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PROGRAM/放送作品
(吹)ゴッドファーザーPART III 【デジタル・リストア版】
孤高のドンの苦悩に、荘厳な終幕が訪れる…アル・パチーノ主演の大河ドラマ・シリーズ第3弾
巨大な権力と財産を手にしたドン・マイケル・コルレオーネの晩年を、次世代のファミリーを絡めて描いたシリーズ最終章。マイケルの娘メアリーに扮するのは、フランシス・フォード・コッポラ監督の実の娘ソフィア。
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COLUMN/コラム2015.03.04
【未DVD化・ネタバレ】滅多に観られない1970年代のよく出来たシチュエーションコメディ〜『ニューヨーク一獲千金』
1970年代に一斉を風靡した、『ゴッドファーザー』(1972年)『ゴッドファーザー PART II』(1974年)のジェームズ・カーンと、『ロング・グッドバイ』(1973年)のエリオット・グールドの主演作だ。監督は、本作ののちにベット・ミドラー主演の『ローズ』(1979年)、ヘンリー・フォンダ&キャサリン・ヘプバーン主演の『黄昏』(1981年)、ベット・ミドラー&ジェームズ・カーン主演の『フォー・ザ・ボーイズ』(1991年)を撮る名匠マーク・ライデルだ。 サウンドトラックがすばらしい出来で、『ロッキー』のタイア・シャイアの旦那さん、デヴィッド・シャイアが担当。撮影監督はアメリカン・ニューシネマを代表するカメラマン、『イージー・ライダー』(1969年)や『ペーパー・ムーン』(1973年)や『未知との遭遇』(1977年)のラズロ・コヴァクスだ。脚本がよく練られていて、『マホガニー物語』(1975年)のジョン・バイラムと、『フリービーとビーン/大乱戦』(1974年)のロバート・カウフマンだ。 主人公は2人の売れないヴォードヴィリアン、ハリー(ジェームズ・カーン)とウォルター(エリオット・グールド)で、1892年、マサチューセッツ州のコンコード刑務所に2人が護送されてきた。そこで、金庫破りの名人アダム・ワース(マイクル・ケイン)の奴隷同然の召使いにさせられる。ワースは豪華な特別室におさまり、刑務所長、看守を顎で使っている。彼は腹心のチャトワースが持って来たマサチューセッツ州ローウェルの銀行になる金庫の青写真をカーテンの裏に貼って研究を始める。 その頃ニューヨークの左系新聞の記者リサ・チェストナット(ダイアン・キートン)が刑務所の取材に訪れた。ハリーはこっそり青写真をリサの助手のカメラで撮ったのだが、マグネシウムの火がカーテンに引火して銀行の見取り図の青写真は燃えてしまった。怒ったワースは看守に命じて2人を石材場の重労働に追いやる。ハリーがその石切場からニトログリセリンを持ち出し、2人は刑務所の門を破って逃走する。 ニューヨークに着き、その新聞社で青写真を撮ったネガを入手。だが、出所してきた強盗のプロ、ワースに見つかって見取り図は取り上げられる。 現像した写真を前に、リサはワースに対抗して金庫破りをすることになる。ただし金は社会正義のために使うことを提案する。その計画にスタッフも賛成し、一同はローウェルに向かって、銀行の上の部屋からトンネルを掘り始める。ところが隣の部屋へ銀行の頭取ルーファス・クリスプ(チャールズ・ダーニング)が女を連れこんでいた。頭取がいてはトンネルが掘れないので、リサは頭取に巧みに近寄り翌日の夜、2人でオペレッタを見に行く。そのオペレッタの主演がワースの恋人グロリア・フォンテーン(レスリー・アン・ウォーレン)なのに気が付いたリサが楽屋を探ると、やはりワース一味がいた。 彼らは劇場の地下室から銀行までトンネルを掘り、次の日のショーが終ったら金庫破りを決行する計画だと判明する。 リサたちは何とか先手を打って、劇場に忍びこみ、ショーの途中に金庫を開けようとする。だが、なかなか金庫は開かず、ショーは終りそうになる。ヴォードヴィリアンのハリーとウォルターが衣裳をつけて舞台に加わる。オペレッタは、めちゃくちゃになるがそれまで退屈であくびを噛み殺していた観客に大いに受ける。 見事に大金を盗み出したリサ、ハリー、ウォルターらはニューヨークに戻った。そこで彼らと再会したワースは、いさぎよく敗北を認めるのだった。 コーエン兄弟の監督作品『オー!ブラザー』にも通じる、すこぶる軽快な強奪ものである。銀行強盗をゲーム感覚で描いた犯罪アクションで、キャストの顔ぶれだけでもおもしろさは約束されている。何よりも楽しいのは、『探偵<スルース>』(1972年)のマイクル・ケイン、『狼たちの午後』(1975年)のチャールズ・ダーニング、『アニー・ホール』(1977年)のダイアン・キートン、『チューズ・ミー』(1982年)のレスリー・アン・ウォーレン、『イナゴの日』(1975年)のデニス・デューガン、『ロッキー』(1976年)のバート・ヤングら、1970年代を彩った「名脇役たち」が多数出演していること。ソニー・コルレオーネでトップ俳優となった能天気なジェームズ・カーンが、若かりし頃のダイアン・キートンに手助けされるというお楽しみもある。 ある意味で、サクセスストーリーだと解釈できる。そのギャグが緻密に計算されてシチュエーションコメディなので、何回観ても飽きないのだ。 本作は1988年ぐらいにビデオソフトになったが、シネマスコープサイズの作品をTVサイズにトリミングしたため、大団円の最高におもしろいシーンが左端で起こっていてカットされるという憂き目にあっている。その意味で、今回の放送はもしかしたら、これがマトモなかたちで観られる最後かもしれず、1970年代のコメディ映画ファンにとって、これほど喜ばしいものはない。■ © 1976, renewed 2004 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
