PROGRAM

放送作品情報

タクシードライバー

TAXI DRIVER 1976年 アメリカ / 114分 サスペンス ドラマ

[PG12]汚れた大都会、社会への怒りをためこむ孤独な男…スコセッシ×デ・ニーロのによる社会派衝撃作
放送日時
2018年11月01日(木) 11:00 - 13:00
2018年11月10日(土) 15:15 - 17:15
2018年11月13日(火) 15:00 - 17:00
2018年11月28日(水) 08:15 - 10:30
解説

スコセッシ×デ・ニーロの名コンビによる社会派衝撃作。ロバート・デ・ニーロのキレた演技が白眉だが、弱冠14歳の娼婦役ジョディ・フォスターの熱演も見逃せない。カンヌ国際映画祭パルムドール受賞。

ストーリー

不眠症を患ったベトナム帰還兵のトラヴィスは、夜も仕事ができるタクシー運転手になる。ニューヨーク.中の多種多様な客を乗せて運転するうちに、彼は汚れた社会への怒りを募らせていく日々だった。ある日、次期大統領候補の選挙事務所で働く女性ベッツィーと知り合いになりデートに誘うが、ポルノ映画に連れて行ったため彼女の怒りを買ってしまう。ますます孤独を深めたトラヴィスは、銃を手に入れ、ある危険な計画を思いつく…。

出演

ロバート・デ・ニーロ
シビル・シェパード
ピーター・ボイル
ジョディ・フォスター
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
PG12
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/10/22

    有名な「are you talking to me?」の元ネタがこの映画だったのだと初めて知った。しかもこんなイかれた場面だったとは。。。 物静かだったデニーロが後半全くの別人になってしまっている所が怖い。ここまで人間って変わるものなのか。 静かすぎるエンディングに鳥肌がたった。。。

  • 鑑賞日

    狂気とは

    狂気って何だろう。普通って何だろう。 問い続けるとだんだん分からなくなる。 ニューヨーク。 毒々しい夜の色彩と光の洪水に飾りたてられたその『闇』をじっと見つめる虚ろな視線があった。 彼の名はトラビス(ロバート・デ・ニーロ)、タクシーの運転手である。 彼は他の運転手のように仕事場を決めていない。客の命令するまま、高級地区だろうと黒人街だろうと、どんなところへも行く。そんなトラビスを、仲間たちは守銭奴と仇名した。 毎日、街をタクシーで流すトラビスは、「この世の中は堕落し、汚れきっている。自分がクリーンにしてやる」という思いに取り憑かれ、それはいつしか確信に近いものにまでなった。 そんなある日、麻薬患者、ポン引き、娼婦たちがたむろするイースト・ビレッジで、ポン引きに追われた13歳の売春婦アイリス(ジョディ・フォスター)が、トラビスの車に逃げ込んできた。トラビスは連れ去られるアイリスをいつまでも見送っていた。 やがて、トラビスは闇のルートで、マグナム、ウェッソン、ワルサーなどの強力な拳銃を買った。そして射撃の訓練に励み、やがて4丁の拳銃と軍用ナイフを身体に携帯し、それらを手足のように使いこなせるまでになったが…。 70年代を代表する映画。時代を貫いてるなぁ。 ストーリーはシンプルながら、投げかけられる問いは重い。 「この世の中は汚れ切っている。だから俺がクリーンにしてやる」。純粋すぎ、過激な台詞。これを「青春」と呼ぶのであれば、呼べなくもないけれど。 おそらく誰しも大なり小なり抱いている疑問をトラビスはぶつけてくる。 この社会はおかしい。不公平だ。狂ってる。 だからブチ壊そうっていうのはあまりに短絡で幼稚じゃないのか、と「大人」の君は窘めるだろう。 でもそれは逃げじゃないのか。 逃げでもいいじゃないか。どんな理由であれ、犯罪は間違ってる。 何も犯罪を正当化しようというんじゃないさ。退屈な日常をだましだましやり過ごしている「大人」こそ、虚ろだってこと。 現実から目を逸らしているのはどっちだろう。 観客は「青年」と「大人」の間で宙ぶらりんにさせられる。スコセッシの術中に嵌まったことになる。 彼の巧さは、観る者を「分かった」ふりにさせないところにあると思います。 いやいや、何を深読みしてるの?へ理屈ばかりこねてないで映画を観てくれよと笑うのはスコセッシか、デ・ニーロか。

  • 鑑賞日 2018/9/28

    42番街とハーレム

    シビル シェパードが魅力的。 音楽が シーンに効果的に使われておりのめり込む。この映画の後 脚本のポール シュレーダーに惹かれてローリング サンダーでも衝撃を受け、髪型まで真似してしまったくらい 影響力があるあった。 トラビスがベッツィにクリス クリストファーソンを教えられレコードを買いにシーンは、好きな女の子の影響を直ぐに受ける自分と重ねてしまう。

  • 鑑賞日 2018/7/5

    1970年代映画1位

    きしくもキネ旬最新号の特集「1970年代映画ベスト」でどうどうの一位。キネ旬を読む前に見ていて私も同感。当時のロバート・デ・ニーロは、体も締まっていて本当に格好いい。少女売春婦役のジョディー・フォスター、当時15,6歳でしょうがその後の成長を予感させている。

  • 鑑賞日 2010/8/20

    空想で終わるか、現実とするか

    マーティン・スコセッシ監督による、トラウマ心理・ドラマ。 タクシードライバー、トラビス(ロバート・デ・ニーロ)は、戦争で心を病んだ帰還兵だった。 彼は、ひとりの女性に恋するが叶わない想いとなる。 そんな時、14歳の売春婦アイリス(ジョディ・フォスター)に出会い、 昔のトラウマが、彼を過激にかえていく・・・・という話。

  • 鑑賞日 2018/1/21

    危ない男の英雄話

     1981年か1982年だったと思うが、高校生だった私は初めてレンタルビデオ店の会員となった。その時に初めて借りたのが本作だった。その次に借りたのが同じくスコセッシ+デ・ニーロの「レイジング・ブル」だったから気に入ったのだろう。  ロバート・デ・ニーロが演じるトラビス・ビックルはいかにも危険人物である。おいおい、ベッツィ、彼の誘いにのるとは不用心にもほどがある。危ない雰囲気に惹かれたのだろうか。「矛盾しているところが」って、それって精神が病んでいるということだから。  基本的に狂っているトラビスの中で数少ないまともなところがアイリスに対する認識である。偶然にもそれがトラビスの英雄扱いにつながる。アイリスを救出に行ったがギャングが承知しなかったので銃撃戦となり正当防衛で殺したと解釈されたのだろう。米国らしい大雑把な解釈だ。  危険人物が英雄になるという皮肉な結末。トラビスの精神は暫くは安定するだろう。だが不協和音はまだ鳴っている。いつまた暴発するか。  フィルム・ノワールの時代なら、主人公は私立探偵や刑事であるタフガイだったものが、本作では精神を病んだタクシー・ドライバーであるところが、ベトナム戦争後の1970年代のリアルなのだろう。

  • 鑑賞日 2017/12/28

    さすがマーティン・スコセッシ監督。バーナード・ハーマン作曲によるあのアルトサックスによるタイトル曲があってこそベトナム戦争後のニュー・ヨークの混沌とした空気、そしてタクシー・ドライバーであるロバート・デ・ニーロの狂気さが光っている気がする。 日本での名称ではあるが「アメリカン・ニューシネマ」がピッタリと当てはまる代表作だろう。

  • 鑑賞日 2017/11/7

    別の「ランボー」の話

    初めて観たのはずいぶん前であんまり記憶になかった。けど見覚えのあるシーンは多かった。窓際から人を狙うシーン等。 デニーロ素晴らしい。特に最後のバックミラー鳥肌立った。 衝撃の展開から当時の狂ったアメリカを皮肉ったラストも良い。 くしゃくしゃの20ドル札が印象的。

  • 鑑賞日 2017/10/26

    怖かった

    自分も壊れていって、こちらに戻ってこられないと思った

  • 鑑賞日 2017/8/26

    ベイビードライバーを見た記念に?ずーっと観たかったタクシードライバーを鑑賞。 バンバン撃ち合ったりするのかなーと思ってたので意外な感じだった、モヒカン頭はほんとにラストで出てくるのね! 映像の感じがすごく私好みだった、、、 ラスト、主人公は英雄扱いされるんだけどそれが複雑。 マッチポイントを見たばっかりだったのでその感情もひとしお、、、 最近観たアンタッチャブルでロバートデニーロはハゲ頭だったなあ、頭皮を大事にして、、、(わざと髪の毛を抜いてハゲ頭にしてる)

  • 鑑賞日 2017/7/7

    万々歳なはずなのに残る違和感

    不眠症に悩まされる元海兵隊のトラヴィスはタクシーの運転手となる。しかし、彼の性格よ歪みは日をまたぐほどに深刻化していく…。 M・スコセッシ監督作。行動力の高い危険人物がたまたま良いことをした話。次は何をしでかすか分からない狂気がまとわりつく名作。

  • 鑑賞日 2017/5/29

    孤独に追われるタクシードライバーの髪型

    タクシーを流しているだけで犯罪に遭遇してしまうNYってコワイ 眠らない大都会のNYを観察するのに 街中を流れるタクシードライバーの視点というのは最適なんだな感心 他人には自分を理解してもらえないという自分勝手な孤独感 世の中の鬱屈をぶっ壊したくなる自分勝手な正義感 みんな自分勝手だよ 人間だもの 孤独に追われるあまり、どんどんキチガイ気味になっていくタクシードライバー →からの、ラストのオチが意外で面白かった こういうカタチのご都合主義なら好きだなー

  • 鑑賞日

    自己愛性パーソナリティ障害に

    ベトナム帰還兵の鬱屈が加わった男の物語。何しろまともじゃないので、なにしでかすか予測不能のサスペンスで引っ張られる。同時に、恐ろしくリアリティの高い描写にも惹きつけられる。 どういう訳か大統領候補の暗殺をくわだてて失敗。いきなり方向転換で売春宿を襲撃し成功する。テロリストとヒーローは紙一重の差、と鮮烈に示す終盤には慄然とさせられる。 銃撃シーンの凄まじさも特筆もの。傑作です。

  • 鑑賞日

    かっこよいいシーンがいくつもある

  • 鑑賞日

    主人公の考え方、生き方

    やっている事の良い悪いはさておき、主人公トラビィスの考え方、生き方がカッコいい。影響された人は多いだろうね。

  • 鑑賞日 2017/4/18

    やっぱりダメだ!

