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PROGRAM/放送作品
ザ・ドライバー
プロの逃がし屋と刑事の“男の対決”が始まる!ハードボイルドな世界にシビれるカーアクション
男の映画の巨匠ウォルター・ヒル監督が、凄腕の逃がし屋と刑事との戦いを、夜のLAを舞台に無骨なカーアクションと共に活写。『ベイビー・ドライバー』『ドライヴ』など後の逃がし屋映画に多大な影響を与えている。
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COLUMN/コラム2013.10.01
「映画はファッションの教科書!」を3倍楽しむための必読ガイドその1
年に一度の映画界最大の式典といえばアカデミー賞授賞式。その年最高の映画が決まるとともに、その時を代表するセレブ達のトップが決まる授賞式でもある祭典でもある。そこで注目したいのは、そのときどきを刻む衣装。授賞式当日のセレブ達のきらびやかなドレスもそうだけど、最優秀衣装デザイン賞を受賞した作品は、有名デザイナーがデザインした衣装がズラリ。 たとえば、古くは1956年の『泥棒成金』は、『ローマの休日』などの衣装デザインを担当したハリウッド映画衣裳デザインの第一人者であったイデス・ヘッドが担当(彼女は衣装デザイン賞を8回も受賞している)。衣装をポイントにして映画を観ると、その時代のトレンドや、描かれた時代の再解釈、そしてデザイナーの本気が見えてくる。 忘れられないのが、1977年の大ヒット作『サタデー・ナイト・フィーバー』のような作品。この映画で出てきた衣装は70年代アメリカの若者達のトレンドが浮き彫りになったことでも知られる。これは当時の流行のメインではなく、サブカルチャーの中で流行ったものだけど、それが後にメインになり、そして廃れ、また近年のヒップホップシーンにおいて再解釈されていることを考えると、その影響力は計り知れないことがわかるだろう。 同様の作品としては2006年のノミネート作『ドリームガールズ』も60年代アメリカのR&B界のファッションシーンが映し出されているが、これまた流行は一巡して、今観ても新しい衣装に見えるから不思議。また、時代ものの映画はストーリーもさることながら、コスプレならではの華麗な衣装から観た方が、よほど親しみやすいというもの。 オリビア・ハッセー・ブームを巻き起こした1968年の受賞作『ロミオとジュリエット』なんて、衣装の魅力がジュリエットの可憐な美しさを引き立ててるし、2010年のノミネート作『英国王のスピーチ』も今ほどオープンではなかった戦前の英国王室の荘厳さを、宮殿や社交界のシーンで実感できる。 そういった中でも特筆すべきは、石岡瑛子にオスカーをもたらした1992年の『ドラキュラ』は必見作。以後の彼女が手がけた「ザ・セル」やこちらもアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた「白雪姫と鏡の女王」にも観られる、西洋のゴシック様式と日本の着物や甲冑からモチーフを得たデザインの原点ともいえる衣装の数々が目にできるのだから。 そして忘れてはならないのは、有名デザイナーたちによる衣装! 今年リメイク版が公開された1974年の受賞作『華麗なるギャツビー』は、ラルフ・ローレンが衣装デザインを担当。1920年代アメリカン上流社会を舞台にしたこの作品は、いかに上流社会の人々の優雅さを表現するかで、我々がよく知るラルフ・ローレンが貢献していたというだけで、興味がわくところ(ちなみにリメイク版はブルックス・ブラザーズとプラダが担当した)。 有名デザイナーが担当してオスカーを得た作品でいえば、当時既にファッション界のカリスマであったエマニュエル・ウンガロが担当した1980年の『グロリア』あたりもチェックを。 また、受賞こそ逃したが、元グッチ、イヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターで現代ファッション界を代表するトム・フォードが監督と衣装デザインを担当した2009年の『シングルマン』は、ファッション・デザイナーのセンスで描かれた映画だけに、おしゃれ好きの人のマスト・リスト。「これが衣装デザイン賞を逃すなんて、どうかしてるよアカデミー! だって、トム・フォードだよ?」と、授賞式当時は現地マスコミの間でもヤジが飛んだほど。彼が常に提案しているトラッドとセクシーの見事な融合を、一編の映像にまとめた希有な作品だ。映画に詳しくない人も、たくさんは観ていないという人も、衣装から観ると映画、そしてアカデミー賞が楽しく見えてくる。ちょっと視点を変えてみてはいかが?■ ■ ■【特集「映画はファッションの教科書!」を3倍楽しむための必読ガイド】は最終回「デザイナー編」へと続きます。次回の更新は10月16日を予定しております。最終回も、ファッションのプロである田口淑子さんに引き続き、映画とファッションの「深い関係」を解説していただきます。乞うご期待下さい!そして、10月特集「映画はファッションの教科書!」は10/17(木)-20(日) 【再放送】 10/28(月)-31(木)の日程で 下記11作品でお送りします! ドラキュラ(1992)ロミオとジュリエット(1968)陽のあたる場所英国王のスピーチグロリア(1980)華麗なるギャツビー(1974)ドリームガールズサタデー・ナイト・フィーバーラブソングができるまでシングルマン泥棒成金 ぜひ映画本編でも、数々のファッションをお楽しみ下さいませ!■
