嫉妬が高まり狂気へ…ヘルツォーク&クラウス・キンスキーコンビが19世紀の戯曲を映画化『ヴォイツェク』

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嫉妬が高まり狂気へ…ヘルツォーク&クラウス・キンスキーコンビが19世紀の戯曲を映画化『ヴォイツェク』

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  1. ヴォイツェク(ヴェルナー・ヘルツォーク 西ドイツ 1979年)

ヴォイツェク(ヴェルナー・ヘルツォーク 西ドイツ 1979年)

19世紀半ば。ドイツの田舎町で駐屯生活を送る下級兵士ヴォイツェクは、上官から厳しくシゴかれ、医者からは人体実験の被験者として利用されていた。そんな彼にとって唯一の心の安らぎは愛人マリー。故郷に妻子がありながら、彼女との間に子供ももうけていたのだ。しかしある日、マリーは彼の知らないところでハンサムな鼓手長と浮気してしまう。そのことに気づいたヴォイツェクは嫉妬を募らせ、心身に異常をきたしていく。

夭折した天才劇作家ビューヒナーの実話を基にした未完の戯曲を、ヴェルナー・ヘルツォーク監督が盟友クラウス・キンスキーと組んで映画化。主人公の愛人役エヴァ・マッテスがカンヌ国際映画祭助演女優賞を受賞。

■出演
クラウス・キンスキー、エヴァ・マッテス、ヴォルフガング・ライヒマン、ヴィリー・ゼンメルロッゲほか

© Werner Herzog Film

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