬉しくて……アランとエリーにも是非、ご注目下さい。

大塚芳忠
収録を終えて

私にとって2度目の収録でしたが、
初回の気持ちで収録に臨ませていただきました。
吹替はやはり楽しいですね!
ありがとうございました!

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

初めてご覧になる方はもちろん、
シリーズのファンの方も大いに楽しめる作品となっております!
スリル満点のジュラシック・ワールドの世界をどうぞお楽しみください。

大塚明夫
収録を終えて

収録を終えてホッとしております。とにかく楽しい作品で、見どころは何といっても過去作に出てきたヒーロー、ヒロインたち。彼らの年齢やいろいろな変化も含めて、歌舞伎の顔見世興行のように贅沢に楽しめる、ファンの方にはたまらない作品です。

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

普段声優として活動している演者が集まったことで、劇場版とはまた違う仕上がりになっていると思います。恐竜だけではなく、声優同士のバランスにも注目して楽しんでいただければと思います。

東地宏樹
収録を終えて

ラムジー・コール役を吹き替えました、東地宏樹でございます。
『ジュラシック・パーク』から始まり,『ジュラシック・ワールド』と作られてきましたが、観ているばかりで、吹き替え参加は初めてでした。とても嬉しかったです!
収録もなごやかに、ひさしぶりにたっぷりガヤにも参加させていただきました。

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

作品ごとに増す迫力。カーチェイスならぬ恐竜チェイス!『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者【ザ・シネマ新録版】』是非ともお楽しみに!

魏涼子
収録を終えて

1作目の劇場版で兄弟のお母さんカレン役で出演した時は、私の「もう行くわよ」という声から物語が始まるので、皆さんの期待に添えるようにと緊張しながら一言目を発したのをすごく覚えています。『ジュラシック・ワールド』シリーズは私にとって大切な作品なので、今回『(吹)ジュラシック・ワールド/新たなる支配者【ザ・シネマ新録版】』に出演させてもらえることが本当に嬉しいです。1作目の役柄からつい母親目線でみてしまう自分もいるのですが、今回はそれを殺して、 ピシッと、キリッとした感じで。 クールな格好良さと、それでいてどこか繊細な神経を持った女性を、観ている方に楽しんでもらえたらなと思って収録しました。

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

豪華なレジェンド声優陣に囲まれて収録できて本当に幸せです。個性豊かな声優たちが集まり、皆で熱い思いで創った『(吹)ジュラシック・ワールド/新たなる支配者【ザ・シネマ新録版】』を、たっぷり楽しんでいただけたら嬉しいです。

加瀬康之
収録を終えて

『ジュラシック・ワールド』から引き続き、ヘンリー・ウー役を担当しました。
とにかく恐竜がいーっぱいwウー博士の目的とは...?見どころたくさんです。

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

『ジュラシック・ワールド【ザ・シネマ新録版】』、1度観た人も、まだ観て無い人も、ドキドキワクワクする作品です。ドキドキワクワクしながら観てください!
自分はモササウルスが好きですw

川田紳司
収録を終えていかがでしたか?(見どころ、ポイントなど)

私自身大好きな『ジュラシック』シリーズに参加させていただくことが出来て大変光栄です。山寺さんを始め素晴らしいキャストのみなさんとの収録はとても楽しく、且つ心地良い緊張感のある収録でした。噴火する火山から逃げるシーンは本当に大迫力です!

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

冒頭から次々と飛び出す迫力ある画面から片時も目が離せない『ジュラシック・ワールド』!是非ご家族やご友人と新録吹替版でお楽しみください。

増元拓也
収録を終えていかがでしたか?(見どころ、ポイントなど)

バリー役をやらせて頂きました。
バリーは『ジュラシック・ワールド』で初登場でしたが、今回キャリアアップして登場します。相変わらずオーウェンに巻き込まれておりますので、どうぞお楽しみに!

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

今までの『ジュラシック・パーク』、『ジュラシック・ワールド』のキャラクターが続々登場する今作。あの人もあの人も!みんないい歳の取り方をしていて胸アツシーン満載です。ブルーも変わらず可愛いいし、また凶悪な恐竜も現れてハラハラドキドキして観てください!

ふくまつ進紗
収録を終えて

コロナ以降中々一緒の収録が少なった中で、こうして相手役を隣に感じながらの仕事、とても楽しくいい時間を過ごせたと思いました。これが当たり前になるように、昔の収録に戻ることを願っています。

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

日々進化するデジタル技術、想像の世界を具現化して観せてくれる作品。恰も現実に?と、錯覚してしまう映像そして、ストーリーの面白さ!多くの方々に御覧頂きたいと思います!

沢田敏子
収録を終えていかがでしたか?(見どころ、ポイントなど)

この役にあの大物女優のジェラルディン・チャップリン?と初め戸惑いを感じました。でも演じさせていただきながら成る程と納得!メイジーをしっかりと育てるという使命感が、表情、声、言葉に滲んでいました。
《姿勢は心の表れ》といいますが、この立ち居振る舞いの姿勢にふさわしい演技を心がけました。
見どころですが…【恐竜と、文明社会で生きる人間との共生(?!)は、あり得るのか?恐竜の生命を繋げようとする人間の愛 と 生命を操って残そうとする人間の金銭欲 が ぶつかりながら展開するストーリー!はたして、その結末は?】…ぜひ、ご注目ください!