    どんどん退屈になっていく。いいのはバーナード・ハーマンの音楽だけ。ラストはわけわからん。ファンタジーなの? トラヴィスが生きてて、アイリスの両親から感謝の手紙もらって、タクシードライバーに復帰して、そこにベッツィが客としてやって来る。トラヴィスがヒーローということでいいんだ?いや、よくない!と言いたいのだろうけど。まったく伝わって来ませんでした。 ◉トラヴィスが海兵隊出身と知り、タクシー会社の感じの悪い採用担当者も同じ海兵隊出身で急に愛想がよくなるとこ。 海兵隊ってやっぱり特殊な集団なんだろうね〜。 ◉トラヴィスが口説き落としたベッツィをスウェーデンポルノ映画に誘う。彼がいつも1人で見てるのはもっとマイナーなポルノ。でいて、彼は性欲ムンムンというわけではない。ベトナム戦争後、人間性が崩壊しちゃったんだろうね。 孤独な生活の中で見かけた白いドレスのベッツィに、掃き溜めニューヨークの中の女神を見てしまったのだろう。 ◉イージー=アイリスが故郷に戻ってすんなり更生できるとは思えないのだが。やっぱりファンタジー、事件後の展開はトラヴィスが死ぬ前に見た夢だったのか? ベッツィを降ろしてタクシーを走らせている時、一瞬、変な行動をとったのだが。あれは??? バックミラーに映った何かに驚いてバックミラーをなおす。が、それがなんだったかは説明されない。 消化不良。70年代に見たらよかったかもしれんが21世紀になって見たら古くなっちゃてるんじゃないかな?

  • 鑑賞日 2017/3/12

    犯罪者と英雄の間

    何かしら世の中とは、ずれている男である。いや世の中と、はずれている男というべきか。でも彼は世の中の方がずれている、はずれていると思っていた。その世の中を正そうと、彼は行動に出る。第一の標的に失敗した彼は、第二の標的を襲撃し、自分の予想とは違う世の中の反応を受ける。一見彼は世の中に受け入れられたように見えるけれども、第一の標的が成功していれば、おそらく彼はただの犯罪者。ある種の狂気が、美談になってしまった皮肉。

  • 鑑賞日

    スコセッシ&デニーロ

    スコセッシ監督が好きで全作品を観ているが、この作品が一番好き。スコセッシ作品はできるだけ映画館で観るようにしている。音楽がいいからだ。 この作品を三度はTVで観ている。繰り返しTVでも放送されたからだ。今の時代はこうした作品を、たまたま観るチャンスに欠けすぎているような気もする。良き作品は人々の日常に入り込み、ある日突然、人を掴まないと嘘だと思う。 ため息が出るほどヒリヒリした現代的な若者がこの映画の中にいる。 アイリス演じるジョディ・フォスター、妻の浮気と殺害を語るスコセッシ監督と話題に事欠かない。腐敗した社会への不満と孤独、そしてトラヴィスの身体能力と単純さ。誰でもがトラヴィスになり兼ねないが、みんな一つだけカードが揃わないままに生きてるだけなんじゃないか‥と思った若いあの日。それはラッキーなのかアンラッキーなのか‥と。 スコセッシの作品にはどうしようもない欲にまみれ、孤独になった男が描かれているが。男の日々の迷いや不安、喜び、哀しみを共有してしまうと私たちは第3者ではいられなくなる。そこにある「死」を身近な者の死と捉えるのに、近くなる。 作品の中にいる男らは、それはそれは懸命にバカらしいことを邁進していき崖に行き当たる。その人生をシタリ顔して笑えはしない。

  • 鑑賞日

    主人公はなにか大きなことを成し遂げたい、今の自分を変えたいと願っている。自分のことが認められなくて、常に孤独を感じている。彼はどうするべきだったのか。私はどうするのか。自己投影していしまい、暗い気持になる。この映画は毒だ。

  • 鑑賞日 2017/2/7

    男の心理が読めない

    彼は偏執狂か。 選挙事務所の女に惚れたかと思えば、最初に連れていったのがポルノ映画。そのせいで女に振られるが逆恨みをして候補者を殺そうとする。 またもう一つの伏線で少女売春の女を家に帰そうとこだわり、候補者の暗殺に失敗すると彼女のヒモなど関係者を銃殺する。 しかもその行為がギャングと闘うタクシードライバーと英雄にされてしまう。 なんとも理解しがたい映画であった。 ニューヨークの裏町の無法ぶりや、裏町のいろいろな男たちと大統領予備選挙の候補者の対比など面白く見たし、映像や音楽も良かったが、いかんせんわかりづらかった。

  • 鑑賞日 2017/1/23

    物語に疲れた時に観直したくなる映画

    この映画の主人公はニューヨークの街である。 そしてこの映画の主人公ではないタクシードライバーはヒーローにはなれないしアンチヒーローにもなれない宿命である。何故なら彼は主人公では無いから。脇役だから。単なるモブだから。モブキャラにはトゥルーエンドも無いしバッドエンドだって無い。そもそも個別シナリオが用意されていない。モブがどんな一歩を踏み出そうと、その肥大化した期待に沿った物語なんて絶対に始まらない。 タクシードライバーの物語が始まることを否定し続ける映画は最後に「モブの君にだってお仕着せの物語なら用意してあげられるけど、身の丈に合ってないから心地悪いだろ?」と言わんばかりのダメ押しをしてくる。素晴らしい。 とても残酷でとても優しい。そんな大都会とこの映画が私は大好きである。

  • 鑑賞日 2017/1/20

    モヒカンかっけぇ

    前半では特段たいしたことは起きていないんだけど、力強い印象 デニーロって本当味がある 最後ってあれで良かったのかな

  • 鑑賞日 2017/1/17

    歪んだ精神と恋愛と

    久しぶりに観ても、このいかれっぷりが凄いです。オーケストラのようなジャズのような音楽が素晴らしいし、病んだニューヨークの街の風景としっくり来ます。マーティンスコセッシ世界観に改めて感服しました。ある意味、抒情詩的ですね。渋い!

  • 鑑賞日 2017/1/16

    全てのカットが鮮烈

     ひとつひとつのカットが素晴らしく、目が離せない。カメラの動きと、フィルムの繋ぎが生み出す快楽にうっとりする。  おまけに、サックスが印象的なバーナード・ハーマンの音楽に痺れる。  テレビではなく、フィルムで観たい。

  • 鑑賞日 2017/1/14

    映画の雰囲気が自分好みで、主人公の苦悩や葛藤をよく描いていてとてもおもしろかった。 銃を仕舞うシーンやラストの展開など名場面過ぎる。

  • 鑑賞日 2017/1/15

    大志

    ドライバーよ大志をいだけ。

  • 鑑賞日 2017/1/8

    行間の広い映画

    ◎ ちょうど40年前に十日町松竹で観た。併映作品は『ロビンとマリアン』だった。今回が4回目になるが、何度見ても色あせない。デ・ニーロの怪演はもちろん、取り囲む人物一人一人のキャラが立っている。その後にブレイクするような男優女優を引き寄せる力がこういった作品には備わっているのかもしれない。 ◎ それにしても説明の少ない作品だ。いろいろな行動の因果関係を示さない。行間が広いのもエヴァーグリーンの一因なのか。最後にベッツィーの方からトラヴィスに近づいてきた理由もはっきりしない。

  • 鑑賞日 2017/1/2

    ロバートデニーロがはちゃめちゃにダサくて好きだ

    「ほんとに26歳?」ってタイプのダッセェ男がダサく死ぬ話かと思ったらむにゃむにゃといい奴に仕立て上げられててそれもめちゃくちゃダサくて最高だった……って話では?ないのかな?? 人が駄目になっていく話は怖くて好きだ。共感してしまう。 顎撃ち抜こうとしたのに弾が入ってなかったシーンとか、どこまでも格好付かなくてダサくて笑ってしまった。愛おしい。そこから飛び出して何かを成したいって言ってたもんね、良かったね。そりゃあ手紙も新聞の切り抜きも部屋に貼っちゃうよ。ダサいなぁ。別に彼は英雄になろうとか彼女を助けようとか腐った社会への制裁とかそんなことを考えてたんじゃないよね……そもそも暗殺のために出かけたんだし。だけど結果として得た名声にすがっちゃう。ダサい。体型もダサい。……筋トレ途中でやめたよね? すごく淋しい話だ。誰か彼をなんとかしてやってくれ。

