-
【8/1(金)都内
舞台挨拶付き上映会】
『ジュラシック・ワールド/
炎の王国
【ザ・シネマ新録版】』声優の山寺宏一さん、園崎未恵さん、小野賢章さん、石見舞菜香さん(予定)が登壇し、舞台挨拶及び抽選会・フォトセッションを開催!
日 程 :8月1日(金)18時開場 18時30分開演
会 場 :東京都区内・某所
受付期間 :6月26日(木)~7月13日(日)
-
オフィシャルレポート
洋画専門チャンネル ザ・シネマが今年2月から独占放送でお届けしている、ザ・シネマオリジナル新録吹替企画。この度、第9弾『ジュラシック・ワールド』シリーズ1作目『ジュラシック・ワールド【ザ・シネマ新録版】』の大きな反響と熱い続編制作のご要望にお応えし、ザ・シネマオリジナル新録吹替企画第10弾として、『ジュラシック・ワールド/炎の王国【ザ・シネマ新録版】』、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者【ザ・シネマ新録版】』が制作され、7月、8月に独占TV初放送。放送を記念して、8月1日(金)に都内にてオーウェン役の山寺宏一、クレア役の園崎未恵、フランクリン役の小野賢章、メイジー役の石見舞菜香が登壇した『ジュラシック・ワールド/炎の王国【ザ・シネマ新録版】』舞台挨拶付き特別上映会を開催いたしました。収録の裏話や、観て欲しいポイントなどが聞けるトークイベント、さらに豪華賞品が当たる抽選会など盛りだくさんでお届けいたしました。

開局以来、ザ・シネマは吹き替え版の放送に力を入れ、数多くの吹き替え版を放送してきました。各配給会社、各TV局の担当の方々がキャスティングにこだわって、作られてきた、それぞれのオリジナル・バージョンが、世界に類を見ない日本の吹き替え文化を作ってきたと思います。ザ・シネマでは、地上波吹き替え版、劇場版、ソフト版と、ひとつの作品でもできるだけ多くのバージョンをお届けしたいと考えていますが、その中でもザ・シネマ新録版は、吹き替えファンの方が見たいものを作る、ザ・シネマならではのこだわりの吹き替え版です。

2025年8月1日、『ジュラシック・ワールド/炎の王国【ザ・シネマ新録版】』特別上映会を記念して、新録吹替キャストによる舞台挨拶イベントが開催された。オープニングでは、クリス・プラットが演じるオーウェン役の吹き替えを務めた山寺が恐竜ポーズを披露して会場を盛り上げ、和やかな雰囲気でスタート。

山寺は、「今日は台風が近づいているという厳しい状況にもかかわらず、劇場に足を運んでくださりありがとうございます。今日はトークと上映をぜひ楽しんでください」と笑顔であいさつ。新録版の評判が良かったために『ワールド』シリーズ第2作『~炎の王国』、第3作『~新たなる支配者』の収録ができたこと、そしてすでにザ・シネマ新録版で第2作、第3作の初回放送が行われているにもかかわらず、来場したファンに向けて感謝の思いなどを会場に集まった多くのファンに向けて述べた。
自身がクリス・プラットの吹き替えを長年担当している経験を振り返り、その際のエピソードにも触れた。
続いて園崎がクレア役を演じたブライス・ダラス・ハワードとの長い歴史についても振り返り、「彼女が初主演した映画で吹き替えを担当したのが彼女との最初の機会でした。その後、多くの作品でご縁をいただいています」と感慨深げに述べ、「新録版1作目が好評だったからこそ、またその続きをやらせていただけるというのは本当にありがたいこと。それは吹替を愛してくださっている皆さんのおかげで、胸が熱くなる思いです」と続けると、小野も「まさか『ジュラシック・ワールド』シリーズに出られるとは夢にも思ってなかった」と感慨深い様子であいさつ。自身が演じたフランクリン役がどこかおちゃらけた、明るいキャラクターであったことから「そういうキャラクターというのも、アニメでやったことはちょくちょくあるんですけど、吹替ではあまり演じたことがなかった。ですから今回すごく楽しかったです」と振り返る。「もし自分が恐竜に追いかけられる立場だったら、諦めるしかないなと思いながら吹き替えをしていました」とユーモアを交えてエピソードを披露した。
一方、実写映画の吹き替えがはじめてで緊張していたと語る石見は、「とても大切な役を任せていただいたんだと、自分を奮い立たせながら、素晴らしい先輩方の背中を間近で見させていただきながら、必死に食らいつきました」と収録を振り返った。
吹き替えの収録も近年はコロナ禍の影響で、“分散収録”で行われることが多かったが、今回の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』ザ・シネマ新録版の収録では、吹き替えキャスト全員が同時にブースに入るという“全体収録”で行われた。山寺が「久々にみんなで揃ってやれたので。途中みんなでご飯食べに行ったり、飲みに行ったりしました」と振り返ると、小野も「お昼は山寺さんと一緒に行きました。収録が終わった後にも『賢章、このあと、飲み行くか?』と飲みに誘われたんですが予定があって行けず、その時の山寺さんの寂しそうな顔が忘れられません」と笑いを交えたエピソードを披露。そんなふたりのやり取りで会場は大いに沸いた。
イベントでは『ジュラシック』ワールドへの思い、収録の裏側なども語られたが、そんなイベントもいよいよ終盤に。最後にコメントを求められた山寺が吹き替えへの熱い思いを語る。師匠と仰ぐ羽佐間道夫から洋画吹き替え創生期の話を聞いたこと、そして矢島正明の書籍を読んだことなど、ここ最近で洋画吹き替えの大先輩たちの熱い思いに触れる機会があったことを踏まえ、「吹替に命をかけてきた先輩たちが紡いできた歴史というのがあるんです。それは本当に難しいんですが、うまくいくとますます映画が面白くなる。僕もこれからもっと修行して、いい吹替ができるよう頑張っていこうと思います」と決意を語る。そしてその上で「上映の時は、われわれが出ているということは忘れて、映画の中に没入してください」と観客に呼びかけ、会場は大きな拍手に包まれた。

