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PROGRAM/放送作品
ハモンハモン
その乳房は黄金の林檎!スペインの美人女優ペネロペ・クルスの映画デビュー作!
『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したペネロペ・クルスの初主演作品。共演には、アカデミー賞受賞作品『ノーカントリー』で助演男優賞に輝いたハビエル・バルデム。
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COLUMN/コラム2022.05.02
スペイン作品をトム・クルーズ仕様にリメイク!『バニラ・スカイ』で生まれた恋の行方
本作『バニラ・スカイ』(2001)の企画がスタートしたのは、2000年のとある日、アメリカの某所で行われた、あるスペイン映画の試写であったと言われる。その試写は、プロデューサーとしても活躍する、ハリウッドのTOPスターに向けてのもの。スクリーンに対峙するその男性は、トム・クルーズだった。 原題『Abre los ojos』、英語タイトル及び邦題は『オープン・ユア・アイズ』(1997)は、スペインの俊英アレハンドロ・アメナーバルが、20代中盤に監督した作品。ヒッチコックの『めまい』(58)にインスパイアされたと監督が語る通り、『オープン…』の主人公は“高所恐怖症”の青年で、そんな彼の、夢か現か判然としない経験をサスペンスタッチで描いている。 アメナーバル初の長編作品は、その前に撮った、『テシス 次に私が殺される』(95)。国内で大ヒットを記録した上、スペインのアカデミー賞と言われる“ゴヤ賞”で、最優秀作品賞を含む7部門受賞という、鮮烈なデビューを飾った。 続く『オープン・ユア・アイズ』は、「ベルリン国際映画祭」などで高評価を得た後、98年に開催された「第11回東京国際映画祭」では、最高賞の“東京グランプリ”に輝いている。 そんな作品の、自分向けの試写が終わるや否や、トムは“再映画化権”獲得に乗り出す。話は早かった。その時点で彼は、アメナーバルのハリウッドデビュー作となる『アザーズ』(01)のプロデュースを手掛けており、その主演に、当時の妻だったニコール・キッドマンを据えていたのである。 トムは『オープン…』の、何がそんなに気に入ったのか?それは主人公が愛する女性を演じた、ペネロペ・クルスだったと言われる。そしてトムは、“リメイク版”の同じ役を、再びペネロペに演じて欲しいと、アメナーバルに伝えたという。 この辺り、劇場用プログラムなどには、「この役を演じられるのは自分しかいない」と、ペネロペ自ら売り込んだと記されている。どちらが真実かは、この場で判断する材料はない。 しかしトムが、ペネロペに大いに惹きつけられたのは、間違いなかろう。それはニコール・キッドマンが、オーストラリア時代に主演した『デッド・カーム/戦慄の航海』(89~日本では劇場未公開)を、トムが偶然観たことから、ニコールのハリウッド入りが決まった時のように。 ニコールは、トムの主演作『デイズ・オブ・サンダー』(90)の相手役に招かれ、やがて彼と恋に落ちた。そして2人は、1990年に結婚している…。 さて『オープン・ユア・アイズ』転じて、トム主演作の『バニラ・スカイ』は、ヒロインにペネロペを迎えて、2000年11月にクランクイン。6週間の撮影が、行われた。 ***** 仮面を付けた男が、取調室のような場所で、精神分析医に、自らの回想を語っている…。 美貌と富と才能を併せ持った、デヴィッド(演:トム・クルーズ)。彼は若くして、亡き父から継いだ出版社のTOPを務め、人生を謳歌しているように、周囲からは思われていた。 プレイボーイの彼は、昨晩も美女のジュリー(演:キャメロン・ディアス)と一夜を共にした。親友の作家ブライアンに羨ましがられるも、デヴィッドはジュリーを、「ただの“セックスフレンド”」と、冗談めかしながら言い切る。 デヴィッドの誕生パーティが、彼の自宅で開かれた。ごった返すその場に、ブライアンがソフィア(演:ペネロペ・クルス)という女性を連れてくる。デヴィッドは彼女に、強く惹かれるものを感じる。 いつもとは勝手が違い、簡単に手を出すことは出来ないまま、ソフィアへの想いが強くなっていくデヴィッド。そんな彼の態度に気付いたジュリーは、デヴィッドを待ち伏せし、車の助手席に乗せると、いきなり暴走を始める。 無理心中を図って車を橋からダイビングさせたジュリーは、死亡。デヴィッドは3週間の昏睡状態を経て、一命を取り留めるも、身体は深く傷つき、その美貌を失ってしまう。 