検索結果
-
PROGRAM/放送作品
夕陽の群盗
荒野を旅する悪党たちの明日なき青春…切ない余韻を残す西部劇版アメリカン・ニューシネマ
『俺たちに明日はない』の脚本家ロバート・ベントンの監督デビュー作。従来の西部劇では見られなかった若者たちの青春群像を、若き日のジェフ・ブリッジスら若手個性派俳優たちがロードムービーとして織りなす。
-
COLUMN/コラム2013.08.02
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年8月】招きネコ
映画館で号泣してエンドクレジットが流れる暗闇の中で明るくなる前に必死に涙を拭いた記憶ってありますよね?この作品を映画館で見た25年前のその記憶がまだ鮮明にあります。この作品のエンディングを私は生涯決して忘れないでしょう。 1944年、第二次世界大戦末期のナチス占領下のフランス。パリから田舎のカトリックの寄宿学校に疎開している12歳の少年ジュリアンは、転校生のジャンと仲良くなる。だが、ジャンは実はユダヤ人でナチスの探索の手を逃れて学校に匿われていたのだった。そして、ある事件をきっかけに密告があり、学校にナチスがやってくる・・・。 「死刑台のエレベーター」の巨匠ルイ・マルは自らの少年時代の生涯忘れられない記憶を約半世紀の時を経て遂に映画化しました。彼自身、この体験があまりに重くて、撮影中本当に辛かったと語っています。いわば、この作品はそんな思いをしても映像化しなければならなかった、彼が伝えなければいけないメッセージを持った作品なのです。それは、「戦争のむなしさ」そして「人間の素晴らしさ」。この映画は静かで美しい、一切戦闘シーンのない反戦映画です。殺伐とした昨今の世情の中、ぜひ多くの人に見て欲しい。 © 1987 Nouvelles Editions de Films
-
PROGRAM/放送作品
カンサス・シティの爆弾娘【町山智浩撰】
町山智浩推薦。70年代に流行ったローラーゲームを描いたスポーツ映画。ラクエル・ウェルチが肉弾戦を熱演
町山智浩セレクトのレア映画を町山解説付きでお届け。70年代に大ブームを呼んだ肉弾ショースポーツ「ローラーゲーム」に人生賭ける女性のドラマを、当時最高のセクシー女優ラクエル・ウェルチが体当たりで演じる。
-
COLUMN/コラム2013.08.02
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年8月】にしこ
ひょんなことからフセインが密かにもっているという金塊の存在を知った米軍兵たちが、一攫千金を目指してお宝探しに乗り出すところから物語は始まります。シニカルかつテンポ良く物語は進んでいきますが、作品のテーマはやはり「戦争の理不尽さ」。随所に織り込まれるコミカルだけれど、皮肉たっぷりな戦争へのアンチテーゼは押しつけがましくなく、それゆえ観る人に訴えかけるものがあります。「いい車が欲しい!」「金持ちになりたい!」とヨコシマな気持ちから始めた冒険。旅の終わりに彼ら心に起きる変化とは?必見です!! TM & © Warner Bros. Entertainment Inc.
