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COLUMN/コラム2021.08.30
ワイルダー&レモン 黄金コンビの最高傑作『アパートの鍵貸します』
アメリカ映画史に燦然と輝く、名匠ビリー・ワイルダー。彼が1940年代、パラマウント・ピクチャーズを拠点としていた頃から、温めていた企画が2つあったという。50年に映画化を実現した、『サンセット大通り』と、本作『アパートの鍵貸します』(60)だ。 ワイルダーが『アパート…』の着想を得たのは、ノエル・カワードの原作・脚本を、デヴィッド・リーンが監督したイギリス映画『逢びき』(45)を観てのことだった。元祖“不倫映画”の名作と言われるこの作品では、お互い家庭を持つ男女が、逢瀬の場として、男の友人のアパートを利用しようとする。 ワイルダーはそこから、アパートを使われてしまった、友人の男性のことに思いを馳せた。帰宅して、恋人たちが帰ったばかりで、生温かいベッドへと潜り込む。自分には恋人もいないのに…。 しかし当時のアメリカ映画の基準だと、内容が些か「不道徳」に過ぎる。いずれ舞台劇にでもと考えて、この着想は、しばしワイルダーの脳内に寝かされることになる。 そしてやって来た50年代、ワイルダーは黄金時代を迎える。先に挙げた『サンセット大通り』を皮切りに、『地獄の英雄』(51)『第十七捕虜収容所』(53)『麗しのサブリナ』(54)『七年目の浮気』(55)『翼よ! あれが巴里の灯だ』(57)『昼下りの情事』(57)『情婦』(58)『お熱いのがお好き』(59)と、ほぼ1年に1本ペースで、新作を発表。社会派作品から、サスペンス、ラブストーリー、実話もの、そしてコメディまで、ジャンルは幅広く、しかもそのいずれもが、今日では「クラシック」として讃えられる作品ばかり。 1906年生まれ。50代中盤を迎えようとしていた頃のワイルダーは、まさに円熟期と言えた。 『お熱いのがお好き』(59)を撮り終えた後、ワイルダーは、『お熱い…』で初めて起用したジャック・レモンの主演で、もう1本撮りたいと考えた。そして、『昼下りの情事』以降コンビを組むようになった、脚本家のI.A.L.ダイアモンドと頭をひねっていると、件の不倫カップルにアパートを貸す男のことを思い起こした。 かつては、映画にするには「不道徳」と思われた内容だったが、60年代に入る頃には、検閲も緩和されていた。時を経て、製作できる状況になっていたのである。 主人公の役柄と状況は、ワイルダーが温めていた通りでイケる。ではストーリーは、どうするか? ヒントになったのは、1951年にハリウッドで起こった、スキャンダラスな事件だった。後に『エアポート』シリーズなどのプロデューサーとして活躍するが、当時は俳優のエージェントだったジェイニングス・ラングが、依頼主である女優のジョーン・ベネットと浮気。それを知った、ベネットの夫で著名なプロデューサーのウォルター・ウェンジャーが、ラングを銃で撃ったのである。 この時ラングは、部下のアパートを利用して浮気をしていた。ここから、映画の中の人間関係が決まった。大会社に勤める平社員が、上司にアパートを利用されるという構図だ。 このようにして話がまとまると、ワイルダーは、ジャック・レモン、プロデューサーのウォルター・ミリッシュ、製作会社のユナイテッド・アーティスツに提案。映画化の運びとなった。 *** ニューヨークの保険会社に勤めるバド(演:ジャック・レモン)は、4人の部長が愛人と密会するための場として、自分のアパートを提供していた。そして彼らの口添えで、昇進を手にする目前となった。 ところが、人事を握るシェルドレイクに呼び出され、そのカラクリがバレてしまう。ピンチと思いきや、シェルドレイクも、バドのアパートを使いたいという。それと引き換えに、遂にバドは課長補佐へと昇進する。 出世したバドは、以前から思いを寄せていたエレベーター係のフラン(演:シャーリー・マクレーン)にモーションをかける。しかし彼女こそが、シェルドレイクの密会の相手であった。 クリスマス・イブ、それに気付いてやけ酒を煽ったバドがアパートへと帰ると、睡眠薬で自殺を図ったフランが、倒れていた。シェルドレイクが、一向に妻と別れようとしない上に、今までに数多の女性と関係を持っていたことを知って、絶望してしまったのだ。 隣室の医師の助けで、バドはフランの命を救い、懸命に介抱する。そしてシェルドレイクに、フランは自分が引き受けると、宣言することを決意するが…。 *** 先に言及した通り、ジャック・レモンありきで、ワイルダーは本作の企画を進めた。レモンのことは、そのキャリアのはじめの頃から注目しており、『ミスタア・ロバーツ』(55)で彼がアカデミー賞助演男優賞を得た演技に関しては、「腹の皮がよじれるほど滑稽だった」などと評している。 念願叶って、『お熱いのがお好き』(59)に起用。