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PROGRAM/放送作品
マザー!
[R15相当]見知らぬ訪問者たちが妻を…ショッキングな内容で物議を醸したJ・ローレンス主演の問題作
衝撃的な内容と難解な物語の解釈を巡って物議を醸し、日本で劇場公開が中止となった問題作。不審な訪問者たちに振り回される不安と恐怖を、ダーレン・アロノフスキー監督が緻密な心理描写で不穏感たっぷりに映す。
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COLUMN/コラム2012.11.28
2012年12月のシネマ・ソムリエ
■12月1日『戦場のアリア』 戦況が泥沼化していた第一次世界大戦下、フランス北部の村。そこで対峙するドイツ軍と、フランス&スコットランド連合軍との間に起こった信じがたい実話の映画化。戦場にオペラ歌手の歌声が響き渡ったことをきっかけに、両軍の間でまさかの休戦協定が実現。一触即発の緊迫感と人間臭いユーモアとともに、その顛末が描かれる。澄んだ歌声とバグパイプの音色が、クリスマスを背景にした物語を荘厳に彩る。映画向けの脚色が施されているとはいえ、誠実な反戦メッセージが心に響く一作である。 ■12月8日『ドリーマーズ』 5月革命に揺れるパリのシネマテークで、アメリカ人留学生の青年が双子の姉弟と出会う。映画が縁で意気投合した3人の関係は、危ういアバンチュールに発展していく。巨匠B・ベルトルッチが60年代カルチャーと映画の引用を詰め込んだ青春映画。若者たちが織りなす官能的で遊戯的な映像世界は、まさにはかなくも甘美な“夢”のよう。ベルトルッチがヒロインのイザベル役に抜擢したのは当時新人のエヴァ・グリーン。のちにボンドガールになった美人女優が、惜しげもなく豊麗な肢体を披露している。 ■12月15日『存在の耐えられない軽さ』 チェコ人作家ミラン・クンデラが、1968年の“プラハの春”を背景に紡いだ恋愛小説の映画化。監督は「ライトスタッフ」で名高いアメリカ人のフィリップ・カウフマン。 主人公トマシュは優秀な医師だが、奔放なまでに女好きの独身男。ヒロインのテレーザが、彼の“軽さ”と人生の“重み”を対比させるセリフが題名の意味を表している。3時間に迫らんとする長尺だが、男女の摩訶不思議な関係を掘り下げた物語には得も言われぬ魅惑が横溢。名手スヴェン・ニクヴィスト撮影の詩的な映像美も印象深い。 ■12月22日『ジンジャーとフレッド』 アメリアとピッポは、ハリウッド・ミュージカルの名コンビにあやかった芸名で人気を博した元有名人。30年前に引退した2人は、クリスマスのTV局で再会を果たす。作曲家ニーノ・ロータ亡き後の巨匠フェリーニが発表した晩年の一作。常連俳優M・マストヤンニと監督夫人J・マシーナは、意外にもこれが初めての共演作となった。TVのコマーシャリズムを痛烈に批判しつつ、猥雑なサーカスのようにショーの裏側を映像化。最大の見せ場は、主役2人が終盤に披露する哀歓豊かなダンスである。 ■12月29日『敬愛なるベートーヴェン』 近作「ソハの地下水道」も好評だったポーランドのA・ホランド監督の代表作のひとつ。聴覚障害を抱えた晩年のベートーヴェンと、彼を支えるひとりの女性の交流劇だ。1824年のウィーン。ベートーヴェンのもとに派遣されたアンナは、曲を譜面に書き起こすコピイスト。「第九」の歴史的な初演を間近に控えた2人の創作活動を描く。アンナは歴史上実在しない架空の女性だが、ベートーヴェンの伝記としても、痛切な師弟のドラマとしても見応え十分。中盤の「第九」演奏シーンは心震わす迫力だ。 『戦場のアリア』©2005 Nord-Ouest Production/Photos:Jean-Claude Lother 『ドリーマーズ』©2002 Miramax Film Corporation. All Rights Reserved Initial Entertainment Group 『存在の耐えられない軽さ』©1987 The Saul Zaentz Company. All Rights Reserved. 『ジンジャーとフレッド』© 1985 PEA Produzioni Europee Associate. 『敬愛なるベートーヴェン』© 2006 Film & Entertainment VIP Medienfonds 2 GmbH & Co. KG
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PROGRAM/放送作品
