連帯していたはずの女性2人の絆に戦争が暗い影を落とす…時代がもたらす残酷な宿命を描いたドラマ『ふたりの女、ひとつの宿命』

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 連帯していたはずの女性2人の絆に戦争が暗い影を落とす…時代がもたらす残酷な宿命を描いたドラマ『ふたりの女、ひとつの宿命』

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  1. ふたりの女、ひとつの宿命 (メーサーロシュ・マールタ ハンガリー/フランス 1980年) 

ふたりの女、ひとつの宿命 (メーサーロシュ・マールタ ハンガリー/フランス 1980年) 

ナチス政権が力を強めていた1936年。ユダヤ人のイレーンは裕福な女性スィルヴィアと出会い、たちまち仲良くなる。ある日、スィルヴィアに招かれて邸宅を訪ねたイレーンは驚きの相談を受ける。不妊に悩む自分に代わって夫アーコシュと子供を産んでほしいというのだ。最初は嫌がるイレーンだったが頼みを聞き入れ妊娠し、無事に出産する。一方、富豪の妻の存在が重荷になっていたアーコシュは庶民のイレーンに惹かれていく。

国際派女優イザベル・ユペールがキャリア初期の重要な映画として挙げる一作。現代劇を手がけていたメーサーロシュ・マールタ監督が戦乱の時代を舞台とし、押し寄せる歴史の荒波を女性たちの苦難と絶妙に絡めている。

■出演
イザベル・ユペール、モノリ・リリ、ヤン・ノヴィツキ、ペルツェル・ズィタほか

(C) National Film Institute Hungary - Film Archive

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