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PROGRAM/放送作品
荒野の大活劇
生き方が違う兄弟が遺産相続のためにドタバタを繰り広げる!ジュリアーノ・ジェンマ主演のコミカル西部劇
ジュリアーノ・ジェンマが初主演作『夕陽の用心棒』のドゥッチオ・テッサリ監督と再び組んだマカロニウエスタン。伊達男の兄と田舎育ちの弟が繰り広げるドタバタを、スリリングな大活劇とユーモア満載に織りなす。
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COLUMN/コラム2013.11.29
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年12月】銀輪次郎
シアトルのナイトクラブを舞台にジェフ・ブリッジスと、その実兄であるボー・ブリッジスが映画の中でもジャズ・ピアニストの兄弟を演じる本作。人気に陰りの見えたピアニストの兄弟デュオにボーカルとして加わった女性シンガーをミシェル・ファイファーが演じます。物語の雰囲気や内容もさることながら、本作で特に注目をしたいのが、アカデミー主演女優賞にノミネートされた(惜しくも受賞はならず。)ミシェル・ファイファーの演技。とりわけ歌唱力がすごい!“The Look of Love”(恋の面影)の他、“My Funny Valentine"等のジャズスタンダード曲を全編にわたり披露してくれます。聞くところに寄れば、役が決まるまでは特に歌の練習はしておらず、役が決定してから毎日10時間の猛練習をしたとか。音楽担当がデイヴ・グルーシンというところも、小粋なジャズ・フュージョンが所々に聞こえて心地よい。音楽にも是非注目してご覧頂きたい作品です! © Copyright ITV plc (ITV Global Entertainment Ltd)
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PROGRAM/放送作品
軽蔑(1963)
映画製作の裏側で夫婦の愛憎が渦巻く…鬼才ゴダールがブリジット・バルドーを主演に迎えた傑作メロドラマ
ジャン=リュック・ゴダール監督が初期に手がけた傑作メロドラマ。芸術と商業の間に挟まれ、妻との関係にも苦悩する脚本家の姿に自らを投影する一方、ブリジット・バルドーの美しい姿態を鮮やかに刻み込んでいる。
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COLUMN/コラム2013.11.29
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年12月】うず潮
ひょんなことからが瞬間移動能力に気付いたデヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)。成人した彼は、その能力を駆使してリッチな生活を送っていた。しかし、瞬間移動能力者“通称ジャンパー”を抹殺する謎の組織がデヴィッドを追い詰める!監督は『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン。ローマのコロッセオやエジプトのスフィンクスなど世界各国で撮影し、最新VFXを駆使した謎の組織とのSFバトルは圧巻です!さらに東京銀座界隈でも撮影され、都内を走り回るカーアクションも必見。また、ザ・シネマでは、特殊能力者主人公にした『ジャンパー』『PUSH 光と闇の能力者』『バタフライ・エフェクト』を【超能力者たち】と題して12月に特集放送しています。こちらもぜひご覧ください! © 2008 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
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PROGRAM/放送作品
(吹)エル・ドラド(1966)【テレビ東京版】
多勢に無勢でも悪に立ち向かう正義のオチコボレども…ジョン・ウェイン×ホークス監督の三部作最終章
ホークス監督が『リオ・ブラボー』で確立した西部劇の王道娯楽路線を踏襲、『リオ・ロボ』とあわせて“三部作”と呼ばれるに至った傑作。主演ジョン・ウェイン、本作では保安官役ロバート・ミッチャムの好演も光る。
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COLUMN/コラム2013.11.29
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年12月】招きネコ
今年亡くなったサッチャー首相が推進した痛みを伴う経済再生政策が行われた後の1990年代初頭のイギリスの炭鉱町のお話。今まで社会を支えてきた衰退産業である炭鉱は閉鎖に追い込まれ、炭鉱労働者たちは職を失おうとしている。すっかり活気を失った町で、彼らは誇りと生きる希望を取り戻すために炭鉱労働者の伝統あるブラスバンドで全英選手権優勝を目指す!どうにもならない現実の中で彼らを支える音楽の力と、仲間との友情に胸が熱くなる感動作です。実在の炭鉱バンド、グライムソープ・コリアリー・バンドをモデルにした実話の映画化ですが、この映画が描く世相や気分、そして人々の置かれた状況などは、雇用や市民の生活を激変させた経済改革、リーマンショック後の不況、そして3.11後の社会不安を経てきた今の日本とダブります。私がこの作品を見た97年は、まだまだ一億総中流と言われた幻想が生きていた時代。感動した大好きな映画ですが、それは遠いイギリスのお話でした。今、当時とは比べものにならないくらい切実にこの映画は胸に迫ります。どんな中でも希望を持つことの大切さ、人と人とのつながりの暖かさを描く映画は、今こそ見て欲しい作品です。 ©Channel Four Television Corporation and Miramax Film Corp.1996 All Rights Reserved.
