『パラノーマル・アクティビティ』『インシディア­ス』のスタッフと名匠バリー・レヴィンソン監督がタッグを組み、、POVショットやフッテージの生々しい映像を駆使したフェイクドキュメンタリー形式のパニック・ホラー。米国メリーランド州チェサピーク湾で実際に起きた汚染問題を題材に、同州出身のバリー・レヴィンソン監督がこの映画を通して環境破壊への警告を鳴らしています。

舞台はメリーランド州チェサピーク湾の町クラリッジ。海の汚染状態を調査していた2人の海洋学者の調査動画と、独立記念日の祝祭の賑わいをレポートする女子大生を軸に展開していきます。平和な街のシンボルを通して、ヒタヒタと人体を浸食していく寄生虫…気が付いた時には体も精神も崩壊…誰にも止められない感染連鎖。吸い込まれるようなリアル感と目をそむけたくなるような映像、そして下される非常な決断。正直、リアル感が半端ないです(ホントに、まーーーーー怖い!)。

この映画を見た後は、もし自分がその場にいたらと思わず考えてしまうほど。日常が激変するパンデミックを疑似体験できる貴重な作品です。ちなみに昆虫が苦手な方はご注意を。

©2012 ALLIANCE FILMS (UK) LIMITED