何故、妻は夫を軽蔑したのか…。ゴダールがブリジット・バルドーを迎え、カプリ島の絶景とともに描いた傑作「軽蔑」

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何故、妻は夫を軽蔑したのか…。ゴダールがブリジット・バルドーを迎え、カプリ島の絶景とともに描いた傑作「軽蔑」

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  1. 軽蔑(ジャン=リュック・ゴダール フランス/イタリア 1963年)

軽蔑(ジャン=リュック・ゴダール フランス/イタリア 1963年)

新作映画『オデュッセイア』の脚本家ポールは、プロデューサーのプロコシュにスタジオへ呼ばれ、もっと一般受けする内容に脚本を書き直すよう頼まれる。その後、女優の妻カミーユも合流し、カミーユに惹かれたプロコシュが2人を自宅へ招待する。ポールだけが別の車で後から遅れて到着すると、なぜかカミーユが不機嫌になっていた。ポールとカミーユは撮影現場のカプリ島に招かれるが、2人の間にはずっと冷たい空気が流れ続ける。

ジャン=リュック・ゴダール監督が初期に手がけた傑作メロドラマ。芸術と商業の間に挟まれ、妻との関係にも苦悩する脚本家の姿に自らを投影する一方、ブリジット・バルドーの美しい姿態を鮮やかに刻み込んでいる。

■出演
ミシェル・ピッコリ、ブリジット・バルドー、ジャック・パランス、フリッツ・ラングほか

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