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PROGRAM/放送作品
ブエノスアイレス [4Kレストア版]
トニー・レオンとレスリー・チャンがゲイカップルを熱演!ウォン・カーウァイが退廃的に描く切ない愛の物語
惹かれ合いながらも傷つけ合ってしまう男同士の切ない愛と苦悩を、ウォン・カーウァイ監督が退廃的なムードを漂わせながら映し出す。菊池武夫が衣裳デザインに協力している。カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。
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NEWS/ニュース2008.08.05
08年アメコミ夏の陣、トップバッターは『インクレディブル・ハルク』
みなさん暑いですねぇ、『インクレディブル・ハルク』、もう見ました? この夏から秋にかけて、アメコミ・ヒーロー映画が波状攻撃的にやっくるワケですが、その最初を飾るのがこの『インクレディブル・ハルク』なのです。映画史的に見て、「2008年ってのはアメコミ・ヒーロー映画大豊作の年だったね」と言われること、もはや確実な情勢(今後も続々と公開されますが、それについては近日また書きます)。将来、「あの夏、私はその熱きムーヴメントの真っ只中にいて、すべてを体験し、目撃したのだ」と、遠くを見るまなざしで子孫に語り継ぐイカした年寄りになるためには、まずこの『インクレディブル・ハルク』を見なきゃ始まりませんよ。 今回ワタクシ、この映画に出演したエドワード・ノートンとリヴ・タイラーの2人にインタビューする栄光に浴しました。その模様のダイジェスト版がすでに当チャンネルでは流れておりますが、例によって、ここでは文字起こしして全文を掲載しましょう。 せっかちにも早速インタビューを始めようとするワタクシ。その、常人には計り知れないハイセンスな横山やすし師匠か『ケープ・フィアー』のデニーロ風なファッションを見たリヴ・タイラーから、「あなたの服キュートね。ベリー・スタイリッシュよ。私もメイン州に住んでた小さい頃、そんなような靴(デッキ・シューズ)履いてよく遊んだわ」との、み、み、み言葉が! Let’s 小躍り!夕星(ゆうづつ)姫アルウェン様にキュートって言われちった!! 嗚呼、かたじけなやもったいなや。前の夜、『魅せられて』DVDを見てギンギンにモチベーション高めてのぞんだ甲斐があったというもんだ。 …と、浮かれてばかりもいられません。限られた取材時間が惜しくて、リヴがせっかく気を使ってくれた“場なごませコメント”をあえて拾いには行かずに、いきなり本題に入る僕。しかもリヴを無視してまず主演のエドワード・ノートン相手に(リヴ・タイラーさんごめんなさい、そしてアイラブユー)。 で、早速ですがノートンさん。あなたは演技派、実力派、スゴい役者、というイメージが日本では定着してて、アメコミ・アクションの娯楽映画に出るって聞いた時はちょっと意外だったんですけど。 「だろうね。っていうか自分がいちばん意外。でもこのテの映画に出るってことは、自分的にかつてない経験なので、いつもと違うことができて良かったと思ってるよ。それに、ガキの頃にハマってた話に出られたのは、役者としてハッピーなことだしね」 (エドワード・ノートンでも子供の頃はハルクにハマってたんだ…) でも、あの天下のエドワード・ノートン主演ときたら、普通のアメコミ・アクションじゃないんでしょ? ハルクっていったら過去に何度も映像化されてるけど、やっぱり今作はちゃんとノートン印になってんでしょ? 「そりゃそうさ。ただのアメコミ映画じゃない。いろんな人に楽しんでもらえる作品に仕上がったと思うよ。それと、あれだね、言ってみりゃこれってシェイクスピアみたいなもんでさ、むかしっから何度となく再演されてるけど、そのつど何らか新しい要素が加わって生まれ変わり、次の時代に伝えられていく。ハルクの物語もそうやって伝えていきたいと思ってね。それに、世間でよく知られた作品をまた新たな創造世界に導くってことも、これまた役者としてはハッピーなことだしね」 なるほど。まさに、この人をして言わしめる、ってトコですな。 さて、お待たせしてすいませんリヴ・タイラーさん。どうも貴女が演じたベティって役のおかげで、今回のこの『インクレディブル・ハルク』はずいぶんとLOVEの要素が濃くなってると聞いてますが。 「そうね。たとえばTVシリーズのハルクって、根は優しいんだけど、すっごく孤独な存在で、独りぼっちで闘っているキャラだったでしょ?社会と関わっていきたいのに、自分がモンスターになってしまうって引け目があって、ジレンマを抱え込んでた。でもこの映画では、ベティの愛・ベティへの愛によって、そんなハルクが変わっていくの」 そうそう、肝心のストーリーを書き忘れてました。ブルース(エドワード・ノートン)は科学者で、アメリカ軍ロス将軍が指揮する人体強化薬の極秘開発プロジェクトにたずさわってたんだけど、自分自身に人体実験したその薬をオーバードーズしてしまい、モンスター化(このモンスターがハルクと呼ばれる)。緑の巨人に変身してバーサークし、秘密研究所をぶっ壊したあげくのはてに、同僚で恋人で将軍の娘でもあるベティ(リヴ・タイラー)にもケガを負わせた上、脱走してしまう。 一定時間たつと変身は解けて元のブルースに戻れるんですけど、体質的には永久に変わってしまって、以降、心拍数が特定値をこえるとハルク化する体になっちゃったんですねぇ。とくに、怒るのが一番よくない。心拍数が上がってヤバい事態になる。 そこでブラジルに渡って、怒りをコントロールするためヒクソン・グレイシーに呼吸法を習う、というかなり飛躍した思いつきを実行に移し、400戦無敗の男に横っツラを張られながらも必死に怒りをこらえる、というお笑いウルトラクイズすれすれな特訓をつうじて精神修養を積みます。 