-
PROGRAM/放送作品
追跡者(1970)
信念を貫く男らしい厳格な保安官をバート・ランカスターが熱演。早撃ち保安官の活躍を描いた西部劇。
バート・ランカスターが信念を貫く男らしい厳格な保安官を演じる。正義とは何かを描く辛口の西部劇。相手より先には銃を抜かないが、抜けば必ず勝つという保安官のガンさばきが見どころ。
-
COLUMN/コラム2013.08.02
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年8月】うず潮
アル・パチーノといえば、マフィア役のイメージがありますが、若かれし頃には警察官も演じおります。不正は絶対に許さない正義感丸出しの熱い警察官!70年代の映画だけにビッシっとスーツで決めたアル・パチーノではなく、髭もじゃのヒッピー姿の私服警官で、周りからの不正の甘いお誘いには目もくれず、ひたすら自分の仕事に邁進。やがて、同じ志を持つ仲間たちと警察の不正の膿を出すべく動くのですが、警察上層部はどの時代も手強かった!若々しいアル・パチーノの鬼気迫る演技と、シドニー・ルメット監督が実話を元に描く実録タッチな映像が絡み合う秀逸な作品です。アル・パチーノのファンじゃなくても見てほしい1本です! © 1973 STUDIOCANAL
-
PROGRAM/放送作品
(吹)がんばれ!ベアーズ[テレビ朝日版]
[PG12]弱小少年野球チームが届ける、野球の楽しさと感動。痛快スポーツ・コメディ・シリーズ第1弾
落ちこぼれ集団の少年野球チーム“ベアーズ”の成長を、笑いと感動を交えて描く野球コメディ・シリーズ第1弾。若きオスカー女優テイタム・オニールなどユニークな子役たちが、大人顔負けの個性を見せつける。
-
COLUMN/コラム2013.08.02
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年8月】飯森盛良
ザ・シネマ恒例の懐かし吹き替え企画、8月はアンコールとゆーことで、以前放送したタイトルを蔵出ししちゃうゾ。 いっちゃんおススメしたいのは、ネアカな凸凹刑事2人組がMANZAIみたいにアホな掛け合いばっかしてる、ごキゲンなアクションもの『デッドフォール』! 悪役が超アッタマ悪いのもケッサクですゾ!レイト80’sコップ・アクションの、このバカっぽさ。よっぽどドーカしてるウカレた平和な時代でなけりゃ、こんな映画は生まれてきっこない。それが、今のネクラな時代には、逆にキモちEのデス! そんな本作の持ち味を際立たせるのが、ささきいさおスタローン&安原義人カート・ラッセルの妙技。特に、公開時やVHS化時、知名度がスタより劣るためポスターやジャケでの扱いが失礼なぐらい小さかったカート・ラッセルが、吹き替えだとサイコーなんだもんね!FIX声優・安原サンのかもすチャラっチャラ感によって、活きまくってて、立ちまくってて、もう、オリジナルよりかオモロくなっちゃってるかもよ。(筆者注:本作公開時には、以上のような昭和軽薄体による文体はすでに流行遅れとなっており、実際には使われなくなっていましたが、時代精神として通ずるものがあると考え、此の度採用いたしました。なお、レイト80'sコップ・アクションも、前年のエポック・メイク作『ダイ・ハード』のリアリズム路線の登場により一気に時代遅れとなり、本作公開時は若干のイタさも漂っていました。時代が一巡した今こそ、正当にバカが再評価されて欲しいと切に願います。バカでなぜ悪い!)
-
PROGRAM/放送作品
(吹)…YOU…
学園紛争を背景に、若者達の愛・行動・自由・連帯を鮮烈にえぐった傑作!
「M★A★S★H」(1970)で人気を博したエリオット・グールドが破天荒な主人公を演じ、リチャード・ラッシュ監督がロバート・カウフマンの脚本を得て、学生たちが自由を求めた時代を真正面から描く。
-
COLUMN/コラム2013.08.02
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年8月】銀輪次郎
巨大昆虫が暴れまわるパニック&ホラームービー。巨大な異音で意識を失う人類。目が覚めると人々は昆虫の繭に包まれていた。突如、人類に訪れる危機。そして始まる人間vs巨大昆虫の戦い。虫ってこんなにも怖いものだったか。私は震え上がりました。当然ながら巨大昆虫はCGですが、妙に生々しく、そしてやたらと凶暴。これだけだと単なる巨大昆虫のパニック&ホラーとなるのですが、それだけで終わらせないのがこの映画をオススメしたいところ。怖い中にも、ところどころに散りばめられたコメディ要素に、ついついニヤニヤしてしまいます。恐怖一辺倒なストーリーに終始せず、コメディのほかに恋愛の要素も加えたりと、なかなか盛りだくさんの展開。とはいえ、いずれも観る者を置き去りにせず、しっかりとまとめているところは秀逸な作品です。(※大前提として、昆虫が苦手な方には視聴をお控え頂いたほうが良い内容ですのであしからず。) ©2008 ICON DISTRIBUTION,LLC.All Rights Reserved.