  • 鑑賞日 2016/11/10

    これがデニーロ。

  • 鑑賞日 2016/11/25

    やばい

    ついに見た。前から気になっとったけど。 なんなんやろ。 ロバート・デ・ニーロがヤバすぎる。 狂気とは、まさにこのことやなって感じがした。 人と付き合うことが下手な男が、どんどんおかしくなっていく。 でも根底にあるのは、正しい事をしたい、間違ってる事を許せんって気持ちなんやろうけど、やり方が凄いよな。 なんか、どう解釈したらいいんか、難しかった。

  • 鑑賞日 2016/11/7

    ロバートデ・ニーロ若い! 不眠症で、色々と負の感情を心の奥に溜め込むトラヴィス。 好きな女性にも相手にされず、もう何も望みのなくなったトラヴィスが大統領候補を暗殺しようとする。その瞬間イキイキとしだすトラヴィス。銃を買って、さらにすぐ銃を出せるよう改良に改良を重ねる始末。 だけど、そこに12歳半の娼婦が現れたことで運命がガラッと変わる。 何をしたいかは分かんないけどここから脱したい。行動を起こしたい。鬱々とした気持ちを抱えるデ・ニーロがうまかった。イキイキとしだすとこも。 ジョディ・フォスターの堂々とした感じもとても当時13歳とは思えない。 70年代のアメリカ、混沌としてて見てるだけでいいや…。てなるけど、それはそれで味があっていい。

  • 鑑賞日 2016/9/21

    負け犬の仕返し

    恋人がいさえすれば、何も起こさなかっただろう。 凶悪事件のほとんどそうかもしない。 心を癒す恋人がただ一人いるだけで防げるものなのかもしれない。 見下して拒絶したくせに、英雄扱いされるやいなやすり寄ってきたかつての女をクールに振るラスト。 女を求めても手に入らず、しまいには憎悪のような感情を抱いたことのある者なら、胸がスーッとし、デニーロに酔いしれてしまうのではないだろうか。

  • 鑑賞日 2016/8/21

    決して埋まらない寂しさ

    キャスティング 10 演技 10 キャラクター 8 台詞 6 脚本 7 演出 6 音楽 8 だって好きなんだもん加算点 18 73/100 おかしいな、こんなはずじゃないのにな、なんでかな、 強烈な寂しさと それを分かってもらいたいのに上手くいかない孤独感 ポルノ映画を見たときのベツィのきつい一言 「その気にさせようと思った?」 違う、違うよベツィ ただ自分をわかってほしかった、 いつもの自分を見てほしかったんだよ あの時のトラビスに下心なんて無かったんだよ、ほんとだよ 彼には何も無い いや、彼だけじゃなく ベトナムから帰った当時の多くの若者には 何も無かったんだろうな ランボーを演じたスタローンの絞り出すような寂しさも トラビスを演じたデニーロのただ過ぎ去る様な寂しさも 戦争なんて経験すらしていない私たちの胸を抉る 最後に彼は英雄になったけれど 一時の自己に過ぎない 彼は、彼の行為(それだって偶然の部分が大きい)を 認められただけで 彼自身を認められたんじゃないんだから 音楽と映像が非常にマッチしていて 1人ぼっちで街を歩いたり、車を流すデニーロも 本編のテーマと合っているので冗長に感じない 警官に向けて人差し指をこめかみに当てるシーンは 素晴らしい ただ、the アメリカンニューシネマって感じなので 私にとっては のめり込んで集中して見る!と言うタイプの映画では無い

  • 鑑賞日

    ボーイズ・オン・ザ・ランを思い出して泣きそう

  • 鑑賞日 2016/5/30

    本当に狂気なのか⁉️

    この作品の良さは見れば見るほど主人公の気持ちが分からなくなることだ。見方によっては色々な捉え方が出来るから… 最後のデニーロが驚いた目でバックミラーを睨むシーンが正にそれだと思う。どう考え、どう解釈するかわ全て視聴者に委ねるといったマーティンスコセッシマジックなのだと思う。

  • 鑑賞日 2016/5/21

    ロバートデニーロが若く、ヨーロッパ風の顔に見える。それに映画が古いからか、景色もアメリカというよりヨーロッパみたい。 映画の始めから、ロバートデニーロが演じる若者は、悪くはなさそうだけど何かしでかしそうな雰囲気がある。 好きな女性に冷たくされていらつき、彼女が支援する選挙立候補者を殺そうとしたり、銃を持ち見た目もモヒカンになり悪そうに変化し、最後にはギャングと打ち合いになる。 この人は変な正義感から事件を起こしてしまうのかと思ったが、結果として売春から女の子を救ったヒーローと評価される。 たまたま事件を起こさずに済んだのだろう。正義なのか悪なのかわからない、見せ方が面白い。

  • 鑑賞日 2009/7/18

    ぼやけたネオン

    ずいぶん昔に観たきりになってた。 無性に懐かしくなったので観たのだが、 覚えてないもんだなぁ。こんな話だったっけ? ジョディ・フォスターのくだりはなんとなく記憶にあるけど。 さすがに「俺に用か」といって、 鏡に拳銃をつきつけているところは覚えてた。 このポーズのこの構図、 いろんな映画が真似? オマージュ?してるよなぁ。 ナルシストもここまで徹底してると、 バカバカしいのを超えて、 めちゃくちゃかっこいい。 筋肉質なカラダがたまんないね。 トラヴィスの正義って、 歪んでるし、滑稽だし、 バカとしかいいようがない。 わかっちゃいるけど、 衝動を抑えられないのはどうしようない。 思い込んだらいくところまでいくしかない。 で、いっちゃうんだよね。 映画はこの正義を正当化していないところが、いい。 どこまでもバカな行為という視線で見ている。 最後、なんで死ななかったんだろう。 あえて生き返らせて、 ヒーロー扱いしたのはなぜだろう。 蛇足のように見えるけど、 これでいいのかもとも思える。 タクシードライバーは眠らない街、 狂気の街に戻ってきて、 ずっと闇と対峙しなくちゃならなくて、 そこから抜け出すことはできない。 バカな正義を振りかざしたところで、 現実は何も変わっていない。 ぼやけたネオンの映像が悲哀を帯びているのは、 そのせいなのかも。 スコセッシがこういう映画を作ることはもうないのかな。 泥臭い男の世界をもっと観たいのに。 期待してるんだけどなぁ。 (2009.7.19)

  • 鑑賞日 2014/8/23

    PCより移行

    初見。これなんでベスト10のトップなの???信じられない。全然いいと思えない。大統領選挙戦の美人と付き合ったのに、ポルノ映画に誘って振られ、12歳の娼婦にかかわってひも共を撃ち殺して自分も死ぬ。まあベトナム帰りの兵士のやるせなさ、不眠、孤独、苦悩というのはわかるけど映画の面白さがないよね。 同年、ベストテン3位の「トリュフォーの思春期」は10点入れてる人が15人。こちらは5人。 双葉さん、荻さんはトリュフォーは10だが、こちらは0。 淀長さんはトリュフォー10でこちらは5。 21世紀になってこれを見返してもなんにもないのでは?

  • 鑑賞日

    もう一人のトランプ

    この映画はベトナム帰りのトラヴィスの物語だ。 この愚かで貧困な男は、自分達がアメリカのために命を賭けたのに、それに見合った幸福がもたらされない事で、夜も眠れないほどの不満を持つ。 このトラヴィスの憤懣とは、本来正当な権利を持つと信じている、現代アメリカの「貧しい白人=Poor White」の心理と近似であると感じる。 そのトラヴィス不満の矛先は、汚れた町、汚れた人、に向かう。 その不満を政治家に仮託して、晴らそうとするが、その過激な主張は拒否される。 それゆえトラヴィスは自ら、浄化に動かざるを得なくなる。 それは、間違っている政治家を殺し、自ら町のゴミを消していくという選択肢だ。 このトラヴィスの思考・行動とは、不況下ドイツでナチスが台頭するときの構図の基礎となったものだ。 そして、現代アメリカ大統領候補選でトランプが主張している、アジテーションと同じだ。 1976年の「タクシードライバー」の描いた、ファシズムの狂気が、今トランプの姿をして現実になろうとしている。 さらにこの映画は、そのファシズムの明快さによって、民衆の「英雄」となる姿が描かれる。 この映画はそういう意味で、現代を予言した恐るべき一本である。 *ブログもやってますm(_ _)m http://hirahi1.seesaa.net

