PROGRAM

放送作品情報

クリムゾン・ピーク

CRIMSON PEAK 2015年アメリカ / 119分 / ラブロマンスホラー

[R15+]デル・トロ監督の美的センスと文化的教養が詰め込まれた、美しく恐ろしい映画ゴシックロマンス
解説

『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー監督・作品賞に輝くデル・トロが、18世紀に流行したゴシックロマンス文学の様式を再生。『シェイプ〜』に通じる色彩美、半魚人の“中の人”が演じている幽霊にも注目。

ストーリー

20世紀元年の米国。ゼネコン成金の令嬢で、怪奇作家志望のイーディスは芽が出ず行き詰まっていた。そんな彼女の前に英国貴族シャープ姉弟が現れる。事業の出資者を募るため渡米し、父の会社を訪ねてきたのだ。弟の準男爵と恋に落ち、やがて結婚の運びとなり、シャープ夫人に収まったイーディスは渡英。だが、血のような赤土の丘に建つ朽ちた屋敷には幽霊が出没し、霊よりさらに恐ろしくおぞましい秘密まで隠されていたのだった。

出演 ※(声優)は吹き替え作品が対象です

ミア・ワシコウスカ (山村響)
ジェシカ・チャステイン (甲斐田裕子)
トム・ヒドルストン (平川大輔)
ほか

字幕/吹替
字幕 吹替
掲載制限
R15+
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/5/19

    『パンズ・ラビリンス』でも感じたが、本来は別ジャンルのテイストを合体させるのが好きなギレルモ監督のゴシック風味ミステリー。 本質的にはヒッチコックを思わせるガチな財産狙いの連続殺人ミステリーだが、お化けが何度も登場してファンタジーになってしまい、結果中途半端な結果に。 せっかくヒロインの母親のお化けを出したのに、警告しただけで肝心な娘の危機に出てこないのは何だかねぇ。 トム・ヒンドルトンなんてマイティ・ソーのあのイメージが強すぎて、今にも魔法を使いそうな感じ。 これまで地味な役が多かったミア・ワシコウスカは、この作品ではなかなか可愛かった。

  • 鑑賞日 2018/4/24

    もっとガッツのある幽霊かと思ったのだが残念だわ。 天井に穴が開いた崩壊寸前の屋敷見た瞬間に全て悟らないと(苦笑)。予想通りの展開が続いてしまい、かなり残念な仕上がりだったな。

  • 鑑賞日 2018/4/9

    幽霊の描き方、特に冒頭の少女時代に遭遇する幽霊の演出がマニアックでうまい。 無機的な音の中、近づいて来る幽霊が、とても怖く描かれていてその後も期待させる。 豪華絢爛なゴシック調の美術が細部まで凝りに凝っており、非常に見応えが有る。 ストーリーは割とよくある展開だが、真っ赤な粘土、屋根に大きく穴の空いていて雪が中に降って来る屋敷と、舞台にインパクトがある。 しかし、主演のミア・ワシコウスカ の可愛さが微妙で、トム・ヒドルストンがなぜ彼女を愛するようになるのか納得できず、感情移入しにくい。

  • 鑑賞日 2018/3/24

    デル・トロの趣味は全開だが・・・。

     映画の冒頭の1秒か2秒でネタバレしてる。  最近、こういうのが多い。いかがなものか。  登場人物の怪しさも隠さない演出なので、まぁそれも、さほど気にはならない。  だから意外性のないストーリー展開になる。  序盤のひと昔前の上流階級?のラブストーリー的雰囲気とか、嫁いだ先の屋敷の異様さを楽しむしかなくなる。  この屋敷が、CGを使用してるのかもしれないが素晴らしい見ものである。  屋根が朽ち落ちて、雪がはらはらと屋内に舞ってるあたりステキ。  寒くて暮らせたもんじゃないと思うが。  後半、血と暴力の量が増大して、いささかゲンナリ。  ゴシック・ホラーとは呼べないな。  1時間58分の割には長く感じた。  ミア・ワシコウスカは特に序盤が可愛い。  今、一番旬の女優だ。  男優のトム・ヒドルストンも、なんで女性に人気か、初めて分ったような気がした。カッコいいです。  クリムゾンの意味を初めて知りました。   色相環では、赤とマゼンダ(赤紫)の中間だそうです。   字幕では、深紅となってました。    映画を見た人は、忘れないでしょう。         地下の赤いドロドロは、何だったのかしら?

  • 鑑賞日 2016/1/31

    これぞ映画。ストーリーより映像や色彩を楽しんだ。ゴーストもの。ドキドキする。ホラー、ファンタジー、ゴシック、ミステリアス。好きな要素が満載

  • 鑑賞日 2018/1/28

    ゴシックホラー

    中々グロい。

  • 鑑賞日 2018/1/4

    ゴシック・ロマン

    2018年1月4日に鑑賞。DVDにて。ビスタサイズ。ユニヴァーサル映画=レジェンダリー・ピクチャーズ。 ギレルモ・デル・トロは大好きな監督である。大傑作「パンズ・ラビリンス」(2006)、「クロノス」(1992)、「ミミック」(1997)も素晴らしい。次作「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)も予告編だけで傑作を予感させる。 これは、ゴシック・ホラーというジャンル映画である。監督はこういうゴシック・ホラー、幽霊譚を撮りたかったのでしょう。 だから、物語は単純である。ヒッチコックの「レベッカ」であり、メアリー・シェリーである。本当はドラキュラものにしたかったのか、主人公の苗字はカッシングである。 英国カンバーランド(バーミンガムの近くらしい「バーミンガムから荷物が着いた」)の「アラデール・ホール」(クリムゾン・ピーク)のシャープ館の造形が素晴らしい。撮影・衣装・色彩設計も素晴らしい。自動人形や室内の造形も見どころである。 但し、母親の幽霊が「クリムゾン・ピークに気をつけなさい」と警告したなら、なぜ彼女が結婚し英国へ渡る時にもっと警告しないのかと疑問点もある。管理人の老人フィンリーはどうなった?まあ、ジャンル映画ということで。 NYバッファロー。イーディスは10歳の時、コレラで死んだ母親の幽霊を見る「ゴーストは存在する」、14年後、「現代のジェーン・オースティン」「メアリー・シェリーのファンよ」、父親から万年筆のプレゼント、「タイプライターを使わせて。女の筆跡だと採用されない」、医者アランがコナン・ドイルの本を所有「彼も眼科医だ」、「これを飲んで、体に良い」=ピラカンサ薬用?亡くなったシャープ夫人の肖像画の赤い指輪=姉ルシールの赤い指輪→トーマスがイーディスに贈る。 ★本の「小口絵」=ページをずらすと見えて来る。父親がトーマスにやった小切手3000ドル・日付1901年10月21日。女の首の塑像が数体ある(過去に結婚した妻か)=ルシールがイーディスの髪の毛を切り取り輪にする。引き出しの中に他に4つの髪の毛の輪。シリンダー・レコード=グラモフォン録音機。ESの文字が彫られたスーツケース=元の妻エノーラ・ショティ(ミラノからの手紙)、トーマス「雪との戦いになる。クリムゾン・ピーク(深紅の丘)になる前に。赤い粘土が雪を赤く染める」、スプーンが紅茶のカップとこすれる音→「ゲット・アウト」だ。姉と弟のSEX「馬鹿ね。私は姉よ」、ベアトリス・シャープ夫人の死・トーマス12歳・ルシール14歳→スイスの修道院へ。パメラ・アプトンとトーマス結婚していた。「モンスターズ!」姉「母の最期の言葉もそれだった」「トーマスは誰とも寝ていない。私の子よ」、姉がイーディスの父親を殺した→イーディス、父の万年筆で姉の首を刺す。姉「あの女を愛してるの?」トーマス「愛してしまったんだ」、姉がナイフで弟の顔を刺す。姉、床石を剥ぎ「(大ナタを)母の形見よ」、トーマスの幽霊がいる。イーディス、トーマスの頬から流れる血に触ると、トーマスの幽霊が消えた。イーディス「幽霊は実在する。幽霊も様々なものに縛られている。土地、屋敷、時間、感情に・・・愛に」。ルシールの幽霊がピアノを弾く。イーディス・カッシング著「クリムゾン・ピーク」の本。

