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PROGRAM/放送作品
最後の晩餐
[R15相当]食いまくってヤリまくって大往生!退廃と悪趣味の極み、最高にして最低なガストロノミー映画
食って食って食いまくり、女をとっかえひっかえヤリまくり、糞便と吐瀉物にまみれて死んでいく…男の夢をグロテスクに誇張して描いてみせた文明風刺作。マストロヤンニやノワレといった名優がこんな役よくぞ演じた!
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COLUMN/コラム2015.08.28
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2015年9月】おふとん
映像の魔術師フェリーニの代表作。女の美しさ、街の美しさ、そして退廃的な生活の美しさ…まさにローマを見てから死ね状態です!ナポリなんかに負けません。この映画観ずして、映画語るべからず。 ヨーロッパ映画好きも、そうでない人も人生で一度は観ておきたい『甘い生活』。絶対に損はさせません。 9月ザ・シネマでは【特集:夜明けのフェリーニ】をお届け。代表作『甘い生活』から『魂のジュリエッタ』『女の都』、さらに『崖』『オーケストラ・リハーサル』といったマニア作までたっぷりとフェリーニの魅力をお送りします。お見逃しなく! © Rizzoli 1960
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PROGRAM/放送作品
女の都
[R15相当]フェデリコ・フェリーニ×マルチェロ・マストロヤンニの名コンビが贈る摩訶不思議コメディ!
女好きの色男を演じさせたら右に出る者はいないマルチェロ・マストロヤンニ扮するインテリ男がまさにはまり役!ウーマン・リブの国際大集会の会場に迷いこんだ中年の男が体験する女たちとの出来事を描く。
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COLUMN/コラム2012.11.28
2012年12月のシネマ・ソムリエ
■12月1日『戦場のアリア』 戦況が泥沼化していた第一次世界大戦下、フランス北部の村。そこで対峙するドイツ軍と、フランス&スコットランド連合軍との間に起こった信じがたい実話の映画化。戦場にオペラ歌手の歌声が響き渡ったことをきっかけに、両軍の間でまさかの休戦協定が実現。一触即発の緊迫感と人間臭いユーモアとともに、その顛末が描かれる。澄んだ歌声とバグパイプの音色が、クリスマスを背景にした物語を荘厳に彩る。映画向けの脚色が施されているとはいえ、誠実な反戦メッセージが心に響く一作である。 ■12月8日『ドリーマーズ』
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PROGRAM/放送作品
モン・パリ
中年男が妊娠?『シェルブールの雨傘』の監督がカトリーヌ・ドヌーヴの魅力を引き出すラブコメディ
カトリーヌ・ドヌーヴが『シェルブールの雨傘』のジャック・ドゥミ監督&作曲家ミシェル・ルグランと組んだコメディ。当時交際していたマルチェロ・マストロヤンニと恋人役で競演し、息の合った恋模様を織りなす。
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COLUMN/コラム2012.11.28
2012年12月のシネマ・ソムリエ
■12月1日『戦場のアリア』 戦況が泥沼化していた第一次世界大戦下、フランス北部の村。そこで対峙するドイツ軍と、フランス&スコットランド連合軍との間に起こった信じがたい実話の映画化。戦場にオペラ歌手の歌声が響き渡ったことをきっかけに、両軍の間でまさかの休戦協定が実現。一触即発の緊迫感と人間臭いユーモアとともに、その顛末が描かれる。澄んだ歌声とバグパイプの音色が、クリスマスを背景にした物語を荘厳に彩る。映画向けの脚色が施されているとはいえ、誠実な反戦メッセージが心に響く一作である。 ■12月8日『ドリーマーズ』 5月革命に揺れるパリのシネマテークで、アメリカ人留学生の青年が双子の姉弟と出会う。映画が縁で意気投合した3人の関係は、危ういアバンチュールに発展していく。巨匠B・ベルトルッチが60年代カルチャーと映画の引用を詰め込んだ青春映画。