この作品でレモンは、マフィアによる虐殺事件を目撃してしまったため、女装して逃避行する楽団員を演じた。それ以降レモンは、ワイルダーのお気に入り俳優No.1となり、2人のコンビ作は、トータルで7本にも及んだ。「彼のやることには何事によらず才能のきらめきが見られた」というワイルダー。例えば午前9時に撮影開始なら、8時15分にはスタジオ入りするような、レモンの振舞いも、高く評価した。 レモンはよく、ワイルダーのオフィスに「ねえ、すばらしいアイディアがあるんだ」と訪ねてきた。そしてしばらく話をした後、ワイルダーがからかうような目つきを返すと、「…わたしも気に入ってたわけじゃないんだ」と言って帰っていったという。 フランを演じたシャーリー・マクレーンは、本作と『あなただけ今晩は』(63)で、ワイルダー&レモンとトリオを組んでいるが、本作に関しては、当初不安を抱えていた。セットにワイルダーの妻が訪問した時、「ビリーはこれがいい映画になるってほんとうに思っているの?」などと尋ねたという。 結果的に彼女のキャリアの中でも、代表作と言える2本をプレゼントしてくれたワイルダーのことを、「…わたしの人生でとても重要な人物…」と言うが、同時にジャック・レモンに対して、強い羨望の念を抱かざるを得なかった。ワイルダーが「…ジャックに注目するのとおなじようには、わたしに注目してくれなかった」からである。「…仕事の面ではビリーは、ジャック・レモンに首っ丈。惚れこんでいたわ。わたしがセリフや演技についてアイディアを出しても、あまり聞きたがらなかったの。彼の注意を引くことができなかったー…」「ジャックといっしょのシーンでは、いつもいい演技をしなければならないとわかっていた。ビリーは、ジャックの出来がいちばんいいテイクを選ぶんですもの…」 シェルドレイク役には、当初ポール・ダグラスが決まっていた。しかし撮影開始2日前に、心臓発作で急逝。そこで白羽の矢を立てたのが、フレッド・マクマレーだった。 しかしマクマレーは、二の足を踏んだ。ディズニーと契約中で、ファミリー・ピクチャーに出演することになっていたからだ。それなのに、浮気者の中年男の役なんて…。 マクマレーはワイルダー作品では、『深夜の告白』(44)の出演をオファーされた際にも、躊躇したことがある。その頃の彼は、コメディに数多く出演。サスペンス映画で“殺人者”の役などは、荷が重いと感じたのである。 結局『深夜の…』の時と同様、マクマレーは『アパート…』にも出演することを決めた。こうして彼のキャリアの中では、ワイルダー監督作は、異色の2本となった。 巧みなストーリーテリングやキャラクターの造形に、舌を巻く本作。同時に、美術や小道具の使い方にも、注目していただきたい。 まずはバドが勤める、見るも巨大で奥行きのあるオフィス。美術監督アレクサンドル・トロ―ネルが、遠近法を駆使して作り上げたものである。 こちらのオフィスのセットは、実は奥へ行くにつれて、机や椅子が小さくなっていく。そして配置されたエキストラも、どんどん小柄になっていく。更にその奥では、小さな子どもに、大人の服装をさせた。更に更に奥には、最小限のサイズの机と、紙に描いて切り抜いた人形を用意した。 本作の小道具として、あまりにも有名なのは、コンパクト。開けると、ひび割れた鏡が出てくる。このコンパクトによって、主人公はそれまで気付かなかった事実を知る。セリフによる説明を省略する役割を果たすわけだが、具体的にどのように機能しているかは、本編を見てのお楽しみとしたい。 コメディ・リリーフ的な役割を果たすのは、バドのキッチンに置かれたテニスラケット。バドがスパゲッティをゆでる際、ざるの代わりに湯を切るのに使う。このテニスラケットが、独身男であるバドのキャラを表すと同時に、演じるレモンの軽妙な振舞いを引き出す。 テニスラケットのアイディアは自分が出したと、ワイルダーは主張している。しかし相方のダイアモンド曰く、「…ビリーはグルメだから、あのジョークが好きじゃないんだ。彼がいやな顔をしたのを憶えているよ…」 さてダイアモンドの回想から、もう一点印象深い話を引用する。本作を撮り終えて、4カ月ほど経った頃の話である。バーで飲んでいた時に、ワイルダーが突然叫んだ。「あの映画をどうすべきだったかわかったぞ!レモンをなんらかの障害者にすべきだったんだ。そうすれば、もっと同情できる登場人物になっていただろう」 しかし後年になると、ワイルダーは本作のことを、「もう一度やり直したいと思わない数少ない映画の一本…」と言うようになる。 本作は初公開時に、興行的にも批評的にも、大成功を収めた。ジャック・レモンの演技を、「チャップリンの再来!」と絶賛した新聞評も出た。 アカデミー賞では10部門にノミネートされて、5部門で受賞。プロデューサーも兼ねていたワイルダーは、作品賞、監督賞、脚本賞と、1本の作品で3本ものオスカーを得た、史上初の映画人となった。 