  • 鑑賞日 2018/1/3

    癖になる色彩

    この作品を含めて3作品しか観ていないが、ギルレモ作品が癖になりそう。パンズラビリンスの出来が良すぎて、その後は見劣りがする気もするが、色彩が艶めかしく輝くスクリーンに目が離せなくなってしまうのだ。バンズの奇異なファンタジー世界と対比しながら描いていた内戦の残虐さと同様、おどろおどろしいオカルトチックな話に見えて、実は空恐ろしい人間の強欲さが表現されている作品。粘着質で気味の悪い異界のクリーチャーが登場するが、そんじょそこらにあるゾンビや悪魔と違い、理不尽な憎悪で人間を苦しめる単純な悪になっていない。それこそギルレモ監督の偏執的な愛情表現の一つだと思う。もちろん、メインとなっているのは人間そのものであり、見事なキャスティングで物語を作り上げている。幽霊とコンタクトできる主人公ミア・ワシコウスカの透明感。悪事を企て実行するジェシカ・チャステインの執着心。姉の言いなりのトム・ヒドルストンの気弱で従順にみえる線の細さ。すべての取り合わせで奇妙な光沢で輝く色彩のギルレモ作品となっている。

  • 鑑賞日 2017/12/29

    おどろおどろしい

    ビジュアルイメージが「アダムス・ファミリー」('91)のようだったので、勝手にユーモラスな映画かと思ったら、おどろおどろしい怖さが満載。ただし、ミア・ワシコウスカはミスキャスト。理由は「アリス・イン・ワンダーランド」のイメージが強いことと、この役にはいくら小説を書く女性とはいえ、もっと色気のある女優でないと似合わない。ラストのトム・ヒドルストンのシーンが素晴らしかった。

  • 鑑賞日 2017/11/30

    歴史を踏まえた造形映画

    美術主体、狂気の怪異譚。 作家志望のヒロイン、イーディス=カッシング。 深紅の強い色が暗褐色や雪の白色との対比で語られる。 色調が統一され全体を見事に染め上げている。 19世紀物にありがちなもたつきが無く現代劇のスピード感。 エクステリア&インテリアにおける拘りと創造。 虫や文房具、小道具の使い方も上手い。 イングランド、カンバーランド。アラデール・ホール。 神経の行き届いた造形と装飾、調度家具。陰影を生かすセッティング。 渾身の美術は到達点と見做すことが出来る。 資料写真集が欲しくなる。 ゴシックホラーではあるがファンタジックな色合いが特筆物の傑作。

  • 鑑賞日 2017/11/29

    オールド・ファンには嬉しい

    正統派ゴシック・ロマンです。朽ちかけた城館と奇怪な亡霊が強烈にムードを高めます。とはいえ、ストーリーの主軸はミステリー・サスペンス。連続殺人犯に狙われた娘が毒を盛られたり、幽霊に悩まされたりしながら、秘密を暴き出す。ラストは一大バトルがあって、気持ちよく終わる。 古典的なゴシック・ムードの一方、現代的な連続殺人を扱っている辺りに新味を覚えるが、中途半端感もあってイマイチ盛り上がらない。強い刺激に慣れすぎてるのかも知れない。

  • 鑑賞日 2017/7/23

    本人なのにギレルモ・デル・トロ「っぽい」作品

    ギレルモ・デル・トロといえばダーク・ファンタジーの鬼才。 ティム・バートンとの2大巨頭と言ってもいいでしょう。 しかし近年2人ともダーク・ファンタジーにおいては少々低迷気味。 「パシフィック・リム」以来の映画監督作であり久しぶりのダーク・ファンタジー作品なので待ちわびていたのですが、期待していたほどの感触ではありませんでした。 ストーリーとしては典型的なお化け屋敷的なもので、時代背景もあって古典文学のような、お伽噺のようなテイスト。 近親相姦のネタはなかなか倒錯・官能的で刺激的ではあるものの、それがストーリー上十分に活かされていない気がします。 主人公のイーディスが霊と通じる力を持っていることがストーリーそのものを成立させる設定なのに、それ自体も浮いているというか必然性を感じられることが出来ませんでした。 ギレルモ・デル・トロ独特の異形感溢れるデザイン性もやや影を潜めていましたし、全体のトーンや空気感も彼らしさが薄いものだったのが残念で仕方ありません。 自身が監督しているのに、他の誰かが監督して製作にまわっているような感じの作品のように思えてしまいます。 それにしてもミア・ワシコウスカの中世感は半端ないですね。ゴシック・ドレスが似合うこと似合うこと。あまりにハマりすぎててああいう格好をするとアリスにしか見えなくなってしまいます。 トム・ヒドルストンも紳士スタイルがハマりすぎ。 はまり役で得たイメージとだぶってしまう役柄をすると、そのはまり役のイメージが滲み出てしまって悪影響を及ぼしてしまうのかもしれません。

  • 鑑賞日 2017/5/20

    第2の「パンズ・ラビリンス」は生まれず

    「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督によるゴシックホラー。ホラー小説の作家を目指す主人公が、母の遺した「クリムゾン・ピークに気をつけなさい」という言葉の意味を思い知ることになる恐ろしい体験をする。 ギレルモ・デル・トロ監督の作品は造形が斬新な作品が多い中、本作は恐怖感の演出はいいと思うけれど、今までにない幽霊の姿を生み出すまでには至っていないという感じ。以前に比べ暴力表現がかなり強めの作品になっているが、姉と弟の狂った愛情をうまく描いているなと感じた。 「人間も幽霊もいろいろなものに縛られ続ける」というセリフが出てきて、まさにその通りの展開になっているのは分かるが、それにしても証拠品やら遺品やらを手元に残しすぎだろうと突っ込みたくなる部分もあるね。

  • 鑑賞日 2017/5/14

    トムヒが尊い。あとはグロ。

  • 鑑賞日 2016/2/5

    ゴシック

    怪しげなる姉弟が住んでいる屋敷の美術感がすごい。そして 姉さん怖すぎ。ギレルモ美術の真骨頂

  • 鑑賞日 2016/1/9

    クリムゾン・ピーク

    2016年1本目の劇場鑑賞。 ギレルモ監督の久しぶりの新作なので、 期待し過ぎました。 ギレルモ監督らしい映像美は必死ですが、 ホラー映画を期待して観ると、 肩透かしにあうと思います。 なので、 ホラー耐性の方でも観ると思います。 個人的には「パンズ・ラビリンス」の方が面白かった。

  • 鑑賞日 2016/12/28

    思ってたのと違ったけど、良かった。

    もっと幽霊とかバンバン出てくるゴシックホラーだと思ってたけど、ゴースト要素は少なめ。思ってたのとは違ったけど、意外と面白かった。 とにかく、画面の美しさが良い。 色彩も小道具も、細部まで作りこまれたセット(なのかな?)だけで、観る価値がある。正直、これはスクリーンで観たかった。 ストーリー的にはあんまり意外性はないんだけど、それを補ってあまりある映像の魅力。観て良かった。

  • 鑑賞日 2016/10/9

    わたしたち、必要?