若者たちが織りなす官能的で遊戯的な映像世界は、まさにはかなくも甘美な“夢”のよう。ベルトルッチがヒロインのイザベル役に抜擢したのは当時新人のエヴァ・グリーン。のちにボンドガールになった美人女優が、惜しげもなく豊麗な肢体を披露している。 ■12月15日『存在の耐えられない軽さ』 チェコ人作家ミラン・クンデラが、1968年の“プラハの春”を背景に紡いだ恋愛小説の映画化。監督は「ライトスタッフ」で名高いアメリカ人のフィリップ・カウフマン。 主人公トマシュは優秀な医師だが、奔放なまでに女好きの独身男。ヒロインのテレーザが、彼の“軽さ”と人生の“重み”を対比させるセリフが題名の意味を表している。3時間に迫らんとする長尺だが、男女の摩訶不思議な関係を掘り下げた物語には得も言われぬ魅惑が横溢。名手スヴェン・ニクヴィスト撮影の詩的な映像美も印象深い。 ■12月22日『ジンジャーとフレッド』 アメリアとピッポは、ハリウッド・ミュージカルの名コンビにあやかった芸名で人気を博した元有名人。30年前に引退した2人は、クリスマスのTV局で再会を果たす。作曲家ニーノ・ロータ亡き後の巨匠フェリーニが発表した晩年の一作。常連俳優M・マストヤンニと監督夫人J・マシーナは、意外にもこれが初めての共演作となった。TVのコマーシャリズムを痛烈に批判しつつ、猥雑なサーカスのようにショーの裏側を映像化。最大の見せ場は、主役2人が終盤に披露する哀歓豊かなダンスである。 ■12月29日『敬愛なるベートーヴェン』 近作「ソハの地下水道」も好評だったポーランドのA・ホランド監督の代表作のひとつ。聴覚障害を抱えた晩年のベートーヴェンと、彼を支えるひとりの女性の交流劇だ。1824年のウィーン。ベートーヴェンのもとに派遣されたアンナは、曲を譜面に書き起こすコピイスト。「第九」の歴史的な初演を間近に控えた2人の創作活動を描く。アンナは歴史上実在しない架空の女性だが、ベートーヴェンの伝記としても、痛切な師弟のドラマとしても見応え十分。中盤の「第九」演奏シーンは心震わす迫力だ。 『戦場のアリア』©2005 Nord-Ouest Production/Photos:Jean-Claude Lother 『ドリーマーズ』©2002 Miramax Film Corporation. All Rights Reserved Initial Entertainment Group 『存在の耐えられない軽さ』©1987 The Saul Zaentz Company. All Rights Reserved. 『ジンジャーとフレッド』© 1985 PEA Produzioni Europee Associate. 『敬愛なるベートーヴェン』© 2006 Film & Entertainment VIP Medienfonds 2 GmbH & Co. KG
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PROGRAM/放送作品
愛の彷徨
失意の女と彼女を愛す2人の男。三大名優が織り成す哀しい三角関係を彩るシチリアの風景が妙味
ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、ジャンカルロ・ジャンニーニの3大名優が三角関係を熱演。カバリエのアリアをBGMに3人で演じ上げるラストシーンは、えも言われぬ凄みがある。
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PROGRAM/放送作品
ジンジャーとフレッド
『8 1/2』のフェデリコ・フェリーニが30年ぶりに再会した芸人コンビの情感にあふれる姿を描く
監督・脚本は映像の魔術師フェリーニ。クリスマスのテレビ番組に出演するために30年ぶりに再会を果たした芸人コンビ“ジンジャーとフレッド”の姿を描いた情感あふれるフェリーニ後期の作品。
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PROGRAM/放送作品
インテルビスタ
映画愛そのものを映画として描いた巨匠フェリーニの大名作。代表作『甘い生活』のファンは必見
撮影班、出待ちの女優、大道具、取材陣…、撮影所の様子や映画制作の醍醐味、フェリーニの映画への愛がぎゅっと収められた映画。中でも『甘い生活』の二人が27年の時を越えて再会するシーンは見逃せない。