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NEWS/ニュース2025.12.01
【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP 20人のスター ~ ハリウッドからアジアまで》
【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP:4つのテーマで選ぶ20人のスター 2005年12月1日に誕生した洋画専門チャンネルザ・シネマは、洋画ファンの熱い思いに支えられ開局20周年を迎えました。日頃のご愛顧に感謝して、2025年11月から2026年3月まで、「20」をキーワードにしたスペシャル編成や感謝プレゼント企画など様々な“開局20周年企画”をお届けしてまいります! 12/27(土)~1/4(日)の年末年始SPでは、《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP》《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SP》《レトロ・ハリウッドSP》《西部劇SP》の4つのテーマで、“20人のスター”を切り口にお届けします! 《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP 20人のスター ~ ハリウッドからアジアまで》 ①ジェラルド・バトラー 『カンダハル 突破せよ』© 2022 COLLEAH PRODUCTIONS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED. 12/27(土)『カンダハル 突破せよ』字幕:12月27日(土) 12:25 - 14:35 吹替:12月31日(水) 16:45 - 19:00https://www.thecinema.jp/program/07091 12/27(土)『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズ3作14:35『エンド・オブ・ホワイトハウス』16:50『エンド・オブ・キングダム』18:45『エンド・オブ・ステイツ』https://www.thecinema.jp/tag/627 ②ニコラス・ケイジ 『ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記』©Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. 12/27(土)『ナショナル・トレジャー』 字幕:2025年12月27日(土) 21:00 - 23:30吹替:2026年01月02日(金) 09:05 - 11:30字幕:2026年01月02日(金) 21:00 - 23:35https://www.thecinema.jp/program/01162 12/27(土)『ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記』字幕:2025年12月27日(土) 23:30 - 深夜 01:50吹替:2026年01月02日(金) 11:30 - 13:50字幕:2026年01月02日(金) 23:35 - 深夜 02:00https://www.thecinema.jp/program/01163 12/29(月)『ザ・ロック』吹替:2025年12月29日(月) 12:20 - 14:50字幕:2025年12月29日(月) 21:00 - 23:30https://www.thecinema.jp/program/01678 12/30(火)『コン・エアー』字幕:2025年12月30日(火) 12:10 - 14:20https://www.thecinema.jp/program/01860 ③アンディ・ラウ 『暗戦 デッドエンド【ニュー2Kリマスター版】』© 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved. 12/27(土)『暗戦 デッドエンド【ニュー2Kリマスター版】』字幕:2025年12月27日(土) 深夜 01:50 - 03:40 https://www.thecinema.jp/program/07036 ④ブルース・ウィリス 『RED/レッド』© 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. 12/28(日)『RED/レッド』吹替:2025年12月28日(日) 10:55 - 13:00字幕:2025年12月28日(日) 21:00 - 23:05https://www.thecinema.jp/program/06418 12/28(日)『REDリターンズ』吹替:2025年12月28日(日) 13:00 - 15:05字幕:2025年12月28日(日) 23:05 - 深夜 01:10https://www.thecinema.jp/program/06441 ⑤リーアム・ニーソン 『バッド・デイ・ドライブ』© 2022 STUDIOCANAL SAS – TF1 FILMS PRODUCTION SAS, ALL RIGHTS RESERVED. 12/28(日)『バッド・デイ・ドライブ』字幕:2025年12月28日(日) 15:05 - 16:50https://www.thecinema.jp/program/07120 12/28(日)『マークスマン』字幕:2025年12月28日(日) 16:50 - 18:50https://www.thecinema.jp/program/07127 ⑥ジェイソン・ステイサム 『オペレーション・フォーチュン』© 2023 MIRAMAX DISTRIBUTION SERVICES, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. ALL MOTION PICTURE ARTWORK © 2023 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED 12/28(日)『オペレーション・フォーチュン』字幕:2025年12月28日(日) 18:50 - 21:00吹替:2026年01月02日(金) 13:50 - 16:00https://www.thecinema.jp/program/07141 ⑦ドウェイン・ジョンソン 『スコーピオン・キング』© 2002 KALIMA Productions GmbH & Co. KG. All Rights Reserved. 12/29(月)『スコーピオン・キング』字幕:2025年12月29日(月) 23:30 - 深夜 01:10https://www.thecinema.jp/program/01022 ⑧レア・セドゥ 『潜水艦クルスクの生存者たち』© 2018 EUROPACORP 12/30(火)『潜水艦クルスクの生存者たち』字幕:2025年12月30日(火) 16:50 - 19:00https://www.thecinema.jp/program/07105 ⑨マ・ドンソク 『犯罪都市(2017)』(C)2017 KIWI MEDIA GROUP & VANTAGE E&M. ALL RIGHTS RESERVED 12/30(火)『犯罪都市』シリーズ4作21:00『犯罪都市(2017)』23:20『犯罪都市 THE ROUNDUP』25:25『犯罪都市 NO WAY OUT』27:25『犯罪都市 PUNISHMENT』https://www.thecinema.jp/tag/687 1/2(金)『悪人伝』字幕:2026年01月02日(金) 深夜 04:00 - 06:00https://www.thecinema.jp/program/07004 ⑩スカーレット・ヨハンソン 『LUCY/ルーシー』© 2014 EUROPACORP-TF1 FILMS PRODUCTION - GRIVE PRODUCTIONS. All Rights Reserved. 12/31(水)『LUCY/ルーシー』字幕:2025年12月31日(水) 13:05 - 14:45字幕:2025年12月31日(水) 21:00 - 22:45https://www.thecinema.jp/program/04136 ⑪エミリー・ブラント 『ボーダーライン(2015)』©2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. 12/31(水)『ボーダーライン(2015)』字幕:2025年12月31日(水) 深夜 01:25 - 03:45https://www.thecinema.jp/program/05490 1/1(木)『オール・ユー・ニード・イズ・キル』字幕:2026年01月01日(木) 14:35 - 16:40https://www.thecinema.jp/program/04478 ⑫トム・クルーズ 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』© 2014 Warner Bros. Entertainment Inc., WV Films IV LLC and Ratpac-Dune Entertainment LLC 1/1(木)『オール・ユー・ニード・イズ・キル』字幕:2026年01月01日(木) 14:35 - 16:40https://www.thecinema.jp/program/04478 ⑬ジョニー・デップ 『パブリック・エネミーズ』© 2009 Universal Studios. All Rights Reserved. 1/1(木)『パブリック・エネミーズ』字幕:2026年01月01日(木) 深夜 03:25 - 06:00 https://www.thecinema.jp/program/01772 ⑭マイケル・ジャクソン 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』© 2009 The Michael Jackson Company, LLC. All Rights Reserved. 1/2(金)『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』字幕:2026年01月02日(金) 深夜 02:00 - 04:00https://www.thecinema.jp/program/04493 ⑮ジャッキー・チェン 『シャンハイ・ヌーン』© 2000 Buena Vista Pictures Distribution and Spyglass Entertainment Group, LP. 1/3(土)『シャンハイ・ヌーン』字幕:2026年01月03日(土) 11:35 - 13:45 https://www.thecinema.jp/program/00740 1/3(土)『シャンハイ・ナイト』字幕:2026年01月03日(土) 13:45 - 16:00 https://www.thecinema.jp/program/00739 ⑯ドニー・イェン 『シャクラ』© 2023 Wishart Interactive Entertainment Co., Ltd. All Rights Reserved 1/3(土)『シャクラ』字幕:2026年01月03日(土) 21:00 - 23:20https://www.thecinema.jp/program/07155 ⑰ワン・イーボー 『無名』Copyright 2023 (C) Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved 1/3(土)『無名』字幕:2026年01月03日(土) 23:20 - 深夜 01:45 https://www.thecinema.jp/program/07076 ⑱キルステン・ダンスト 『シビル・ウォー アメリカ最後の日』©2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved. 1/4(日)『シビル・ウォー アメリカ最後の日』字幕:2026年01月04日(日) 16:15 - 18:20https://www.thecinema.jp/program/07110 ⑲ミラ・ジョヴォヴィッチ 『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』©2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved. 1/4(日)『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』字幕:2026年01月04日(日) 23:30 - 深夜 01:30https://www.thecinema.jp/program/02941 ⑳イドリス・エルバ『アラビアンナイト 三千年の願い』 『アラビアンナイト 三千年の願い』© 2022 KENNEDY MILLER MITCHELL TTYOL PTY LTD. 1/4(日)『アラビアンナイト 三千年の願い』字幕:2026年01月04日(日) 深夜 01:30 - 03:30https://www.thecinema.jp/program/07131 【ザ・シネマ開局20周年】 ⇩特設ページはこちら⇩https://www.thecinema.jp/special/3920th/ 【年末年始】【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP:4つのテーマで選ぶ20人のスター 12/27(土)~1/4(日) 作品一覧:https://www.thecinema.jp/tag/727 ↓各特設ページはこちら↓ 《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP20人のスター ~ ハリウッドからアジアまで》※本ページ 《レトロ・ハリウッドSP若かった20人のスター》https://www.thecinema.jp/article/1453 《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SPワイスピ20人のスター》https://www.thecinema.jp/article/1452 《西部劇SP 西部劇20人のスター ~ ヒーローから職人まで》https://www.thecinema.jp/article/1454 映画ファン必見の情報をお届け!ザ・シネマ公式メールマガジン、20周年を記念して12/1より配信開始! ⇩ご登録はこちら⇩https://www.thecinema.jp/mail/