    ゴシックホラーだかミステリーだかが宣伝文句のデル・トロ監督作で、ちっともホラーでもミステリーでもないたいしたことのない一編。色彩を活かした映像感覚にちょっとした面白さはあるが、肝心の幽霊がたまに出てきては主人公に警告するだけで、なんらドラマに必要性を感じさせないのもつまらなくなった一因。映画的にもただものものしい雰囲気だけで話術もなく淡々と展開してるだけなので面白味に欠ける。

  • 鑑賞日 2016/9/26

    キャスティング 8 演技 10 キャラクター 8 台詞 7 脚本 8 演出 10 音楽 8 だって好きなんだもん加算点 15

  • 鑑賞日 2016/9/14

    耽美であればよい

    どうやらギレルモ先生のエネルギーは、舞台のクリムゾンピークの造形に向かったようだ。奇抜な展開や中二っぽさを求めていたので、物足りなかったです。

  • 鑑賞日 2016/7/8

    ホラー映画美術の教科書。

    惹句にゴシック・ホラーという言葉があった。典型的なホラー映画としての形容 だろうけど、内容もドンピシャリ。昔から再生産されてきたような物語で、 観客を引きつける映画オリジナルの脚本の難しさを感じる。 20世紀初頭のNY州バッファローで話がスタートする。魅力的な主人公イーディスが 登場、庇護者の代表である父親、恋人候補の医師マクマイケル、 そしてトーマス・シャープという野心的な貴族と姉が出現し、役者が出揃う。 イギリスのシャーク家の屋敷に移ると、お化け屋敷ホラーが幕を開ける。 見どころは圧倒的な美術にある。クリムゾン・ピークという赤い粘土層の土地と、 その上に降り積もる雪が血のように赤く染まる。このイメージだけでも値千金の画。 朽ち果てる寸前の屋敷、それに調和したクラシカルな衣装、と完璧の仕上がり。 映画美術の指向が、邪悪さを象徴する掘削機のように組立て上げられ、 劇映画としても融通さを欠くことにもなった。 美術が主、物語が従という耽美的な狭い世界に迷い込んでしまった感がある。

  • 鑑賞日 2016/7/12

    幽霊譚、ではなかった・・・

    20世紀初頭のアメリカ。 富豪の娘イーディス(ミア・ワシコウスカ)の前に現れたのは、トーマス・シャープ準男爵(トム・ヒドルストン)と姉ルシール(ジェシカ・チャステイン)。 トーマスは、英国の邸宅周辺から赤粘土を掘り出し、一儲けを考えていた。 その掘削機械への出資金をイーディスの父親に依頼しにやって来たのだった。 しかし、出資は断られ、イーディスの父親は不運な死を遂げてしまう。 トーマスに見初められたイーディスは、父親の死後、結婚し、彼の英国邸宅にやってくるのだが、そこは荒れ果てた屋敷だった・・・ というハナシで、荒れ果てた屋敷が建っている丘の名が「クリムゾン・ピーク」。 イーディスは、亡き母の幽霊をしばしば見、その幽霊が「クリムゾン・ピークに気をつけろ」と忠告していたのだった。 見どころは、凝った美術と主役三人の演技。 とにかく、このふたつに尽きる。 というのも、ストーリーがいまひとつだから。 幽霊が災いをなすだとか、幽霊となってさまよう魂をどうにかして救済するだとかの、端正なゴーストストーリーを期待したのだが、落としどころが人間の業。 いや、禁忌の関係だから、業といっていいものかどうか。 別に幽霊が出てこなくても成立する話なんだが・・・ 脚本は、ギレルモ・デル・トロとベテランのマシュー・ロビンス(『続・激突!/カージャック』『コルベット・サマー』など)だけれど、オリジナルはどちらが書いたのかしらん。 ちょっと気になる(そういえば、同じくデル・トロ作品の『ミミック』もふたりの共作だが)。

  • 鑑賞日 2016/7/12

    正当的ゴシックホラー

     ギレルモ・デル・トロ監督のゴシック・ホラー映画ということで期待して観た。なるほどオーソドックスなホラー映画に仕上がっていてゴシックな雰囲気満点のホラー映画に仕上がっている。ただデル・トロ監督らしいひねり具合、突拍子のなさが薄いような気がするのも確か。監督らしいと思わせたのは幽霊の造形や登場の仕方の不気味さあたり。このあたりはJホラーからの影響があると見た。特に床下から這い出してくる母親の亡霊など「貞子」を思わせる禍々しさ。そういった一部でこの監督らしさが伺えるけど総じてオーソドックスなホラー映画になっている。  配役の中ではジェシカ・チャスティンのドロドロとした狂女ぶりの描き方が卓抜だし、彼女の演技も怖いぐらいに旨い。弟との近親相姦に耽り、財産目当てにヒロインを殺害しようとせまる狂気の女を熱演。対するヒロインのミア・ワシコウスカはいつもの彼女らしい不思議な感覚が薄く、今回はチャスティンに食われてしまったかもしれない。

  • 鑑賞日 2016/7/10

    映像美。主役の女性2人が兎に角綺麗だった。

  • 鑑賞日 2016/3/5

    (映)想像していた程は怖くなかった。ミア・ワシコウスカはいつでもすべてを持って行く。画面の色彩が綺麗だった。展開もリズムも心地よいバランスだった。お話自体はもうちょっと踏みこんでも良かったかな。

  • 鑑賞日 2016/6/26

    ゴシックホラー?ロマンス?

    ギレルモ・デル・トロ監督の最新作。 絢爛豪華なゴシックホラー?ロマンス?に仕上がっています。 最後は幽霊が勝つのか?愛が勝つのか…? トム·ヒドルストンをめぐるミワ・ワシコウスカとジェシカ・チャステインの女の対決!もみどころ! いけない…、あ、いけないわ、禁断の…、そして豪華でおどろおどろしい屋敷で、なんておぞましいことが… ハラハラすること間違いなし、です。

  • 鑑賞日 2016/6/25

    なかなかのエンタメ。

    普通のホラーならスルー、でもゴシック・ホラーというふれこみに反応して観に来た。最初、幽霊出現にいちいち驚いて体力消耗したけど、落ち着いてみれば古風なドレスに廃墟みたいなお屋敷とまるでマンガのような世界観、滅びの美学もまさに私好み。 しかし最終的には幽霊より、生きてるルシールのほうが100倍怖かった!足骨折してるはずなのに、イーディスがスコップ振り回して応戦するシーンはちょっと笑えた。なかなかのエンタメ映画。

  • 鑑賞日 2016/6/23

    デルトロらしい

    いかにもデルトロらしい雰囲気の作品。 ストーリーはやや雑に感じる。 「ラストは掘削機だろうな」と思わせといて、まさかのスコップ攻撃ってのが面白かった。

  • 鑑賞日 2016/6/14

    セットが素晴らしい

    ゴシックホラーもの。 吹き替えの山村響さんのツイートでこの映画の存在を知り、 好みのホラーかと思いレンタル。 観終わってインタビューやらを見てびっくり、建物がセットで 最後のシーンも全てセットというのはもっとびっくり。 独特な幽霊のシルエットも理由を聞いて納得。 いつ洋館がでてくるか待ち遠しかった。 最初はあからさまにあのトーマスが詐欺師だろうと思っていたが トーマスも色々悩まされていたのか。 とにかく世界観と、ホラー要素、もう全てにおいて美しい悲しい そんな作品