新録吹替版の放送を楽しみにしている視聴者の皆様宛にメッセージをお願いいたします。

生命力と吠声がここぞとばかりに漲る画面とストーリー展開に身を委ねて観ていると、恐竜に対する愛が芽生えてくるのを感じるはずです。ぜひ、ご覧ください。

“新録版”放送記念スペシャルインタビュー【出演者編】 “新録版”放送記念スペシャルインタビュー【出演者編】

日向 泰祐
株式会社東北新社 音響字幕制作事業部/主な演出作品:「ブリジャートン家」「ウェンズデー」「タルサ・キング」「アイアンクロー」「Fighting with my family」「グレタ」「フェイフェイと月の冒険」「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」「メカバース:少年とロボット」「THE PENGUIN ザ・ペンギン」「エレクトリック・ステイト」「ジュラシック・ワールド【ザ・シネマ新録版】」他多数
今回の新録版制作に向けて注力されたこと

1作目が2015年、2作目が18年、3作目が22年と数年掛けて作られた作品を一気に吹き替え版を作るという経験はあまり無いことで、非常に貴重な経験が出来たと思います。作品ついては1と3はコリン・トレボロウ監督ですが、2はJ・A・バヨナ監督に変わっており、後にも記述しますが、映画のテーマを作品ごとに切り替えて考察するのが気にしたポイントです。が、しかしながら、基本的にシリーズ作品には違いは無いので、2と3は気楽にやれたというのが正直な感想です。キャストも引き続きの方が多いので、お互いスムーズに収録に挑めたと思っております。

様々なキャリア、年代の異なる声優がキャスティングされ同時に収録した今回の演出について、演出の違いや新たな発見などがあれば教えてください

全員同時にブースに呼んで収録するいわゆる全体収録の一番のメリットは、休憩の合間のコミュニケーションが多い分、シーンが進んでいくごとに現場の雰囲気が和やかになっていく事です。もちろん逆も然りで徐々に雰囲気が悪くなるケースもあり、例えばセリフが言えなくて他の人を待たせて収録がおしてしまうケース、これは全体の流れが悪くなります。ほとんどの場合、セリフ量の多い主役にプレッシャーが掛かるのですが、今回はメインが山寺さんと園崎さんなので、そのような瞬間は一度もございませんでした。

シリーズ3作を通して演出することについて、登場人物の年齢なども変化していますが、演出の手法などについて教えてください

個人的にはシリーズが進めば進むほどに演出作業としては楽になっていきます。余裕が産まれて遊びが出来ると言いますか、説明しなくても自然と共通認識の物事が増えるので、指示としても「前回のこういう時はこうだった」みたいな抽象的な指示で多く伝わることが増え、非常にスムーズに進んだ印象です。年齢に関して言えば声優さんという職業柄、声で年齢を作ることは基礎中の基礎みたいなものなので、今回のように百戦錬磨の声優さん達であれば、特にこちらのアドバイスを必要とすることなく的確に対応してくれた印象でした。

「炎の王国」収録を受けて感じられたこと

「炎の王国」は監督が『災害』をテーマにするのが得意なJ・A・バヨナ監督に変わっており、作品としては煙とか溶岩の演出が圧倒的だった印象です。恐竜というよりは自然がテーマとなっている感じで、日本を含め世界的に災害の多かった時代を感じさせる作品でした。奇しくも映画公開の約1年後にコロナという大災害がやってくるとは監督も思ってもいなかったと思います。新たに出てくるメイジーという少女がその自然と対比する人工的な象徴として印象的に描かれており、恐竜メインのアトラクション映画というよりは、メッセージ性の強い作品でした。その分作品内におけるメイジーの役割は大きく、今回メイジー役を担当してくれた石見さんは流石の演技力だなと感じました。逆に実際の子供よりも器用になりすぎないように、感情を抑える方向に調整するのが大変そうだった印象です。

「新たなる支配者」収録を受けて感じられたこと

「新たなる支配者」はコリン監督がカムバックして、アクション満載の作品に変わっていました。公開時期は2022年、おそらくですがコロナの時期と撮影が被っていると思われます。さらにこのコロナ渦で映画館には追い討ちをかけるように世界的に動画配信ブームが来てしまう。映画館としては「劇場映画=映画館で観るもの」から「劇場映画=映画館でしか出来ない体験」にシフトチェンジを試みていた時代でしょう、日本では2016、7年くらいから4DXという動く座席がチラホラと話題になっており、実は前作の「炎の王国」は世界的に4DXの作品として絶大な支持を受けている作品でもありました。もしかしたら4DXの要素を意識した劇場アトラクション風の作品になっていたのかもしれません。この時期はそういう作品が流行っていた印象です。何を隠そう私自身も「新たなる支配者」は4DXで観ました。もし新録版を4DX体験出来るなら個人的には非常にテンションが上がりますね。