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NEWS/ニュース2025.12.01
【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SP ワイスピ20人のスター》
【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP:4つのテーマで選ぶ20人のスター 2005年12月1日に誕生した洋画専門チャンネルザ・シネマは、洋画ファンの熱い思いに支えられ開局20周年を迎えました。日頃のご愛顧に感謝して、2025年11月から2026年3月まで、「20」をキーワードにしたスペシャル編成や感謝プレゼント企画など様々な“開局20周年企画”をお届けしてまいります! 12/27(土)~1/4(日)の年末年始SPでは、《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP》《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SP》《レトロ・ハリウッドSP》《西部劇SP》の4つのテーマで、“20人のスター”を切り口にお届けします! 《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SP ワイスピ20人のスター》 12/29(月)~1/4(日)11作一挙放送※放送情報詳細はスター紹介後に記載 ① ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット) 『ワイルド・スピード【4Kレストア版】』© 2001 Universal Studios. All Rights Reserved. ② ポール・ウォーカー(ブライアン・オコナー) 『ワイルド・スピード【4Kレストア版】』© 2001 Universal Studios. All Rights Reserved. ③ ミシェル・ロドリゲス(レティ・オルティス) 『ワイルド・スピード MAX』© 2009 Universal Studios. All Rights Reserved. ④ ジョーダナ・ブリュースター(ミア・トレット) 『ワイルド・スピード MAX』© 2009 Universal Studios. All Rights Reserved. ⑤ タイリース・ギブソン(ローマン・ピアース) 『ワイルド・スピードX2【4Kレストア版】』© 2003 Universal Studios. All Rights Reserved. ⑥ エヴァ・メンデス(モニカ・フェンテス) 『ワイルド・スピードX2【4Kレストア版】』© 2003 Universal Studios. All Rights Reserved. ⑦ クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(テズ・パーカー) 『ワイルド・スピードX2【4Kレストア版】』© 2003 Universal Studios. All Rights Reserved. ⑧ ルーカス・ブラック(ショーン・ボズウェル) 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT【4Kレストア版】』 © 2006 Universal Pictures. All Rights Reserved. ⑨ サン・カン(ハン) 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT【4Kレストア版】』 © 2006 Universal Pictures. All Rights Reserved. ⑩ ドウェイン・ジョンソン(ルーク・ホブス) 『ワイルド・スピード EURO MISSION』© 2013 Universal Studios. All Rights Reserved. ⑪ ガル・ガドット(ジゼル・ヤシャール) 『ワイルド・スピード MAX』© 2009 Universal Studios. All Rights Reserved. ⑫ ルーク・エヴァンズ(オーウェン・ショウ) 『ワイルド・スピード EURO MISSION』© 2013 Universal Studios. All Rights Reserved. ⑬ ジェイソン・ステイサム(デッカード・ショウ) 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』© 2023 Universal Studios. All Rights Reserved. ⑭ カート・ラッセル(ミスター・ノーバディ) 『ワイルド・スピード SKY MISSION』© 2015 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. ⑮ シャーリーズ・セロン(サイファー) 『ワイルド・スピード ICE BREAK』© 2017 Universal City Studios Productions LLLP. All Rights Reserved. ⑯ スコット・イーストウッド(リトル・ノーバディ) 『ワイルド・スピード ICE BREAK』© 2017 Universal City Studios Productions LLLP. All Rights Reserved. ⑰ ヘレン・ミレン(マグダレーン・ショウ) 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』© 2020 Universal City Studios Productions LLLP. ALL RIGHTS RESERVED. ⑱ ジョン・シナ(ジェイコブ・トレット) 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』© 2020 Universal City Studios Productions LLLP. ALL RIGHTS RESERVED. ⑲ ブリー・ラーソン(テス) 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』© 2023 Universal Studios. All Rights Reserved. ⑳ ジェイソン・モモア『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』© 2023 Universal Studios. All Rights Reserved. ワイルド・スピード 【4Kレストア版】12月29日(月)14:50~16:50 ワイルド・スピードX2 【4Kレストア版】12月30日(火)14:50~16:50 ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT 【4Kレストア版】12月31日(水)14:45~16:45 ワイルド・スピード MAX1月1日(木)16:40~18:40 ワイルド・スピード MEGA MAX1月1日(木)18:40~21:00 ワイルド・スピード EURO MISSION1月2日(金)16:00~18:25 ワイルド・スピード SKY MISSION1月2日(金)18:25~21:00 ワイルド・スピード ICE BREAK1月3日(土)16:00~18:30 ワイルド・スピード/スーパーコンボ ※スピンオフ1月3日(土)18:30~21:00 ワイルド・スピード/ジェットブレイク1月4日(日)18:20~21:00 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト1月4日(日)21:00~23:30 【ザ・シネマ開局20周年】 ⇩特設ページはこちら⇩https://www.thecinema.jp/special/3920th/ 【年末年始】【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP:4つのテーマで選ぶ20人のスター 12/27(土)~1/4(日) 作品一覧:https://www.thecinema.jp/tag/727 ↓各特設ページはこちら↓ 《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP20人のスター ~ ハリウッドからアジアまで》https://www.thecinema.jp/article/1451 《レトロ・ハリウッドSP若かった20人のスター》https://www.thecinema.jp/article/1453 《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SPワイスピ20人のスター》※本ページ 《西部劇SP 西部劇20人のスター ~ ヒーローから職人まで》https://www.thecinema.jp/article/1454 映画ファン必見の情報をお届け!ザ・シネマ公式メールマガジン、20周年を記念して12/1より配信開始! ⇩ご登録はこちら⇩https://www.thecinema.jp/mail/
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NEWS/ニュース2025.12.01
【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP《レトロ・ハリウッドSP 若かった20人のスター》
