ホーリー・モーターズ(レオス・カラックス 2012年 フランス/ドイツ)
富豪、物乞い、殺人者…11の人生を演じる男が誘う寓話の世界。鬼才レオス・カラックス13年ぶりの異色作
真夜中にホテルの部屋で目を覚ましたレオス・カラックスは、部屋の壁に隠し扉を見つける。扉の先には顔のない観客たちであふれた映画館があった。そして早朝、富豪の銀行家オスカーが家族に見送られながら、セリーヌという女性が運転するリムジンカーで出勤する。オスカーは車内で老婆に変装し、橋のたもとで物乞いを始める。その後もオスカーは車内で新たな人物に変装して、別の場所で11人の人生をそれぞれ演じる。
『ポンヌフの恋人』のレオス・カラックス監督が13年ぶりに手がけた長編映画。カラックス作品の常連ドニ・ラヴァンに主人公を託し、人生の暗喩や寓話に満ちた幻想的なストーリーを独特の映像美で織りなします。
■出演
ドニ・ラヴァン、エディット・スコブ、エヴァ・メンデス、カイリー・ミノーグほか
「ホーリー・モーターズ」(C) 2011 Pierre Grise Productions-Arte France Cinéma-Pandora Film-Theo Films-WDR/Arte
■出演
ドニ・ラヴァン、エディット・スコブ、エヴァ・メンデス、カイリー・ミノーグほか
「ホーリー・モーターズ」(C) 2011 Pierre Grise Productions-Arte France Cinéma-Pandora Film-Theo Films-WDR/Arte