  • 鑑賞日 2016/6/8

    デル・トロの美的こだわりが詰まったゴシック・ホラー

    あらすじは以下の通り。 幽霊を見ることができるイーディスが初めて見たのは10歳のとき、死んだ母親の霊だった。イーディスはやがてトーマスと恋に落ち、彼女の父親の不可解な死をきっかけに結婚する。二人は、トーマスの姉ルシールと一緒に暮らすことになる。住むのは、冬になると地表に露出した赤粘土が雪を赤く染めることから、“クリムゾン・ピーク”と名付けられた山頂にある広大な屋敷だった。イーディスが新たな生活に慣れるにつれ、深紅の亡霊たちが現れ、「クリムゾン・ピークに気をつけろ」と警告する。亡霊たちの言葉の意味とは? そして、この屋敷の秘密とは? 最初にヒロインが言ってるがこれは幽霊の物語ではなくて、幽霊が出てくる物語。 ラブ・ロマンスとサスペンス要素の強いゴシック・ロマンスといったところ。 小道具の鍵や指輪などの使い方はデル・トロ監督の大好きなヒッチコックの『汚名』や『疑惑の影』にヒントを得ているところもあるかと思う。 ヒロインをじわじわと毒殺しようとするところや鍵を抜き取るシーンなんかはかなり『汚名』に近い。 ヒロインの父の殺され方は『サイコ』っぽいような気もするし。未見のヒッチコック映画からのオマージュもたくさん散りばめられていそう。 全編に渡ってギレルモ・デル・トロのとても美しいプロダクション・デザインが冴え渡っている。本の小口絵に描かれた浮世絵の春画は日本人的には嬉しかった。 幽霊や虫やゴア描写でさえも美しく感じるので気味の悪さや怖さはない。 ホラー映画的な観点からみればトーマスとイーディスの存在を抜かせばあまり怖くさせるような演出はしていない。 そこをどう評価するかによって観る者の印象が変わってくるはず。 『デビルズ・バックボーン』でも幽霊が怖くなかったのでギレルモ・デル・トロの幽霊に抱く感情がよくわかる。 ヒッチコックへのリスペクトを単なるオマージュとして終わらせず、デル・トロの作家性がふんだんに盛り込まれた紛れもないデル・トロ映画だ。 アメリカでは不評らしいが何が不評なのかよくわからない好きだ。 キャスティングも大成功だと思うし、クライマックスのバトルも見もの。 ヒッチコック・サスペンスとデル・トロ・ホラーの見事な融合。

  • 鑑賞日 2016/6/7

    淫靡

    たけど、切なくて美しい。ラストでびっくりした。

  • 鑑賞日

    映画作品の「作家性」なるものは、古典的ハリウッド映画においてはプロダクション・デザインに見てとられるべきものだ、とかつてある研究者が書いているが、デル・トロ作品はいまなおそうだ。作品ごとに異なるチームを組みつつ、圧巻というべき世界観を視覚化する。ただ、「画力」以外のものはあまり期待できず、家ものホラーとゴシック・ロマンスをかけ合わせたジャンルオーバーな作劇は、雰囲気を醸し出す以上のものではない。ミア・ワシコウスカは繊細すぎて薄幸な女がよく似合う。

  • 鑑賞日

    映画作品の「作家性」なるものは、古典的ハリウッド映画においてはプロダクション・デザインに見てとられるべきものだ、とかつてある研究者が書いているが、デル・トロ作品はいまなおそうだ。作品ごとに異なるチームを組みつつ、圧巻というべき世界観を視覚化する。ただ、「画力」以外のものはあまり期待できず、家ものホラーとゴシック・ロマンスをかけ合わせたジャンルオーバーな作劇は、雰囲気を醸し出す以上のものではない。ミア・ワシコウスカは繊細すぎて薄幸な女がよく似合う。

  • 鑑賞日

    妖しいものに惹かれる女子心とは、そもそもホラーな題材かもしれない。幼少期、死んだ母の幽霊から不思議な警告を受けたヒロインは、成長し作家志望となる。誠実な医者&謎めいた実業家に求婚され、彼女は抗いがたい魅力を放つ後者を選び、古い屋敷で生活を始める。ラテン系マスター、ギジェルモ・デル・トロが、古典的な恐怖のモチーフを見事に映像のディテイルに込めて、ゴシックロマンを楽しませてくれる。ミア・ワシコウスカの十八番が光る。〝父殺し〟の物語とも言えそうだ。怖い。

  • 鑑賞日

    たぶん上出来のこのゴシック・ホラー映画のなかで私がほっとしたのは、男が火のついたローソクを左手に持ちヒロインとワルツを踊る場面。舞踏会ダンスから長らく遠ざかっている私だが、このくらいならローソクの灯を消さずに私も踊れるのではないかと思った。その他の場面では、正直のところ私は恐くてふるえていました。途中でこれはドラキュラが出てくる映画なのかと怪しんだほど、壊れた大邸宅の屋根から雪が降る雰囲気はすごい。この種の映画好きにはきっとたまらないのでは。

  • 鑑賞日 2016/2/19

    土地に縛られているイギリス貴族の悲哀かな

     ホラー映画かな。イギリスの没落貴族トーマスが貴族という家柄を利用して世界各地の娘と結婚しては資金を手に入れ煉瓦の原料となる赤粘土を掘削する事業をおこなっていた。アメリカの富豪の娘イーディスは渡米したトーマスと出会い恋に落ちる。不可解な父親の死をきっかけに結婚しトーマスの屋敷でトーマスの姉と暮らすようになったイーディスだったが次第に体調を狂わせていった。姉弟の供出する食事や飲み物に次第に衰弱するような毒が盛られていたのだった。姉弟に殺されたこれまでの嫁たちの亡霊が現れイーディスに警告する。そしてアメリカで彼らを不審に思っていたイーディスの友人が助けに来てくれるのだった。  トーマスが現れるずーっと前から「クリムゾン・ピークには気を付けろ」と幽霊から警告を受けていたイーディス。なぜ気を付けないんだと画面に向かって叫びたくなりました。一方、トーマスとその姉が結婚相手から財産を手に入れるだけでなく命を奪ってまでクリムゾン・ピークと屋敷にこだわる理由は、これまでの歴史ということなのでしょうか。財産目当てで楽な生活ならそのまま現地に留まって成功した事業を受け継ぐだけでいいのに。そしてその事業拡大として生家の再建と粘土採掘を行えばいいのに、なんて現実的なことを考えていては映画は楽しめないね。暗くておどろおどろしいイギリス貴族の生家こそがこの作品の主人公なんだろうな。そしてアメリカ人はヨーロッパ人とは違って聡明で戦えるんだぞってことかな。

  • 鑑賞日 2016/3/4

    やっぱり怖いのは人間

    設定に無理がある。舞台装置が派手な割にストーリーは貧弱。殺人?禁断の関係?お金目当て?ただの人?幽霊?どうも中途半端。やっぱり怖いのは生きている人間ていうこと!

  • 鑑賞日 2016/1/17

    圧巻の美術

    いろいろあるけど、とりあえずパシフィック・リムのことは忘れてデルトロの美術を楽しもう。 ラストシーンは 1) 燃え落ちる城をバックに立ち去る主人公 2) 地下室の赤い液体に沈んでゆく敵役 3) 掘削機に巻き込まれ、壮絶な死を遂げる敵役 のどれかであろう、うーんどれも良いな!と思っていたらどれでもなかった!(◎_◎;) ちょっと消化不良!