【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP:4つのテーマで選ぶ20人のスター 2005年12月1日に誕生した洋画専門チャンネルザ・シネマは、洋画ファンの熱い思いに支えられ開局20周年を迎えました。日頃のご愛顧に感謝して、2025年11月から2026年3月まで、「20」をキーワードにしたスペシャル編成や感謝プレゼント企画など様々な“開局20周年企画”をお届けしてまいります! 12/27(土)~1/4(日)の年末年始SPでは、《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP》《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SP》《レトロ・ハリウッドSP》《西部劇SP》の4つのテーマで、“20人のスター”を切り口にお届けします! 《レトロ・ハリウッドSP 若かった20人のスター》 ① アル・パチーノ 『スカーフェイス』© 1983 Universal Studios. All Rights Reserved. 12/27(土)『スカーフェイス』2025年12月27日(土) 09:25 - 12:25https://www.thecinema.jp/program/00243 ② アンジェリーナ・ジョリー 『ボーン・コレクター』© 1999 Universal City Studios, Inc. and Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. 12/28(日)『ボーン・コレクター』2025年12月28日(日) 08:45 - 10:55https://www.thecinema.jp/program/02841 ③ チャーリー・シーン 『ウォール街』© 1987 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 12/29(月)『ウォール街』2025年12月29日(月) 09:55 - 12:20https://www.thecinema.jp/program/04421 ④ マイケル・ダグラス 『ウォール街』© 1987 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 12/29(月)『ウォール街』2025年12月29日(月) 09:55 - 12:20https://www.thecinema.jp/program/04421 ⑤ シルヴェスター・スタローン 『デモリションマン』© Warner Bros. Entertainment Inc. 12/29(月)『デモリションマン』2025年12月29日(月) 16:50 - 19:00https://www.thecinema.jp/program/00027 ⑥ メリル・ストリープ 『激流』© 1994 Universal Studios. All Rights Reserved. 12/30(火)『激流』2025年12月30日(火) 07:50 - 09:55https://www.thecinema.jp/program/07016 ⑦ ケヴィン・ベーコン 『激流』© 1994 Universal Studios. All Rights Reserved. 12/30(火)『激流』2025年12月30日(火) 07:50 - 09:55https://www.thecinema.jp/program/07016 ⑧ ロバート・デ・ニーロ 『レナードの朝』© 1990 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. 12/30(火)『レナードの朝』2025年12月30日(火) 09:55 - 12:10https://www.thecinema.jp/program/02911 ⑨ ロビン・ウィリアムズ 『レナードの朝』© 1990 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. 12/30(火)『レナードの朝』2025年12月30日(火) 09:55 - 12:10https://www.thecinema.jp/program/02911 ⑩ クリスチャン・ベイル 『太陽の帝国(1987)』© 1987 Warner Bros. Inc. 12/31(水)『太陽の帝国(1987)』2025年12月31日(水) 08:20 - 11:05 https://www.thecinema.jp/program/04942 ⑪ アーノルド・シュワルツェネッガー 『キンダガートン・コップ』© 1990 Universal Studios. All Rights Reserved. 12/31(水)『キンダガートン・コップ』2025年12月31日(水) 11:05 - 13:05https://www.thecinema.jp/program/04781 ⑫ レイフ・ファインズ 『ストレンジ・デイズ【HDリマスター版】』© 1994 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 12/31(水)『ストレンジ・デイズ【HDリマスター版】』2025年12月31日(水) 22:45 - 深夜 01:25https://www.thecinema.jp/program/07133 ⑬ マコーレー・カルキン 『ホーム・アローン』© 1990 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 1/1(木)『ホーム・アローン』吹替:2026年01月01日(木) 07:55 - 09:50字幕:2026年01月01日(木) 21:00 - 23:00 https://www.thecinema.jp/program/03759 1/1(木)『ホーム・アローン2』吹替:2026年01月01日(木) 09:50 - 12:05字幕:2026年01月01日(木) 23:00 - 深夜 01:15https://www.thecinema.jp/program/03727 ⑭ マイケル・ビーン 『アビス』© 1989 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 1/1(木)『アビス』2026年01月01日(木) 12:05 - 14:35https://www.thecinema.jp/program/07137 ⑮ ラッセル・クロウ 『グラディエーター』© 2000 DreamWorks LLC and Universal Studios. All Rights Reserved. 1/3(土)『グラディエーター』2026年01月03日(土) 08:45 - 11:35https://www.thecinema.jp/program/01482 ⑯ ジュリア・ロバーツ 『プリティ・ブライド』© 1999 Paramount and Touchstone Pictures. All Rights Reserved. 1/3(土)『プリティ・ブライド』2026年01月03日(土) 深夜 01:45 - 03:55 https://www.thecinema.jp/program/07156 ⑰ リチャード・ギア 『プリティ・ブライド』© 1999 Paramount and Touchstone Pictures. All Rights Reserved. 1/3(土)『プリティ・ブライド』2026年01月03日(土) 深夜 01:45 - 03:55 https://www.thecinema.jp/program/07156 ⑱ リバー・フェニックス 『旅立ちの時』© 1988 Warner Bros. All Rights Reserved. 1/3(土)『旅立ちの時』2026年01月03日(土) 深夜 03:55 - 06:00 https://www.thecinema.jp/program/07063 ⑲ デンゼル・ワシントン 『遠い夜明け』©1987 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved. 12/28(日)『ボーン・コレクター』2025年12月28日(日) 08:45 - 10:55https://www.thecinema.jp/program/02841 1/4(日)『遠い夜明け』 2026年01月04日(日) 08:15 - 11:05https://www.thecinema.jp/program/00392 ⑳ ジョディ・フォスター 『コンタクト』© 1988 Warner Bros. All Rights Reserved. 1/4(日)『コンタクト』2026年01月04日(日) 11:05 - 13:45https://www.thecinema.jp/program/04307 【ザ・シネマ開局20周年】 ⇩特設ページはこちら⇩https://www.thecinema.jp/special/3920th/ 【年末年始】【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP:4つのテーマで選ぶ20人のスター 12/27(土)~1/4(日) 作品一覧:https://www.thecinema.jp/tag/727 ↓各特設ページはこちら↓ 《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP20人のスター ~ ハリウッドからアジアまで》https://www.thecinema.jp/article/1451 《レトロ・ハリウッドSP若かった20人のスター》※本ページ 《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SPワイスピ20人のスター》https://www.thecinema.jp/article/1452 《西部劇SP 西部劇20人のスター ~ ヒーローから職人まで》https://www.thecinema.jp/article/1454 映画ファン必見の情報をお届け!ザ・シネマ公式メールマガジン、20周年を記念して12/1より配信開始! ⇩ご登録はこちら⇩https://www.thecinema.jp/mail/
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NEWS/ニュース2025.12.01
【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP《西部劇SP 西部劇20人のスター ~ ヒーローから職人まで》
【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP:4つのテーマで選ぶ20人のスター 2005年12月1日に誕生した洋画専門チャンネルザ・シネマは、洋画ファンの熱い思いに支えられ開局20周年を迎えました。日頃のご愛顧に感謝して、2025年11月から2026年3月まで、「20」をキーワードにしたスペシャル編成や感謝プレゼント企画など様々な“開局20周年企画”をお届けしてまいります! 12/27(土)~1/4(日)の年末年始SPでは、《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP》《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SP》《レトロ・ハリウッドSP》《西部劇SP》の4つのテーマで、“20人のスター”を切り口にお届けします! 《西部劇SP 西部劇20人のスター ~ ヒーローから職人まで》 ① ケヴィン・コスナー 『ワイアット・アープ(1994)』© Warner Bros. Entertainment Inc. 12/27(土)『ワイアット・アープ(1994)』 字幕:2025年12月27日(土) 06:00 - 09:25https://www.thecinema.jp/program/05504 ② ブライアン・キース ※画像右『ビッグトレイル』© 1965 The Estate Of John E. Sturges. All Rights Reserved. 12/28(日)『ビッグトレイル』字幕:2025年12月28日(日) 06:00 - 08:45 https://www.thecinema.jp/program/00576 ③ クリント・イーストウッド 『荒野のストレンジャー』© 1973 Universal Studios City Studios, LLC. All Rights Reserved. 12/29(月)『荒野のストレンジャー』[R15+相当] 字幕:2025年12月29日(月) 06:00 - 08:00 https://www.thecinema.jp/program/00648 ④ ポール・ニューマン 『左きゝの拳銃』© 1958 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. 12/29(月)『左きゝの拳銃』 字幕:2025年12月29日(月) 08:00 - 09:55https://www.thecinema.jp/program/01924 ⑤ リチャード・ウィドマーク 『ガンファイターの最後』© 1970 Universal Pictures. All Rights Reserved. 12/30(火)『ガンファイターの最後』 字幕:2025年12月30日(火) 06:00 - 07:50https://www.thecinema.jp/program/06977 ⑥ クラーク・ゲイブル ※画像左『荒馬と女』© 1961 Seven Arts Productions, Inc. All Rights Reserved 12/31(水)『荒馬と女』 字幕:2025年12月31日(水) 06:00 - 08:20https://www.thecinema.jp/program/01099 ⑦ マリリン・モンロー 『荒馬と女』© 1961 Seven Arts Productions, Inc. All Rights Reserved 12/31(水)『荒馬と女』 字幕:2025年12月31日(水) 06:00 - 08:20https://www.thecinema.jp/program/01099 ⑧ モンゴメリー・クリフト 『荒馬と女』© 1961 Seven Arts Productions, Inc. All Rights Reserved 12/31(水)『荒馬と女』 字幕:2025年12月31日(水) 06:00 - 08:20https://www.thecinema.jp/program/01099 ⑨ バート・ランカスター 『追跡者(1971)』© 1971 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. 