  • 鑑賞日 2016/2/23

    不条理をフィクションに集約

    主人公は不眠症である。睡眠薬が欠かせず働いても働いても眠れない。 PTSDの認知が広まっていなかった状況下では主人公はただの変人であるし、彼を囲む世界に苛立ちを覚えることを共感しないことはアメリカ史への理解不足である。 彼が負った傷はベトナムであり、国内の不況は大戦後の世界秩序によりもたらされたものである(少なくともアイゼンハワー期以降ではF・ルーズヴェルト期と比べてアメリカは苦しんでいた)。 こうした閉塞感の漂う世界に救いを見出しても、彼にとっては幻影に過ぎなかった。であるならば、この世界に挑むことこそ彼の生きる道であると、彼は思った。 彼が挑み負け、再び彼は不条理な世界の住人に戻る。残酷な幕切れを視聴者に叩きつけてくる。「世界を変えたいと強く思っても、この世界に飲み込まれるのだ」と。

  • 鑑賞日 2015/11/20

    なんてキチガイじみた映画だ。人間はクソばかり、とか、自分はなんて孤独なんだ、というトラヴィスの考え方は共感できるし、人生がクソで退屈している今の自分と似た状況にも見えた。その行き着く先が銃による殺害っていうのも分からなくはない。俺だって力があればいい人を殺して楽しんでしまう可能性が高い。そんな誰にでも持ちうる狂気の心はうまく描けていたと思う。ストーリーは退屈っちゃ退屈。女をポルノ映画館に連れて行ったら嫌われ、段々と狂気がつのり、大統領候補暗殺を企てるも単純に失敗し、最近知り合った売春の少女を助けるためにポン引きや売春宿の人間を殺し、英雄扱いされる。なんだこの話は。なんで英雄扱いなのかは意味不明だが、これは社会の歪みを表現しているのだと思った。トラヴィスはその後普通のタクシードライバーに戻って達観しているような感じだが、そもそも何も解決していない。一時的に憂さ晴らしをしたに過ぎない。トラヴィスが死んで終わりのほうがまだ納得できた。映画として良くできているのかもしれないが、自分には制作者がどのような意図でこの映画を作ったのか全く理解できない。当然エンターテイメント性は皆無だし、孤独感を感じている人々に希望を与える内容でもない。見終わった後、本当に何も感じなかった。ああ、これで終わりか、としか思わない。こんな映画も珍しい。若いデニーロが割と好青年なのと、少女のジョディフォスターが可愛かったのがおもしろかったかな。

  • 鑑賞日 2015/10/20

    正義感

    何度目かの鑑賞である 何度観ても後半の銃撃シーンのインパクトは凄い物がある しかしこの作品の一番描きたいには、主人公の異常なまでの正義感ではないであろうか 日常の内面の不満が、少女を救い出したいと言う感情と重なり、正義感が暴走を始める 自分に肯定的になり、大量の殺人を犯してしまう しかし、少女を救い出した事件は大量の死者を出したにも関わらず、マスコミに依って英雄と扱われる ラストシーンでいつものようにタクシーのステアリングを握る彼の表情が、正義の達成により優しい顔になっているのが印象的である 少女に対するお説教にややくどい件が有るが、この作品の映画史に残る名作と言って良い物で有る

  • 鑑賞日 2015/9/29

    ズレてこじれた正義感

    なるほどこれは!と今観ても新鮮なショットあり、遺作となったバーナード・ハーマンの忘れ得ぬサントラあり、ジョディ・フォスターの鮮烈なイメージあり。 それをすべて凌駕するデ・ニーロの振り切れたキャラクターに震えました。人間は自分が信じたいこと見たいことしか信じないし見ない。 おそろしい。 トラヴィスの姿を観ていくうちに、いま日本社会に横たわる様々な断層を思い出しグッタリ。 勘違いした正義感を振りかざしている人たちのなんと多いことか。

  • 鑑賞日 2015/7/25

    身勝手な怒りを爆発させたような事件が起こる度に思い出す作品

    不浄な社会に苛立つベトナム戦争帰りのタクシー運転手が、都会の喧騒と孤独から生じるフラストレーションから次第に過激な行動へと向かってゆく姿を描いた衝撃作です。 1970年代という一昔前の作品なんですが、当時だけではなく現代にも通じる、誰もが持ちうる鬱積した心の闇や社会に対する不満といった人間の心情を抉り出している気がします。 屈折した自意識ばかりが拡大している、ロバート・デ・ニーロ演じる主人公トラヴィスは「ここから飛び出して、何かをやりたいと思ってる。何かをやりたいんだ。」と、クズ同然と見下した周囲と自分は同類ではないということを世の中に示そうと企み、孤独と閉塞を社会のせいにし、自らを省みることなく、理不尽としか思えない怒りと敵意を燃やしている・・・そんなトラヴィスがヒーローに祭り上げられてしまうという皮肉な結末。これこそがアメリカの闇なのかもしれません。 社会に向かって、身勝手な怒りを無差別に爆発させたとしか思えない事件が起こるたびにこの作品を思い出してしまいますね。

  • 鑑賞日

    スコセッシの最高傑作

    主人公の偏った正義感にある種の共感をおぼえる。デニーロの演技はもちろんだが、子役のジョディ・フォスターの演技も素晴らしい。当時、子役としては、アカデミー賞を受賞したテータムオニールとどっちがうまいっかって比較されたけど、結局残ったのは彼女のほうだった。トム・スコットのサックスが心憎いまでに雰囲気を盛り上げてくれる。このサックスを聞くたびに泣けてくる。最後、あり得ないという人もいるが、主人公が生き残ってくれた点に救われる。日本人監督が作ったら、当然死んでいたでしょうけど。 ただ、何度もVDVを観ていくといくつか疑問点が残る。3人も殺したのに罪に問われなかったのか(有罪だったが短期の刑期だったのか)、あと、最後に彼女がトラビスを指名して自宅?まで送ってもらうが、ストーカーに自宅を教えるようなものはどうなのか?

  • 鑑賞日 2011/8/11

    時代と街の不条理

    孤独なタクシードライバーが抱える狂気をもヒロイックなニュースへと転化し、それを賞賛する不穏な時代と病んだ街の殺伐とした物語に引き込まれる。 歓楽街の暗闇に絡みつくようなB・ハーマンのムーディーな音楽が素晴らしく、R・デ・ニーロが発するファナティックな存在感とともに、禍々しい物語に相応しいザラついたテクスチャーを画面にもたらしていた。ベトナム戦争の後遺症に苛まれるひとりの男に米国社会の不条理を仮託し、登場人物の鬱屈した心情を時にサスペンスフルに、時にミステリアスに紡ぎ出したM・スコセッシの臨場感溢れる語り口に魅せられるアメリカンニューシネマの逸品。 あと、まさに役にはまったR・デ・ニーロのエキセントリックな怪演はもとより、その脇を固めるJ・フォスター、S・シェパード、H・カイテルといった名優たちの滋味深い好演も心に残る。

  • 鑑賞日 2015/5/9

    めんどくさい男

    ネタバレというほどでもない かつてラウンジで働いていたので こういうちょっとのことを大げさに言う男っていたよなーって すごい思い出してげんなりしてしまった・・ こんな仕事から逃れられるようにしてやる! って思想もますますめんどくさく ただのめんどくさい客がもしちょっとイケメン風味だったらっていう映画でしかないと感じてしまった…ただもうロバートデニーロの顔だけでもってるような作品だった まあこういうのがいるから世の中はうまく回っていくんでしょうね・・

  • 鑑賞日 2015/4/26

    どこまでいっても閉塞感

    まわりの友人の感想が微妙だったんでそんなに面白くないのかなーと思って観てたけど、えーーー!!!むちゃくちゃいいじゃんこれ!!! ラストシーンの表面的な「ハッピーエンド」の気持ち悪さ(そういうふうに作られている)が最高じゃないか……。 「この""掃き溜めのような街""を浄化させたい」と考え実行する主人公もまた""掃き溜めのような街""のシステムに侵された悲哀の権化なのだ。と考えれば「時計じかけのオレンジ」とも似ているかもしれない。 主人公の奸計が成功していればあんなラストシーンにはならずもっとわかりやすく最低なエンディングを迎えただろうが、結局は運に左右されただけのこと…。閉塞感から抜け出すための自分の""意志""による行為だったはずが、それも実は計り知れない大いなるシステムの歯車の一部にすぎなかったということ とにかくあのラストシーンに吐き気を感じてくれる人となら友達になれる気がしますね!

  • 鑑賞日 2015/3/22

    想像と違う展開

    有名だが、未見だった作品。 見る前、前半、後半とイメージと異なる展開を見せる作品だった。あのモヒカンがまさかああいう形で出現するとは!そもそもスコセッシがこういう作品を撮るというイメージがなかったので、ラストは面食らう。ほんとブライアン・デ・パルマかヒッチコックみたいだった。 トラヴィスが彼女に猟奇的に惹かれた理由がいまいち不明というのが、どうもしっくりこない。だから、ただ人生にやる気のない男だと思っていた人が、突然人格異常者になった感じで、ついていけなかった。ジョディ・フォスター演じる娼婦のアイリスの存在意義も感じない。 ロバート・デ・ニーロの『ザ・ファン』の変態狂気ぶりには起源があったことを知る。

  • 鑑賞日 2015/2/25

    82点

    いやーさすが名作。 さすがスコセッシ、さすがデニーロ。 最高でした。 痛烈な皮肉。 序盤はちょっとロマンス的な感じと、後半のサスペンス劇の振り幅が最高。 めちゃくちゃ面白かったです。

  • 鑑賞日 2015/1/25

    NY

    この作品、大昔に映画館で観て以来の久しぶりの鑑賞。 ニューヨークの夜の街、雨、蒸気、そしてサックス 若きデ・ニーロ ストーリーを追うのではなく、画面の雰囲気に酔う。 ティーンの頃にはわからなかった味わいがここにはあった。 歳をとるっていいこともありますね。

  • 鑑賞日 2015/1/24

    やっと見た

    公開当時、映画館で見て、あまりの衝撃に、傑作とわかっていても2度と見ようとしなかった映画。30数年ぶりに見ても、そのシーンの一つ一つを鮮明に憶えていた。ロバート・デ・ニーロの狂気に取りつかれた演技、ジョディ・フォスターの12歳の娼婦の役。その世界に足を踏み入れると、抜け出せないような魅力がある。見終わったあと、濡れた路面に反射する、色とりどりのネオンが印象に残る。

  • 鑑賞日

    正に怪作!!