その時プレゼンターだった劇作家のモス・ハートは、ワイルダーにオスカーを授与する際、こんな耳打ちをしたという。「ここらがやめどきだよ」。 確かに『アパート…』のような傑作を放ってしまうと、同じレベルを維持していくのは、困難である。この後60~70年代に掛けても、水準以上の作品を送り出し続けたワイルダーだったが、振り返ってみれば、確かに本作がピークであった。 それ故に、「もう一度やり直したいと思わない数少ない映画の一本…」と、後に語るようになったのかも知れない。 さて最後に、この作品の有名なラストシーンに関わることに触れたい。本作未見の方は、この後の文は、読むのを後回しにしてもらった方が良いかも知れない。 シェルドレイクの元を去り、バドのアパートへと向かうフラン。部屋のそばまで来ると、銃声のような音が鳴り響く。バドが以前にピストル自殺を図ったことがあると聞いていたフランは、大慌てで部屋のドアをノック。バドがシャンパンの蓋を開けただけとわかって、ホッとする。 フランは部屋に入ると、以前にケリがつかなかったトランプのゲームをやろうと誘う。愛の告白をしようとするバドを遮って、「黙って札を配ってよ」で、“THE END”である。 さてこのラストシーンについて、「めでたしめでたし」なのかと、よく問われたワイルダーは、そうではないと考えていた。2人は似合いのカップルではない上、バドは失業中で、フランもこの後に職を失うのは、必至。金がなくなれば、人間関係がギスギスするし、どちらもそんなに器用なタイプではない。 ラストで2人が居るアパートにはやがて、「…“貸し室”の札がかけられるようになるんじゃないかな」というのが、“皮肉屋”のワイルダーの見解だった。 ところがそんなワイルダーが、最晩年になると、考えが変わる。「…いまではあのふたりがうまくいったと思っているよ。結婚生活は長つづきして、ふたりはもっといいアパートに入っただろう」 ワイルダーは1949年に、女優のオードリー・ヤングと結婚をする。彼にとっては2回目の結婚だったが、2002年に95歳でこの世を去るまで、彼女と連れ添った。 ワイルダーはバドとフランのその後について考えが変わった理由として、「…もしかしたらオードリーとの結婚生活のせいで、ロマンティックになったのかもしれない…」と、説明していた。■ 『アパートの鍵貸します』© 1960 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
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NEWS/ニュース2019.03.06
4月も放送決定!プレゼントキャンペーン3月28日(木)まで『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』
大好評いただきました『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』4月も放送いたします! 放送日:4月08日(月)13:00 、4月17日(水)23:00 、4月29日(月)19:00 番組情報:https://www.thecinema.jp/program/04367 今月末!3月28日まで!『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』プレゼントキャンペーン!『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』の放送にあわせ、主演のベン・スティラー役に堀内賢雄さん直筆サイン入りの台本を3名様にプレゼント! ザ・シネマのWEBサイトプレゼントページより応募ください。※ザ・シネマの会員「ザ・シネマメンバーズ」へ会員登録(無料)に登録が必要です。応募期間:2019年2月5日(火)~2019年3月28日(木) プレゼント応募はコチラ インタビュー記事を掲載! ベン・スティラー吹き替えを担当の堀内賢雄さん、演出家・清水洋史さん、翻訳家・埜畑みづきさん、飯森Pの 熱い想いを 各媒体にインタビュー記事が公開されています! 放送とあわせてぜひ、お楽しみください! ◆ふきカエル 堀内賢雄さん /演出家・清水洋史さん/ 翻訳家・埜畑みづきさんインタビュー記事! 「本編」 「番外編」 ◆マガジンサミット飯森プロデューサーへ 動画インタビュー! インタビュー記事はコチら! ◆映画ナタリー 演出家・清水洋史さん/ 翻訳家・埜畑みづきさんインタビュー記事! インタビュー記事はコチラ! 番組を視聴するにはこちら 『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』【本編】© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation and TSG Entertainment Finance LLC. All rights reserved. 【キーアート/場面写真/トレーラー】 © 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
