検索結果
-
PROGRAM/放送作品
(吹)地獄の黙示録【テレビ東京版】
[PG12]コッポラ監督のベトナム戦争映画の最高傑作。カンヌ国際映画祭では最高賞パルムドールを受賞
コッポラ監督の代表作『地獄の黙示録』。ジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』を、60年代のベトナムに舞台を置き換えて映画化した戦争映画の名作。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。
-
COLUMN/コラム2012.08.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年9月】銀輪次郎
ソフィア・コッポラ監督第3作目。ポップな映像描写が素晴らしいのは言うまでもないのですが、その映像に負けず、使用楽曲が素晴らしい作品。冒頭オープニングで掛かるギャング・オブ・フォーの"NATURALS NOT IN IT"に度肝を抜かれ、舞踏会シーンで流れるスージー・アンド・ザ・バンシーズの"HONG KONG GARDEN"に心踊らされ、パーティーからの朝帰りシーンのバウ・ワウ・ワウの"FOOLS RUSH IN"はとても感傷的な気持ちにさせられます。その他にも、ザ・キュアー、ザ・レディオ・デプト、エイフェックス・ツイン、スクエアプッシャー、ニューオーダーなどなど、70年代以降のパンク、ポストパンク、ニューウェイブ、テクノ、アンビエント、エレクトロニカ楽曲の数々が登場。映画鑑賞後は、じっくりとサントラを聞き直したい作品です。 (C) 2005 I Want Candy LLC.
-
PROGRAM/放送作品
サンダーボルト(1974)
アカデミー賞監督マイケル・チミノがイーストウッド主演で描く、デビュー作
後にアカデミー監督賞を獲るマイケル・チミノが、『ダーティハリー2』の脚本を手がけた縁でイーストウッドの目にとまり、監督デビューを果たした本作。70年代イーストウッド・アクションの快作の1本だ。
-
COLUMN/コラム2012.08.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年9月】招きネコ
ベトナム戦争の闇についてアメリカ映画が描いた作品として、そのロシアン・ルーレットというショッキングなモティーフと共に公開当時衝撃を呼んだ作品でした。それから、何度となく見ていますが、見る度に新しい発見があります。それは、戦争の恐怖とか、政治・反戦とかいうメッセージが声高に出てくるのではなく、感情移入できる人間ドラマが幾重にも織りなされ、俳優たちの演技やマイケル・チミノ監督の演出で込められた思いを何気ない一言や場面に見る度に新たに気づくからです。デ・ニーロ、メリル・ストリープ、そしてなんと言ってもウォーケン!彼らの作り出すキャラクターのなんと繊細なこと!何度でも見たい素晴らしい映画とは、こうやって一緒に年月を重ねられる作品なのかもしれません。 (C) 1978 Universal Studios. All Rights Reserved.
-
PROGRAM/放送作品
(吹)アイガー・サンクション【ゴールデン洋画劇場版】
“魔の山”で壮絶な死闘が始まる…クリント・イーストウッド監督・主演のスパイ・アクション
クリント・イーストウッドがスタントマンに頼らず、危険な山岳アクションに自ら挑戦。物語の舞台となるモニュメントバレーやアイガー北壁でロケ撮影を敢行し、本物ならではの迫力とリアリティを醸し出している。
-
COLUMN/コラム2012.08.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年9月】山田
ケイシー・アフレック演じる、誰にでも好かれる田舎町の保安官が、ジェシカ・アルバ演じる娼婦との出会いをきっかけに、隠されていた裏の顔を見せ、冷酷な連続殺人鬼に変貌していく姿を描いた本作。異端の犯罪小説家として名高いのジム・トンプソン原作のクライムノベルを、イギリスを代表する映画監督の一人であるマイケル・ウィンターボトムが映画化。ウィンターボトムらしからぬバイオレンス描写(と性描写)がふんだんに盛り込まれた作品に仕上がっており、主演のケイシー・アフレックがドクロちゃんのように武器を使うことなく、怖めず臆せずひたすら拳のみで殺すシーンはなかなかのもの。。娼婦役のジェシカ・アルバの生のお尻も拝めます。 (C) Copyright 2010 KIM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
-
PROGRAM/放送作品
(吹)ラムの大通り【日曜洋画劇場版】【町山智浩撰】
町山智浩推薦。むくつけき船長が銀幕の女優に恋をした…ユルさ心地好い本作は夢か現か映画ファンの妄想か?
町山智浩セレクトのレア映画を町山解説付きでお届け。『冒険者たち』の監督が20年代カリブ海を舞台に懐古情緒たっぷりに描く、リノ・ヴァンチュラの船長×ブリジット・バルドーの女優の、一場の夢のような恋物語。
-
COLUMN/コラム2012.08.03
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年8月】招きネコ
アイリッシュ系マフィアと新興イタリア系マフィアの抗争を舞台に、男と男、男と女の愛と友情と裏切りが描かれるギャング映画と言うと、全くもって普通に聞こえるかも知れませんが、コーエン兄弟ワールドなので、かっこいいけど、おかしいんです。人間って真面目であればあるほど、客観的に見ると可笑しく見えるというのがよくわかります。この映画にはまっていた当時、「迷惑なヤツ」という代名詞として、この作品でジョン・タトゥーロが演じる主役でもない「バーニー」を隠語として友達と使っていたくらい、脇役から主役まで人間くさく愛すべきキャラがそろい、アルバート・フィニーやガブリエル・バーンら、普段あまり主役をやらない個性派俳優たちが輝いています。コーエン兄弟作品の魅力である、カメラワークと音楽による名シーンも満載。アルバート・フィニーがマシンガンを撃ちまくり、「ダニー・ボーイ」が流れる場面は映画史に残る名シーンだと思います。 (C)1990 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved
-
PROGRAM/放送作品
マンディンゴ【町山智浩撰】
町山智浩推薦。米国の恥部・奴隷制を容赦なく暴き、タランティーノによる再評価まで長らく封印された問題作
町山智浩セレクトのレア映画を町山解説付きでお届け。『ジャンゴ』のタランティーノに影響を与え、「ここまでの酷さは自分には描けない、真実を知りたければ『マンディンゴ』を見ろ」と言わしめた、その真実とは!?
-
COLUMN/コラム2012.08.03
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年8月】第1航空艦隊参謀兼副官 飯森盛良
同じ真珠湾攻撃を描いた2作品だが、まさに好対照!この2作に甲乙をつけたがる向きもあるが、それぞれ映画としての目的がまるっきし違う。2001年の『パール』は戦闘シーンをCGで迫力満点に描きつつ、戦時下の恋人たちのドラマを描く、破壊×LOVEの戦争メロドラマ。オールド・ハワイのファッションもかっこいい。 一方1970年の『トラ!』は、オールド・ハワイとかチャラいことは言ってられない。日米開戦に至るまでの経緯を丹念に描いていき、そして皆さん、いよいよ今日のその時、1941年12月8日を迎えるのであります、という流れで〆る、大真面目な歴史戦争映画だ。この2つを並べて優劣つけるなんざぁ野暮ってもんよ。2作まとめて見て、「こっちはこの点が優れてる、あっちはあの点で勝ってる。みんなちがってみんないい」というのが大人というものなのであります。 (C) Touchstone Pictures and Jerry Bruckheimer Motion Picture (C) 1970 Twentieth Century Fox Film Corporation. Renewed 1998 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.