  • 鑑賞日 2016/1/10

    【初見】

    おばけのビジュアルも好きだし、お屋敷も素敵で、雰囲気もトムヒもジェシカ・チャステインも美しい。 のだけれど、ネタがわかった後ストレートにそのまま終わってしまうのと最後おばけ関係なく肉弾戦になるのが嗚呼デルトロ作品だな惜しいなという気持ちに集約されました。 嫌いではないけれど。

  • 鑑賞日 2016/2/21

    観る前の印象ではダークホラーファンタジーなのかと思っていたのだが、この映画は基本的にはゴシックロマンスだ。そこに幽霊の造形や屋敷などデルトロワールドが炸裂しているといった感じか。 歪んだ関係にある姉弟の陰謀に巻き込まれる主人公ミア・ワシコウスカ。彼女って「ジェーン・エア」、「アリス・イン・ワンダーランド」でもそうだったけど、ほんとゴシック調が似合う。惜しむらくはお姉さん役のジェシカ・チャステインか。この役やるには彼女普通過ぎるんじゃないかと感じた。終盤もっといっちゃてる感じが欲しかったかな。できればこの役エヴァ・グリーンで観たかった。エヴァ様はドラマ「ナイトメア」でゴシックにこれ以上無いほどはまっていたっていうのもあるが、背徳の愛っていうのもいかにも彼女に合いそうだ。 概ね満足した映画だったが、後半のイギリス編が良かっただけに前半のアメリカ編はちょっと退屈でもう少し短めで良かったと思う。

  • 鑑賞日 2016/2/1

    お母さん!

    お母さん、もったいぶって 「クリムゾン・ピークに気をつけろ…!」 とか言うんだったら、 それが何でどう気をつければいいのかまで 教えてあげたらいいのに! 映画としては非常に美しくて楽しかったです。

  • 鑑賞日 2016/1/17

    人情があるのは亡霊の方々

    ギレルモ・デル・トロの新作で、昔のニューヨークにやって来たイギリス貴族が若い女性を見初めて結婚するけど、イギリスの古い屋敷は不気味な感じしかしなくて、夜な夜な不思議なことが起こる、というように話は進みますけど、結局のところ話自体はよくあるサスペンス劇で、それをゴシックホラーのように描いているのが面白いですね。とにかく美術や雰囲気は本格的で、「劇場霊」の中田監督もこのくらいのことをしたかったんだろうな、と思いながら観ていました。最終的に人情があるのは生身の人間よりも不気味そうな亡霊の方々というのはよくわかりましたね。

  • 鑑賞日

    ジャンルで失敗した映画

    この映画のあらすじはヒッチコックである。『レベッカ』、『断崖』、『疑惑の影』、『汚名』。これらの映画を混ぜたもの、といっても過言ではない。物語は見事なミステリーなのに、この映画が面白くないのは、ゴシック・ホラーというジャンルに縛られているからだ。 そもそも、この映画はゴシック・ホラーとはいい難い。ゴシック・ホラーの本流とは東欧やソ連の怪奇映画だ。その特徴(金髪美女、吹雪、廃れた館、など)を踏襲しているものの、演出や語り口はアメリカン・ホラーである。スプラッター要素もある。神秘的なものを感じないのは、ゴシック・ホラー最大の欠点ともいえるが、何よりも映画の根本にある""文化""の違いが大きく影響している。 これはゴシック・ホラーではない。ゴシック・ホラーを売りにした宣伝に踊らされた結果なのだが、この映画は素直に楽しめない。中途半端な出来である。いい舞台装置や役者が揃っているだけに、もったいない。素直なサスペンス、ミステリーものならば、良かったのに・・・。

  • 鑑賞日 2016/1/27

    スコップ対肉切り

    荒地に佇む果てた城が光と影で不気味な世界を醸し出す。デルトロが好きそうな舞台だ。幽霊の造形も銃を使わない戦いも彼好みっぽくて、ストレインや永遠の子供たちがフラッシュバックする。

  • 鑑賞日 2016/1/26

    怖いのは人間

    イギリスの城には幽霊がよく似合う。またイギリス人は幽霊の存在を信じている人が多いと聞く。この映画はメキシコ人監督ギレルモ・デル・トロがイギリスの屋敷を舞台に撮ったアメリカ映画であるが、幽霊が出るのにふさわしいお膳立てをして私たちを楽しませてくれる。 ファースト・シーンは顔に傷をつけた白い女性の姿で何か寒々とした印象を受ける。そして話は20世紀初頭のアメリカはニューヨークから始まる。幼い頃母の幽霊からある忠告を受けた経験をもつ作家志望のイーディアスという女性が主人公である。実業家を父にもつ彼女はイギリスの准男爵という触れ込みのトーマス・シャープに出逢い、彼と恋に落ち結婚し、英国に移り住む。この嫁入り先の屋敷で彼女を待ち受けていたのが、幽霊たちであった。このもののけたちは幾度か彼女に襲いかかるのだが傷つけるまでには至らない。実は恐ろしいのは幽霊ではなく、夫とその姉であることが徐々にわかってくる。ギレルモ監督は幽霊で怖がらせるのではなく、人間の恐ろしさの方を見せたかったのかもしれない。特にジェシカ・チャスティン演じるトーマスの姉が謎から不気味へ、そして狂気へ変異していく様が恐ろしい。  この映画は幽霊をメインとしていながら、シャープ姉弟の謎めいた秘密の解き明かしというミステリアスな部分もあるがこちらの方は何となく先が読め、もう少しひねりがほしかった。 それから、幽霊と人間が作り出す恐怖の背景となる屋敷についてだが、こんな屋敷には住みたくないと思うほどいかにも寒々としている。まさに幽霊がでるにふさわしい家である。流れる映像ではひとつひとつ目に止めることはできないがパンフレットの写真で見直してみると細部に渡って見事な造形が施されている。そのようなこだわりが、映画全体を深いものにしているのだろう。  そして、ラスト。ファースト・シーンのイーディスの顔の傷の理由がわかる。彼女はトーマスの姉と最終対決をすることになるのだが、ホラー映画のようなしつこいだめ押しはない。ホラー的な要素ももちろんあるが、ダーク・ファンタジーという方があっているかもしれない。

  • 鑑賞日 2016/1/23

    実にフツーなギレルモ・デル・トロ 作

    映像と美術は美しいが、パンズラビリンスにあったようなストーリー的な深みというか構造がなく、物足りない印象。キャストは全部ハマリ役で言うことなしではあるが。 小品な作品も良いけどギレルモ・デル・トロ にはさっさと『パシフィック・リム2』を撮って欲しい。

  • 鑑賞日 2016/1/19

    恐ろしくも美しい

    霊感の強いイーディス(ミア・ワシコウスカ)はトーマス(トム・ヒドルストン)と出会い恋に落ちる。父を亡くし、彼と結婚してイギリスの古い豪邸?に移り住むことになった。「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督。 ミア・ワシコウスカ、トム・ヒドルストン、トーマスの姉役、ジェシカ・チャステインのキャスティングが素敵(*^▽^*)トムとジェシカの怪しい美しさ。妖怪じゃないのが不思議なくらい。2人の棲む館は豪華なのかボロボロなのか...家の中とは思えないほど寒そう。 クリーチャー...というより冥界の生き物!?はなかなかグロテスクで気持ち悪め。それでもギレルモ・デル・トロ作品は怖いというより、ドキドキワクワクする(ё_ё)その世界観はとても好きです。 ラストシーンはちょっぴりコメディ!?