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NEWS/ニュース2019.02.05
★主演ベン・スティラー吹き替えを担当の堀内賢雄さんコメント到着★【TV初】『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』。ザ・シネマでベン・スティラー特集放送&プレゼントキャンペーン決定!!
ザ・シネマでは、TV初の『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』(2019年2月24日(日)21時~放送)を制作・放送します。本作は、ジェームズ・サーバー氏の短編小説の映画化『虹を掴む男』をベン・スティラー監督・主演でリメイクした人気作。リストラ対象とされた中年男性が、自分の人生を強く掴みなおすまでを描いた感動の人間ドラマです。主演のベン・スティラーの吹き替えを担当した堀内賢雄さんからコメントが到着しました! < 演じた感想&映画への感想 >僕が今まで演じた、ベン・スティラーの中では一番抑えた演技かな。日常シーンでの抑えた演技と、妄想や幻想シーンでのオーバーな演技ができるということで、そのメリハリがすごく重要になってくるんですよね。このギャップを楽しみながら演じたので、そこに注目してご覧いただけたらと思います。主人公は、まじめで誠実で好きな人に気持ちも伝えられない、それが、あることがきっかけで心が動いていく。この人間の機微がよく描かれていて、この映画をみる人は勇気と希望が貰えると思います。<ファンの方へメッセージ>僕が一番、演じたかった作品に出演させていただいて、すごく光栄だし誇りに思っています。『LIFE!/ライフ』や「ベン・スティラー」のファンの皆さまに本当にいいものがお送りできるように一所懸命に演じますのでご期待ください!決して裏切ることはありません!--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ザ・シネマでは、新録吹き替え版の放送を記念して、プレゼントキャンペーンを実施します!堀内さん直筆サイン入り台本を3名様にプレゼント!そして、2月にベン・スティラー出演作を特集「『LIFE!/ライフ』放送記念:ベン・スティラー」を放送!『ズーランダー NO.2』や「ナイト ミュージアム」シリーズなど。この機会にぜひ、ザ・シネマをお楽しみください。 番組を視聴するにはこちら ■『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』プレゼントキャンペーン!『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』の放送にあわせ、主演のベン・スティラー役に堀内賢雄さん直筆サイン入りの台本を3名様にプレゼントします! ザ・シネマのWEBサイトプレゼントページより応募ください。※ザ・シネマの会員「ザ・シネマメンバーズ」へ会員登録(無料)に登録が必要です。応募期間:2019年2月5日(火)~2019年3月28日(木) プレゼント応募はコチラ ■【TV初】2月放送番組『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版] 放送日:2月24日(日)21:00~/2月28日(木)10:45~番組情報:https://www.thecinema.jp/program/04367 空想癖のサエない男が本物の冒険に飛び出す!ベン・スティラーが監督・主演を兼任して描く人生賛歌 番組を視聴するにはこちら <解説>ダニー・ケイ主演作『虹を掴む男』をベン・スティラー監督&主演でリメイク。空想癖を持つ主人公の冒険世界をVFXアクション満載に描く一方、本物の冒険シーンは壮大な自然をバックに生命力豊かに映し出す。<ストーリー>雑誌『LIFE』のフィルム管理部に勤めるウォルターは、空想の世界で冒険を繰り広げることで退屈な人生から現実逃避していた。しかし自分を変える勇気はなく、想いを寄せる同僚シェリルにも話しかけられない始末。そんなある日、経営陣の交代に伴って『LIFE』の廃刊が決まり、ウォルターは写真家ショーンから最終号の表紙を飾るネガを受け取る。ところが大事なネガが行方不明となり、ウォルターはショーンを捜すため冒険の旅に出る。