ある現代の女子学生(エリック・ロメール フランス 1966年)
フランスでは戦後に女子学生が急増。戦前は全体の3割弱だったのが、1964年度から65年度にかけては全体の43%とほぼ男性と同じ比率に。女性が学業を続けることは、もはや当たり前となっていた。パリで両親と同居している一人の女子学生は、オルセーに移されたパリ大学理学部へ電車で通って授業を受ける。やがて女性は大学で運命的に出会った男性と結婚し、家庭と学業を両立しながら研究所で科学の研究に励む──
1960年代フランスにおける女子学生の学習事情を記録したエリック・ロメールの短編ドキュメンタリー。女性が結婚に縛られず社会的地位を得ようとする時代の変化が、勉学に励む学生の日常を通じて映し出される。
■出演
アントワーヌ・ヴィテーズ(ナレーション)
■出演
アントワーヌ・ヴィテーズ(ナレーション)
ザ・シネマメンバーズにて2022/1/22より配信開始
「ある現代の女子学生」(C) Eric Rohmer/LES FILMS DU LOSANGE (C) 1966 Les Films du Losange
「ある現代の女子学生」(C) Eric Rohmer/LES FILMS DU LOSANGE (C) 1966 Les Films du Losange