  • 鑑賞日 2016/1/23

    ゴシック・ホラーと銘打ち、いきなり幽霊が出てくるので、そちらの線かと思いきや、主役はれっきとして人間。歪んだ愛情から近親相姦の関係にある姉弟(ジェシカ・チャスティンとトム・ヒドルストン)。そして、彼らのターゲットされるのがミア・ワシコウスカ。そして、トム・ヒドルストンが本気でミアを好きになってしまうことから、女の闘いが始まる。閉ざされた雪山の頂にある古風な城のセットは相当お金が掛かっていると思われるが見事で、暗くて美しい映像が不気味な雰囲気を高めている。(市川崑監督の言う通り)やはり映像は光と影の使い方次第ということなのだろう。ストーリー的にはさしてサプライズがあるわけでもなく、予想通りの展開となるのだが、何と言っても凄いのはジェシカ・チャスティン。私は以前から彼女をカメレオン女優と呼んでいるのだが、今作の狂女もさすがの迫力(幽霊よりこっちの方が怖い(笑))。これが「ツリー・オブ・ライフ」の寡黙で優しい母親や、「ヘルプ」の陽気で少し天然の入った女性と同じとは思えない。同じ幽霊物(?)の「MAMA」のパンク風とも違う。とにかく、出る作品、出る作品で全く異なる役を全く異なるイメージで演じられる稀有な女優。彼女が出演しているというだけで、その作品は観てみたくなる。

  • 鑑賞日 2016/1/16

    キャストがぴったり

    新婚でたどり着いた大きな屋敷は屋根に穴が開いて枯葉が舞い散るようなありさまなのですけど、それさえも美しいと思わせてしまうようなゴシックの世界が広がっていました。監督お得意のゴーストがうごめく美しい映像の世界に一気に引き込まれてました。このキャストが揃っただけで雰囲気が出ますね。ミア・ワシコウスカとトム・ヒドルストンはもちろん、ジェシカ・チャステインの真に強い人を演じるのが上手い彼女ならではのオーラが最後まで物語を動かしていました。

  • 鑑賞日

    デル・トロが描くゴシック・ホラー

    「パンズ・ラビリンス」「パシフィック・リム」とギレルモ・デル・トロは大好きな監督。主演は「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ、共演にトム・ヒドルストンとくれば期待しない訳にはいきません。 作品は20世紀初頭を舞台にしたゴシック・ホラー。子どもの頃から霊が見える小説家志望のイーディス(ミア・ワシコウスカ)。彼女の元に現われるサーの称号を持つ謎の美青年トーマス(トム・ヒドルストン)。2人は恋に落ちるが、そんな中イーディスの父が殺される。 悪巧みをしている好青年に誰も気付かず、どんどん罠にはまっていく感じは、その時代背景も含めて「ジョジョの奇妙な冒険」の第1部のDIOを見ているよう。 後半、舞台がイギリスの古城に移ると、その不気味さは更に加速する。行ってはいけない地下室。古城に現われる血だらけの幽霊。次々に明らかになる過去の殺人事件。 敢えて古風な作りのゴシック・ホラーを現代の技術で蘇らせた感じの本作。いい感じの怖さです(^^)。

  • 鑑賞日 2016/1/17

    ストーリーに新しいところがなく、思ってた通りに話が進む。 お城は素敵、あの天井から降ってくる落ち葉や雪がとてもキレイで素敵な世界を生み出している。 とにかく物足りないって思ってしまうのは監督がデル・トロだからかもしれない。(でもデル・トロじゃなかったら映画館にも行ってないないと思うけど) ただあの映像の綺麗さと世界感だけは長らく心に残る。

  • 鑑賞日 2016/1/16

    見どころは美術と衣装

    20世紀初頭のニューヨークの大富豪の娘の文学少女が英国の怪しい実業家姉弟にたぶらかされて高原の中にポツンとたたずむ巨大で古めかしい屋敷に嫁ぐことになるが、次から次と怪異に襲われる。物語としてはこの設定から想像できる範囲を一歩も踏み越えるものではないけれど、典型的なゴシック・ホラーの雰囲気がある屋敷の美術セットは圧倒的で、素直にその世界に幻惑されるべき作品だと思うしクライマックスの恐怖活劇はデル・トロ監督らしく迫力がある。いくら古い屋敷だといっても屋根に穴が空いているのを直さないのか?と最初は思うが、落葉や雪が大ホールにふりそそぐビジュアルが面白いし後半の伏線に繋がっているのだ。トム・ヒドルストン、ミア・ワシコウスカの正統派な美男美女ぶりが作品にマッチしている。

  • 鑑賞日 2016/1/10

    ギレルモ・デル・トロワースト作?

     荒廃した館、その内部まで降り注ぐ雪の映像美、  キャスティングも合ってて良いと思いました。  ただ絵が綺麗なので退屈とまでは思わなかったのですが、  特に前半は非常に中途半端だったと感じました。  ただ後半ジェシカ・チャステインの本性が  露になってからは面白くなってくるんですけどね。  今まで殺った相手の髪の毛を保存している  悪趣味演出最高!  それでもやはり消化不良で、  お話的に分からないのはなぜお墓の母親の幽霊が娘に 「クリムゾン・ピークに気をつけなさい」と言ったのか。  シャープ兄妹は自分達の母親とミア・ワシコウスカの親父を  殺したんだよね。なのになぜミア・ワシコウスカの  母親の幽霊から警告されるのか。  ミア・ワシコウスカの母親の幽霊じゃないの?  分かりませんでした。  ギレルモ・デル・トロのワースト作  なのではないでしょうか?今作出来が悪い!  あとタイトルのクリムゾン・ピークは 「深紅の山頂」と訳されてますが、  白い雪と粘土質の赤土の綺麗な絵で  印象的な絵がないのが残念でした、  一番クリムゾンを感じたのは  レジェンダリーピクチャーズのロゴ。  このロゴは100点!  トム・ヒドルストンとミア・ワシコウスカは特に  ゴシック・ホラーに合うキャスティングだと思うのですが、  トム・ヒドルストンあんまり好きではなくてですね…。  彼が魅力的で人気があるのは分かるのですが。  一方これまでの印象と違う役柄を演じた  ジェシカ・チャステインが  フレッシュで怖くて良かったです。  その人のイメージに合う役をそのまま演じさせるのか、  それとも全く逆を演じさせるのか。  改めてキャスティングって難しいなと思いました。  キャスティングに関してロマン・ポランスキーは 「キャスティングは重要で難しい。役に合わせて役者を選ぶ。  退屈な男の役には退屈そうな役者、  ヒステリックな女の役には、ヒステリーっぽい女優に頼む」  と語る一方で、  大林宣彦は著書大林宣彦の体験的仕事論の中で 「俳優のキャスティングはあえて適材適所にしたくない。  ギャングの役が似合う人には会社員役をやらせたくなる。」  と語っていて面白い。  ギレルモ・デル・トロ監督作はパシフィック・リムだけしか  まだ観ていません。当時はただ戦ってるだけの映画と  あまり好きじゃなかったのですが、今は結構好きです。  →パシフィック・リムの感想 コピー  絢爛豪華な心霊屋敷が、人の心を狂わせる。

  • 鑑賞日 2016/1/16

    楽しかったけれど、不満もいくつかある。いいところはうっとりするような美術と衣装。ゴシックホラーというジャンルで世界観にうっとりできたら、半分以上はもう成功。幽霊の表現の仕方も、ギレルモ監督制作総指揮の直近作『MAMA』から逆影響を受けてる面白さがあって良かった。そして、トム・ヒドルストンの魅力(主に尻)。不満点は魅力に溢れるキャラがいなかったところ。各キャラの造詣がステレオタイプを逸脱するほど新鮮なものではなく残念。 ステレオタイプさで言うと主人公のお嬢様感も同じく。幻想的な映画になるのかと思ったら、ガチタイマンナイフバトルになるってのもややがっかり。あと幽霊のお母さんの扱い方。何回も出てくる割に「気を付けて」レベルのことにとどまっていたので、結局何にも役に立ってねえよなあって感じで少しイラっとした。「見て、打って」レベルのこと言えないのか。主人公には事件後お母さんに対しての感謝か謝罪を見せてほしかった。事件後、お母さんは何を伝えに来るんですかね。その顛末を書き損じてないですかね。

