PROGRAM
放送作品情報
初期のヴェンダースの代表的な傑作! 孤独な男たちの友情と破滅的な運命を見すえたフィルムノワール
解説
『太陽がいっぱい』の原作者として名高いパトリシア・ハイスミスの小説を、ヴィム・ヴェンダース監督が映画化。デニス・ホッパーを主演に迎え、犯罪が縁で結ばれた男同士の奇妙な友情を描くサスペンス・ロマンだ。
ストーリー
ヨーロッパで贋作を売る画商トム・リプリーが裏社会の男ミノから顔の知られていない殺し屋の紹介を頼まれ、ハンブルグの額縁職人ヨナタンの名前を持ち出す。病気を患い、家族の将来に不安を抱いていたヨナタンは、報酬目当てにその危険な仕事を請け負ってしまう。やがてヨナタンは必死の思いで標的の男を地下鉄で射殺するが、非情なミノは第二の殺人の遂行を要求。それを知ったトムは、ヨナタンを助けるため列車に乗り込んでいく。