『8人の女たち』、『まぼろし』のフランソワ・オゾン監督が、主演にシャーロット・ランプリングとリュディヴィーヌ・サニエを迎えておくる、美しき極上ミステリー。プールサイドで起こる真夏の殺人事件を描いた本作。この監督の映画は、なにが現実でどこまでが空想なのか、よく分からなくなることが多い。鑑賞後、最初からストーリーを振り返ってみて、ああだこうだと考え直し、自分なりに解釈してみるものの、いまいちピンとこず、結局また最初から見てみたくなる。自分なりの自由な解釈をもって映画を楽しむことが出来る方には特にオススメ。男性の大多数はフランス娘、リュディヴィーヌ・サニエ(当時24歳)の“裸体”についての印象しか残らないかもしれませんが。

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