12/28(日)『ビッグトレイル』字幕:2025年12月28日(日) 06:00 - 08:45 https://www.thecinema.jp/program/00576 1/1(木)『追跡者(1971)』字幕:2026年01月01日(木) 06:00 - 07:55https://www.thecinema.jp/program/07049 ⑩ ロバート・ライアン 『追跡者(1971)』© 1971 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. 1/1(木)『追跡者(1971)』字幕:2026年01月01日(木) 06:00 - 07:55https://www.thecinema.jp/program/07049 ⑪ ジョン・ウェイン 『西部開拓史』© Turner Entertainment Co. and Cinerama, Inc. 1/2(金)『西部開拓史』字幕:2026年01月02日(金) 06:00 - 09:05https://www.thecinema.jp/program/05527 ⑫ ジェームズ・スチュワート ※画像中央『西部開拓史』© Turner Entertainment Co. and Cinerama, Inc. 1/2(金)『西部開拓史』字幕:2026年01月02日(金) 06:00 - 09:05https://www.thecinema.jp/program/05527 ⑬ グレゴリー・ペック 『西部開拓史』© Turner Entertainment Co. and Cinerama, Inc. 1/2(金)『西部開拓史』字幕:2026年01月02日(金) 06:00 - 09:05https://www.thecinema.jp/program/05527 ⑭ ヘンリー・フォンダ 『西部開拓史』© Turner Entertainment Co. and Cinerama, Inc. 1/2(金)『西部開拓史』字幕:2026年01月02日(金) 06:00 - 09:05https://www.thecinema.jp/program/05527 ⑮ ウィリアム・ホールデン 『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』© 1969 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. 1/3(土)『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』字幕:2026年01月03日(土) 06:00 - 08:45https://www.thecinema.jp/program/05119 ⑯ アーネスト・ボーグナイン 『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』© 1969 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. 1/3(土)『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』字幕:2026年01月03日(土) 06:00 - 08:45https://www.thecinema.jp/program/05119 ⑰ エドモンド・オブライエン 『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』© 1969 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. 1/3(土)『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』字幕:2026年01月03日(土) 06:00 - 08:45https://www.thecinema.jp/program/05119 ⑱ ウォーレン・オーツ 『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』© 1969 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. 1/3(土)『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』字幕:2026年01月03日(土) 06:00 - 08:45https://www.thecinema.jp/program/05119 ⑲ ベン・ジョンソン 『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』© 1969 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. 1/3(土)『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』字幕:2026年01月03日(土) 06:00 - 08:45https://www.thecinema.jp/program/05119 ⑳ ホアキン・フェニックス 『ゴールデン・リバー』© 2018 - WHY NOT PRODUCTIONS 1/4(日)『ゴールデン・リバー』字幕:2026年01月04日(日) 06:00 - 08:15 https://www.thecinema.jp/program/05089 【ザ・シネマ開局20周年】 ⇩特設ページはこちら⇩https://www.thecinema.jp/special/3920th/ 【年末年始】【開局20周年】ザ・シネマ年末年始SP:4つのテーマで選ぶ20人のスター 12/27(土)~1/4(日) 作品一覧:https://www.thecinema.jp/tag/727 ↓各特設ページはこちら↓ 《シリーズ一挙&人気作イッキ見SP20人のスター ~ ハリウッドからアジアまで》https://www.thecinema.jp/article/1451 《レトロ・ハリウッドSP若かった20人のスター》https://www.thecinema.jp/article/1453 《『ワイルド・スピード』シリーズ一挙SPワイスピ20人のスター》https://www.thecinema.jp/article/1452 《西部劇SP 西部劇20人のスター ~ ヒーローから職人まで》※本ページ 映画ファン必見の情報をお届け!ザ・シネマ公式メールマガジン、20周年を記念して12/1より配信開始! ⇩ご登録はこちら⇩https://www.thecinema.jp/mail/
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COLUMN/コラム2025.11.21
まさかのトランプ2期目を予見!?『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
“シビル・ウォー=Civil War”という言葉は、アメリカでは、奴隷制度廃止などを巡って、1861年から65年に掛けて行われた内戦“南北戦争”を指す。近未来のアメリカが再び、血みどろの“内戦”に突入したという設定の本作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)の、脚本・監督を担当したのは、イギリス人のアレックス・ガーランド。 彼にとっては、4本目の長編監督作品に当たる本作は、2016年にその発想のオリジンがある。この年アメリカでは、ドナルド・トランプが大統領に当選。イギリスでは、ボリス・ジョンソンらの扇動で、ブレグジット=EU離脱が、国民投票で可決されてしまった。 ジョンソンは後年、イギリス首相の座に就く。それ以外にも、イスラエルのネタニヤフやブラジルのボルソナーロなど、世界各国で強権的なポピュリスト政治家が台頭するようになっていった。 こうした世界の変化に思いを巡らせたガーランドは、2020年頃に本作の脚本を執筆。製作・配給会社のA24に諮ると、すぐに映画化が決まったという。 ***** 強権的な大統領の下で分断が進んだ、アメリカ合衆国。連邦政府から19の州が離脱し、テキサス州とカリフォルニア州の同盟からなる“西部勢力”と、“政府軍”の間で、“内戦”が勃発した。 戦闘は長期化したが、やがて西部勢力がワシントンD.C.への侵攻を窺う情勢となり、大統領が率いる政府軍の敗色は、日に日に濃くなっていく。 戦場カメラマンのリーと相棒の記者ジョエルは、もう14ヶ月間もマスコミの前に姿を現してない大統領への単独取材の計画を立てる。ニューヨークからD.Cまで1,379㌔。リーの恩師である黒人ジャーナリストのサミーと、リーに憧れる若手カメラマンのジェシーを乗せて、車の旅が始まった。 戦火が渦巻くアメリカで、過酷な“内戦”の実相を目撃していく一行。折々危険に曝され、遂には仲間の1人を失ってしまう。 そうした中で、大統領が立て籠もるホワイトハウスに、西部勢力の攻勢と共に、足を踏み入れる瞬間がやってくるが…。 ***** ガーランドは政治漫画家の息子で、子どもの頃は、父の友人のジャーナリストに囲まれて育った。彼の名付け親も、その内のひとり。 少年時代の経験から、当初はジャーナリストになることを夢見たガーランドは、20歳の頃、世界各地を旅して特派員の真似事をした。彼はそこで見聞きしたことを、ルポルタージュにまとめることを試みたが、失敗。ジャーナリストになることをあきらめた経緯がある。 方向性を変えたガーランドは、小説を執筆。その小説がダニー・ボイルによって、『ザ・ビーチ』(2000)として映画化されたことが縁となって、映画界に身を投じた。ボイル監督の『28日後…』(02)で脚本家デビューを果し、2015年には『エクス・マキナ』で、監督としてもスタートを切った。 そんなガーランドが、日頃強く感じていたのが、「政府とジャーナリズムは本来、両方ともバランスをとる役割があるけれど、共に今は正常に機能していない」ということ。 自由な国には自由な報道が絶対的に必要なのに、今やジャーナリズムには、昔のような力はなくなった。ジャーナリストたちも、必要な存在と見なされなくなってきている。 1970年代には、「ワシントン・ポスト」紙の2人の記者が、“ウォーターゲート事件”の真相を暴いたことによって、ニクソン大統領を、任期途中での辞任に追い込んだ。しかし今や、ニクソンなどより遥かに多くの悪事を為しているであろうトランプに、報道がトドメを刺すことなど、極めて困難な事態となっている…。 本作では、テキサス州とカリフォルニア州が組んで、大統領の圧政=ファシズムに対抗するという構図になっている。アメリカ政治の知識がある方には自明だが、テキサスはいわゆる“赤い州”。現在トランプが支配している共和党が、圧倒的に強い地域。一報カリフォルニアは“青い州”で、トランプと敵対する、野党民主党の金城湯池である。 というわけで現状に鑑みれば、テキサスとカリフォルニアが組んで、ファシズムに対抗するなどという事態は、非常に想像しにくい。ガーランドが敢えてこうした設定にしたのは、観客に特定のイデオロギーを感じさせないためだたったと思われる。 とはいえ強権的な大統領の振舞いは、イヤでもアメリカの現状を想起させる。本作では“内戦”が起こった原因は、直接的には描かれていないが、大統領が何をやったかは、端的に語られる。 まず注目すべきは、この大統領は、現在“3期目”を迎えているということ。アメリカの憲法では、大統領の任期は“2期=8年”までと、明確に定められている。ということは、何らかの手段を以て、憲法を無視する挙に出て、大統領の椅子に居座り続けているということである。 またこの大統領は、FBI=アメリカ連邦捜査局の解体に踏み切っている。即ち政府の暴走や大統領の犯罪的行為を取り締まる機関が、存在しなくなったというわけだ。また連邦国家であったアメリカに於いて、州を跨いでの犯罪捜査が不可能になってしまい、治安の悪化にも繋がっている。 そしてこの大統領は、アメリカ市民への空爆を実施したことが、語られる。アメリカの三権分立は空文化し、大統領が己の保身と抵抗勢力を踏み躙るためには、「何でもあり」の状態になってしまっているのだ。 この作品がアメリカで公開されたのは、昨年=2024年4月。トランプが大統領選2度目の勝利を収める、7ヶ月も前のこと。元々トランプは、“3期目”を目指すことを、折りに触れては滲み出していたが、今年1月に正式に大統領の座に返り咲くと、FBI長官に己の意のままになる者を就け、大幅な人員削減に着手。トランプ関連の捜査を行っていた、スタッフの首切りを実施している。 そしてトランプは、“治安維持”をお題目に、ロサンゼルスやメンフィス、首都ワシントンなど、野党民主党の勢力が強い都市に、次々と州兵を送り込んでいる…。 恐ろしいほどに、トランプ2期目の今のアメリカと、情勢が重なってくるのだ! 本作の主役と言えるのは、戦場カメラマンの2人の女性。ベテランのリー・スミスと、新人のジェシー・カラン。この2人の名は、ガーランドが尊敬する2人の戦場カメラマン、リー・ミランとドン・マッカランに因んでいる。 