  • 鑑賞日 2016/1/10

    ギレ・ルモの血

    ホラーだが、ミステリであり、童話的であり、だからこそ、いかにもギレ・ルモ好みの世界が繰り広げられる。 前半のアメリカから一転、イギリスの古びた屋敷を舞台にしてからは、益々ギレ・ルモ色が強まる。 屋敷のセットが素晴らしい。 これはCGでは絶対に出せない迫力であり、怖さだ。 また、キャスティングがいい。 主演のミア・ワシコウスカをはじめ、トム・ヒドルストン、ジェシカ・チャステインと、登場人物にぴったりの配役が、おどろおどろしいムードを高める。 ただ、何か物足りなく感じるのも事実だ。 それは、ストーリーのどんでん返しや設定の奇抜さといったことではなく、ギレ・ルモ自身のこだわりの強さ、といったものだ。 『パシフィック・リム』が興行的に不振だったことが影響しているのか、どこか遠慮が感じられる。 そこが残念。 とはいえ、どこを切ってもギレ・ルモの血が流れ出す、そんな映画であることは間違いがない。

  • 鑑賞日 2016/1/14

    げに恐ろしきは…系

    マクロに肉薄した蟲たちの描写と、あの頰っぺの場面はこの監督らしくて好きだが、その他の部分は端整に過ぎて自分には毒気や邪気が不足気味に思えてしまう。『ダーク・シャドウ』の屋敷描写ともつい比較してみたり。ダグ・ジョーンズは今回も舞うような所作で異形を巧演。

  • 鑑賞日 2016/1/14

    様式美を堪能しました!

    ゴシックホラーテイスト満載ですが、それほど怖くなく、愛憎ミステリーといった感じで、衣装や造形の美しさが見ものです。特に、後半の舞台になる幽霊屋敷の美しさと、おどろおどろしさが素晴らしいです!タイトルを表す風景も良いですねぇ!謎解きの手法も、蓄音機とか使って、ゴシックテイストが生かされてて面白いです。まあ、屋根は修理しろよと思いましたけどね、そりゃ寒いでしょう。

  • 鑑賞日 2016/1/10

    深紅に染まる

    「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロだけあって、ダークファンタジーが冴え渡っておりました。 愛が人を変えるということで、愛を深紅に熱く描いており、ミステリーよりラブストーリーに感じました。 疑惑の男トーマスより愛を受けるイーディス。 そのイーディスを、純粋な白にイメージしている感じがしました。 ダークファンタジーであれば色使いが暗くなりがちですが、雪の白と赤い血と、クリムゾンピークのコントラストが美しかったです。 全体的なクラシカルな雰囲気も良く、ミア・ワシコウスカもクラシカルな衣装がよく似合っておりました。

  • 鑑賞日 2016/1/14

    怖くはなかった

    ゴシック調、幽霊とギレルモ・デル・トロの世界を満喫。幽霊のCGがくどいような感じがしたが、まあ許そう。 ジェシカ・チャステインが一番美しいが一番怖い。

  • 鑑賞日 2016/1/13

    最寄りのシネコンでかかっていないので用事のついでに川崎で鑑賞。 展開はありがちだが、圧倒的な映像美で見せる。 美しくおぞましく痛々しい作品だった

  • 鑑賞日 2016/1/13

    幽霊屋敷モノと思いきや……

    『パシフィック・リム』で日本人から注目を集めたデル・トロ監督が、初心にかえって送るダークファンタジー。といいつつ、ファンタジー要素は実はそれほど強くなく、どちらかと言うとサイコスリラーのような趣だ。 前半、イーディスがシャープ家に嫁ぐまでの過程はやや退屈で、冒頭のつかみがなかったらもしかしたら眠ってしまっていたかもしれない。20世紀初頭のアメリカが舞台で細部の意匠は細やかだが、そこに関心が持てないと面白みを理解できないということなのだろう。 シャープの屋敷に越してきてからは、画面いっぱいにゴシック調の背景が広がり、俄然好奇心を掻き立てられる。要所要所の幽霊パニックも程よくアクセントになっていて、そうかこれはホラー映画だったんだということを思い出させてくれる。 キューブリックの『シャイニング』のようなクライマックスはすこし肩透かしの感はあったが、監督の美術へのこだわりは見事で、そこを楽しめる人にはおすすめの一本だろう。

  • 鑑賞日 2016/1/13

    ゴーリーっぽい

    母の死後、幽霊となって現れる母の姿と声が分かるようになったヒロイン。これだけを聞いて勝手にメルヘンな優しい幽霊母を想像していたので、勝手に騙されてしまった。優しくてステキな幽霊母だったら怖がりもしないし、忠告もきちんと聞くはずだもんね。現実味もないし。これはダークファンタジーでした。うっかり。 とにかく衣装やインテリアが全てステキでした。ゴシックが好きな人にはきっと嬉しいでしょう。 準男爵のシャープ家。広大な土地に大きなお屋敷。でも財政難でホール天井は穴が開き、枯葉や雪が吹き込む始末。映像だけみるとハリー・ポッターっぽいけど屋敷しもべ妖精はいないし魔法学校じゃないので、枯葉は片付かないし雪は積もったまま。いくら暖炉があっても凍えちゃうのでは?他にも『?』はあったけど、まぁ、その非現実的な所もこの映画の魅力なのかも。 全体的に陰鬱とした感じが何となくエドワード・ゴーリーを彷彿とさせます。

  • 鑑賞日 2016/1/12

    45点

    これは完全に好みの問題だとは思うんですが、超くだらねぇっ! ってなりました。

  • 鑑賞日 2016/1/10

    蛾と蝶

    赤・白・黒色を基調色とした美しくもあり不気味な映像美を堪能できるゴシックホラー作品なのだが、内容はミステリアスで、特に後半のサスペンスフルな展開に引き込まれる。作中の蛾と蝶の話がキーポイント。エンドクレジットで映し出される映像が意味深い。 ゴシックホラーに、大音響で驚かすといういかにもアメリカンホラー的な手法は使って欲しくないな!その一点が残念だった。

  • 鑑賞日 2016/1/11

    (怖い/恐い)のはどっち

    結婚サギの姉弟コンビに騙されたヒロインが人里離れた荒野に建つ古ぼけた屋敷にほぼ幽閉状態となる。たまたま、シックスセンス(幽霊の存在を認知する事が出来る能力)を持ち合わせた彼女が過去に姉弟によって殺められた多くの被害者のおぞましき姿に遭遇して本当の危機を知る、と云ったお話の骨格が掴めた時点で何だか興趣がそがれてしまった。ヒロイン(観客)に恐怖を与える対象が亡者から生者(犯罪者)へとあっさりと切り替わってしまうのもすっきりしない。ギレルモ・デル・トロ監督にとっては “パンズ・ラビリンス”の系譜にあたる一編だと思うが、それなりに寓話性が豊かだった彼の作に比べると、ゴシック風アート満載のビジュアルもここでは空しく浪費されているように見えた。”ヘル・ハウス”とか“アザース”とか、心理性ホラーで攻める「化け物屋敷映画」が懐かしくなる。 ジェシカ・チャスティンの狂気を秘めた性悪女ぶりは見もの。

  • 鑑賞日 2016/1/11

    ストーリーは単純。トム、ミア、ジェシカの3人及び映像の美しさを楽しむ映画。ホラー要素もあるけど、もっと現実的に痛い場面が多くて目をそむけた。

  • 鑑賞日 2016/1/10

    全てが美しい

    全てのショットが絵画のように美しい。美術、カメラ、サウンド(屋敷のきしむ音が不気味)、どれもが第一級の仕事をしている。デル・トロはホラーというよりスリラーのように作っている。効果的なアイリスイン、アイリスアウト、鍵や毒はヒッチコックを思わせる。ジェシカ・チャスティンは意外なキャスティングだが、ミア・ワシコウスカは無難というだけで大胆さ、意外性に欠ける。