    これもアメリカン・ニューシネマの代表作で、言わずと知れたスコセッシ監督作品の最高峰です。 ロバート・デ・ニーロ演じた主人公トラヴィス。詳しい略歴は劇中では紹介されてませんが、ベトナム戦争の帰還兵らしく危なっかしい匂いがプンプンする青年であります。 ベトナム戦争の兵士たちはアメリカのために命懸けで戦ったものの、本国アメリカではその戦争に否定的で帰還兵は非難の的。社会に歓迎されないトラヴィスのような青年の悲哀と怒りに満ちた叫びが空しかったですね。 本作の公開当時は、ヒッピー、ゲイ、女性などのマイノリティ的な立場の人々のムーブメントを描いた作品が多かったようです。所謂トラヴィスのようなブルーカラー層も、アメリカ社会で差別された一人であります。その鬱憤は狂気に変化して、普通の人が持つ感覚が失われていってるのでしょうか? 選挙事務所でナンパした彼女(シビル・シェパード)をいきなりポルノ映画館に連れて行ったり、未成年で娼婦に落ちた少女(ジョディ・フォスター)を救うために銃撃戦を挑んだり、モヒカンヘアーにも異常性を感じましたね。結局、ベトナムでの傷痕が癒えてないことを物語ってるのでしょうか? 本作は主演のキャスティングを間違えると、駄作になった可能性があると思います。そこはデ・ニーロ起用が当たってますね。上半身裸で銃を纏った姿など、カッコ良い男が狂気に走るからこそ本作が見ごたえある映画になったはずですから。反社会の象徴としての役で、これほど適任はないと思いました。

  • 鑑賞日 2014/10/3

    今ごろ!ですがようやく観ましたー。 あまりに伝説的な映画だけど、今では、こんなふうに他人とうまく関われずに自分の内に怒りをためこんで暴力事件を起こす人が、もう少しも珍しくなくなってしまったね…逆に、こんな早い時期から、自分を救ってくれる人を切望しつつ反社会的暴力に走ってしまう人の心理に深く接近したスコセッシはすごいとも思うし、「ベトナム戦争」というファクターがなくてもこういう人たちを日常的に出してしまう現代というのは、日々が戦争なのかもしれません。 候補者暗殺の失敗後、ついに暴発する主人公のすさまじい暴力の痕跡をじっくりと見せつけたあとに、マフィアと闘い少女を救ったヒーローとして持ち上げられる様子を見せて、じわじわとした不気味さへと恐怖の質が変わっていくラスト近くの演出が見事。ここで、「救済された」少女が実際にはどう受けとめているのか見せないのがいいし、シビル・シェパードが最後まで笑顔を見せようとしないのもいい。主人公にすごく感情移入して観た人が多いらしいけど、演出は抑制がきいてて、ちょっと安心しました。

  • 鑑賞日 2014/9/20

    それは俺にも言っているのかも

    狂人に共感は出来てしまう不思議さ

  • 鑑賞日 2012/8/19

    若いデ・ニーロ

    ロバート・デ・ニーロの若くてハンサムな姿にびっくりしました。 なんせ、ヒートの時の渋さとは全然違うもので・・・。  内容は汚れきった社会に業を煮やした主人公が、自ら制裁を下すといったところです。驚愕のラストは必見です。

  • 鑑賞日 2014/8/28

    起伏がないのにタルくない

    スコセッシさんの手腕はさすが。 個人的には、ラストの顛末は夢妄想の類だと思いたい。

  • 鑑賞日 2014/8/27

    終焉を惜しむ…

    新橋文化劇場「壊館(同館のチラシの表現)」ラストプログラム2本立ての内の1本。 立ち見も出る盛況で、貴重な映画館がまた消えてゆく。 ベトナム帰還兵が不眠症を利用して深夜勤務のタクシードライバーになり、やがて武装し単身で悪に挑もうとするストーリーで、夜のニューヨークを流すデ・ニーロのタクシーが夜の闇にも紛れることの無いゴミ芥の中をけだるく走行する様は、若者の心が徐々に鬱屈していき、行動に移すエネルギーとなるが、結果的には完全燃焼したとは思えない。あとに残った思いはいつまでも心の中でくすぶり続けるのだろうか。 耐震化と云う金科玉条により閉館の憂き目にあう新橋文化は、この2~3ヶ月ユニークなプログラムをすべてフィルム上映し名画館としての矜持を見せてくれたが、この「タクシードライバー」でやる事はやったが、思いは強くいまだ燻ぶっているというメッセージと見た。

  • 鑑賞日 2004/10/3

    夜の闇にも消せない汚れ

    不眠症に悩むベトナム帰りの元海兵隊員トラビスは主に深夜にニューヨークを流すタクシードライバーに就く。 街に潜む狂気、恐怖、挫折、絶望などの中、たぎる心に拳銃を4丁入手し、肉体の再トレーニングをして自ら悪とみなす相手を倒そうと乗り出す… ロバート・デ・ニーロの若かりし才覚が垣間見え、まだ少女のジョディ・フォスターの初々しい汚れ役を観る事の出来る貴重な作品でもある。

  • 鑑賞日 2014/8/23

    いくら何でも三人射殺してすぐに社会復帰はありえないので、モヒカン襲撃の部分はトラビスの妄想だったというオチだろう。結局真面目に仕事を続けたらフラれた女性とまた仲直りというエピローグだと思う。 物語はそんな感じだが、夜のNYの町のネオンの美しさやトム・スコットのサックスに知的な美女シビル・シェパードという、最高の雰囲気を楽しむ作品。

  • 鑑賞日 2009/12/31

    これって、本当に歴史に残る作品?

      何十年かぶりに見て、やっぱりつまらなさを痛感。     デニーロ・アレルギーはこの作品から、始まったかな。 これ見て納得出来なかった方、「ローリングサンダー」を見ましょう。ポール・シューレーダー原作・脚本、監督ジョン・プリンによる「タクシードライバー」のリメイクとみました。秀作です。

  • 鑑賞日 2014/6/28

    モヒカン=トラヴィス!

    日々鬱屈としたタクシードライバーが、その世界を壊すために暴力を吐きだす。彼のことをみんなヒーローというけど、トラヴィスからしたらただのガス抜き。そして、また日々のタクシー業に戻っていく。これを観ると、モヒカンの人はみんなトラヴィスに観える。そして、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』を先に鑑賞してから観ても、違う味わいになっておもしろいかもしれない。

  • 鑑賞日 2014/5/24

    なかなか良い。変貌ぶりがすごい。昔ながらの映画っぽい。

  • 鑑賞日 2014/4/6

    これがタクシードライバーか

    あの「タクシードライバー」を今頃初見です。 若き日のロバート・デ・ニーロの熱演が新鮮でした。 正直、最後の締めくくりのシークエンスがあったせいで とたんに深みが増し、監督スコセッシが何を言いたい作品だったのか 頭を抱えることになった。 こんな解釈でよいのだろうか。 ベトナム帰還兵の男。元からの性格か、戦争の傷跡か 社会の問題を寛容に折り合いをつけることが出来ない。 潔癖で短絡的な結論を求め、次第に憤りを抑えることが難しくなる。 勝手な思い込みで始めた片思い的恋愛が思い通りにならなくなると更にその矛先を社会悪に執拗に向けるようになる。 しかし、そんな男の病的な精神状態で起こした事件が そんな動機からとは知らない世間は英雄扱いの社会の評価。 社会とは何と数奇な出来事で成り立っているのだろうか・・・ だいたいこんな解釈でよいのだろうか。 正直、自信は持てない。 ただ、最後のシークエンスで増した意味合いは恐ろしく大きかった。

  • 鑑賞日 2014/3/4

    歪んだ正義感

    『タクシードライバー』監督 マーティン・スコセッシ 社会に順応できず、孤独で鬱屈した日々を送るひとりのタクシードライバーが、自分の存在を認めさせようと、歪んだ正義感を振りかざすクライムサスペンス。無差別殺人を犯す人間は、おそらくこう云う類の人種であろうと思わされる。 

  • 鑑賞日

    最下層に蠢くゴミのような連中に埋もれた中から生まれた怒りの鉄槌。怒りを下す狂気のような男を演じたデ・ニーロの迫真の演技。「ミーン・ストリート」でのコンビがそこでは泣き寝入りしていた連中の憤懣を爆発させたガス抜き映画。