そしてイベント終了後は、報道陣向けの囲み取材を実施。大盛況だったイベントを振り返った山寺は「今日はたくさんの応募があったと伺って、本当に嬉しく思いました」と安どの表情。園崎も「この作品はものすごく音響にこだわって作られています。新録版を作るにあたって、(元の音声を使用するため)通常ならわたしたちがわざわざ録らないような、叫び声や苦しんでいる声などのアドリブも全部録りました。それをこういう劇場という良い環境で見ていただける機会があったというのは、本当に嬉しいこと。吹替の新録によって、映画の新しい魅力や吹替の更なる魅力を伝えられていたらいいなと思い、その一端を担えたこと、大変光栄で、嬉しく思っています」。
小野も「元々の吹替版があって、それを新しく録り直すというのは僕も初めての経験。今回ありがたいことにキャスティングしていただいて、自分が吹替をやる上で、僕がやる意味を探しながら演じさせていただきました」と語ると、石見も「今日は天候も悪い中、たくさんのお客様に来ていただいたということで。『ジュラシック』シリーズがこれだけ愛されているんだなというのを肌で実感することができました。あらためてこうしてスクリーンでご覧になる機会はなかなかないと思うので、この日を大切に楽しんでいただけたらなと思いました」と感慨深い様子で付け加えた。
8月8日からはシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が公開されるということで、『ジュラシック』シリーズの過去作にも注目が集まっている。山寺も「新作に注目されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、その原点となるのが『ジュラシック・パーク』シリーズであり、この『ワールド』の3部作だと思います。その吹替の1つとして我々の新録版がありますので、ぜひご覧いただければ、より今度公開される作品が楽しめるんじゃないかと思います」と太鼓判。
続く小野も「僕もあらためて『ジュラシック』シリーズを見ましたが、やっぱり面白かったです。なので、公開直前にモチベーションを3作品で上げて、劇場に行ってほしいです」と語ると、園崎も「我々のザ・シネマ新録版は、没入感という点ですごくいろんなところにこだわってつくっていると思っています。昔ながらの吹替の方法ですが、より映画の世界に入り込めるようなつくりになったのではと。ご覧になったその気持ちを持って、わくわくしたまま劇場へも向かっていっていただけたら嬉しいです」。
さらに石見が「『ジュラシック』シリーズは本当に長く愛される作品で。何度も見たことのある方もたくさんいらっしゃると思います。今回、新作が公開になることをきっかけに、新しく若い世代の方などが触れることも多いと思うので、劇場に足を運ぶ前に今までのシリーズ、『ワールド』も『パーク』も見て予習して行ったら、楽しみも倍増すると思いますし、新たに触れるきっかけになれたらいいなと思います」と語ると、小野も「それが言いたかった」と笑ってみせた。
最後に、山寺が「今年は久しぶりに恐竜ブームが来ているのかなという気もしますし、ザ・シネマでこの新録版を見る人がどんどん増えたらいいなと思います。『ジュラシック』シリーズの『ワールド』3部作を通して、新録版をぜひ楽しんで欲しい」と力強い言葉で締めくくり、キャスト陣も口々に「わたしたち、頑張りました!」と笑顔で語った。

※上映終了後、来場者へ向けてザ・シネマ新録第11弾の制作最速告知解禁が行われた。
【特報】
2025年秋 ザ・シネマ新録版第11弾
制作・放送決定!
『ワイルド・スピードX2
【ザ・シネマ新録版】』
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
【ザ・シネマ新録版】』
『ワイルド・スピード【ザ・シネマ新録版】』
(2024)と合わせてワイスピ吹替ファミリー 新録版コンプリート!