2013/アメリカ/監督・製作:ベン・スティラー出演:ベン・スティラー (堀内賢雄) 、クリステン・ウィグ (安藤麻吹) 、ショーン・ペン (山路和弘)シャーリー・マクレーン (谷育子)、 ほか---------------------------------------------- ■ザ・シネマの特集番組:『LIFE!/ライフ』放送記念:ベン・スティラー ベン・スティラーが監督&主演を務め、キャリアの転機と自ら位置づけたというファンタジー・アドベンチャー『LIFE!/ライフ』放送に合わせて、マルチな“才人”ベン・スティラー出演作を特集放送。『ズーランダー NO.2』放送日:2月5日(火)深夜01:30~/2月13日(水)9:00~/2月23日(土)23:15~/2月28日(木)13:00~人類史上最もおバカなモデルが再び世界を救う?ベン・スティラー監督・主演の爆笑コメディ続編番組情報:https://www.thecinema.jp/program/04373 番組を視聴するにはこちら <解説>ベン・スティラーがナルシスト満点に演じるファッションモデル、ズーランダーが前作から15年ぶりに復活。その衰えを知らぬおバカぶりはもちろん、俳優からミュージシャンまで前作以上に豪華なカメオ出演も楽しい。<ストーリー>セレブばかりを狙った連続殺人事件が起き、ローマではジャスティン・ビーバーが犠牲になる。事件を追うインターポールの捜査官ヴァレンティーナは、ビーバーが死の直前に残した表情から捜査のヒントを得る。一方、すっかり過去の人となった元カリスマ・ファッションモデルのデレクとライバルのハンセルに、ファッション界の大御所から仕事が舞い込む。ローマへ飛んだ2人は、ヴァレンティーナと出会い捜査への協力を頼まれる。2016/アメリカ/監督・製作・脚本:ベン・スティラー/出演:ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、ウィル・フェレル、ペネロペ・クルスほか © 2019 Paramount Pictures.『ナイト ミュージアム』放送日:2月23日(土)14:45~/2月28日(木)15:00~博物館の展示物がみんな動き出す!胸躍るアイデアを映像化したアドベンチャー・シリーズ第1弾番組情報:https://www.thecinema.jp/program/03758 <解説>夜になると動き出す自然史博物館の展示物のキャラクター像は、実際の歴史や性格を反映しつつ遊び心も利いていて楽しい。 テディ・ルーズベルト大統領役を故ロビン・ウィリアムズが演じ、貫禄十分な存在感を魅せる。<ストーリー>失業中のバツイチ男ラリーは、心配する息子ニックへの面目を保つため、ニューヨーク自然史博物館の夜警の仕事に就く。引退するセシルら老警備員3人組に代わって一人で館内を警備することになるが、その初日、彼は信じられない光景を目にする。なんと博物館の展示物が夜になると勝手に動き出すのだった。驚いたラリーは辞職しようとするが息子のために思いとどまり、展示物について猛勉強することで対処法を学んでいく。2006/アメリカ/監督・製作:ショーン・レヴィ/出演:ベン・スティラー、カーラ・グギー、ディック・ヴァン・ダイク、ミッキー・ルーニーほか© 2006 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 『ナイト ミュージアム2』放送日:2月23日(土)16:45~/2月28日(木)17:00~今度は世界最大の博物館の展示物が動き出す!展示物の種類もスケールもアップした冒険シリーズ第2弾番組情報:https://www.thecinema.jp/program/03731 番組を視聴するにはこちら <解説>魔法の石板の力で博物館の展示物が動く大騒動が、スミソニアン博物館に舞台を移しスケールアップ。伝説の飛行士アメリア・イヤハートをエイミー・アダムスが好演し、主役ベン・スティラーと抜群の掛け合いを魅せる。<ストーリー>ラリーはニューヨーク自然史博物館の警備員を辞め、当時の経験を活かしたアイデアで発明品会社を経営し成功を収めていた。一方、自然史博物館でホログラム展示が導入され、不要になった展示物がスミソニアン博物館の保管庫へ移されることに。ところが、展示物に命を宿す魔法の石板まで間違って運び出され、スミソニアン博物館の展示物が動き出してしまう。そんな中、古代エジプト王カームンラーが世界征服の企みを進める。2009/アメリカ/監督・製作:ショーン・レヴィ/出演:ベン・スティラー、エイミー・アダムス、ハンク・アザリアほか © 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』放送日: 2月23日(土)19:00~/2月28日(木)19:00~夜中に動き出す博物館の展示物が最後の冒険に!NYから大英博物館に舞台を移して描くシリーズ最終章番組情報:https://www.thecinema.jp/program/04277 <解説> 夜の博物館で展示物が動き出す騒動が、大英博物館まで舞台を広げ新たな興奮へとエスカレート。