キルスティン・ダンストは「(本作の)脚本を読んでドキドキ」し、翌日には監督とミーティングを行っている。そしてリーの役を、「絶対に演じたい」、リスペクトするガーランドと「仕事をしたい」と、強く思ったという。 ジェシー役に抜擢されたのは、ガーランド監督のTVシリーズ「DEVS/デヴス」などに出演していた、若手女優のゲイリー・スピーニー。 ガーランド監督は、ジャーナリストを目指していた頃の若き日の自分を、ジェシーのキャラクターに反映。リーのモデルとなったのは、その当時にガーランドが親しくしていた、経験豊富なジャーナリストだという。 撮影現場では、ダンストとスピーニーは、本作に於けるリーとジェシーのように、日々を絆を深めていった。過酷な撮影の中で、スピーニーはダンストの家に行っては、その家族との交流の中で、癒されていたという。 ダンストにとってスピーニーは、「妹のような存在」となり、ある時に友人であるソフィア・コッポラ監督に紹介。それがきっかけとなって、スピーニーはコッポラの『プリシラ』(23)で、プリシラ・プレスリーを演じることとなった。 リーの相棒ジョエル役には、TVシリーズ「ナルコス」で、実在の麻薬王パブロ・エスコバルを演じた、ワグネル・モウラ。黒人の老ジャーナリスト、サミー役は、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソンが演じた。 さて1シーンだけの出演だが、強烈な印象を残すのは、“虐殺”を主導する正体不明の民兵を演じるジェシー・プレモンス。 彼が放つ一言「What kind of American are you?(お前はどういう種類のアメリカ人だ?)」は、本作を象徴する強烈な名台詞となっているが、一体どんなシチュエーションで吐かれるかは、観てのお楽しみとしておきたい。 実はプレモンスの役は、当初別の俳優が演じることになっていたが、直前に降板。代役に思い悩むガーランド監督に、ダンストが、自分の夫であるプレモンスを、推挙したという流れだった。 撮影5日前に急遽出演が決まったプレモンスは、限りある時間で徹底的にリサーチ。兵士の話を聞きまくったという。因みに彼が掛けている赤いサングラスは、自ら用意した10種類ぐらいのメガネから、現場でピタッとハマったものを選んだという。 ガーランドは、絵コンテなどは用意せず、現場で起こることに即応して、撮影を進めていくタイプの監督。本作では小さな手持ち撮影のカメラを多用したという。 本作の軍事顧問を務めたのは、アメリカ海軍の特殊部隊ネイビー・シールズ出身のレイ・メンドーサ。彼の指導の下、画面に登場する兵士たちは、実際に従軍経験のある者ばかりだった。 クライマックスのホワイトハウス突入のシーンで、監督として兵士役の者たちに伝えたのは、カメラのことは気にしないで「普段通りに行動して」ということだけだったと。セリフも、兵士同士の普段の会話のため、ガーランドは、ドキュメンタリーを撮っているような感覚に陥ったという。 サウンド・デザインで銃器の怖ろしさを表現する工夫を施した本作は、アメリカでは163年前に“南北戦争”が勃発した、2024年の4月12日を選んで、公開。製作・配給のA24作品史上、最高のオープニング興収を樹立し、2週連続で興行ランキング1位を獲得する大ヒットとなった。 日本では大統領選直前の10月に公開となったが、それから1年余。現実を鑑みると、いま観た方が、更にゾッとする展開になっている。■ 『シビル・ウォー アメリカ最後の日』© 2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.
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COLUMN/コラム2025.11.14
嵐の海を進む豪華客船に仕掛けられた“恐怖”——『ジャガーノート』の航跡
◆豪華客船を爆破の危機から救え! 1974年、イギリス映画『ジャガーノート』は、荒れ狂う北大西洋を舞台にしたサスペンス大作として製作・公開された。舞台となるのは総トン数約2万5千トンの豪華客船ブリタニック号。本船が大西洋横断の最中、何者かによって7つの爆弾を仕掛けられ、“ジャガーノート”を名乗る犯人が身代金として50万ポンドを要求する。荒天のため乗客の避難も不可能ななか、約1200人の乗客を救うべく爆薬処理班が派遣され、このシンプルかつ極限的な設定が、2時間近くにわたって観る者の緊張を持続させていく。 監督は、『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』(1964年)や『ナック』(1965年)で知られる俊英リチャード・レスター。彼はこの作品で、前半に軽快なテンポを与えつつ、後半に向けて緻密なサスペンスへと収束させていく。冒頭、軍の爆薬処理班が悪天候の中、輸送機からパラシュートで降下し、激しく揺れる船に乗り移るまでの一連の場面は、まさしくスペクタクルの粋を感じさせる。だが物語が進むにつれてカメラは次第に静まりを見せ、船室にこもる静寂とともに緊張を描き出していく。わずか小指の先ほどの回路を前に、爆弾処理班の手元が震える。恐怖とは爆音ではなく沈黙の中にこそ潜むものだと、レスターは見事に示してみせたのだ。 主演のリチャード・ハリスが演じるフォーリング中佐は、爆弾処理のプロフェッショナルとして航行中の豪華客船に降下し、乗客の命を預かる立場に立たされる。彼の飄々とした佇まいながらも冷静な判断が、観客の恐怖と緊張をいっそう際立たせている。対してオマー・シャリフが演じる船長アレックス・ブルヌエルは、航海の責任に苛まれながらも、激動の海上で毅然と行動する男だ。二人の関係の緊張が映画の中心に静かな熱を生み出している。さらに デヴィッド・ヘミングス、 シャーリー・ナイト、イアン・ホルム、アンソニー・ホプキンスら名優が脇を固め、群像劇としての厚みを加えている。 撮影は実際の豪華客船を用い、北海や北大西洋の実際の海上で行われた。荒れた天候を利用してカメラを回し、スタジオでは再現できない海の重量感がスクリーンにあらわれている。音楽を担当したケン・ソーンのスコアも見事で、管弦の旋律が波と風の轟音に交錯し、緊迫感をさらに高めている。 『ジャガーノート』は、パニック映画の系譜に属しながらも、派手な群衆劇とは一線を画している。爆発の恐怖を描きながら、決して観客を必要以上にあおらない。映画は人間の理性と狂気のせめぎ合いを冷徹に観察し、恐怖を構造として見せていく。救命艇も出せぬ嵐の中、孤独な技術者が見えない敵と闘う。この孤独の構図こそが、本作を70年代サスペンスの中でも異彩を放っているのだ。 荒れ狂う波間を漂う〈ブリタニック〉は、単なる舞台装置ではなく、人間の理性と偶然、秩序と混沌の象徴そのものである。 ◆リチャード・レスター 才気と放浪の映像作家 そう、こうして『ジャガーノート』を語るうえで、監督リチャード・レスターを抜きにすることはできない。彼は生粋のイギリス映画人に見えるが、その出発点はアメリカ・フィラデルフィアにある。ペンシルベニア大学で心理学を学んだのち、テレビ業界に進み、20代にしてイギリスのテレビ界でディレクターとして頭角を現す。風刺とテンポ感に満ちた演出で注目を集めた彼は、やがて映画界へと進出し、『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』で世界的な名声を確立する。CM演出なども手がけ、テンポの速い編集と軽妙なユーモアを武器に新しい映像感覚を確立していく。そして続く『ヘルプ! 4人はアイドル』(1965年)ではポップカルチャーの映像化に挑み、音楽映画というジャンルを根底から変えてみせた。 しかしレスターの野心は「ビートルズ映画の監督」という枠には収まらない。『ナック』ではカンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、社会風刺と実験的映像を華麗に融合させた。その後、『ローマで起こった奇妙な出来事』(1966)や『ことづけられた情事(ペチュリア)』(1968)など、コメディからシリアスまで自在に行き来しながら、イギリス映画界に新風を吹き込んでいく。彼の作品には、常に登場人物を突き放して観察する冷静な視線と、どこか人間を愉快に眺めるようなバランス感覚が絶妙に機能し、それが後年の『三銃士』(1973年)や『四銃士』(1974年)の痛快さへと結実していく。 レスターにとって映画は、ジャンルやスタイルに縛られない実験の場だった。彼はしばしば「自分には固有のスタイルなどない。素材に導かれて動くだけだ」と語っている。その柔軟な姿勢こそが、まさに『ジャガーノート』への発火点となった。もともと他の監督による企画であり、前任の降板を受けて引き継ぐ形で参加したレスターは、自らの制約や演出スタイルを持ち込むことを避けた。だがそれでも結果的に、彼の作品群に通底する人間の滑稽さと理性への信頼が、思いがけず鮮明に浮かび上がることとなる。 ◆混沌の中の秩序──制作の舞台裏 『ジャガーノート』の誕生は、偶然の連鎖の産物だった。『三銃士』の撮影を終えたばかりのリチャード・レスターがスペインで休息を取っていた頃、プロデューサーのデニス・オデルから一本の電話が入る。新作サスペンスの監督ブライアン・フォーブスが降板し、代役を探しているというのだ。撮影開始までわずか4週間。多くの監督が尻込みする中で、レスターは即座に引き受けた。報酬は安く、準備期間もほとんどなかったが、彼にとって重要だったのは「作品そのものを愉しめるかどうか」という直感だけだった。 脚本はリチャード・アラン・シモンズによるものだったが、レスターは「全体を書き直すべきだ」と主張し、アラン・プラターとともに短期間で改稿を重ねた。結果、犯人像の曖昧さが残る代わりに、群像劇としての人間的リアリティが際立った。恐怖の根源は爆弾ではなく、人間の判断の誤差や偶然にあるという、レスターらしい視点である。完成版の脚本に不満を漏らしたシモンズは、“リチャード・デコッカー”の名でクレジットされた。 撮影は北海で行われ、使用されたのはのちに〈マキシム・ゴーリキー〉と改名されるドイツ客船〈ハンブルク号〉。嵐に見舞われながらの撮影は過酷を極め、多くの機材が損傷したという。レスターは即興の連続の中でも冷静さを失わず、リチャード・ハリスのカツラ問題を小道具の帽子で解決するなど臨機応変の才を発揮。撮影は予定より短期間で完了し、彼はすぐに『四銃士』の現場へ戻っていった。 公開後、『ジャガーノート』は興行的には中程度の成績にとどまったが、批評家たちはその緊張感とウィットを高く評価した。米『TIME』誌はレスターの演出を「冷静かつ風刺的」と評し、『Newsweek』も「同時期のパニック映画よりも爆弾処理の描写が現実的だ」と称賛。ポーリン・ケールは「冷たい人間描写」としながらも、その技巧を認めている。アメリカでは控えめな成績だったが、ヨーロッパでは一定の成功を収め、BBC放映時には1900万人が視聴した。 この作品でレスターは、ハリウッド的な誇張を避け、人間の知性と偶然のはざまにある静かなパニックを描いた。豪華客船ブリタニックが進むその姿は、社会という巨大な機構の象徴のようでもある。制御不能な力に翻弄されながらも、誰かが理性の火を絶やさずにいる──それがレスター流の英雄譚だったのだ。■ 『ジャガーノート』© 1974 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved
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NEWS/ニュース2025.11.10
【開局20周年】新録!厳選!ザ・シネマ吹き替え感謝祭