歪んだ心身を奮い起こして、愛するソフィアへと会いに行ったデヴィッドは、デートの約束を取り付ける。しかしここから、現実なのか妄想なのかはっきりとわからない、悪夢のような日々が始まった…。 ***** 本作『バニラ・スカイ』の監督を務めたのは、キャメロン・クロウ。トムがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた、『ザ・エージェント』(96)の際の手腕を買われてのことだった。 リサーチ魔であるクロウは、1本の作品を完成させるのに、大体4年の歳月を掛けて準備する。しかし本作に関しては、前作『あの頃ペニー・レインと』(00)公開の翌年に、完成させている。 それはそうだろう。『バニラ・スカイ』は、オリジナルである『オープン・ユア・アイズ』と、構成も展開もほとんど変わらないのだから。 しかしながら、スペインのローカル作品を、ハリウッド映画にリメイクするに当たっては、様々な趣向を凝らしている。スーパースターのトム・クルーズ主演作の仕様に。 例えば開巻間もなく、アパートメントで目覚めた主人公が街へと出ると、行けども行けども人影ひとつ見えないというシーンがある。これがハリウッド版だと、ニューヨークのど真ん中、無人のタイムズスクエアを、トムがどこまでも彷徨っていく…。このシーンはニューヨーク市の許可を得て、実際にタイムズスクエアを封鎖して撮影されたというから、驚きである。 そんなオープニングに代表されるように、美術や造形、VFXなどは、オリジナルとは比べものにならないほどの巨費が投じられている。 キャメロン・クロウらしさが特に際立つのは、音楽面。クロウは幼い頃より音楽に傾倒し、16歳で『ローリング・ストーン』誌の記者となって、様々なミュージシャンと交友を深めた強者である。そんなクロウが手掛けた本作には、ポール・マッカトニーとR.E.M.が新曲を提供。それに加えて、レディオヘッド、ボブ・ディラン、モンキーズ等々の楽曲がフィーチャーされている。 更には出演者のキャメロン・ディアスが、役名のジュリー・ジアーニで、レコーディングに挑戦。当時クロウの妻だったナンシー・ウィルソンの楽曲「アイ・フォール・アパート」を歌唱している。 さてそんな形でアレンジが施されていった『バニラ・スカイ』に、オリジナルに続いて同じ役で参加したペネロペ・クルス。主演のトムとの相性は、どうだったであったか? それは後にクロウが語った、こんなコメントが端的に表している。「…初めて関係者だけで試写をしたときは、観終わったあとに、『ああ、この二人、本当に愛し合ってたな』っていう実感が伝わってきたよ。フィクションが現実になるのに、時間はかからなかったね」 トムはペネロペと、真剣な恋愛関係となった。そして元より不和が噂されていたニコール・キッドマンとの結婚生活は、一気に破局へと向かう…。 …とはいえ本作は、トムとペネロペの“公私混同”を見るための作品などでは、決してない。キャメロン・ディアスや精神分析医を演じるカート・ラッセルなども、見事な演技を見せている。また本作より後の出演作で存在感を強めていく、ティモシー・スポールやティルダ・スウィントン、マイケル・シャノンといった脇役陣が、それぞれ短い出番ながら、強烈な印象を残しているのも、いま観る面白さであろう。 ここでタイトルに関しても、触れておこう。『オープン・ユア・アイズ』転じて、なぜ『バニラ・スカイ』になったのか? これはオリジナルにはない、本作に付加された設定に、由来する。デヴィッドの部屋には、モネの絵画が飾られており、その色使いは「キャンバスに広がるバニラ色の空」として説明される。 “バニラ”には、「シンプルな」「まっさらな」という意味もあって、実は本作の中で、デヴィッドがさすらう世界が、現実なのか?それとも、妄想や夢なのか? “バニラ色の空”は、それを見極める鍵となってくるのである。 公開時に「難解」との評もあった本作だが、その辺りを念頭に置くと、意外にシンプルに構成されていることもわかってくる。彷徨う主人公が一体どこに辿り着くかも含めて、これ以上は、観てのお楽しみとしたい。 余談になるがペネロペ・クルスにとっては、『バニラ・スカイ』がハリウッドデビュー作というわけではない。しかしトムとのロマンスもあって、本作で知名度が抜群にアップしたのは、紛れもない事実だ。 一時は「結婚間近」とも報じられたトムとの仲は、3年後=2004年に破局。その後ペネロペは、ウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』(08)で、アカデミー賞助演女優賞を受賞した。これはスペイン人女優としては、初の栄冠であった。 