夜警役ベン・スティラーが展示物の原始人を1人2役で演じて爆笑を誘う。歌って踊れる某スターのカメオ出演にも注目。<ストーリー>アメリカ自然史博物館の夜警ラリーと展示物たちは、新設されたプラネタリウムの祝賀パーティーを準備する。ところが、いざ本番で展示物たちに異変が発生し、パーティーは台無しに。騒動の原因を調べたところ、展示物に生命を吹き込む魔法の石板の異変が明らかに。石板の秘密を解くため、ラリーは高校生になった息子ニッキーや展示物たちと共に、石板を作った古代エジプト王アクメンラーの父がいる大英博物館へと向かう。2014/アメリカ//監督・製作:ショーン・レヴィ/出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン、レベル・ウィルソンほか© 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 番組を視聴するにはこちら
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NEWS/ニュース2019.01.24
豪華吹き替えキャスト!安藤麻吹、山路和弘、谷 育子らを追加発表!!『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版] 2月24日にTV初放送!
吹き替え版の放送に力を入れているザ・シネマでは、2011年の『ブレードランナー ファイナル・カット [日本語版]』、2017年の「エイリアン」シリ―ズ第5作『(吹)プロメテウス[ザ・シネマ新録版] 』に続き、第三弾としてTV初の『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』(2019年2月24日(日)21時~放送)を制作・放送します。 今回の新録吹き替え版は、主人公のウォルター役(ベン・スティラー)の吹き替えを務める堀内賢雄さんに加え、ウォルターが密かに恋い焦がれる同僚のシェリル役(クリステン・ウィグ)に安藤麻吹さん、フォト・ジャーナリストであり冒険家のショーン役(ショーン・ペン)に山路和弘さん、主人公の母親エドナ・ミティ役(シャーリー・マクレーン)に谷 育子さんの豪華吹き替えキャスト陣を起用しました! これまでに安藤さんはジェニファー・ガーナー、マリサ・トメイほか、山路さんはジェイソン・ステイサム、ヒュー・ジャックマンほか、谷さんはジュディ・デンチ、マギー・スミス(マクゴナガル先生)ほか、錚々(そうそう)たる映画スターの吹き替えを担当されてきました。 本作は、ジェームズ・サーバー氏の短編小説の映画化『虹を掴む男』をベン・スティラー監督・主演でリメイクした人気作。リストラ対象とされた中年男性が、自分の人生を強く掴みなおすまでを描いた感動の人間ドラマです。 ぜひ、豪華キャストによる新録吹き替え版、『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』にご期待ください! <ザ・シネマ『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』の視聴方法はコチラ> ■ 【TV初】2月放送番組『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』 番組情報はコチラ 放送日:2月24日(日)21:00~/2月28日(木)10:45~空想癖のサエない男が本物の冒険に飛び出す!ベン・スティラーが監督・主演を兼任して描く人生賛歌 『(吹)LIFE!ライフ[ザ・シネマ新録版]』© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 『(吹)LIFE!ライフ[ザ・シネマ新録版]』© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 『(吹)LIFE!ライフ[ザ・シネマ新録版]』© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. <ザ・シネマ『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』の視聴方法はコチラ>
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NEWS/ニュース2019.01.01
【TV初】『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』制作&放送!主演ベン・スティラー役に堀内賢雄さんが決定!