  • 鑑賞日 2014/10/1

    スライドゲートが鮮烈

    #983 飯田橋ギンレイホール「タクシードライバー」。大統領候補暗殺未遂と児童売春組織襲撃という対照的な行動に出るニューヨークのタクシー運転手の狂気を描いた1976年製作のマーティン・スコセッシ監督作品。スライドゲートの仕込み銃を使ったアクションシーンが鮮烈な印象を残す傑作である。

  • 鑑賞日 2014/1/12

    最後、こめかみに人差し指をたて、バン、バン、バン。指から血が滴るところ、不気味に魅力的でした。

  • 鑑賞日 1976/9/27

    1976年23才、渋谷東急にて。

     どうもよく判らんかった。 ラストの主人公が、解せない。       2009年、キネ旬オールタイムベストテンで2位あたりを獲ったあと、もう一度鑑賞を挑戦したが(字幕版)、今度は全篇にわたり退屈だった。     吹き替え版で、もう一度挑戦したい。        私には、バーナード・ハーマンの音楽以外は、とりえがない作品だ。

  • 鑑賞日 2013/12/30

    ある種の

    かっこよさはあるが、神経症の時代かと

  • 鑑賞日 2013/6/19

    実際にタクシーのバイトをしたというデ・ニーロ、どんな運転なのかな。

    オープニング、ニューヨークの夜をゆっくり流すタクシーに、 サキソフォンの倦怠に満ちたメロディがかぶさり、トラビスの静かな独白が続く。 これだけでも傑作の予感が走る。 バーナード・ハーマンによるジャズ風のサックス曲が素晴らしい。 「死刑台のエレベーター」のマイルスのトランペットに匹敵する絶大な効果がある。 ベトナム帰りの元海兵隊のトラビスがタクシー運転手の職を得るところから始まる。 細かい性格描写はないが、恐ろしく孤独な生活を送る姿をたんたんと描写する。 初めて若者らしい行動でベッツィーとの交際を求めるが、社会との不適合をさらけ出す。 しかし映画では、戦場のトラウマとか育った環境などは一切説明しない。 物言わぬサイレント・マジョリティの暗喩か、 個性を表現する暴力衝動や時事に関する発言もない。 トラビスの街を浄化しようとする意志だけが育って行き、銃器を手に入れ、肉体を強化する。 膨大な財政出動と人命を費やして、インドシナ半島を浄化できなかった政治家も、 13歳の幼い女の子を食い物にする街のヤクザ者も、同じ次元でトラビスのターゲットになった。 そしてアイリスを奪還する孤独な戦争に踏み込む。

  • 鑑賞日 2013/11/16

    ベトナム帰りのデニーロは自尊心がむだにでっかくて危なっかしい。最初から最後まで狂気に圧倒された。あと子役のジョディフォスターかわいい。

  • 鑑賞日 2013/9/5

    ぼっちで童貞でネトウヨなバカの話?

    NYでトモダチらしいトモダチもいない寂しいタクシードライバー。 まず女にモテないし、たまにデートできたらポルノ映画なんかに連れてくコミュ障な童貞。 それで、だれにも相手にされなくなってしまうが、自尊心だけは一級品なので、 「俺は選ばれた人間だ」と独りよがりに思い込み、銃を頼りにテロをたくらむ…。 ちょっと乱暴だが、こんな風にまとめてもいいのでは?w しかし、そんな映画が尊いのは、今の時代にもいそうな「困った人たち」に通じる話だから。 この映画を観て、トラヴィスを反面教師に!

  • 鑑賞日 2013/6/14

    盛り上がりどころが少ないのでじっと見ていた。パンアップしてモヒカンになったトラビスが映るカットは痺れるね(特殊メイクってのにも驚いた)。ラストシーンは髪伸びてるけど、時間はどれくらい経ってるんだろう。

  • 鑑賞日

    トラウマとしてのベトナム。

    1970年代の半ばから、アメリカ映画はポスト・ベトナムが焦点になっていた。つまりベトナム戦争の敗戦をどう自分たちはとらえたらいいのか?それを描いたのが、『ディア・ハンター』であり、この『タクシー・ドライバー』だった。それは皮肉にもアメリカン・ニューシネマの終幕を告げる晩鐘であったし、その最終作としての『地獄の黙示録』へと結実する。 まだニューヨークが汚く、危険で、ワイセツであった時代。ベトナム帰りの青年トラビスは、夜眠れないから(戦争後遺症?)タクシードライバーになった。しかしアメリカという国家を象徴する大都会ニューヨークは、ベトナムの傷を癒してはくれなかった。怪しげな客と売春婦たちがかれのタクシーのバックシートを通り過ぎていく。選挙事務所の美人にひとめぼれして、デートでポルノ映画に連れていってしまい、あっけなくフラレたり、さらにロウティーンの売春婦(まだ少女だったジョディ・フォスターの名演!)と知り合いになったり。 ヒーローはいまでいえばストーカー、あるいは一人テロリストのジャンルに入ってしまうだろう。明らかに精神のバランスを失ったかれは、ベトナムの妄想に後押しされるように暴力に向かって疾走することになる。銃の売人からマグナムを買い、自宅アパートで黙々とトレーニングするシーンはいまや伝説だ。モヒカン刈りにして、大統領候補の暗殺にしくじり、少女売春婦を救うためにアジトへのりこむ。クライマックスの銃撃戦はリアルで、しかしどこかでいつか見たことのある悪夢のようでもある。 少女を救出したことで、皮肉にも社会的ヒーローになってしまったかれは再びタクシードライバーの日常へと帰っていくのだが、この最後のシーンは、死ぬ前に見た夢だという解釈もできる。 脚本のポール・シュレイダーは、東映のヤクザ映画、高倉健の映画の大ファンであって、銃撃戦のシーンは明らかに高倉健のなぐりこみのシーンへのオマージュであるだろう。 マーティン・スコセッシ、ロバート・デ・ニーロの二人にとって、出世作となった作品でもある。

  • 鑑賞日 1976/10/20

    マーティン・スコセッシ

    1976年10月20日に鑑賞。高知・東映パラスにて。当時、地方では2本立てで封切られていた。同時上映は同じくコロンビア映画配給の「王になろうとした男」。 マーティン・スコセッシ、ロバート・デ・ニーロの最高傑作である。

  • 鑑賞日 2013/7/15

    かっこいいデニーロ

    初めて観たのは中学生。20年ぶりの観賞。 デニーロが鏡に向かって『俺に用か?』とやっているシーンしか記憶に無かったのだが、改めて見てもこのシーンのインパクトは強烈。最後もハッピーエンドだったっけ。昔見たときは分からなかったけど、デニーロがベトナム帰還兵である事と、この映画が作られた時代を考えると、「いかれたベトナム帰還兵が狂って自殺」というわけには行かなかったのかなとも思った。英雄でないといけなかったのだろう。最初から狂ってるよねデニーロ。。。エンディングのアレも、まだデニーロの狂気は終わっていないという暗示に感じた。とにかくデニーロのかわゆさとかっこよさを堪能して欲しい。

  • 鑑賞日 2013/6/15

    エンディングはブラックユーモアなんでしょうか

    「タクシードライバーが殺人者だ」という中途半端な知識だけあったので、サイコみたいな映画だとばかり思ってみましたが、むしろ「裸の十九歳」みたいな、若者が犯罪に走る映画でした。でも、最後にハッピーエンドみたいになるのはおかしくない?いくら昔でも、こんなに人を殺して英雄視されるなんて、不自然。このエンディングはブラックユーモアだと理解すればいいんですか? ベトナム戦争の影とか、銃や麻薬や少女売春で荒れるニューヨークや、今と違う背景があるのかな。妙な含みのある、感じです。だから、単純に面白かった!とか、名作だった!と言えない気持ちです。 役者さんたちはとても魅力的。ロバートデニーロが演じる主人公のタクシードライバーは、ナイーブで不器用で、それでいて傲慢で自意識過剰。 まだ少女のジョディフォスターが演じる売春婦は、妖しく魅力的。今ならクリスティーナ・リッチかな。 彼女が愛し、操られている女衒を演じるハーヴェイカイテルは、びっくりするくらい若くて、笑顔がチャーミング。タクシードライバーがつきまとうシビル・シェパードは上品で知的で明るく、確かに花が咲いたような美しさです。 役者さんのことも、ストーリーのことも、まったくゼロの状態で見たかったな…。

  • 鑑賞日 2013/5/6

    フィルムの力。

    行って良かった! フロントガラスに映り込んだニューヨークの夜景は芸術だった。 昔の映画を家でDVDで観ても頭に入ってこない理由が、タクシードライバーを映画館でフィルムで観ることによってよく解った。 家庭でデジタルメディアで観られることを想定して作ってないからダメなんだ。

  • 鑑賞日 2013/2/10

    名作

    録画して2年間放置していたのをようやく鑑賞。 都会に住む主人公が孤独感を深めていき、最後には暴走してしまうという流れ。 「いや~、これこそ映画」というのを久しぶりに感じた。 もう40年近く前の映画やけど、色褪せないどころか孤独感を深める主人公に 共感できる現代人は多そう。 後半はかなりのバイオレンスシーンで見る人を選ぶのは間違いないが (銃を撃たれてなかなか死ねない描写がえらくリアルに感じたな) 個人的にはオススメ。面白かった。

