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PROGRAM/放送作品
裏切りの戦場 葬られた誓い
軍による過激派殺害は正しかったのか?フランス政府が今も否定する現代史の闇を暴く社会派ドラマ
フランス政府がニューカレドニアで無抵抗な過激派を殺害した事件を『クリムゾン・リバー』のマチュー・カソヴィッツが映画化。入念なリサーチを重ねて完成まで10年も費やし、苦い真実の重みが濃厚に描かれている。
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COLUMN/コラム2017.07.03
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2017年7月】うず潮
1988年当時、フランス領であったニューカレドニアで先住民族による独立紛争事件が発生。この事件の交渉役を任された国家憲兵隊大尉の告発手記をもとに、『クリムゾン・リバー』のマチュー・カソヴィッツが監督・主演を務め、入念なリサーチを重ねて完成まで10年も費やした意欲作です。フランス本国で現職のミッテラン大統領VSシラク首相による、熾烈な大統領選のさなかに起きた紛争事件の真相を描いています。両陣営から繰り出される票集めを見据えた命令に、揺らぐ現場の臨場感をリアルに描き出しているので、まるで当事者として参加しているように、グイグイと映画の中に引き込まれていきます。「自分だったらどう判断するのか?」と問いかけずにはいられない作品です。是非ご覧頂きたい1本!■ © Nord-Ouest Films – UGC Images – Studio 37 – France 2 Cinéma