思えばトムの妻だったニコール・キッドマンも、彼とのロマンスで名を成した。そして離婚後に出演した『めぐりあう時間たち』(02)で、アカデミー賞主演女優賞を受賞している。 ニコールもペネロペも、トムと破局に至った大きな理由として挙げられるのが、彼が熱心に信仰するサイエントロジー教会。2人とも、それに対して懐疑心を持ったことが、トムとの別れにつながったと言われる。 ニコールはその後、オーストラリア出身のシンガー、キース・アーバンと再婚した。ペネロペは、長年の友人だったスペイン人俳優のハビエル・バルデムと、ゴールイン。それぞれ出身地が同じパートナーを得て、幸せな結婚生活を送っていると伝えられる。 一方トムは、『マグノリア』(99)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたのを最後に、オスカーとはとんと縁遠くなってしまった。また2006年に結婚したケイティ・ホームズとも、一女を成しながら、結局はサイエントロジーがネックになって、6年間の結婚生活を終えている。 悪趣味と誹られるかも知れないが、そんなアレコレに思いを馳せながら鑑賞するのも、本作を楽しむ方法の一つであろう。■ 『バニラ・スカイ』TM & Copyright © 2022 Paramount Pictures. All rights reserved.
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PROGRAM/放送作品
ボルベール <帰郷>
悲しい秘密を抱えながらたくましく生きる3世代の女たち──鬼才ペドロ・アルモドバルが描く女性賛歌
ペドロ・アルモドバル監督の“女性賛歌3部作”最終章。娘に注ぐ母性と母に寄せる複雑な愛情を強く繊細に体現したペネロペ・クルスら、3世代の出演女優6人がカンヌ国際映画祭女優賞を獲得。他に脚本賞も受賞。
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NEWS/ニュース2019.02.05
★主演ベン・スティラー吹き替えを担当の堀内賢雄さんコメント到着★【TV初】『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』。ザ・シネマでベン・スティラー特集放送&プレゼントキャンペーン決定!!
ザ・シネマでは、TV初の『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』(2019年2月24日(日)21時~放送)を制作・放送します。本作は、ジェームズ・サーバー氏の短編小説の映画化『虹を掴む男』をベン・スティラー監督・主演でリメイクした人気作。リストラ対象とされた中年男性が、自分の人生を強く掴みなおすまでを描いた感動の人間ドラマです。主演のベン・スティラーの吹き替えを担当した堀内賢雄さんからコメントが到着しました! < 演じた感想&映画への感想 >僕が今まで演じた、ベン・スティラーの中では一番抑えた演技かな。日常シーンでの抑えた演技と、妄想や幻想シーンでのオーバーな演技ができるということで、そのメリハリがすごく重要になってくるんですよね。このギャップを楽しみながら演じたので、そこに注目してご覧いただけたらと思います。主人公は、まじめで誠実で好きな人に気持ちも伝えられない、それが、あることがきっかけで心が動いていく。この人間の機微がよく描かれていて、この映画をみる人は勇気と希望が貰えると思います。<ファンの方へメッセージ>僕が一番、演じたかった作品に出演させていただいて、すごく光栄だし誇りに思っています。『LIFE!/ライフ』や「ベン・スティラー」のファンの皆さまに本当にいいものがお送りできるように一所懸命に演じますのでご期待ください!決して裏切ることはありません!--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ザ・シネマでは、新録吹き替え版の放送を記念して、プレゼントキャンペーンを実施します!堀内さん直筆サイン入り台本を3名様にプレゼント!そして、2月にベン・スティラー出演作を特集「『LIFE!/ライフ』放送記念:ベン・スティラー」を放送!『ズーランダー NO.2』や「ナイト ミュージアム」シリーズなど。この機会にぜひ、ザ・シネマをお楽しみください。 番組を視聴するにはこちら ■『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』プレゼントキャンペーン!