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PROGRAM/放送作品
カラビニエ
無邪気な兄弟が戦争を“ごっこ”のように謳歌する──鬼才ゴダールが反戦風刺を込めたコメディタッチの寓話
前年に同名舞台劇を演出したロベルト・ロッセリーニによる戯曲を、ジャン=リュック・ゴダール監督が映画に翻案。戦争の世界を“ごっこ”のように無邪気に描くことで、その裏にある真実を辛辣に突きつける。
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COLUMN/コラム2013.11.29
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年12月】にしこ
クリスマスといえばこの映画。2003年の映画ですが既に「定番」と言えなくもない、そんなかわいらしい1本です。舞台はもうすぐクリスマスを迎えるロンドン。世代、立場が違う様々な人物が登場しますが、皆一様に小さくて大きな悩みを抱えています。夫の浮気に心を痛める妻、長年職場の同僚に片思いしている女性。妻を亡くし義理の息子の元気の無さにあたふたする父。そして恋と職務の間で悶々とする英国首相まで!!多彩な登場人物だれかしらに、観る人は感情移入できるはずです。観終わった後、自分の周りにある、ささやかな「LOVE」に気づかされる1本。外は寒くても心はホカホカに。ザ・シネマでは「ちょっといい映画を見るクリスマス」題し珠玉のクリスマス映画5本をお届けします。こちらも併せてお楽しみ下さい!! © 2003 Universal Studios. All Rights Reserved
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PROGRAM/放送作品
小さな兵隊
戦争を背景に男女のスパイの愛が翻弄されていく──鬼才ゴダールとアンナ・カリーナの初コンビ作
ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』に次ぐ長編第2作。アルジェリア戦争を題材にしたためフランス国内で2年間公開禁止となった。後にゴダールと結婚する女優アンナ・カリーナの初主演作でもある。
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COLUMN/コラム2013.10.30
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年11月】招きネコ
スパイ小説の英国の巨匠、ジョン・ル・カレの傑作「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」の映画化作品。小説と映画原題は、スパイのコードネームです。 映画邦題の「裏切りのサーカス」の”サーカス”は、英国情報部(通称MI6)の隠語。東西冷戦下の苛烈なスパイ合戦を背景に組織に潜り込んだソ連の二重スパイをあぶり出す丁々発止の作戦が繰り広げられる。まあ、「裏切り者は誰だ!?」という話なのですが、よくあるドンパチ・エンターテイメント作品とは違い、二重三重に張り巡らせた伏線が次々に出現し、全神経を集中させる映画鑑賞の醍醐味を味わえます。この感覚、しばらく忘れていました。そして、キャストがまたすごい。クセ者、悪役をやらせたら最強のゲイリー・オールドマン、アカデミー賞俳優コリン・ファース、そして、今、大ブレイク中の「スタートレック イントゥ・ダークネス」のベネディクト・カンバーバッチ、他にも、トム・ハーディ、ジョン・ハートなど、英国の「味のある顔」見本市のような渋い演技派俳優が勢揃い。ものすごく画面密度が濃いです。私は見るたびに新しい発見がある映画が好きなので、二度三度見る価値のあるこの作品をオススメします。でも、とにかく集中第一なので、疲れた時は見ないでね。。 ©2011 KARLA FILMS LTD, PARADIS FILMS S.A.R.L. AND KINOWELT FILMPRODUKTION GMBH. ALL RIGHTS RESERVED.