中立国スイスで恋に落ちた男女は敵対する組織のスパイ同士だった―ゴダールとアンナ・カリーナの初コンビ作「小さな兵隊」

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中立国スイスで恋に落ちた男女は敵対する組織のスパイ同士だった―ゴダールとアンナ・カリーナの初コンビ作「小さな兵隊」

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  1. 小さな兵隊(ジャン=リュック・ゴダール フランス 1963年)

小さな兵隊(ジャン=リュック・ゴダール フランス 1963年)

アルジェリアがフランスからの独立を目指して戦っていた時代。各国のスパイが暗躍する中立国のスイスで、秘密軍事組織OASに所属するカメラマンのブリュノは、デンマークから来たヴェロニカと恋に落ちる。そんな中、アルジェリア民族解放戦線の重要人物であるジャーナリストの暗殺を強要されるが、任務をためらったため二重スパイを疑われてしまう。ブリュノはヴェロニカとの海外逃亡を決意するが、彼女は敵対組織の一員だった。
ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』に次ぐ長編第2作。アルジェリア戦争を題材にしたためフランス国内で2年間公開禁止となった。後にゴダールと結婚する女優アンナ・カリーナの初主演作でもある。

■出演
アンナ・カリーナ、ミシェル・シュボール、アンリ=ジャック・ユエほか

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