【開局20周年】新録!厳選!ザ・シネマ吹き替え感謝祭 12/3(火)~12/6(土)、12/10(水)~12/12(金)、12/15(月)、12/18(木)、12/25(木) 2005年12月1日に誕生した洋画専門チャンネルザ・シネマは、洋画ファンの熱い思いに支えられ開局20周年を迎えました。日頃のご愛顧に感謝して様々な“開局20周年企画”をお届けしてまいります!ザ・シネマと言えば吹き替え映画!ザ・シネマが新たな吹き替えキャストで制作した、ここでしか見られない″新録版“や、ソフトにも収録されていない、懐かしの地上波テレビ放送版″厳選吹き替え“を20周年に合わせ一挙にお届けします。 ★12/3(水) (吹)ワイルド・スピード【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】 (C) 2001 Universal Studios. All Rights Reserved. 放送日時2025年12月03日(水) 13:00 - 14:552025年12月29日(月) 19:00 - 21:00 ヴィン・ディーゼル (楠大典)ポール・ウォーカー (高橋広樹)ミシェル・ロドリゲス (甲斐田裕子)ジョーダナ・ブリュースター (園崎未恵)ほかhttps://www.thecinema.jp/special/shin-roku/wildspeed/ ★12/4(木) (吹)ワイルド・スピードX2【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】 (C) 2003 Universal Studios. All Rights Reserved. 放送日時2025年12月04日(木) 13:00 - 15:00 2025年12月30日(火) 19:00 - 21:00 ポール・ウォーカー (高橋広樹)タイリース・ギブソン (松田健一郎)エヴァ・メンデス (日野由利加)コール・ハウザー (子安武人)クリス・"リュダクリス"・ブリッジス (渡辺穣)デヴォン青木 (伊瀬茉莉也)ほかhttps://www.thecinema.jp/special/shin-roku/ ★12/5(金) (吹)ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】 (C) 2006 Universal Pictures. All Rights Reserved. 放送日時2025年12月05日(金) 13:00 - 14:55 2025年12月31日(水) 19:00 - 21:00 ルーカス・ブラック (浪川大輔)バウ・ワウ (木村昴)ナタリー・ケリー (上坂すみれ)サン・カン (川島得愛)ブライアン・ティー (石川界人)レオナルド・ナム (畠中祐)ブライアン・グッドマン (三木眞一郎)千葉真一 (井上和彦)ヴィン・ディーゼル (楠大典)ほかhttps://www.thecinema.jp/special/shin-roku/ ★12/6(土) (吹)LIFE!/ライフ【ザ・シネマ新録版】 (C) 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation and TSG Entertainment Finance LLC. All rights reserved. 放送日時2025年12月06日(土) 12:00 - 14:05 ベン・スティラー (堀内賢雄)クリステン・ウィグ (安藤麻吹)アダム・スコット (小原雅人)ショーン・ペン (山路和弘)シャーリー・マクレーン (谷育子)ほかhttps://www.thecinema.jp/program/07129 ★12/10(水) (吹)オーシャンズ11【フジテレビプレミアムステージ版】 (C) 2001 Warner Bros. 放送日時2025年12月10日(水) 13:00 - 15:00 ジョージ・クルーニー (磯部勉)ブラッド・ピット (堀内賢雄)マット・デイモン (桐本拓哉)アンディ・ガルシア (大塚芳忠)ジュリア・ロバーツ (勝生真沙子)ほかhttps://www.thecinema.jp/program/07136 ★12/11(木) (吹)ディープ・ブルー(1999)【日本テレビ版】 (C) 1999 Village Roadshow Films (BVI) Limited 放送日時 2025年12月11日(木) 11:00 - 13:00 サフロン・バロウズ (田中敦子)トーマス・ジェーン (小杉十郎太)LL・クール・J (塩屋浩三)サミュエル・L・ジャクソン (池田勝)ほかhttps://www.thecinema.jp/program/07114 ★12/11(木) (吹)オーシャンズ12【金曜ロードショー版】 (C) 2004 Warner Bros. Entertainment Inc. and Village Roadshow Films (BVI) Limited. All Rights Reserved. 放送日時2025年12月11日(木) 13:00 - 14:55 ジョージ・クルーニー (磯部勉)ブラッド・ピット (堀内賢雄)マット・デイモン (桐本拓哉)キャサリン・ゼタ=ジョーンズ (山像かおり)ヴァンサン・カッセル (森田順平)ほかhttps://www.thecinema.jp/program/07138 ★12/12(金) (吹)オーシャンズ13【フジテレビ土曜プレミアム版】 (C) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc. and Village Roadshow Films (BVI) Limited. All Rights Reserved. 放送日時2025年12月12日(金) 13:00 - 14:55 ジョージ・クルーニー (磯部勉)ブラッド・ピット (堀内賢雄)マット・デイモン (桐本拓哉)アル・パチーノ (羽佐間道夫)ほかhttps://www.thecinema.jp/program/07140 ★12/15(月) (吹)天国の門【TBS版】 (C) 1981 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. 放送日時2025年12月15日(月) 13:00 - 15:45 クリス・クリストファーソン (堀勝之祐)ジョン・ハート (池水通洋)イザベル・ユペール (榊原良子)クリストファー・ウォーケン (谷口節)ほかhttps://www.thecinema.jp/program/07143 ★12/18(木) (吹)黄金の指【TBS月曜ロードショー版】 (C) 1973 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. 放送日時2025年12月18日(木) 08:25 - 10:10 ジェームズ・コバーン (小林清志)マイケル・サラザン (安原義人)ウォルター・ピジョン (高城淳一)トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー (北島マヤ)ほかhttps://www.thecinema.jp/program/07119 ★12/25(木) (吹)カサブランカ【カラー版】【テレビ東京版】 (C) 1973 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. 放送日時2025年12月25日(木) 11:00 - 13:00 ハンフリー・ボガート (津嘉山正種)イングリッド・バーグマン (塩田朋子)ポール・ヘンリード (土師孝也)クロード・レインズ (青野武)ほかhttps://www.thecinema.jp/program/07148 ★12/25(木) (吹)コンタクト【木曜洋画劇場版】 (C) 1997 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. 放送日時2025年12月25日(木) 13:00 - 15:30 ジョディ・フォスター (戸田恵子)マシュー・マコノヒー (てらそままさき)ジョン・ハート (大塚周夫)ジェームズ・ウッズ (大塚明夫)ほかhttps://www.thecinema.jp/program/07149 【ザ・シネマ開局20周年】 ⇩特設ページはこちら⇩https://www.thecinema.jp/special/3920th/ 映画ファン必見の情報をお届け!ザ・シネマ公式メールマガジン、20周年を記念して12/1より配信開始! ⇩ご登録はこちら⇩https://www.thecinema.jp/mail/
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COLUMN/コラム2025.11.05
混沌とする中東情勢の最前線をありのままに描く骨太な大人向けスパイ・アクション『カンダハル 突破せよ』
ハリウッド・アクションを牽引する新たな名コンビ ジョン・フォード監督&ジョン・ウェインの例を出すまでもなく、古今東西の映画界において何本もの作品で繰り返しタッグを組む、いわゆる名コンビと呼ばれる監督と主演俳優の顔合わせは枚挙に暇ない。それはアクション映画のジャンルでも同様のこと。古くはドン・シーゲル監督&クリント・イーストウッドにハル・ニーダム監督&バート・レイノルズ、もっと近いところだとガイ・リッチー監督&ジェイソン・ステイサムやアントワーン・フークア監督&デンゼル・ワシントンあたりか。B級アクション・マニアにはマイケル・ウィナー監督&チャールズ・ブロンソンとか、アーロン・ノリス監督&チャック・ノリスなんかも捨て難かろう。最近のハリウッドであればピーター・バーグ監督&マーク・ウォールバーグ、そして今回のテーマであるリック・ローマン・ウォー監督&ジェラルド・バトラーのコンビも外せまい。 スタントマンとして『リーサル・ウェポン2』(’89)から『デイズ・オブ・サンダー』(’90)、『ラスト・アクション・ヒーロー』(’93)から『60セカンズ』(’00)まで数多くのアクション映画に携わり、監督としてもヴァル・キルマー主演の『プリズン・サバイブ』(’08)やドウェイン・ジョンソン主演の『オーバードライヴ』(’13)などを手掛けたリック・ローマン・ウォー監督。一方のジェラルド・バトラーは『オペラ座の怪人』(’04)のファントム役でスターダムを駆け上がるも、以降は筋骨隆々の肉体美で古代スパルタ王レオニダスを演じた『300(スリーハンドレッド)』(’06)などのアクション映画を中心に活躍する。 そんな2人が初めて出会ったのは、『エンド・オブ・ホワイトハウス』(’13)と『エンド・オブ・キングダム』(’16)に続いて、ジェラルド・バトラーが無敵の米大統領シークレット・サービス、マイク・バニングを演じる大人気アクション映画『エンド・オブ~』シリーズの第3弾『エンド・オブ・ステイツ』(’19)だった。実は、シリーズのテコ入れとして新規路線を打ち出すべく起用されたというウォー監督。アクション映画の主人公は現実離れした無敵のヒーローである必要などない。いや、むしろ欠点や弱点があればこそ観客は主人公に我が身を重ねて共感し、決して完璧ではないヒーローが困難を乗り越えていく姿に勇気と希望をもらえる。常日頃からそう考えていた監督は主人公マイク・バニングを寄る年波や職業病で密かに苦しむ不完全で人間的なヒーローとして描き、アクション・シーンにもリアリズムを持ち込むよう努めたという。 この新たな方向性に共鳴したのが、他でもない主演俳優のジェラルド・バトラー。「一度に50人を殺しても無傷でいられるようなヒーローを演じるのにウンザリしていた」というバトラーは、たとえ悪役であろうと登場人物の人間性を大事にする、物語を安易な勧善懲悪に落とし込まない、アクションをただの見世物にしないというウォー監督の信条に強く感銘を受けたらしい。この『エンド・オブ・ステイツ』ですっかり意気投合した2人は、翌年の『グリーンランド-地球最後の2日間-』(’20)でも再びタッグを組むことに。ここでも「非日常的な状況下でリアルな人間像を描く」ことを目指したウォー監督は、巨大隕石の衝突という地球滅亡の危機から家族を救わんとする主人公を「異常な状況に直面したごく普通の父親」として描き、演じるバトラーもその期待に応えるよう努めたという。そんな名コンビが三度顔を合わせ、今度は緊迫する中東情勢をテーマにしたスパイ・アクション映画が『カンダハル 突破せよ』(’23)である。 身元の割れたスパイ、最悪の危険地帯から脱出なるか!? 主人公はMI6(英国秘密諜報部)の工作員トム・ハリス(ジェラルド・バトラー)。優秀な潜入工作のプロとして信頼されるエリートだが、しかし常に家庭よりも任務を優先させてきたため夫婦関係は破綻し、年頃の娘ともすっかり疎遠になってしまっている。おかげで妻とは離婚することに。せめて娘との関係だけでも修復したいと考えた彼は、CIAに要請されたイランの地下核施設を破壊するための極秘任務を無事に終えると、娘の卒業式に参列するためドバイ経由でロンドンへと向かう。ところが、ドバイ在住のCIA仲介役ローマン(トラヴィス・フィメル)から呼び出され、次なるミッションを依頼される。CIAはイランの核開発を阻止するため、ダイバードの秘密滑走路を奪う計画だった。そこで、まずはアフガニスタンのヘラートへ向かい、そこから再びイランへ潜入して任務を遂行しろというのだ。いや、娘の卒業式があるから…と断ろうとしたトムだったが、しかし断り切れずに引き受けてしまう。やはりこの仕事が好きなのだ。 かくしてアフガニスタン入りしたトム。2021年にアメリカと多国籍軍が完全撤退した同国だが。しかしその後もタリバンやパキスタン、インド、ロシア、中国、さらにはISIS(イスラム国)までもが入り乱れて勢力争いを繰り広げ、もはや冷戦時代のベルリンのような様相を呈していた。工作員にとってはまさに最悪の危険地帯。地元の各言語に精通して土地勘のある優秀なサポート役が必要だ。そこでローマンが白羽の矢を立てたのが、家族と共にアメリカへ移住したアフガニスタン系移民の中年男性モハマド・ダウド(ナヴィド・ネガーバン)である。偽造パスポートで身分を偽って入国したモハマド(通称モー)。バレたら逮捕・拷問は免れない。一般人の彼がなぜそんな危険を冒してまで祖国へ戻り、CIA工作員の通訳を引き受けたのか。実は、ヘラートで学校教師をしている妻の妹が消息を絶ってしまい、その行方を探そうと考えたのである。女性の教育に否定的なタリバンに拘束された可能性があった。 先に現地入りしていたモーと合流したトムは、イランへ潜入する準備を着々と進めていたところ、そこで予期せぬ事態が起きてしまう。