  • 鑑賞日 2013/5/27

    若いデニーロのやわらかさが良い。ちゃんと火が通っていないレアな感じ。そこから漂う甘やかさと危うさ。若草のような爽やかさとヌメヌメしたしつこさの境目に立っている不安定な感じがたまらん。押し付けがましくないのに印象的な音楽も良い。

  • 鑑賞日 1998/1/21

    何度、酔ったか…。

    スコセッシの中では、最も好きな作品。 バーナード・ハーマンの遺作をトム・スコットのアルトサックス、タクシーから立ち上がる蒸気、 デニーロの狂気、そして血と暴力…。ベトナム戦争の傷跡を癒すかのような映画。 トラビスが、いつものタクシードライバーに戻ってしまえるのが怖い。 (再見2014.2.9)ロバートデニーロが彼女を誘うのも、大統領候補を暗殺しようとする所も、ポン引きらを始末するところも、すべてが夢と思われ、ごみためのようなニューヨークの夜の街だけが現実感があった。あの街の荒廃ぶりが凄まじかった。この時代ならではと思う。そして、やはり音楽が秀逸だった。

  • 鑑賞日

    スコセッシ&デ・ニーロ

    M・スコセッシとR・デ・ニーロの見事なコラボレーション。米国NYで中下層階級に生きる人々の厳しい生活が臨場感を持って迫ってくる。デ・ニーロの少し狂気の入った一人芝居は恐いし、J・フォスターは少女とは思えない、大人の女の色気さえ感じさせる。(本当に大人になってからはそれほど色っぽくないのだが(笑))タクシーのフロントウインドウ越しに移るNYの映像の美しさも絶品。

  • 鑑賞日

    ジョディ・フォスターとテイタム・オニールが当時比較されてたって知ってます?今日本人にこの主人公と共通する方多いんじゃないですかね。

     マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロがかなり即興で映画を撮ることは有名だが、この作品のどこが即興なのかがわからない。ところが作品は見事な構成に裏打ちされていて全く即興であることを思わせない。 主人公が鏡に向かって語りかけるシーンが有名だが、このシーンのセリフはこの年代を象徴する印象的なシーンとなっている。 最近、アメリカ映画の悪役ランキングで見事一位になったそうですな。素晴らしい やはりこの映画のタイトルを見るにつけ、当時の時代性が蘇る。 混沌とした世の中。 現代がネットに犯されたように、当時の夜の巷はとても人が寄り付くような世界ではない。 ドブネズミだ。 そんな社会の底辺の底辺に住み着く人間が、カミングアウトする世界。 彼は何に触発されたのか。 息苦しい社会の底辺を描きつつ主人公が飛躍する世界。 この恐怖を体験できたことで、自分が犯罪者になることをとどめたと言えるかもしれない。 そんな懐かしさの中にいる映画。

  • 鑑賞日

    親子で好きな映画

    父親の好きな映画だったので、私も観てみた。若き日のロバート・デ・ニーロがいい。

  • 鑑賞日 1979/12/20

    モヒカンのインパクト

    1979年12月20日、池袋・テアトルダイヤで鑑賞。(300円)。 ロバート・デ・ニーロがタクシードライバーをしているあたりは普通の風景なのだが、銃を着装して鏡に向かって訓練はじめて、モヒカン刈りで銃を持って出ていくあたり、インパクトが強すぎて、「こういう場面を映画館で観たかったのだ」と思った作品。 シビル・シェパードも出演しているが、ジョディ・フォスターの存在感の方が大きかった気がする。

  • 鑑賞日 1976/10/15

    昨日観て、今日また観た

     昨日観て、今日また観た。こんなこと初めて。  なんと息の抜けない映画だっただろう。二日続けて観ても酔うことができた。特に後半の現実離れしたところが、いやに迫力がある。ロバート・デ・ニーロはダスティン・ホフマンに追いついた感がある。「騒動」の終わりが映画の終わりではなかった。また日常に戻り、彼女を振り、タクシー・ドライバーは今日も行く・・・か。クソ。  音楽も素晴らしい。スローモーションの取り入れ方も素晴らしい。これが「アリスの恋」の監督か。なんとも、ほれぼれしちゃうね。 38年前、27歳の僕の「映画青春日記」より転載:若気の至りで、生意気です。ごめんなさい。 併映:「王になろうとした男」(ショーン・コネリー主演)

  • 鑑賞日 2013/3/15

    トラビスの表情がイイ

    ラストシーン近く、トラビスが自分のこめかみに指拳銃をあて、ブア~ンとつぶやくシーン、あの時の表情が、狂気にも、達成感にもいろんな意味を含んだ表情に見え、良いです。アイリスも最高にクールで良かった。それにしてもこの時代のファッションは素敵ですねえ。

  • 鑑賞日 2013/1/21

    若きデニーロ

    恥ずかしながら初めて見た。トラビスが酷い日常に追い込まれていく様には非常に共感。ただ、売春宿を滅茶苦茶にしてるのにギャング等からの報復はないのだろうかという疑問も。とはいえ非常に面白かった。30年以上前の映画とは思えない。

  • 鑑賞日 2012/12/28

    音楽が良いなって  あのワンフレーズが、耳に残る 大統領のポスターも カルチャーがレトロモダンで良い感ジー タクシードライバーって言うアンチヒーロー

  • 鑑賞日 2012/11/25

    おじ様にオススメされて

    拝見。 低予算とは思えない仕上がり! みんな若い! そして、なんだか最近の作品よりも、俳優陣は演技に熱がこもってる気がした。

  • 鑑賞日 2007/6/5

    何が正義か・・・・

    デ・ニーロが怖かった。 周りのヒトの事を平気で「クズ」呼ばわりして自分が常に正しいと思っている・・・・・・・ こんなヒト、今の世の中にもたくさんいると思う。 この映画に影響されてレーガン大統領暗殺未遂事件が起きたらしい。 人の人生に影響を与える映画のチカラってすごいと思う反面、 犯罪者だけでなく、英雄と褒め称えられる人の中にもトラビスのようなヒトがいるのかもしれないと思った。

  • 鑑賞日 2011/11/29

    こんな内容とはしらなんだ。 デ・ニーロの出世作とは聞いていたけど、 まあ確かに鬼気迫る凄い演技ではあった。 しかし理解不能、一体何なんだか。 気持ち悪い。 これがアメリカンニューシネマというやつのかねえ。

  • 鑑賞日 2012/8/22

    頽廃をきわめた街の光景に、トラヴィスの精神が静かに蝕まれていく様が印象的。 善良な誰もが彼の境遇に胸を痛めて何らおかしくないのだが、果たしてそのようにストレートに描かれてはいないから面白い。道筋こそ与えられるけれども、彼の内面は全く見えず、だからこそ惹き付けられるのだろうか。

  • 鑑賞日 2012/2/6

    1人戦争

    精神を病んでいく主人公、元海兵隊ってことはPTSDかと思ったが、 世の中への怒りや不満がそうさせたって事は違うのかな。 アイリスはセクシーキュート。

  • 鑑賞日 2012/10/4

    高校生の時に観て以来35年振りの鑑賞。バーナード・ハーマンのテーマ曲がやはり素晴らしい。デニーロ、カイテル、シビル・シェパード、ジョディ・フォスター&ピーター・ボイルも皆若かったな。

  • 鑑賞日 2012/9/26

    今となっては期待はずれ

    公開当時から話題になり、見たかった映画の一つ。 でも今見ると、燃えないし、心が動かされない。 デ・ニーロの役に入り込む手法は、今を想像させて面白い。 当時はジョディー・フォスターが評価されていたが、「12歳にしては・・・」という前置きが必要な感じだ。

  • 鑑賞日

    若き日のジョディ・フォスター

    この作品、ロバート・デニーロの代表作品のひとつとして有名ですが この作品で売春婦役の少女に若き日のジョディ・フォスターが出ているんです。 ちょっと頭の行かれたロバート・デニーロとこのジョディ・フォスターの関係が ちょっとせつない関係になっています。

  • 鑑賞日 2012/6/26

    最後ヒーローっぽくなってるのが難。そのあと、バックミラーに一瞬狂気が走るのはかっこいい。 後半が退屈だった。 評価されているのがいまいち分からない作品のひとつ。

  • 鑑賞日 2012/8/19

    純粋さが研ぎ澄まされると怖いね。  ジョディフォスターが超きれいでかわいい。パンタロンのお尻も必見。

  • 鑑賞日 2012/5/28

    昔は可愛かったのね!