ザ・ファーム/法律事務所
若きエリートは弁護士事務所の“裏の顔”を暴けるか?トム・クルーズ主演の法廷サスペンス
ベストセラー作家ジョン・グリシャムの法廷サスペンス小説を、トム・クルーズ主演で映画化。ジーン・ハックマンやエド・ハリスらベテラン演技派俳優が若きトムの脇を固め、巨悪の絡んだ陰謀劇を重厚に築き上げる。
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COLUMN/コラム2012.11.28
2012年12月のシネマ・ソムリエ
■12月1日『戦場のアリア』 戦況が泥沼化していた第一次世界大戦下、フランス北部の村。そこで対峙するドイツ軍と、フランス&スコットランド連合軍との間に起こった信じがたい実話の映画化。戦場にオペラ歌手の歌声が響き渡ったことをきっかけに、両軍の間でまさかの休戦協定が実現。一触即発の緊迫感と人間臭いユーモアとともに、その顛末が描かれる。澄んだ歌声とバグパイプの音色が、クリスマスを背景にした物語を荘厳に彩る。映画向けの脚色が施されているとはいえ、誠実な反戦メッセージが心に響く一作である。 ■12月8日『ドリーマーズ』
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PROGRAM/放送作品
ウェイバック -脱出6500km-
酷寒のシベリアからインドまで!過酷な大自然を渡り歩く壮大な逃走劇を描く実録サバイバルドラマ
シベリアの強制労働収容所から脱出し1年かけてインドまで渡り歩いたポーランド人兵士の回顧録を映画化。サバイバルの脅威となる極寒や灼熱の大自然をロケでリアルに映し、立ち向かう人間の本質をも浮き彫りとする。
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PROGRAM/放送作品
アナーキー
麻薬組織と警察の抗争が激化する中、1組の男女が純愛を貫く…シェイクスピア戯曲を元にしたギャング映画
シェイクスピア戯曲「ハムレット」を現代に翻案したマイケル・アルメレイダ監督とイーサン・ホークが、同戯曲「シンベリン」の現代版に挑戦。戯曲の登場人物やテーマを米国社会のリアリティと結びる妙にうなる。
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PROGRAM/放送作品
ゼロ・グラビティ
宇宙空間ひとりぼっち…体感する驚異の無重力映像。2013年度アカデミー監督賞と撮影賞に輝くリアルSF
当代最高の撮影監督エマニュエル・ルベツキがアカデミー撮影賞受賞。『バードマン』、『レヴェナント』と史上初3年連覇の偉業の皮切りとなった、無重力体感映像に驚愕するリアルSF。冒頭17分間の長回しは凄い!
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PROGRAM/放送作品
(吹)ゼロ・グラビティ
宇宙空間ひとりぼっち…体感する驚異の無重力映像。2013年度アカデミー監督賞と撮影賞に輝くリアルSF
当代最高の撮影監督エマニュエル・ルベツキがアカデミー撮影賞受賞。『バードマン』、『レヴェナント』と史上初3年連覇の偉業の皮切りとなった、無重力体感映像に驚愕するリアルSF。冒頭17分間の長回しは凄い!
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PROGRAM/放送作品
ファントム/開戦前夜
核兵器を搭載したソ連潜水艦はなぜ消えたのか?世界滅亡を懸けた知られざる戦いを描く軍事サスペンス
冷戦期にソ連の潜水艦が謎の沈没を遂げた実話を、独自の解釈を交えた軍事サスペンスとして再現。実際に使用された潜水艦内でほぼ全編撮影し、リアルな緊張感を醸し出す。将校役エド・ハリスの重厚な演技も必見。
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PROGRAM/放送作品
白いカラス
年の差を超えた男女の姿をアンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマンが熱演する、愛と人生の物語
愛を通じて過去から解放されてゆく男女を描いたヒューマンドラマ。アンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマンが共演し、大胆なラブシーンにも挑戦した。監督は『クレイマー、クレイマー』のロバート・ベントン。