新録吹替版を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いいたします

新録ファンの皆様には完成品だけでなく、現場でどういうふうにやっているのかを想像しながらご覧頂けたら幸いです。今回は山寺さんや園崎さんよりも先輩の沢田さんと側見さんも全体収録に参加して下さったので、先輩のためにドアを開け閉めしたりするなど、俊敏な動きをする貴重な山寺さんも見ることが出来ました。ディレクターという仕事をしていて思うことですが、役者さんという仕事は会社員と違い、定年ということは基本的にはありません、つまりどんな年齢になっても現場に出る限りは先輩達がいるということ、それは恐ろしくもありますが、それ以上に頼もしくもあり、常に先輩の背中を見られる素晴らしい環境にある職業なのだなと、改めて実感した今回の現場でした。

『ジュラシック・ワールド【ザ・シネマ新録版】』放送後の熱いリクエストにお応えし、シリーズ2,3作の新録版の制作を決定しました。私自身もザ・シネマ新録版で、このシリーズをコンプリートすることにワクワクしています。
前作に続き山寺宏一さん、園崎未恵さんというFIXED声優のお二人はもちろん、日向ディレクターと制作スタッフに無理をお願いした結果、大ベテランから気鋭の若手まで、素晴らしいオール声優キャストが揃いました。
そして、今回は近年珍しい、外画吹き替えならではの、声優さんが一堂に会しての収録というやり方を可能な限り行いました。お忙しいキャストの皆様のスケジュールを合わせて同時に収録することはまれですが、同じ空間で一緒にお芝居していただくことで生まれるライブ感は貴重です。特に、オーウェン、クレア、メイジーを演じる山寺さん、園崎さん、石見さんには全く一緒のスケジュールをいただき、演じていただくことで、2、3作のテーマである「家族」感がより一層醸成されていったのは期待通りでした。
とにかく、声優の皆さんがみんな笑顔で和気あいあい、でも各々真剣だった現場で、『ジュラシック・ワールド』というエンターテインメント作品にふさわしい日本語版に仕上がったと思います。
プロの声優さんたちがキャラクターに命を吹き込んでいく魔法のような光景を経て生まれた、ザ・シネマ新録版を今回もお楽しみください。

ザ・シネマ新録版 HISTORY

これまで作られてきた
ザ・シネマ新録版を振り返る!
2011年3月
『ブレードランナー ファイナル・カット』
後にソフトにも収録!
磯部 勉(ハリソン・フォード)
谷口 節(ルトガー・ハウアー)
岡 寛恵(ショーン・ヤング) ほか
2017年12月
『プロメテウス』
後にソフトにも収録!
佐古真弓(ノオミ・ラパス)
宮本 充(マイケル・ファスベンダー)
本田貴子(シャーリーズ・セロン) ほか
2019年2月
『LIFE!/ライフ』
堀内賢雄(ベン・スティラー)
安藤麻吹(クリステン・ウィグ)
山路和弘(ショーン・ペン) ほか
2019年7月
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
宮内敦士(トム・ハーディ)
本田貴子(シャーリーズ・セロン)
安原義人(ヒュー・キース・バーン) ほか
2020年12月
『ハドソン川の奇跡』
江原正士(トム・ハンクス)
木下浩之(アーロン・エッカート)
清水はる香(ローラ・リニー)ほか
2021年11月
『シャザム!』
草尾毅(ザッカリー・リーヴァイ)
加藤亮夫(マーク・ストロング)
林勇(アッシャー・エンジェル) ほか
2022年11月
『セント・エルモス・ファイアー』
新祐樹(エミリオ・エステヴェス)
武内駿輔(ロブ・ロウ)
畠中祐(アンドリュー・マッカーシー) ほか
2024年1月
『ワイルド・スピード』
楠大典(ヴィン・ディーゼル)
高橋広樹(ポール・ウォーカー)
甲斐田裕子(ミシェル・ロドリゲス) ほか
2025年2月
『ジュラシック・ワールド』
山寺宏一(オーウェン)
園崎未恵(クレア)
戸谷菊之介(ザック) ほか

スカパー!でザ・シネマ新録版を見る!!方法

青矢印

料金はどのくらいかかりますか?

スカパー!加入月は0円!2カ月目からは、ザ・シネマ視聴料:770円(税込)/月でご視聴が可能です!(※1)

お支払い説明 お支払いイメージ

ご加入月:0円 お支払いなし(※2)視聴料・基本料はかかりません

2ヶ月目以降:ザ・シネマ視聴料770円(税込)+スカパー!基本料429円(税込)

*1:加入当月には解約できません。 
*2:スカパー!基本料:429円/月(税込)がかかります。

下へ矢印

契約後、どのくらいで視聴できますか?

お手続き後、約30分(※3)でご視聴できます!

お支払い説明 契約から視聴までの流れ

ご契約手続完了(※4)→約30分後...→ザ・シネマを楽しむ

*3:手続き後視聴までの目安時間です。
*4:ご契約の前に、スカパー!有料放送役務契約約款の内容をご確認ください。

下へ矢印 フリーダイヤル

スカパー!カスタマーセンター:0120-556-365

受付時間/10:00‐20:00(年中無休)