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PROGRAM/放送作品
(吹)ゴッドファーザーPART II【デジタル・リストア版】
[PG12]偉大なる父との対比で浮かび上がる、若きドンの苦悩と孤独…傑作大河ドラマ・シリーズ第2弾
一大マフィア帝国を築いた初代ドンの若き日と、様変わりした時代の中で孤独を深める2代目ドンの苦悩を壮大な年代記として絡め、シリーズ前作に続きアカデミー作品賞に輝く快挙を達成。作品賞の他にも5部門を受賞。
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COLUMN/コラム2013.04.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年5月】飯森盛良
朝の情報番組の若手女性Pが、視聴率アップのため伝説のニュースキャスター、マイク・ポメロイを司会に起用するが、自意識過剰でワイドショーをバカにしてる彼は「俺を誰だと思ってやがる!俺はなぁ、ピューリッツァー賞も獲った、あの天下のマイク・ポメロイだぞ!俺様ほどのジャーナリストに、こんな下らん番組やらせる気か!」と、ヤル気ゼロ。さぁPどうする!? という、業界お仕事女子の大ピンチ→クビ寸前からの大逆転を描く、痛快サクセス・ストーリー。個人的にいちばん好きなタイプの映画だわコレ。 で、Myお目当ては、個人的にいちばん好きなタイプの女優、MY NAME IS TANINOのレイチェル・マクアダムスだが、マイク・ポメロイ役のハリソン・フォードも素晴らしい。「俺を誰だと思ってやがる!俺はなぁ、インディの、ハンソロの、あの天下のハリソン・フォードだぞ!俺様ほどのスターに、こんな小娘が主役の映画で脇役やらせる気か!」という顔つきでマイク・ポメロイ役を好演してて、あまりのリアリズムに、見ていて若干ヒヤヒヤしちゃいます。 これぞ、ある意味究極の“メソッド演技”!このハリソン翁の頑張りのおかげで、クライマックスの、粋で素敵で気が利いてる、「こういう終わり方するから、俺はアメリカ映画が大大大大大っ好きなんだよ!」な展開が、最大の効果を発揮するのです。ほんと、いちばん好きなタイプの映画だわ! Copyright © 2013 PARAMOUNT PICTURES All Rights Reserved
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PROGRAM/放送作品
(吹)ゴッドファーザー 【デジタル・リストア版】
非情なマフィアの世界とファミリーの絆を重厚に描く、映画史に輝く傑作シリーズ第1弾
マリオ・プーゾのベストセラー小説を、フランシス・フォード・コッポラ監督が重厚かつ緻密な映像美によって映画化したシリーズ第1弾。アカデミー作品賞・主演男優賞(マーロン・ブランド/辞退)・脚色賞を受賞。
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PROGRAM/放送作品
(吹)ゴッドファーザーPART III【ゴールデン洋画劇場版】
孤高のドンの苦悩に、荘厳な終幕が訪れる…アル・パチーノ主演の大河ドラマ・シリーズ第3弾
巨大な権力と財産を手にしたドン・マイケル・コルレオーネの晩年を、次世代のファミリーを絡めて描いたシリーズ最終章。マイケルの娘メアリーに扮するのは、フランシス・フォード・コッポラ監督の実の娘ソフィア。
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PROGRAM/放送作品
(吹)ゴッドファーザーPART II 【水曜ロードショー版】
偉大なる父との対比で浮かび上がる、若きドンの苦悩と孤独…傑作大河ドラマ・シリーズ第2弾
一大マフィア帝国を築いた初代ドンの若き日と、様変わりした時代の中で孤独を深める2代目ドンの苦悩を壮大な年代記として絡め、シリーズ前作に続きアカデミー作品賞に輝く快挙を達成。作品賞の他にも5部門を受賞。
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PROGRAM/放送作品
最高の人生のつくり方
マイケル・ダグラス&ダイアン・キートンの競演で紡ぐ、笑顔になれるハートウォーミング・ラブストーリー
『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督が、成熟した大人たちの交流を心優しい目線で綴るラブロマンス。妻を亡くした偏屈男が頑なな心を少しずつ開いていく変化をマイケル・ダグラスが等身大に好演。
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PROGRAM/放送作品
ミスター・グッドバーを探して
[R15相当]大都会の片隅の酒場で、男と女が孤独を埋め合う─衝撃のラストが忘れられない社会派問題作
1970年代に社会現象となった“女性の自立”と“性の解放”に、『冷血』の社会派監督リチャード・ブルックスが一石を投じた問題作。孤独を埋めるため愛欲に溺れる女性をダイアン・キートンが体当たりで熱演。
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PROGRAM/放送作品
(吹)ミスター・グッドバーを探して
[R15相当]大都会の片隅の酒場で、男と女が孤独を埋め合う─衝撃のラストが忘れられない社会派問題作
1970年代に社会現象となった“女性の自立”と“性の解放”に、『冷血』の社会派監督リチャード・ブルックスが一石を投じた問題作。孤独を埋めるため愛欲に溺れる女性をダイアン・キートンが体当たりで熱演。