ただ研究プロジェクトをつぶされたロス将軍も黙ってません(娘をモノにした男ということで必要以上にブルースを目のカタキにしている模様)。ブルース=ハルクを生け捕ろうと特殊部隊をブラジルに送り込み、ブルースはその追っ手から逃げ回りながら「早く人間になりたーい」とばかりにキレイな体に戻るための科学的方法を研究しつづけ、ついに、結局はアメリカの大学で教鞭をとってるベティと再会することになるんですねぇ。 ブルースとベティ、焼けボックイについた火はメラメラと燃えあがり、一方でロス将軍の執拗な追跡は2人を着実に追い詰め、そのうえ将軍の部下の特殊部隊隊長が「おら、ハルクより強くなりてぇ。おらは宇宙いち強くなりてぇ」とドラゴンボール(しかもZ)的嫉妬にかられて暴走しだす。と、いよいよもって物語はドラマチックかつジェットコースターのような展開を見せていくのであります!さて、リヴ・タイラーのコメントを再開しますと、 「原作では、ベティとブルースを結婚させようって試みも何度かあったらしいの。それは悲恋に終わったんだけど、今回の映画では、そんな悲しいカップルをなんとか一緒にして、美しい物語に作ってあげたい、という気持ちがこめられていると思うわ」 そんなLOVE要素、そして、たたみかけるがごときアクション要素、そのうえ、クスっと笑わせるコメディ要素も案外ふんだんに盛り込まれていて、笑って、泣けて、手に汗握る、ありとあらゆる娯楽の要素をテンコ盛りにした、これぞエンターテインメント幕の内弁当状態なのですな、この映画は。 まさに、“2008年アメコミ・ヒーロー映画の夏”の口火を切るのにふさわしいトップ・バッター『インクレディブル・ハルク』。みなさん、ぜひ劇場に足を運びましょう!■
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(吹)サウンド・オブ・サイレンス
謎の番号に隠された秘密とは?マイケル・ダグラス主演の息もつかせぬノンストップ・サスペンス
マイケル・ダグラス主演のサスペンス。ストーリーの鍵を握る女性を演じるのは、『17歳のカルテ』や『8mile』などに出演し、将来が期待されながらも2009年に夭折したブリタニー・マーフィ。
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キュア 〜禁断の隔離病棟〜
[R15相当]一度入ると外に出られない…山中の療養施設に秘められた恐るべき真実を描くサスペンスホラー
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督が『クロニクル』のデイン・デハーンを主演に迎えたサスペンス。恐ろしい秘密を抱える療養施設の実態を、独特の世界観と映像美で描き出す。
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裁かるゝジャンヌ
英雄ジャンヌ・ダルクの受難が痛々しく迫る…巨匠カール・テオドア・ドライヤーの傑作サイレント映画
捕縛され火刑に至るまでのジャンヌ・ダルクの受難を、カール・テオドア・ドライヤー監督が本物の裁判記録を研究し再現。ほぼ全編を顔のクローズアップで映し、厳しい審問を受ける人間ジャンヌの苦悩を訴えかける。
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モラン神父【4Kレストア版】
神父と未亡人の“愛”が絶望的にすれ違う…巨匠ジャン=ピエール・メルヴィルが贈る文芸ドラマ
犯罪映画の巨匠ジャン=ピエール・メルヴィル監督が描く文芸ドラマ。神への愛に生きる神父と彼に惹かれた未亡人の想いとの対比を、監督の盟友アンリ・ドカエが撮影した陰影を強調した映像で美しくも切なく綴る。
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ナイト&デイ
トム・クルーズ&キャメロン・ディアス、2大スターが危険な逃避行に!豪華共演のスパイ・アクション
トム・クルーズ&キャメロン・ディアスが『バニラ・スカイ』以来9年ぶりに共演。スタントマンに頼らず危険なアクションに挑むトムと、抜群の運動神経で躍動するキャメロンが、息ピッタリの名コンビぶりを魅せる。
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サイレンシング
野生動物保護区で“狩られた”少女たち─愛娘を失った男が連続殺人事件の真相に迫るサスペンス・スリラー
人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のニコライ・コスター=ワルドーが、娘の失踪と関係あるかもしれない殺人犯を追う男を哀愁たっぷりに熱演。終盤で判明する犯人とその意外な犯行動機に言葉を失う。
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大西部無頼列伝
全身黒ずくめの賞金稼ぎが悪を撃つ!ユル・ブリンナーが主人公をニヒルに演じるサバタ・サーガ第2作
『西部悪人伝』に続くサバタ三部作の第2弾。本作だけユル・ブリンナーが主演を務め、全身黒ずくめの賞金稼ぎをタフでニヒルに魅せる。トリッキーなガンプレイや奇想天外な得意技を持つ脇役など見せ場が満載。
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マイレージ、マイライフ
リストラ宣告人に人生の転機が!現代人の人間関係を問うジョージ・クルーニー主演の哀歓ドラマ
名匠アイヴァン・ライトマンの息子ジェイソンが父譲りのユーモアセンスを発揮。リストラや“おひとり様生活”という現代的テーマをシニカルに斬る。人とつながる喜びに目覚める主人公をジョージ・クルーニーが好演。