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PROGRAM/放送作品
(吹)ザ・ドライバー 【日曜洋画劇場版】
プロの逃がし屋が大迫力のカーチェイスを魅せる!スタイリッシュに織りなすハードボイルドアクション
高度な運転で夜のLAを疾走する逃がし屋と刑事の対決を、『48時間』など男臭いアクション映画を得意とするウォルター・ヒル監督がスタイリッシュに活写。イザベル・アジャーニがミステリアスな美女を好演。
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COLUMN/コラム2013.05.25
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2013年6月】招きネコ
自分を捨てて上流階級の男と結婚した女への愛のため、貧しい境遇からのしあがり、彼女の元に舞い戻った男。愛に一途に生きる主人公ギャツビーを演じるのは、当時絶大な人気を誇ったロバート・レッドフォード。上下真っ白なタキシードを着ておかしくない完璧な美しさです。彼が愛した女デイジー役はミア・ファロー。彼女は、「レッドフォード様が命を賭けるほど魅力的に見えない」と当時このキャスティングは非難囂々でしたが、その容姿は今見ると1920年代のクラシカルなファッションがピッタリで他に代え難い美しさにあふれています。そして全編のファッションを担当したのが、ラルフ・ローレン。スポーティなサマーセーター、シャツ、ビシッと決めたスーツ、そしてラグジュアリーなドレスまで、完璧な美しさ。舞台となる白亜の邸宅、田園風景、クラシックカー、もう画面の隅々まで美しさに満ちあふれた映画。ストーリーの甘美さと共に、日常の殺伐とした現実から逃避して夢にひたってみてください。今年6月、レオ様主演のリメイクが劇場公開されますが、前でも後でもぜひ見比べて見て欲しい美しすぎる映画です。 The Great Gatsby™ & Copyright © 2013 by Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
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PROGRAM/放送作品
モンスター(2003)
[R-15]「孤独な魂が求めた普通の幸せ」、実在の女性連続殺人犯をシャーリーズ・セロンが熱演
主人公のアイリーンは全米初の女性連続殺人犯としてアメリカを震撼させた実在の人物。シャーリーズ・セロンは、彼女を演じるにあたり体重を13kgも増やして迫真の演技を見せ、アカデミー賞を受賞。
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PROGRAM/放送作品
モンスター
[R-15]「孤独な魂が求めた普通の幸せ」、実在の女性連続殺人犯をシャーリーズ・セロンが熱演
主人公のアイリーンは全米初の女性連続殺人犯としてアメリカを震撼させた実在の人物。シャーリーズ・セロンは、彼女を演じるにあたり体重を13kg増やして迫真の演技を見せ、アカデミー賞(R)主演女優賞を受賞。
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PROGRAM/放送作品
ブラック・サンデー
『羊たちの沈黙』のトマス・ハリスの原作をドキュメンタリータッチで描くアクション・サスペンス
『羊たちの沈黙』の原作者トマス・ハリスのデビュー作を、『RONIN』のジョン・フランケンハイマー監督が映画化したアクション・サスペンス。テロの脅威を緊迫感たっぷりのドキュメンタリータッチで描く。
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PROGRAM/放送作品
華麗なるギャツビー(1974)
愛のためにすべてを捧げた男が紡ぐ、華麗なる世界。アメリカ文学の名作を豪華絢爛に映像化
ディカプリオ主演でも映画化された、米文学史に残る名作の、74年ロバート・レッドフォード主演版。アカデミー賞衣装デザイン賞を獲得した華麗なるラルフ・ローレンのコスチュームが見事!
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PROGRAM/放送作品
(吹)華麗なるギャツビー(1974)
愛のためにすべてを捧げた男が紡ぐ、華麗なる世界。アメリカ文学の名作を豪華絢爛に映像化
ディカプリオ主演でも映画化された、米文学史に残る名作の、74年ロバート・レッドフォード主演版。アカデミー賞衣装デザイン賞を獲得した華麗なるラルフ・ローレンのコスチュームが見事!
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PROGRAM/放送作品
大反撃【町山智浩撰】
町山智浩推薦。大戦末期、欧州の古城に駐留する米兵達の夢幻のような毎日に、独軍大反撃の秋(とき)迫る!
町山智浩セレクトのレア映画を町山解説付きでお届け。米兵達が戦時中に古城で過ごす夢うつつのような日々を、シドニー・ポラック監督が幻想的に描く不思議なムードの映画。だが終盤は一転、凄まじい暴力が爆発する!