『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』の放送にあわせ、主演のベン・スティラー役に堀内賢雄さん直筆サイン入りの台本を3名様にプレゼントします! ザ・シネマのWEBサイトプレゼントページより応募ください。※ザ・シネマの会員「ザ・シネマメンバーズ」へ会員登録(無料)に登録が必要です。応募期間:2019年2月5日(火)~2019年3月28日(木) プレゼント応募はコチラ ■【TV初】2月放送番組『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版] 放送日:2月24日(日)21:00~/2月28日(木)10:45~番組情報:https://www.thecinema.jp/program/04367 空想癖のサエない男が本物の冒険に飛び出す!ベン・スティラーが監督・主演を兼任して描く人生賛歌 番組を視聴するにはこちら <解説>ダニー・ケイ主演作『虹を掴む男』をベン・スティラー監督&主演でリメイク。空想癖を持つ主人公の冒険世界をVFXアクション満載に描く一方、本物の冒険シーンは壮大な自然をバックに生命力豊かに映し出す。<ストーリー>雑誌『LIFE』のフィルム管理部に勤めるウォルターは、空想の世界で冒険を繰り広げることで退屈な人生から現実逃避していた。しかし自分を変える勇気はなく、想いを寄せる同僚シェリルにも話しかけられない始末。そんなある日、経営陣の交代に伴って『LIFE』の廃刊が決まり、ウォルターは写真家ショーンから最終号の表紙を飾るネガを受け取る。ところが大事なネガが行方不明となり、ウォルターはショーンを捜すため冒険の旅に出る。2013/アメリカ/監督・製作:ベン・スティラー出演:ベン・スティラー (堀内賢雄) 、クリステン・ウィグ (安藤麻吹) 、ショーン・ペン (山路和弘)シャーリー・マクレーン (谷育子)、 ほか---------------------------------------------- ■ザ・シネマの特集番組:『LIFE!/ライフ』放送記念:ベン・スティラー ベン・スティラーが監督&主演を務め、キャリアの転機と自ら位置づけたというファンタジー・アドベンチャー『LIFE!/ライフ』放送に合わせて、マルチな“才人”ベン・スティラー出演作を特集放送。『ズーランダー NO.2』放送日:2月5日(火)深夜01:30~/2月13日(水)9:00~/2月23日(土)23:15~/2月28日(木)13:00~人類史上最もおバカなモデルが再び世界を救う?ベン・スティラー監督・主演の爆笑コメディ続編番組情報:https://www.thecinema.jp/program/04373 番組を視聴するにはこちら <解説>ベン・スティラーがナルシスト満点に演じるファッションモデル、ズーランダーが前作から15年ぶりに復活。その衰えを知らぬおバカぶりはもちろん、俳優からミュージシャンまで前作以上に豪華なカメオ出演も楽しい。<ストーリー>セレブばかりを狙った連続殺人事件が起き、ローマではジャスティン・ビーバーが犠牲になる。事件を追うインターポールの捜査官ヴァレンティーナは、ビーバーが死の直前に残した表情から捜査のヒントを得る。一方、すっかり過去の人となった元カリスマ・ファッションモデルのデレクとライバルのハンセルに、ファッション界の大御所から仕事が舞い込む。ローマへ飛んだ2人は、ヴァレンティーナと出会い捜査への協力を頼まれる。2016/アメリカ/監督・製作・脚本:ベン・スティラー/出演:ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、ウィル・フェレル、ペネロペ・クルスほか © 2019 Paramount Pictures.『ナイト ミュージアム』放送日:2月23日(土)14:45~/2月28日(木)15:00~博物館の展示物がみんな動き出す!胸躍るアイデアを映像化したアドベンチャー・シリーズ第1弾番組情報:https://www.thecinema.jp/program/03758 <解説>夜になると動き出す自然史博物館の展示物のキャラクター像は、実際の歴史や性格を反映しつつ遊び心も利いていて楽しい。 テディ・ルーズベルト大統領役を故ロビン・ウィリアムズが演じ、貫禄十分な存在感を魅せる。<ストーリー>失業中のバツイチ男ラリーは、心配する息子ニックへの面目を保つため、ニューヨーク自然史博物館の夜警の仕事に就く。引退するセシルら老警備員3人組に代わって一人で館内を警備することになるが、その初日、彼は信じられない光景を目にする。なんと博物館の展示物が夜になると勝手に動き出すのだった。