国防総省の関係者からリークされた情報をもとに、中東におけるアメリカの秘密工作を取材していた女性記者ルナ・クジャイ(ニーナ・トゥーサント=ホワイト)がイラン革命防衛軍の特殊部隊、通称コッズ部隊によって逮捕され、そこからイラン地下核施設の破壊工作に関与したトムと同僚工作員オリヴァー(トム・リース・ハリーズ)の偽名と顔写真がマスコミに公開されてしまったのだ。イラン国内に留まっていたオリヴァーは殺され、ファルザド・アサディ(バハドール・ファラディ)率いるコッズ部隊はトムを捕らえるべく国境を越えてヘラートへと向かう。そればかりか、地元を支配するタリバンやその支援をするパキスタン軍統合情報部(ISI)工作員カヒル(アリ・ファザル)など各勢力が、トムを捕らえてイランへ高値で売り飛ばすために動き始めるのだった。 すぐに任務中止を指示してトムとモーの脱出を計画するローマン。30時間後にカンダハルのCIA基地から英国機が飛び立つ。それが残された唯一のチャンスだ。かくしてヘラートから640キロ離れたカンダハルへ向かうトムとモー。ローマンもアフガニスタン国陸軍特殊部隊の協力を得て、彼らの脱出を支援するべく現地へ向かう。果たして、トムとモーは無事に生きて家族のもとへ戻れるのか…? 中東情勢の今をリアルに投影したストーリー 脚本を書いたミッチェル・ラフォーチュンは元DIA(アメリカ国防情報局)エージェント。本作は長いことアフガニスタンで諜報活動に携わっていた彼の、実体験をベースにしたフィクションである。最初に脚本を読んでドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『ボーダーライン』(’15)を連想したというウォー監督。同作が麻薬戦争の最前線を内側からリアルに描いたように、本作も中東における「影の戦争」の最前線を内側からリアルに描いているのだ。ただし、脚本のオリジナル版が執筆されたのは’16年のこと。その後、アフガンからアメリカが完全撤退するなど中東情勢が大きく変化したため、ウォー監督の指導のもとで脚本も書き直されている。 ウォー監督が本作で強くこだわったのは、特定の勢力を悪魔化も英雄化もすることなく、我々と同じ長所も短所もある人間として描くこと。そして、中東情勢における過酷な現実をありのままに描きつつ、決して監督自身の意見を押し付けたりはしないこと。自らの役割は問題を提起して論議のきっかけを作ることであり、その答えは観客自身が導き出すべきだと考えたのである。なので、中東諸国の政情不安を招く原因を作ったアメリカおよび西欧諸国の罪にハッキリと言及しつつも、しかしそれを一方的に断罪したりはしない。我々は「どの陣営にも悪質な個人は存在するが、しかし全員がそうではない」という当たり前の事実を忘れ、集団全体を悪魔化してしまう傾向にあるというウォー監督。本作でも例えば、コッズ部隊のリーダーであるファルザドは一般人を拉致して拷問したり、主人公トムを抹殺するべく執拗に追いかけてきたりするが、しかしプライベートでは妻子を心から愛する良き家庭人であり、なおかつ決して仕事を楽しんでいるわけではない。あくまでも上からの指示に従っているだけ。むしろ、彼自身はできればこんなことしたくないと考えているように見受けられる。 それは主人公トムとて同じこと。彼も基本的には家族や友人を愛する善良な人物だが、しかしイランの地下核施設の破壊工作では、たまたまそこで働いていただけに過ぎない大勢の職員たちを死に至らしめている。確かに彼自身がボタンを押したわけではないが、殺戮に加担してしまったことは間違いないだろう。とはいえ、トムにとってみればそれもまたただの仕事。上から指示された任務を遂行したまでに過ぎない。彼らに共通するのは、幸か不幸かその分野で他者よりも優れた才能を持っていること、なおかつその仕事に生きがいを感じてしまっていること。そのうえ、暴力が暴力を呼ぶ弱肉強食の残酷な「影の戦争」の世界に慣れて感覚が麻痺してしまい、もはや抜け出したくても抜け出せなくなっている。それゆえトムは家族から見放されてしまった。この戦場=職場が自分の居場所、自分のアイデンティティとなってしまった仕事人間たちの戦いに、「影の戦争」に終わりが見えない理由の一端が垣間見えると言えよう。 そうした中で異彩を放つのが、パキスタン軍統合情報部(ISI)の若きエリート工作員カヒルの存在だ。現地で支配を広げるタリバンと祖国のパイプ役を務め、与えられた職務は完璧に遂行するカヒルだが、しかしプライベートでは高級ブランドのファッション・アイテムを好んで電子タバコをたしなみ、最先端のヒップホップを聴いて出会い系アプリを利用してレンジローバーを乗り回す今どきの若者であり、旧態依然とした中東から自由な西欧社会へ脱出する道を模索している。この人物像には、ウォー監督自身がサウジアラビアで体感した中東社会の「今」が投影されているという。 イランやアフガニスタンでの撮影が現実的に不可能であるため、ムハマンド・ビン・サルマン皇太子の主導によって’18年より多方面での自由化が進むサウジアラビアでロケされた本作。脚本家ラフォーチュンと共に一足早く現地入りして製作準備を進めていたウォー監督は、超保守派の旧世代と進歩派の新世代が衝突するさまを目の当たりにしたという。仕事と祈りと睡眠以外の変化を一切望まず伝統的な生活様式を頑なに守らんとする旧世代に対して、自由で近代的で文化的な西洋的価値観を望む新世代。その対立構造がカヒルを通して本作のストーリーにも反映され、観客が中東の在り方を考えるうえで重要な材料の一つとなっている。 すっかりファミリー向けアニメとブロックバスター映画に市場を占拠されてしまった昨今、かつて毎週末映画館で楽しむことの出来た「大人向けアクション映画」の復権を望むリック・ローマン・ウォー監督と、志を同じにするというジェラルド・バトラー。この『カンダハル 突破せよ』は、そんな2人がタッグを組んだ現時点で最良のお手本と言えよう。’26年の年明けには『グリーンランド-地球最後の2日間-』の続編『Greenland 2: Migration』(‘26・日本公開未定)が公開される予定で、今後は『エンド・オブ~』シリーズの第4弾『Night Has Fallen』(スケジュール未定)の企画も控えている。ウォー監督&バトラーの名コンビからますます目が離せなくなりそうだ。■ 『カンダハル 突破せよ』© 2022 COLLEAH PRODUCTIONS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
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COLUMN/コラム2025.10.17
快楽ではない、バイオレンスの“苦痛”―『ワイルドバンチ』
◾️監督サム・ペキンパー、最高傑作誕生の舞台裏 1960年代末、アメリカ映画は旧来の西部劇神話からの脱却を迫られていた。ベトナム戦争や公民権運動を経て、人々は単純な善悪を超える、現実的な暴力と道義の崩壊をスクリーンに求め始めていたのだ。映画監督サム・ペキンパーはその時代精神に感応し、『ワイルドバンチ』(1969)を「アメリカ神話の葬送曲」として構想した。それは暴力の本質と、その倫理的痛みを可視化する試みだったのだ。 作品の撮影はメキシコ・コアウィラ州とドゥランゴ州でおこなわれ、81日間に及ぶ過酷なロケとなった。撮影監督ルシアン・バラードのもと、ペキンパーは複数台のカメラを異なるフレームレートで同時に使用し、スローモーションとマルチアングル編集を組み合わせる革新的な手法を採用。編集担当であるルー・ロンバルドは現場から同行し、ペキンパーと一体となって構成を創り上げた。撮影素材は膨大で、初期編集版はランニングタイムが3時間45分に達したという。そこから半年をかけて1/3を削り、編集し終えたときにはインターミッションを含めて150分に収められ、ショットの構成数は3.642カットになった(これはそれまで撮られたカラー映画としては最多記録)。こうした削除と再構成を経て、『ワイルドバンチ』は沈黙と爆発、緊張と緩和を反復する独自のリズムが形成されたのだ。 とりわけ編集の特徴は、人物の記憶や心情を示すフラッシュバックをストレートカットで挿入した点にある。当時のワーナー上層部は時制の混乱を理由に反対したが、ペキンパーは譲らず、結果としてこの技法は後の映画編集に大きな影響を与えた。また音響にも徹底したこだわりを見せ、銃ごとに異なる発砲音を作り分け、権威ある映画テレビ技術者協会の音響効果賞を受賞している。音楽もジェリー・フィールディングが半年以上を費やして作曲し、重層的な暴力の叙事詩を完成させた。 しかし完成までの道のりは平坦なものではなかった。1969年5月の一般向けプレビューでは、観客の多くが暴力描写に衝撃を受け、賛否両論が噴出した。ペキンパーの意図は暴力を快楽ではなく痛みとして描くことにあったが、スタジオ側は「残酷すぎる」と判断し、先のフラッシュバックの件も含めて上映時間の短縮を求めた。制作責任者ケネス・ハイマンの擁護も空しく、経営交代で新任のテッド・アシュリーが着任すると、監督不在のままフィル・フェルドマンが約10分を削除。主にカットされたのは以下である。 【1】ワイルドバンチのリーダー、パイク・ビショップ(ウィリアム・ホールデン)の旧友ディーク・ソーントン(ロバート・ライアン)が、いかにして捕えられたかを描くフラッシュバック。 【2】パイクの恋人オーロラがどのように殺され、パイク自身が負傷するに至った経緯を示すフラッシュバック。 【3】パイクの部下クレージー・リー(ボー・ホプキンス)がフレディ・サイクス(エドモンド・オブライエン)の孫であり、パイクが冒頭の強盗で意図的に彼を見捨てたことを示す砂漠のシーン。 【4】マパッチ将軍(エミリオ・フェルナンデス)が電報を待つ間に、パンチョ・ヴィラの軍勢から襲撃を受けるシーン。 【5】アグアベルデでのパンチョ・ヴィラ襲撃後の余波を描くシークエンス。 【6】約1分間にわたる、エンジェルの村での祭りの場面。 いずれも“暴力の中の倫理”を語る重要な挿話であり、この改変は全米規模で実施され、上映地域によって異なる長さのプリントが混在するという混乱を招いた。ペキンパーはこれを「暴力に人間味を与える部分を切り捨てた裏切り」と激しく非難している。興行的には健闘したものの、監督の意図は損なわれ、作品は血と硝煙のバイオレンスとして受け取られた。彼が本来描こうとしたのは、暴力を見つめる者たちの沈黙をとおし、時代の終焉を哀惜するものだったのである。 興味深いのは、この時点で削除された映像の多くが、ヨーロッパ配給用ネガとして保管されていたことだ。そこには列車強盗後にパイクが仲間を思い出すフラッシュバックや、村の子どもたちがバンチを真似る場面などが含まれていた。これらは後年の復元版で再び息を吹き返すことになるが、その萌芽はすでに撮影段階からペキンパーの構想に組み込まれていた。彼にとって『ワイルドバンチ』とは暴力を美化する映画ではなく、“崩壊する道義と失われゆく友情”を見つめるための作品だったのである。 ◾️バージョン変遷 ―上映・編集違いの実際 こうして『ワイルドバンチ』は公開以来、半世紀を経ても複数のバージョンが併存する稀有な作品となってしまった。その背景には先に挙げたように制作現場での編集方針の対立と検閲、商業的制約が複雑に絡み合っている。ペキンパーは脚本段階から「無法者たちの最期」と「裏切りと贖罪の物語」という二重構造を意図しており、編集は単なるテンポ調整ではなく、記憶と倫理を挿入する構築作業だった。 1969年3月に完成した試写版(約145分)は理想形に近かったが、アメリカ公開版では「テンポが遅い」「上映回数が減る」との理由で約135分に短縮された。削除されたのは、ペキンパーが「沈黙こそ最も雄弁」と称した場面群であり、結果として観客には壮絶な銃撃シーンの印象だけが強まった。 その削除作業は異例で、スタジオが各地の映写所に編集者を派遣し、現場で物理的にフィルムを切るという強引な方法が執られた。このため地域ごとに内容が異なるプリントが存在する事態となり、アメリカから“監督版”は失われた。長尺版はヨーロッパ市場にのみ残り、1970年代には名画座や大学上映を通じて“幻の完全版”として語り継がれた。 ●『ワイルドバンチ』は、1980年代のアメリカにおけるVHSやレーザーディスクなどのパッケージメディアでは、145分版の素材がマスターとして使用されていた。いっぽう日本では135分のアメリカ劇場公開バージョンが商品化されている。写真はその国内版レーザーディスク(筆者所有のもの)。当時、日本のファンの間では「カット版か」と敬遠されがちだったが、現在となっては削除シーンを比較・検証するうえで貴重な資料的価値をもつ。 時代を経て1980年代末、AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)とワーナー・ブラザースが過去作品の修復プロジェクトを開始し、その過程でオリジナルネガの一部とヨーロッパ版マスターが再発見された。編集者ルー・ロンバルドとフィルム保存専門家が中心となり、ペキンパーのノートや脚本を参照しながら再構成を実施。1995年に145分の「ディレクターズカット版」が正式に復元・再公開されたのだ。ここで戻されたのは先に挙げたシーンに加え、冒頭の村人たちが放つ無言の視線、列車強奪後のフラッシュバック、決戦前の沈黙の間、そしてエピローグの子どもが銃を拾う場面である。これらはどれも“暴力を見つめるまなざし”を補完する重要な要素であり、ペキンパーが意図した倫理的リズムを回復させたのだ。 