    どう捉えたらいいのか難しい映画でした、、。率直に言うと面白くなかったです。このような作品を理解出来て高い評価できないと真の映画好きにはなれないのだろうか、と自分に問うてみたくなりました、笑。いくつか印象的な場面等はあったりしたので、マーティン・スコセッシ監督作品はもっと観ておく必要はあるかな、とは思いました。というか、アイリス役って、ジョディ・フォスターなんですね!全然気付かなかったです、、。昔は可愛かったのですね、笑。いわゆる「アメリカン・ニューシネマ」というものは、ワタクシには理解できないのかもしれません、、。12/05/28鑑賞。

  • 鑑賞日 2012/6/23

    普遍的なテーマを扱った優しい映画

    カラフルで退廃的なニューヨークの街と静かで悲しげなバーナード・ハーマンのサックスの対比。世間との関係性を持ちたいと願っているが、関心が持てず社会性も希薄なためにうまく関係を築くことができず、疎外感と憤怒を募らせる主人公トラビス。”アメリカン・ニュー・シネマ”というカテゴリに入れてしまってはもったいないほど普遍的なテーマを扱った優しい映画だと思います。ぽん引きたちとの銃撃戦で終わったあとまで描いたのは時代の変わり目をまた象徴するかのようで、ベツィを送り届けたあとふたたび街の流れに戻るトラビスの表情は見ていてとても胸に迫るものがあった。バーナード・ハーマンによる主題曲はiTunesで買った。そしてDVDのパッケージがひどい。

  • 鑑賞日 2012/5/25

    狂気と正義は紙一重

    世の中に対する憤怒が次第に狂気となっていく様が恐ろしく、それが英雄扱いされることになる社会はもっと恐ろしい。 76年のニューヨークの猥雑さを映した映像や静かに流れる音楽などがスタイリッシュ。 シビル・シェパードの大人っぽい着こなしは観る価値あり。

  • 鑑賞日 2012/5/16

    70年半ばのアメリカ

    トラヴィスという”善”側の人間を汚れた街に投じた。 トラヴィスは‘美しい女(ひと)‘や‘純‘を感じさせる人々に出会う。 彼ら彼女らは街の代表である。トラヴィスの心を掻き乱し、変化をもたらす。 その変化は形となり、彼の暴力性を彼自身に再認識させることとなる。 街は彼を目覚めさせた。彼はあまりにも乾いていたため、彼は素直に街への思いに従事した。 魅力あふれる彼は、外界から刺激を受け続ける。抑えていたものがじわりじわりとあふれかえり、 遂に蓋をあけたとき、彼の狂気をまじまじと見せつけられるが、当の本人は呑気なものだ。 平然と再び街を徘徊する彼は何を悟ったのか。エンドロールへと向かう彼の表情が、清々しさを 感じさせる。

  • 鑑賞日 2012/5/14

    デ・ニーロ 強すぎます

    午前十時の映画祭にて。ん?頭がおかしくなってしまったのか、それとも本当にタクシードライバーが副業なのか。え?なんでその人を狙うの?そして何故その人に優しくするの?キャーモヒカン!なんでー?なんでそんなに肉体が強靭なんだ?といった具合でした。初見では意図するところなどがまったくわからず、ウィキペディアで調べてようやくストーリーが飲み下せました。パルムドールを受賞してたり、監督がスコセッシだったり、主演がデニーロだったり、幼い女の子が実はジョディ・フォスターだったり、ストーリー以外でもびっくりすることがたくさんでした。オープニングとエンディングの映像はどちらもスタイリッシュで格好よかった。それで+0.2点。

  • 鑑賞日 2010/10/21

    素晴らしい

    監督マーティンスコセッシ 主演ロバートデニーロ 29回カンヌ映画祭グランプリ 昔の作品を観るのはあまり好きではないんだが、いろいろあって観ることに 単刀直入に言うと、おもしろかった! しかもすごく! マーティンスコセッシって最近ディカプリオとばっか仕事してる人だよねーくらいしか思ってなかったんだけど、この監督すごいねー この時代からこんなおしゃれなカメラワークだったり構成だったりやってたんだなー なんだかんだ言ってもこういう人達がいて今の映画人というものがそだってるんだなぁ それにしても、ロバートデニーロはばけもんだね もうこの人は芸を超えてる お芝居というものの考え方がたぶん現代の人とは違う気がする 感性だけでもないし、テクニックだけでもないし なにがあればこういう役者は生まれるのだろう うーん 世界ってすごいなぁ 孤独から生まれるものってなんだろうね 単純に考えると、悲しみだとか憎しみだとか、負のものを想像するよね でももしかしたら、ちょっとしたボタンの掛け違いが逆に功を奏することがあるのかもしれない 負けの戦も考え方によってはいくらでも勝ちになるのかもなー 人生はわからんよね もっと物事をやわらかく考えていきたいもんだ そしたら、性格ももっと優しくなれるかなぁ なんつってな はー、いい映画観た!!

  • 鑑賞日

    世間は誰もお前のことなんか知らない

    もう25年以上前だろうか。映画好きだった自分に兄貴が、「そんなに映画が好きだったら、もちろん『タクシードライバー』は観てるんだろうな」と挑戦的な言葉をぶつけて来た。名前くらいは知っていたが観てないと告げると鼻で笑ってる。速攻でレンタルビデオ屋に走ったのは言うまでもない。そしてトラビスの、いやデ・ニーロの凄まじいほどの存在感に圧倒される。 まだこの頃は知る人ぞ知るといった感じの印象だったが、数年後には本作のポスターを部屋に飾ってるだけであいつできるなと思われるほどの価値を持つまでに昇華された作品。友人の何名かは、本作を観たこともないのにポスターやらポストカードを飾っていたが。

  • 鑑賞日 1977/9/23

    衝撃!

    東急名画座で 立ち見で観ました。 デ・ニーロの圧倒的な存在感! スコセッシ監督は これで アカデミー賞をもらうべきでした。

  • 鑑賞日 2011/7/16

    【タクシードライバー】 を見て

    覚悟を決めた男はモヒカンになるのだ。

  • 鑑賞日 2012/4/11

    感想メモ。

    前半に描かれた、主人公の鬱々とした心情、そこから後半にかけてなだれ込む狂気。いや、狂気と呼ぶにはあまりに我々はこの主人公のことを知ってしまった。彼を「狂気」のひと言で片づけることなど誰ができよう。 作品全体を覆うこの「どうしようもなく終わってる感」が、 夜の街を徘徊し、怪しげな人々を運ぶ「タクシードライバー」という存在と非常にマッチしている。 なんとなく生きづらさを感じる。 それこそが、スコセッシの見た、当時のニューヨークから立ち上る雰囲気だったのだろう。 それはそのまま、この日本の都市にもあてはまると思う。 議員暗殺のためにモヒカンにしたり、かと思えばあっさり暗殺に失敗して、今度は売春宿に襲撃に行くという展開だったり、これは言葉で説明できるものを凌駕していた。頭で考えようとするとわけが分からない、けれど見た者は有無を言わさず納得するしかない。 スコセッシ監督の作品はたぶんこれが初めてなので、いろいろと衝撃が大きかったようです。 消化不良の意もこめて、3.5点。これから他の作品も見てみます。

  • 鑑賞日 2012/2/21

    やっぱりスコセッシ監督作品は・・・

    2012年・12本目。 名作と呼ばれていて、「重い、やりきれない」という噂があったので、 今まで避けて観てなかった作品。 デニーロが狂気に向っていく様を描いてて、まあまあ面白かったけど、 やっぱりマーティン・スコセッシ監督の作品は自分には合わないんだなあと実感した映画だった。 点数の付け方に戸惑う名作。

  • 鑑賞日

    グッドセンス

    制作者のなかにもフォロワーの多い作品ですよね。 世界観、アイディア、センスなど多くのインスピレーションを受けます。 色んな意味で参考となる一作。 デニーロの演技力はさすが、、

  • 鑑賞日 2011/4/16

    ラストをこのように解釈する

    「タクシードラーバー」のラストには様々な意見が飛び交って いる。 主人公トラビスを少女を地獄から救出した英雄として描き、彼 自身も救われた一種のハッピーエンドが、それまでのストーリ ー展開とは馴染まないし、そのような結末に違和感を覚えると いう意見が多いようだ。 しかし、一方で、あのような行動を賞賛するのがアメリカとい う国の、また国民の本質ではないのか、映画はそれを批判的に 描いたのではないかという見方もあるし、また、ベトナム戦争 の敗北を体験したアメリカは、そのような英雄を待っていたと いう見方も出来るという意見もある。 私は、あの部分は、トラビスが死んでゆく直前に見た夢ではな いだろうかと考えている。あれこそ、彼が望んだ状態なのでは なかろうか?英雄として賞賛され、ひとりのタクシードラーバ ーとして静かな平凡な日常をおくること、それが彼の希望であ った、それをはかない夢として死ぬ直前に体験したということ ではなかろうか。 そういえば、この映画は蒸気の湯気の中から登場するタクシー から始まる。この部分は幻想的なシーンである。この映画全体 がトラビスという男の幻想なのかも知れない。

  • 鑑賞日 2011/4/16

    「タクシードライバー」は現代日本を描いた作品である

    発表当時は、ベトナム戦争後遺症に苦しむアメリカの姿を 直視し、ストレートに描いたことが高く評価された作品で あるが、今の時代に見ると、これはベトナム戦争後遺症に 悩むアメリカというより、まさに現代の日本を描いた作品 ではないかと思わせる。 秋葉原無差別殺傷事件の犯人は、まさにこの作品の主人公 トラビスではなかろうか? これは、コミュニケーションが出来ない、しかし、溢れる ような思いや苦悩、そして社会への不満が満ちているにも 関わらず、それを分かち合う相手や仲間を得ることの出来 ない人物の行く末を描いた作品である。 その意味で、この作品は現代日本の姿を描き、我々が最も 見るべき作品ではなかろうか? 私はトラビスの気持ちに共感を抱いた。我々は、もしかし たら、誰でもトラビスになりうるのではなかろうか。