  • 鑑賞日 2016/1/8

    幽霊は存在する

    NYからイングランドに嫁いだ富豪の娘に巻き起こる超常現象や夫とその姉の驚愕の正体と過去が明るみになるクライムサスペンス。 オープニングでヒロインのナレーションが入り、幽霊の存在を肯定する。その時の彼女の頬には刃物による裂傷があり、たった今何らかの大きな出来事に遭遇したという伏線が見て取れた。ここから母親の病死が描かれ14年後のNYに舞台が移る。なかなかテンポのよい滑り出しで、作品の面白さが十分期待できる内容であった。 掘削機の開発資金欲しさにヒロインに接近した姉弟の素性をいち早く見抜いた父親。彼が社交クラブの洗面所で惨殺される直前に、急に室内が静まりかえり不安が立ち込めるあたりの雰囲気作りは見事であった。中でも洗面台に乗せた使いかけのカミソリの効果が絶妙。NYの場面では赤を基調にしたフィルターワークでハイクラスの人物たちの優雅さを見せ、ヒロインが渡英してからは一転、青を軸にした色彩設計で凍てつく寒さと姉弟の冷血漢ぶりを表現していた。 血まみれのミイラのような幽霊が屋敷内を徘徊したり廊下を這いまわったりするショック演出も怖かったが、この怖い幽霊が実はヒロインの未来を危惧して何とかメッセージを伝えようと現れていた点が興味深い。時空を超えた肉親の愛情表現と呼べるだろう。 もう一点気になったのは姉に盲従する形でヒロインを罠にハメた弟が、雪で立ち往生した街中の安宿で思いがけずヒロインと情を交わしてしまい、それ以降少しずつヒロイン側に立場を寄せてきた事である。愛情とは精神と肉体が合致してこそ育っていくということなのか。 姉弟による近親相姦、ヒロインへ嫉妬した姉による弟の殺害、地下にある旅行鞄のイニシャル、先妻によるシリンダーレコードを使った告発、カギの束など手の込んだストーリーとアイテムが混然一体となって観客を魅了した秀作。

  • 鑑賞日 2016/1/10

    作品紹介1(映画.com)より

    「パシフィック・リム」「パンズ・ラビリンス」の鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が、「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ、「アベンジャーズ」のトム・ヒドルストン、「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャスティンら注目俳優共演で描くダークミステリー。10歳の時に死んだはずの母親を目撃して以来、幽霊を見るようになった女性イーディス。父親の謎の死をきっかけに恋人トーマスと結婚することになった彼女は、トーマスや彼の姉ルシールと一緒に屋敷で暮らしはじめる。その屋敷は、冬になると地表の赤粘土が雪を赤く染めることから「クリムゾン・ピーク」と呼ばれる山頂にあった。ある日、イーディスの前に深紅の亡霊が現われ、「クリムゾン・ピークに気をつけろ」と警告する。 クリムゾン・ピーク Crimson Peak 2015年/アメリカ 配給:東宝東和

  • 鑑賞日 2016/1/10

    ギレルモ・デル・トロの、

    ギレルモ・デル・トロ監督の新作。 本音は、「パシフィック・リム2」を観たかったのだが…。 ゴシック・ホラーって云うんですか? 超怖かったです。 トム・ヒドルストンの役作りが抜群。 この人は今のところ、どんな監督のどんな世界観にも見事に入り込んでしまう。凄い!! 特に美術が素晴らしいと思うのですが、 とにかく一流監督の職人芸が堪能できることは間違いなしです。 あ、ゴーストはメタファーですよ…。

  • 鑑賞日 2016/1/9

    キレっキレのきれいなお姉さん

    ギレルモ・デル・トロ監督の嗜好が出てます。蛾への執着、幽霊ののたうち回り感… 怪しさ・妖しさプンプンの姉役ジェシカ・チャステインがキレっキレの演技を見せます。愛って怖い。愛って痛い。

  • 鑑賞日 2016/1/9

    デル・トロ流。

    ゴシックホラーを撮らせたら今や世界最高峰のデル・トロ、本作でも最初から雰囲気は十分。ただし幽霊の言葉から予想のつく通り、本筋はヒッチコックが得意としたような伴侶に命を狙われる、又は狙われていることを恐れるタイプのサスペンス。だから、展開の予想がつくと言えばつくのだが、ケレンの効いた映像など最後まで楽しめる。

  • 鑑賞日 2016/1/9

    狂おしいほどの愛

    私は恐かった。ストーリーにさほど意外性はなく、不意をつかれる恐さはないのだが、血は苦手だ。そして、何が恐いって、ジェシカ・チャステイン(チャス姐さんとどなたかが呼んでいた)。その美しさがもうすでに恐い。 ゴシック・ホラー・ロマンスだそうな。ホラーやロマンスとしての魅力はよくわからない。しかし、美術や衣装、キャストの皆さまの美しさには、心満たされた。 そして何と言っても、トム・ヒドルストンさま。息を呑む美しさ。心臓が止まりそう。

  • 鑑賞日 2016/1/9

    ワシコウシカvsチャスティン

    #0018 TOHOシネマズ新宿「クリムゾン・ピーク」。「パシフィック・リム」で特撮映画への偏愛を披露したギレルモ・デル・トロ監督が「パンズ・ラビリンス」以来のホラー路線に回帰したダークファンタジー。ミラ・ワシコウシカの嫁とジェシカ・チャスティンの小姑の対立に「レベッカ」を想起した。

  • 鑑賞日 2016/1/8

    今一番コスチュームプレイが似合う女優

    ヘレナ・ボナム・カーター、グウィネス・パルトロゥ、ケイト・ウィンレット、ケイト・ブランシェット、キルステン・ダンスト… 歴代のコスチュームプレイ女優はたくさんいるが、 今は何と言ってもこの方でしょうミワ・ワシコウフスカ。 その美しいコスチュームと対照的に、映画はひゃーっと言うような痛いシーン続出のデル・トロ節。 またカメレオン女優のジェシカ・チャスティンがまたもや怪演ぶりを発揮。 でも彼女の立場に感情移入すれば、とても切ない物語になるからそれもまた不思議。 マイノリティだけど、人の道を外れた危険な恋をした人なら共感できるでしょう(笑)。 (美術賞、衣装賞候補/パスポート19本目)

  • 鑑賞日 2016/1/9

    ゴシックホラーとギレルモ監督を愛する全ての人に

    これは良いゴシックホラー。幽霊の造形も無駄に気持ち悪いし、案外ゴア描写もしっかりあってツボでした。 古今東西、基本幽霊は回りくどくてよく判らないメッセージの伝え方をしてくるもんなんですね。 ギレルモ監督が好きなら間違いないだろうなー。ますますファンになりました。

  • 鑑賞日 2016/1/8

    びっくりしたのは一度だけ。

    最初の一発目は不覚にも、思わず体がびくっ‼︎としてしまいましたが、二度目はなかったぜ、ふっ。まず。幽霊の存在を信じてるならあの屋敷には行かない、または一度行ったら住まないでしょおじょうさん。それからおとんがあんなあーされかたしたら、もっともっと疑問をもって、軽はずみな行動はしないでしょうよおじょうさん。お茶を飲まないなら食べ物も食べるのやめようよおじょうさん。足を骨折したはずなのにえらく元気なおじょうさん。以上最後のほうのややグロバトルといい、ラストに向かうにつれて、なんだか笑えた…でもワシちゃんが好きです。好きだから観ましたとさ。衣装もかわいかったし。