驚いたラリーは辞職しようとするが息子のために思いとどまり、展示物について猛勉強することで対処法を学んでいく。2006/アメリカ/監督・製作:ショーン・レヴィ/出演:ベン・スティラー、カーラ・グギー、ディック・ヴァン・ダイク、ミッキー・ルーニーほか© 2006 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 『ナイト ミュージアム2』放送日:2月23日(土)16:45~/2月28日(木)17:00~今度は世界最大の博物館の展示物が動き出す!展示物の種類もスケールもアップした冒険シリーズ第2弾番組情報:https://www.thecinema.jp/program/03731 番組を視聴するにはこちら <解説>魔法の石板の力で博物館の展示物が動く大騒動が、スミソニアン博物館に舞台を移しスケールアップ。伝説の飛行士アメリア・イヤハートをエイミー・アダムスが好演し、主役ベン・スティラーと抜群の掛け合いを魅せる。<ストーリー>ラリーはニューヨーク自然史博物館の警備員を辞め、当時の経験を活かしたアイデアで発明品会社を経営し成功を収めていた。一方、自然史博物館でホログラム展示が導入され、不要になった展示物がスミソニアン博物館の保管庫へ移されることに。ところが、展示物に命を宿す魔法の石板まで間違って運び出され、スミソニアン博物館の展示物が動き出してしまう。そんな中、古代エジプト王カームンラーが世界征服の企みを進める。2009/アメリカ/監督・製作:ショーン・レヴィ/出演:ベン・スティラー、エイミー・アダムス、ハンク・アザリアほか © 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』放送日: 2月23日(土)19:00~/2月28日(木)19:00~夜中に動き出す博物館の展示物が最後の冒険に!NYから大英博物館に舞台を移して描くシリーズ最終章番組情報:https://www.thecinema.jp/program/04277 <解説> 夜の博物館で展示物が動き出す騒動が、大英博物館まで舞台を広げ新たな興奮へとエスカレート。夜警役ベン・スティラーが展示物の原始人を1人2役で演じて爆笑を誘う。歌って踊れる某スターのカメオ出演にも注目。<ストーリー>アメリカ自然史博物館の夜警ラリーと展示物たちは、新設されたプラネタリウムの祝賀パーティーを準備する。ところが、いざ本番で展示物たちに異変が発生し、パーティーは台無しに。騒動の原因を調べたところ、展示物に生命を吹き込む魔法の石板の異変が明らかに。石板の秘密を解くため、ラリーは高校生になった息子ニッキーや展示物たちと共に、石板を作った古代エジプト王アクメンラーの父がいる大英博物館へと向かう。2014/アメリカ//監督・製作:ショーン・レヴィ/出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン、レベル・ウィルソンほか© 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 番組を視聴するにはこちら
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PROGRAM/放送作品
NINE
悩める映画監督と7人の魅惑の女たち──フェリーニの名作を基にしたミュージカルを豪華スター競演で映画化
フェリーニ監督の名作『8 1/2』を基にしたトニー賞受賞ミュージカルを、ロブ・マーシャル監督が幻想的に映画化。マリオン・コティヤールやニコール・キッドマンらオスカー俳優たちが魅せる歌とダンスは必見。
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COLUMN/コラム2013.02.01
2013年2月のシネマ・ソムリエ
■2月2日『ダニエラという女』 平凡な男フランソワが宝くじを当て、美しい娼婦ダニエラとの同棲を実現させる。しかしフランソワは心臓に持病を抱えているうえに、思わぬ珍客が次々と現れて…。イタリアの宝石たるモニカ・ベルッチが、トップブランドの衣装に身を包み、ゴージャスな魅力を惜しみなく発揮。その豊満な肢体、蠱惑的な仕種には圧倒されるばかり。『美しすぎて』のフランス人監督B・ブリエらしい皮肉満載の喜劇。主人公の主治医や隣人の女性らを巻き込んだ愛と欲望の物語が、シュールかつ哀歓豊かに展開する。 ■2月9日『SOMEWHERE』 ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したS・コッポラ監督の長編第4作。