ザ・シネマは、新たな声優を迎えた新録吹き替え版を制作、2月に『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』として放送します。そして、主演のベン・スティラー役に堀内賢雄さんが決定しました! ザ・シネマでは、過去に民放TVの洋画番組を見て育った洋画のファンの方に向けた「この俳優にはこの声優」というこだわりの吹き替え版の放送に力を入れています。2011年の『ブレードランナー ファイナル・カット [日本語版]』、2017年の「エイリアン」シリ―ズ第5作『(吹)プロメテウス[ザ・シネマ新録版] 』に続き、三度目の新録版は、TV初の『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』(2019年2月24日(日)21時~放送)を制作・放送します。本作は、ジェームズ・サーバー氏の短編小説の映画化『虹を掴む男』をベン・スティラー監督・主演でリメイクした人気作。リストラ対象とされた中年男性が、自分の人生を強く掴みなおすまでを描いた感動の人間ドラマです。ザ・シネマでは、主演のベン・スティラー(ウォルター・ミティ役)の吹き替えに堀内賢雄さんを起用。堀内さんはこれまでに『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』や『ズーランダー』などでベン・スティラーの吹き替えを担当されてきました。堀内さんが主人公の心の機微をどのように演じるのか、期待が高まります。その他のキャスト情報は随時、発表いたします。ご期待ください! <ザ・シネマの視聴方法はコチラ> 【TV初】2月放送番組『(吹)LIFE!/ライフ[ザ・シネマ新録版]』放送日:2月24日(日)21:00~/2月28日(木)10:45~ 空想癖のサエない男が本物の冒険に飛び出す!ベン・スティラーが監督・主演を兼任して描く人生賛歌<解説>ダニー・ケイ主演作『虹を掴む男』をベン・スティラー監督&主演でリメイク。空想癖を持つ主人公の冒険世界をVFXアクション満載に描く一方、本物の冒険シーンは壮大な自然をバックに生命力豊かに映し出す。<あらすじ>雑誌『LIFE』のネガ管理部に勤めるウォルターは、空想の世界で冒険を繰り広げることで退屈な人生から現実逃避していた。しかし自分を変える勇気はなく、想いを寄せる同僚シェリルにも話しかけられない始末。そんなある日、経営陣の交代に伴って『LIFE』の廃刊が決まり、ウォルターは写真家ショーンから最終号の表紙を飾るネガを受け取る。ところが大事なネガが行方不明となり、ウォルターはショーンを捜すため冒険の旅に出る。2013/アメリカ/監督・製作:ベン・スティラー/出演:ベン・スティラー、クリステン・ウィグ、アダム・スコット、キャスリン・ハーンほか 番組情報はコチラ ★主演ベン・スティラー役:堀内賢雄さんプロフィール★ 7月30日生まれ。静岡県出身。洋画吹き替えを中心に活躍しており、ブラッド・ピットやベン・スティラーの吹き替えで知られる。主な出演作に、「フラーハウス」(ジェシー)、「シャークネード」シリーズ(フィン)、「マリアンヌ」(マックス・ヴァタン)、アニメ「ジョーカーゲーム」(結城中佐)、「鬼平」(長谷川平蔵〈鬼平〉)、ONEPIECE(錦えもん)ゲーム「グランブルーファンタジー」(ウリエル、ハクタク)、「メタルギア ライジング リベンジェンス」(雷電)など。 <ザ・シネマの視聴方法はコチラ>