落穂拾い(アニエス・ヴァルダ 2000年 フランス)
女性監督アニエス・ヴァルダが“落穂拾い”を探す旅に──豊かな現代社会の実態を映すドキュメンタリー
“ヌーベルヴァーグの祖母”アニエス・ヴァルダ監督が、ミレーの名画「落穂拾い」に着想を得て綴ったドキュメンタリー。“現代の落穂拾い”が見られる豊かな飽食社会の実態を、ユーモア交じりに浮き彫りとする。
パリのカフェで時間を過ごしていたアニエス・ヴァルダ監督は、取り引きが終わった市場の道や段ボールに残された食べ物を拾う人々を見かける。その姿からヴァルダは、収穫後の田畑に落ちた穀物の穂を拾い集める人々を描いたミレーの「落穂拾い」を思い出す。そこでヴァルダは“現代の落穂拾い”を見つけるため、ハンディカメラを手にフランス各地へ足を運ぶ。そして、物を拾う人々の姿を通じて、豊かな現代社会の実態を映す。
「落穂拾い」(C) 2000 ciné-tamaris
パリのカフェで時間を過ごしていたアニエス・ヴァルダ監督は、取り引きが終わった市場の道や段ボールに残された食べ物を拾う人々を見かける。その姿からヴァルダは、収穫後の田畑に落ちた穀物の穂を拾い集める人々を描いたミレーの「落穂拾い」を思い出す。そこでヴァルダは“現代の落穂拾い”を見つけるため、ハンディカメラを手にフランス各地へ足を運ぶ。そして、物を拾う人々の姿を通じて、豊かな現代社会の実態を映す。
「落穂拾い」(C) 2000 ciné-tamaris