ホテル住まいのハリウッド・スターと、別れた妻との間にもうけた11歳の娘との触れ合いを綴る。舞台はハリウッドの伝説的なホテル、シャトー・マーモント。そこでひたすら空虚な時間を過ごす主人公の孤独が描かれ、ユニークな“ホテル映画”としても楽しめる。事件が何も起こらない本作で、観る者の目を奪うのは人気子役エル・ファニング。主人公の視線で描かれるその眩い魅力が、映画に清涼感と切ない情感を吹き込んでいる。 ■2月16日『オール・アバウト・マイ・マザー』 アカデミー外国語映画賞、カンヌ国際映画祭監督賞に輝いた鬼才P・アルモドバルの代表作。さまざまな問題を抱えながら生きる女性たちの希望探しのドラマである。息子を亡くした中年女性、愛に悩む舞台女優、ゲイの娼婦など、個性豊かな登場人物がずらり。彼女らの人生の数奇な巡り合わせが、感動的な女性賛歌へと結実していく。C・ロス、M・パレデスという二大ベテラン女優の味わい深い名演技はもちろん、P・クルスの助演も見逃せない。エイズに冒される純朴な修道女を可憐に演じている。 ■2月23日『スルース』 K・ブラナー監督が72年の傑作ミステリー『探偵〈スルース〉』のリメイクに挑戦。M・ケイン、J・ロウというわずか2人だけのキャストが壮絶な演技合戦を披露する。ベストセラー作家の妻を寝取った若い俳優。嫉妬と憎悪が渦巻く両者の“協議”は、危うい“ゲーム”に発展し、ついには命を賭した“対決”へとエスカレートしていく。二転三転のどんでん返しやユーモアが魅力のオリジナル版とは異なり、シリアス調のドラマがスピーディに展開。悪趣味すれすれのアートのような豪邸の内装も圧巻だ。 『ダニエラという女』©2005 FIDÉLITÉ FILMS-BIM DISTRUBUZIONE-FRANCE 2 CINÉMA-WILD BUNCH-PAN-EUROPÉENNE PRODUCTION-PLATEAU A-LES FILMS ACTION 『SOMEWHERE』2010-Somewhere LLC 『オール・アバウト・マイ・マザー』© 1999 - EL DESEO - RENN PRODUCTIONS - FRANCE 2 CINEMA 『スルース』©MRC II Distribution Company LP
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PROGRAM/放送作品
サハラ 死の砂漠を脱出せよ
トレジャーハンター達が死の砂漠でうごめく陰謀から世界を救う!アクションアドベンチャー映画
映像化不可能と言われていたクライヴ・カッスラーの人気冒険小説を映画化。幻の財宝を求めるトレジャーハンターが世界に迫る危機を救う!出演はオスカー俳優のマシュー・マコノヒーとペネロペ・クルス。
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COLUMN/コラム2013.02.01
2013年2月のシネマ・ソムリエ
■2月2日『ダニエラという女』 平凡な男フランソワが宝くじを当て、美しい娼婦ダニエラとの同棲を実現させる。しかしフランソワは心臓に持病を抱えているうえに、思わぬ珍客が次々と現れて…。イタリアの宝石たるモニカ・ベルッチが、トップブランドの衣装に身を包み、ゴージャスな魅力を惜しみなく発揮。その豊満な肢体、蠱惑的な仕種には圧倒されるばかり。『美しすぎて』のフランス人監督B・ブリエらしい皮肉満載の喜劇。主人公の主治医や隣人の女性らを巻き込んだ愛と欲望の物語が、シュールかつ哀歓豊かに展開する。 ■2月9日『SOMEWHERE』
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PROGRAM/放送作品
バニラ・スカイ
これは夢か現実か…ミステリアスな精神の迷宮へ誘う、トム・クルーズ主演の衝撃サスペンス・ロマンス
『ザ・エージェント』の監督キャメロン・クロウと主演トム・クルーズが、幻想的なスペイン・スリラー『オープン・ユア・アイズ』をリメイク。オリジナル版から続投したペネロペ・クルスが可憐な魅力を発揮している。
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PROGRAM/放送作品
それでも恋するバルセロナ
セクシーでスリリングな四角関係の行方は?ウディ・アレン節が冴え渡るロマンティック・コメディ
ロンドン三部作を撮り終えたウディ・アレン監督がスペインのバルセロナに舞台を移し、個性豊かな男女がバカンス地で繰り広げる恋模様を滑稽かつ賑やかに織りなす。ペネロペ・クルスがアカデミー助演女優賞を受賞。