復元したものは一時NC-17指定を受けたが、問題視されたのは暴力描写そのものではなく、“子どもの視点から暴力を映す倫理性”だった。最終的にR指定へ戻されたが、同じ映像でも時代の感覚や文脈によって評価が変わることを示す象徴的な出来事となった。 以後、このディレクターズカット版が標準となり、135分の短縮版は歴史的資料に位置づけられた。2006年のDVD「Two-Disc Special Edition」ではさらに音声と色調が修復され、ペキンパー本来の編集意図がより強化された。編集者ロンバルドは「ペキンパーは一瞬の沈黙に真実を置いた」と語り、復元の本質が単なる長尺化ではなく、映画の呼吸の回復にあることを示したのだ。 ◾️ディレクターズカット版の意義と受容 『ワイルドバンチ ディレクターズカット版』の成立は映画史における、作家の権利回復を象徴する事件だった。ペキンパーが生前に完全な形での再上映を実現できなかったことを考えると、これは彼の死後に成し遂げられた和解でもある。このレストアによってオーディエンスは、初めて彼が意図した「暴力を見つめる沈黙」と「崩壊する友情の哀切」に、正面から向き合うことができるようになったのだ。 このディレクターズカット版の意義は、二つの側面から論じられる。第一に、映画そのものの構造的回復だ。削除されていたフラッシュバックや沈黙のカットが戻ることで、物語は単なるガンマンの最期から、裏切りと赦しの連鎖を描く悲劇へと変容する。特にパイクとデイクの過去を示す短い回想は、暴力に至る彼らの疲弊を浮き彫りにし、決戦の瞬間を暴力の快楽から、道義的な選択へと転化させている。この編集の復権によって、映画全体がペキンパー本来のリズムと思想を取り戻したのだ。 そして第二には、映画史的な意義だ。1990年代のレストアは、マーティン・スコセッシやロバート・ハリス、フランシス・フォード・コッポラらによるフィルム保存運動の流れの中で実現した。ペキンパーの名誉回復は、監督のヴィジョンを尊重するという新たな産業倫理をうながした。ワーナーはこの作品以降、スタジオによる再編集を避け、ディレクターズ・カットを尊重する方向へと転換する。つまり『ワイルドバンチ』は、ハリウッドにおける“作家主義の制度化”を後押しした記念碑でもあるのだ。■ 『ワイルドバンチ【ディレクターズカット版】』© 1969 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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COLUMN/コラム2025.10.15
観客を“タイムトラベル”に誘う…。『ある日どこかで』のはじまり、そして名作として花開くまで
1972年。劇作家志望の大学生リチャード・コリアは、初公演の打上げで、多くの人々に囲まれ、称賛を受けていた。 そんな彼を、品のある老女がじっと見つめていた。彼女はリチャードに近づくと、一言。 「私のところに、帰ってきて」 見も知らぬ老女の言葉に、リチャードはただただ驚く。老女は彼の手に、懐中時計を握らせ、そのまま去っていった…。 1980年。劇作家として成功を収めたリチャードだったが、スランプで書けない状態に陥っていた。 気分転換にと、一人旅に出た彼は、ドライブの途中で見かけた、グランド・ホテルへの宿泊を決める。そして時間潰しのために寄った、ホテルの資料室で、1枚のポートレート写真に、心を鷲づかみにされる。 そこで微笑んでいる、若く美しい女性は、エリーズ・マッケナ。かつて一世を風靡した、舞台女優だった。 リチャードが彼女のことを調べると、実は8年前に出会った老女と、同一人物だとわかる。そして彼女は、リチャードに時計をプレゼントした夜に、この世を去っていた…。 ***** 本作『ある日どこかで』(1980)の原作・脚本を手掛けたのは、リチャード・マシスン(1926~2013)。小説家としては、1950年24歳の時にデビューし、現在までに3度映画化された「アイ・アム・レジェンド」(54)や、「縮みゆく人間」(57)「奇蹟の輝き」(78)など、SFホラーやファンタジーの名作をものしている。更にはウエスタンやノンフィクションまで、長年に渡ってジャンルを横断する活躍を見せた。 脚本家としても、TVシリーズの「トワイライト・ゾーン」(1959~64)、エドガー・アラン・ポー原作の映画化作品『アッシャー家の惨劇』(1960)『恐怖の振子』(1961)などをはじめ、数多くの映画、TVドラマを手掛けている。 マシスンは、モダンホラー小説の巨匠スティーヴン・キングが、「私がいまここにいるのはマシスンのおかげだ」と語るような、偉大な存在であった。 小説「ある日どこかで」執筆のきっかけは、マシスンが妻子との旅行中、ネバダ州のパイパー・オペラハウスに立ち寄った時に、初期アメリカ演劇に関する資料が展示してあったことだった。そこで彼は、モード・アダムス(1872〜1953)という名の、美しい女性のポートレートに、いたく興味を惹かれたのだ。彼女は、「小牧師」「ピーター・パン」などの作品に出演し、19世紀末から20世紀前半に掛けて高く評価された、舞台女優だった…。 ***** ポートレートの彼女=エリーズ・マッケナに会いたいという思いに取り憑かれたリチャードは、タイムトラベルの方法を探る。そして、“時間旅行”を研究する哲学者の教えを受ける。 自分がその時代に居る、その時代の人間であるという暗示を執拗に行ったリチャードは、遂に時空を越えることに成功。ポートレートが撮影された68年前=1912年のグランド・ホテルへと、辿り着く。 そこで初めて顔を合わせたエリーズは、リチャードにいきなり尋ねる。「あなたなの?」 彼女は彼の正体など知る由もなかったが、運命の男性が現れることを予感し、待っていたのだ。 しかし、惹かれ合う2人の前に、女優エリーズを育てたマネージャーの、ロビンソンが立ちはだかる…。 ***** 先に記した通り、エリーズ・マッケナのモデルになったのは、舞台女優モード・アダムス。本作ではクリストファー・プラマーが演じる、ロビンソンのモデルも、実在する。モード・アダムスをスターに押し上げた、彼女のマネージャー、チャールズ・フローマンである。 さてマシスンが書き下ろした原作小説は、シェークスピアの一文から引用した、「BID TIME RETURN」というタイトルで、75年にアメリカで出版。翌76年には、「世界幻想文学大賞」長篇部門受賞に至る。 映画化に乗り出したのは、プロデューサーのスティーヴン・ドイッチェ。彼は監督を、『ジョーズ2』(78)をヒットさせたヤノット・シュワルツに依頼した。シュワルツはかつて、マシスンが原作・脚本を担当したTVシリーズの演出を手掛けたことがあり、マシスンが推したと言われている。 映画化に当たっては、タイトルをより平明な、「SOMEWHERE IN TIME」に変更。ストーリーラインは、大筋では変わらないが、原作では主人公のリチャード・コリアが、TVドラマの脚本家だったのを、劇作家へと変更。またリチャードは、脳腫瘍のため余命幾ばくもないという設定があったのを、すっぱりとカットした。 物語の舞台となる年代は、原作では1971年と1896年だったのを、現在と過去のリンクをスムースに行うため、1980年と1912年に変更。また主人公と関わる登場人物も、足し引きされている。 リチャードは、タイムマシンなどを使わず、催眠や自己暗示によって時代を遡ろうとするのだが、そのやり方を教える哲学者は、原作には登場しない。このタイムトラベルの方法は、SF作家ジャック・フィニィの「ふりだしに戻る」(70)から戴いたものだが、フィニィは、マシスンが最も敬愛する書き手の1人。そのため本作では、リチャードが教えを乞う哲学者の名を、フィニィとしている。 原作小説に登場するホテルも、実在のものだったが、その近所は開発が進み、1912年のシーンを撮影するには、そぐわない状況だった。そこでドイッチェとシュワルツは、ロケ地をリサーチ。白羽の矢を立てたのが、ミシガン州のリゾート地に立つ、グランド・ホテルだった。 こちらは湖と湖の水路を結ぶ小さな島に、19世紀にオープン。この島では自動車の使用が一切禁止されていたため、道路や自然環境がその頃のまま残されていたのが、本作の撮影地として、最適だった。 ***** ロビンソンの執拗な妨害も乗り越えて、リチャードとエリーズは遂に結ばれる。幸せいっぱいの2人だったが、リチャードのちょっとした不注意から、不慮の別れが訪れる。 時空を超えた運命の恋人たちは、このまま永遠に引き裂かれてしまうのか? ***** クリストファー・リーヴは、『スーパーマン』(78)のヒーロー役でスターダムにのし上がったばかりの頃。彼のエージェントは、本作出演のオファーを受けた際、失笑を禁じ得なかったという。 無理もない。総製作費500万㌦の小品として、支払えるギャラは限られている。 エージェントに渡した脚本が、リーヴの元に届くことはないと、プロデューサーのドイッチは判断。リーヴの泊まるホテルを直接訪ねて、脚本を本人に手渡すという、掟破りの挙に出た。 この賭けは見事に当たった。翌日ドイッチの元に、リーヴからリチャード役での出演を受けるという電話が入ったのである。 リーヴ同様、やはり脚本に魅せられて、エリーズ役を快諾したジェーン・シーモア。彼女は監督のシュワルツに、音楽の担当は是非ジョン・バリーにして欲しいと懇願した。 しかしバリーは、『007』シリーズで広く知られ、『野生のエルザ』(66)『冬のライオン』(68)でアカデミー賞を受賞した、“大御所”的存在。とても、雇える予算はない。 しかし諦めきれなかったシーモアは、旧知の間柄だったバリーに直談判でストーリーを説明。結果的に、「言い値」で引き受けてもらえることになったのである。 さて本作に於いて、小説を映画化するに当たっての変更点を、先に列挙したが、もう一つ大きな変更が行われたのが、“音楽”に関してであった。原作のリチャードは、グスタフ・マーラーをこよなく愛する青年であり、当初は本作でも、マーラーの「交響曲第9番ニ長調」をメインに使用する予定だった。 ところがマーラーだと、壮麗すぎて、小品の本作にはハマらないことが判明。そこでバリーの提案によって、ラフマニノフの「パガニーニのラプソディ」が使用されることになった。 この変更も効果的だったが、本作でのバリーの最大の貢献は、彼自身が作曲した、美しくも哀しい、メインスコアである。映画の世界観を決定づけたこの楽曲は、バリーが最愛の父と母を続けて亡くした直後に作られたもの。“喪失感”から癒えないままの作曲により、本作の作品世界を決定づける楽曲が生み出されたのである。 本作がアメリカで公開されたのは、1980年の10月。配給元ユニヴァーサルの、低予算の小品である本作に対する期待値は、ほとんど「ゼロ」に近かった。折しも俳優組合のストライキなども重なって、リーヴとシーモアによる宣伝キャンペーンさえ行われなかった。結果的に全米の興行収入は、970万㌦に止まる。 日本公開は、翌81年の1月。筆者はメインの公開館だった有楽町の丸の内松竹で鑑賞したが、公開初日の土曜日なのに、客席が淋しかったことを記憶している。実際に2週間足らずで、上映は打ち切られている。 このまま消え去ってしまっても、おかしくない存在だった『ある日どこかで』。しかしアメリカでは、ケーブルテレビでの放送やレンタルビデオによって、徐々に「隠れた名作」として、カルト化していく。 日本では、だいぶ趣は違うものの、同じく“タイムトラベルもの”の『タイム・アフター・タイム』(79)などと名画座で併映されることが多かった。そうした場から、ファンが増えていったような感触がある。 そしてアメリカでは、1990年に熱い作品愛を持った者たちが集うファンクラブが、スタート!公式ホームページなどを通じて、世界的な規模にまで膨らんでいく。 映画の公開月となる10月になると毎年、物語の舞台となったミシガン州のグランド・ホテルには、世界中からファンが集結。映画の上映会が催される。今年は公開から45年、原作が発表されてからちょうど50年という節目もあって、例年以上の盛り上がりを見せているという話も聞く。 そもそも良き映画、名作と謳われる作品は、観客にとって、それを観た時の状況などと相まって、強く印象に残ることが多い。つまり当時の自分へと、“タイムトラベル”をさせてくれる装置として働くわけである『ある日どこかで』初公開時、高校生だった私は、当時片想いしていた女の子が、クリストファー・リーヴのファンだった。彼女に懇願されて、ガラガラの映画館へと赴いたわけだが、本作を観る度に、その当時の甘酸っぱい想い出が、甦る。 本作に於いては、主演の美男美女コンビ、クリストファー・リーヴも、ジェーン・シーモアも、30歳手前の、まさに盛りの時期である。リーヴは後年、不幸な落馬事故で半身不随になってしまったことなども考えると、最も「美しい」頃が閉じ込められた“タイムカプセル”のようなこの作品への愛おしさが、一層強まる。 時節柄“ルッキズム”などと誹られるかも知れないが、映画による“タイムトラベル”の中でも本作『ある日どこかで』は、極上の旅に誘ってくれる1本なのである。■ 『ある日どこかで』© 1980 UNIVERSAL CITY STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED